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石川県には人間国宝が多い?

627_石川 県 国宝

伝統工芸の盛んな石川県では、全国第1位の数を誇る9名の方が人間国宝(工芸部門)に指定されています。その中の数名をご紹介していきます。

川北 良造(かわぎた りょうぞう)

平成6年6月27日認定

豊富な樹相に恵まれた我が国の木工芸は、弥生時代の鉄製工具の普及、古墳時代以後の大陸からの技術者の渡来等によって急速に発展し、正倉院の木工品は現代の木工芸にも大きな影響を与えています。その後、我が国特有の素材を生かした和風化が進み、明治時代以後は、木工芸の各分野に名匠が現れ、我が国の工芸の重要な一部門と認められるようになりました。

同人は、父・川北浩一に帥事して、木材を轆轤(ろくろ)で回転させながら刃物で椀・鉢・盆等の丸い器物を削り出す木工挽物技法を習得、更に、後の重要無形文化財「木工芸」保持者氷見與三治(雅号  氷見晃堂)に師事して研究を重ね、伝統的な挽物技法を高度に体得しました。同人は、欅を中心に桑・楓・黒柿・栃等各種の素材の特色を生かし、伝統的な筋挽きや各種の象嵌技法に独自の工夫を加え、その堅実な技法を駆使して現代感覚に溢れる清新な優品を発表しています。

吉田 美統(よした みのり)

平成13年7月12日認定

同人は、石川県小松市に九谷焼の赤絵金襴手を得意とする窯元(錦山窯)に生まれました。高等学校在学中より同窯の職人から陶芸技法を学び始め、昭和26年には家業を継いで、伝統的な上絵付けや金襴手の技法を深め、工芸デザインの習得に努めました。昭和47年加藤土師萌の釉裏金彩の作品に触発されたのを契機にこの技法による作品制作に取り掛かり、その後も試行錯誤を繰り返しながら技の錬磨に努め、技法・表現上の研究を真摯に重ねて、釉裏金彩の技法を高度に体得。

同人の釉裏金彩の技法は、まず磁器の素地に九谷色絵の上絵具を掛け本焼して地色をつくり、そのうえに文様に切った金箔を置いて焼き付け、さらに全面に透明釉を掛けて焼き上げるものです。下地となる色釉の表し方、金箔の扱い方等に創意工夫が加えられたその技法は近年いよいよ洗練度・完成度を高め、その第一人者とされました。

金箔の部分と地色の組み合わせから生まれる落ち着いた品格のある美しさ、草花文等の表現に見る典雅な世界は、我が国の陶芸の金彩の世界に新生面を開き、優美な芸域にまで高めたものとして高く評価されるものです。

山岸 一男(やまぎし かずお)

平成30年9月25日認定

沈金は漆芸の加飾(装飾)技法であり、漆の塗面に文様を彫り、漆を摺り込んで金箔や金粉等を窪みに埋めるものである。中国では鎗金(戧金、創金)と呼ばれ宋代から行われていた技法で、室町時代には我が国でも始められたと考えられ、近世以降、特に石川県輪島では高度な発達をみました。

山岸一男は、昭和29年、石川県輪島市に生まれた。同48年から、沈金師・福光文次郎に師事して伝統的な沈金技法を学ぶとともに、石川県立輪島漆芸技術研修所沈金科で、前得二(雅号 前大峰、重要無形文化財「沈金」(各個認定)保持者)や松田権六(重要無形文化財「蒔絵」(各個認定)保持者)等から沈金をはじめとする漆芸技法について指導を受け、その後、技法表現に独自の創意工夫を加えて研究を重ね、その技を高度に体得しました。

こうした沈金技法の体得に加え、沈金の一種で彫溝を黒く仕上げる沈黒や、輪島で沈金の応用として発展した「沈金象嵌」と呼ばれる技法を積極的に用いる作風を確立し、沈金の表現の可能性を広げました。同人の技法には独自の工夫が重ねられており、彫溝に漆を摺り込む沈黒は繊細な質感表現を、彫溝に色漆等を埋めて研ぐ「沈金象嵌」は複雑な色彩表現を可能としました。これらの技法を効果的に織り交ぜ、北陸の自然や風景を大胆に抽象化して表す作品は、現代感覚溢れるものとして高く評価されています。

まとめ

そんな国宝たちが生み出した作品も「買取大吉」では買い取らせていただきます。査定は無料で出来ますのでお気軽にご来店ください。

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