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「マレットタナカ」は日本人がデザインしたエルメス!?

58_エルメス タナカ

1837年パリ。エルメスの始まりはティエリ・エルメス氏が開いた馬具工房でした。今では世界中で人気の「憧れのブランド」ですが、日本で人気が出たのは実は1970年代だったそうです。そんなエルメスのアイテムの中で、今回はバッグについて、少しだけお話しさせていただきます。

エルメスとはどんなブランド?

エルメスは、1837年フランスで設立された伝統あるハイブランドです。エルメスの歴史は、当時評判の職人だったティエリ・エルメス氏が、パリのマドレーヌ寺院界隈で馬具工房を開いたことから始まります。洗練されたデザインと頑丈さ、その並外れた技術の高さに魅了された、ロシア皇帝やナポレオン3世などを顧客として発展しました。

1867年および1878年のパリ万博では、出品された鞍がそれぞれ銀賞・金賞を受賞するほど、高く評価されていました。

1892年には、サドル・バッグ(馬の鞍を収めるカバン)として「オータクロア」を制作し、販売を開始。あくまで馬具を収納するための道具であったこのバッグを原型として、約100年後にあの「バーキン」が生まれることとなります。

エルメスのロゴに込められた想い

従者と四輪馬車がデザインされたエルメスのロゴマークには、主人が描かれていません。なぜ従者と馬車のみが描かれているのでしょう。エルメスには主役はあくまでもユーザーであるという理念があります。つまり「従者は職人、馬車は商品、主人はユーザー」であると表現されているのです。

主人を描かないエルメスのロゴマークから「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という強いこだわりを読み取ることができます。

白や象牙色ではなく煌めくオレンジ色

エルメスといえば品格高いブランドカラー「エルメス・オレンジ」ですが、このオレンジ色を望んだのは、他でもないお客さまでした。

自動車の普及から、時代の流れを感じ取ったエルメスは、馬具製作の技術をベースにバッグを作り、売り出しました。順調に活躍の場を広げたエルメスでしたが、第二次世界大戦による影響はやはり避けられませんでした。梱包資材の不足もエルメスを悩ませ、物不足で残りものの強烈なオレンジ色を使うしかなかったそうです。

戦後、従来の白や象牙色での包装を再開しましたが、お客さまたちから「オレンジ色がいい」と望まれたそうです。残りものの派手なオレンジ色は、心を華やがせる誇り高いオレンジ色へと変化していました。そうした背景から、1960年代「エルメス・オレンジ」がブランドカラーに決まりました。

エルメスのバッグは全てハンドメイド

エルメスのバッグで特徴的なのは、最初から最後まですべての工程を、職人が一人で行う「ハンドメイド製法」です。分業制ではないため職人の個性がバッグに反映されて、同じモデルでもそれぞれ少しずつ違うことが特徴になります。糸の締め方などは一人の職人が終始行うことで均一になり、細部まで作り込まれた完成品になるのです。

エルメスで使われる素材には世界的な一流パーツが使われており、素材を出し惜しみせずに良質な部分のみを使ってバッグにすることで知られています。端材は廃棄されますが、職人が持ち帰り手仕事の練習のために小物などを作ることもあるのです。こうした職人の腕を磨くためのシステムを継続し、ブランドの品質を維持していることもエルメスの特徴になります。

このように職人による繊細な手作業を貫くエルメスの製品は、点ものにいこだわりの「作品」となるのです。

バッグのネーミング

マレットタナカ

エルメスには『マレットタナカ(Mallette・TANAKA)』という名前の、素敵な旅行カバンが存在します。日本人が聞けば「あれ、もしかして?」と確信に近い疑問を持つのではないでしょうか。その名の通りこの旅行バッグは、日本人の田中肇さんがデザインしたものなんです。

1990年、設計士の田中肇さんが、フランスのエルメス本社にバッグのデザインを持ち込み、オーダーしました。田中さんのこだわりと機能性の追求に、エルメスの技術とセンスが応えたこのバッグ。完成度が極めて高かったために5代目会長に就任したジャン・ルイ・デュマ氏が生産ラインに加えたいとオファーし、エルメスで作られる大型ラゲッジの定番モデルに加えられました。

「バーキン」

1984年には、言わずと知れたエルメスのバッグ「バーキン」が登場します。こちらの名前の由来は、世界的に有名な女優ジェーン・バーキンです。

その誕生はデュマ氏と彼女が、たまたま飛行機で隣り合わせたことがきっかけでした。隣の席の彼女のバスケットを見かねたデュマ氏が、「そのバスケットの中身をすべて入れられるバッグを作りましょう」と提案したことから、世界中の女性に愛され続けるエルメスの「バーキン」が生まれたのです。

エレガントなのにカジュアルにも持てる「夢のようなバッグ」。それがエルメスのバーキンです。ブランドバックの中でも高い人気を誇り、入手困難なため希少価値が高く、その存在は群を抜いています。

「ケリー」

1935年に登場した「ケリー」は、エルメスの初代バッグ「オータクロア」を原型として作られたバッグです。もともと小型のハンドバッグ「サック・ア・クロア」として発表されたこのバッグは、現代のシンデレラと呼ばれたモナコのグレース・ケリー王妃に愛用されていました。ある日、無作法なパパラッチたちにカメラを向けられた際、ケリー王妃は妊娠中のお腹を持っていたバッグで咄嗟に隠しました。このエピソードをきっかけに注目を集めたそのバッグは、上品で美しい女性を象徴する「ケリー」へと名前を変えたのです。

バーキンと同様に人気も資産価値も高く、中古品でも流通量が少ない入手困難なブランドバッグです。

「コンスタンス」

1969年にエルメスから登場したコンスタンスは、その当時から斬新でエレガントなデザインが、高い人気を集めていました。馬具工房として誕生したエルメスならではの一流の革の扱いと、エルメスのイニシャルでもある「H」をモチーフにした金具との調和は、実用性にも優れています。またコンスタンスを手掛けたデザイナーの娘が同年に誕生したため、どちらにもコンスタンスという名前が名付けられました。

コンスタンスはシンプルでありながら、一目でエルメスだと分かるデザインと、優れた使い勝手を発揮するアイテムです。そのため多くの愛用者を生み出しています。

まとめ

エルメスは「職人によるものづくりとそれに関わるすべての人を大切にする」という価値観を守り続けています。またエルメスにはコラボ商品が多くあります。例えば人気のスマートウォッチ「Apple Watch Hermès」もその一つ。それらを探してみるのも面白いかもしれませんね。

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