シンプルなのに機能的！
●カバナのサイズ
ワンサイズ：約縦36cm×横24cm×底13cm 持ち手：約55cm
お出かけに必要な長財布や化粧ポーチはもちろんのこと、大きめのシステムノートやA4ファイルといったビジネスに欠かせないアイテムもスムーズに収納できるため、毎日の通勤に使えるバッグとしても支持されています。最も小さいサイズのカナパSSは、お財布、手帳、キーケースをはじめとした必需品などを収納できるサイズです。お出かけやショッピング、通勤にぴったりで、長財布が収納できる幅も人気のポイントです。
実用的なカバナにぴったりなカラー
質素なデザインと高い実用性が特徴的なカバナに、ぴったりなカラーをご紹介いたします。
●革製の定番カラー ブラック
エルメスのバッグの中でもブラックは、定番カラーとしてゴールドとならび人気が高いです。カバナでは定番の牛革素材に加え、ブッフル（水牛）やシェーブル（山羊）などの素材でも展開しています。ブラックと一言でいっても素材の違いによって光沢が出たり、マットな質感であったり、シボ（型押しや原皮に由来する皴）の違いなど表情豊かなバリエーションがあるため、私たちに選ぶ楽しみを与えてくれます。なお、ブッフルはしっかりした質感で頑丈、シェーブルは弾力がある質感で傷などに強いというメリットがあります。ブラックはエルメスの誇る超高品質なレザーの、素材本来の魅力を堪能できる色といえるでしょう。
●カバナのデザインを引き立てるルージュ（赤系）
カバナはレクタングルのフォルムと細いストラップの組み合わせが、機能性に加えエレガントな印象を与えるデザインです。女性のビジネスバッグとしても高い支持を得ており、そんな上品なデザインを一層引き立てる赤系のカラーが人気のモデルでもあります。エルメスには数百色を超えるカラーバリエーションがあり、さらに毎シーズン新色が登場します。そのため赤にも様々なニュアンスの赤がありますが、カバナには落ち着きのあるトーンの赤が好まれる傾向にあるようです。例えば小豆色に近いニュアンスがありフォーマルな印象を与える「ル―ジュアッシュ」や、鮮明な発色でコーディネートに興趣を添えてくれるであろう「ルージュヴィフ」などが人気です。
カバナで採用される代表的な素材をご紹介
あらゆるスタイリングにもマッチする実用的なカバナにはどのような素材が使われているのでしょうか。ここでは、カバナで多く使用される4つの素材をピックアップしてご紹介いたします。
【トゴ】
丈夫で扱いやすい人気素材。バッグ類に使用される雄仔牛の革です。バーキンやケリーなど、定番のバッグや財布などの小物類に幅広く使用されています。
～特徴～
表面の細かいシワ模様と、張りがある革質が特徴です。触ると指に凹凸を感じるほど一つ一つの型押しの溝が深く、他の牛革素材と硬さを比較すると中間くらいです。革はひとつひとつの表情が異なりますが、その中でもトゴは年式によって革質が変化していく傾向があります。ここが通なポイントです。
【ヴォー・エプソン】
Hermèsの素材は熟練した職人の手で改良が加えられ続けています。ヴォー・エプソンは型押しのレザーの中でも長年人気であったクシュベルの後に続く形で2003年に素材として追加されました。細かい班（革目）の型押しが施された高級感溢れる質感と見た目でありながら、軽量で汚れや傷擦れに強く耐水性も高いため扱いやすく、長く使うことに適した素材でHermèsの看板商品に使われています。
～特徴～
ハリやツヤ感も適度にありゴージャスな装いによく合う素材となっています。クシュベルよりも型押しが浅く、光沢感が抑えられているためパーティーなどの華やかな場面はもちろん、フォーマルな場面での落ち着いた装いにも浮くことなく、上品さを加えてくれるアイテムでです。カラーの展開も豊富で、定番のブラックをはじめとしたダーク系の落ち着いたものから可愛らしいパステルカラーまで用意されています。ガーリーなファッションにも合わせて可愛さの中に大人っぽさや上質感を加えるオールマイティーな一品です。
根強い人気のケリーバックから、カジュアルにも使うことができるエヴリンにも使われている素材です。かっちりとした形にはさらなる上質感を与え、カジュアルな形にはHermèsらしい高級感を加えます。また、財布などの小物にも使われているため、数あるHermèsの素材の中でも特に目にすることや手に取る機会の多いものです。
【トリヨンクレマンス】
柔らかめな質感が特徴的なトリヨンクレマンス。
～特徴～
くったりとした質感が特徴的で、柔らかく扱いやすい素材です。こちらもバーキンやケリー、お財布などで幅広く展開されています。トゴよりも大きめの型押しです。
【ヴォー・エプソン】
Hermèsの素材は熟練した職人の手で改良が加えられ続けています。ヴォー・エプソンは型押しのレザーの中でも長年人気であったクシュベルの後に続く形で2003年に素材として追加されました。細かい班（革目）の型押しが施された高級感溢れる質感と見た目でありながら、軽量で汚れや傷擦れに強く耐水性も高いため扱いやすく、長く使うことに適した素材でHermèsの看板商品に使われています。ハリやツヤ感も適度にありゴージャスな装いによく合う素材となっています。
～特徴～
クシュベルよりも型押しが浅く、光沢感が抑えられているためパーティーなどの華やかな場面はもちろん、フォーマルな場面での落ち着いた装いにも浮くことなく、上品さを加えてくれるアイテムでです。カラーの展開も豊富で、定番のブラックをはじめとしたダーク系の落ち着いたものから可愛らしいパステルカラーまで用意されています。
ガーリーなファッションにも合わせて可愛さの中に大人っぽさや上質感を加えるオールマイティーな一品です。根強い人気のケリーバックから、カジュアルにも使うことができるエヴリンにも使われている素材です。かっちりとした形にはさらなる上質感を与え、カジュアルな形にはHermèsらしい高級感を加えます。また、財布などの小物にも使われているため、数あるHermèsの素材の中でも特に目にすることや手に取る機会の多いものです。
最後に
目立ちすぎずさりげなく高級感を放つカバナは、大人の女性にピッタリな肩掛けバック。出勤時やお買い物などいつでもさりげなく、普段の私服にHermèsらしさをプラスしたいですね。エルメスというブランドには長い歴史と特異性があるため、エルメスに匹敵するブランドを作るのには何十年、何百年の積み重ねが必要です。職人技を生かして長く続くブランドを作りたい世の多くの人々が大切にすべきエッセンスは、エルメスから学べると思います。例えば、自社の強みや独自性を理解し、誇りを持って継承していくこと。一方で、時代のニーズも敏感に感じ取り、自社の強みを生かしながらそれらに応えていくこと。これを実現するために温故知新を続け、自社の持ち味と知恵をしっかり伝承していくこと。このような地道な活動を長く、めげずに継続し続けてきたからこそ、エルメスは世界中で愛されるブランドへと成長してきたのだと思います。これまでエルメスが積み上げてきたブランド価値は、一晩では崩せません。着実に積み重ねてきたこの資産の力で、エルメスはきっと永く未来にも続いていくでしょう。
