世界を牽引するリーダーに愛されたサック ア デペッシュ

サック ア デペッシュは、1928年に書類を携帯することを目的に作られました。サック ア デペッシュのサックはフランス語で鞄、デペッシュは公文書を意味する言葉です。大切な書類や情報を守って運ぶバッグ、という意味で名付けられました。世界中の人々から注目を集めるバッグであり、これまで世界の名だたる政治家や外交官、芸術家たちに愛用されてきました。

サック ア デペッシュを使用していた人物には、アメリカの第大統領ケネディ氏やイギリスのウィンザー公、フランスで作家や政治家として活躍したアンドレ・マルロー氏などです。価格は、少なくとも100万円は超え、かなり高価な書類ケースと言えるでしょう。しかし、これだけ長い間世界中の一流の人物に愛用されてきたことを考えれば、価格と同等かそれ以上の品質であることがわかります。

サック ア デペッシュ逸話

1786年12月10日に航海の途中だったメッタ・カナリア号が行方不明になる事件が起こりました。当時、レザーと麻を積んでいた船は12月10日に姿を消してから、200年以上もの間行方が分からなくなってしまいました。船が発見されたのは1970年代で、イギリスの海洋考古学会が、フレンスブルクのメッタ・カナリア号とかかれた船鐘を発見しました。

海底に沈んだメッタ・カナリア号の船の中からは、完璧な状態で保存されていた大量の革が発見されました。見つかった革は耐久性やしなやかさと香りが特徴的なロシアンレザーでした。

そして、エルメスがその中から少量の革を手に入れ、サックアデペッシュを製作したのです。

スペシャルオーダーが可能なサック ア デペッシュ

サック ア デペッシュはスペシャルオーダー品としても人気が高いアイテムです。ポケットは通常の1～3個から最大12個まで増やすことができるそうです。大きさもクライアントが自由にオーダーでき、画家がキャンバスを入れたいと言えば大きさを倍にすることも可能、とエルメス社は語っています。エルメスで自分だけのサック ア デペッシュをオーダーするというのは、男性にとって最高のステイタスですね。

オブジェ

吉報を運ぶドキュメントケースとして現在も変わらず多くの男性に愛用されています。ジュエリーと称されるクラスプ等のメタルパーツ、象徴的なハンドル、マチの各ディテールが、ミニマルな美と機能性を感じさせます。洗練されたフォルムが秀逸なサイズ38や軽量タイプの他、メッセンジャーバッグにインスピレーションを得たサイズ29もあります。サイズ29はバンドリエールを取り外すことができ、肩掛けや斜め掛けできる仕様のため身体の動きを邪魔しません。

まとめ

世界屈指の一流ブランドであるエルメスの長い歴史の中でも、サック ア デペッシは重要な意味を持つ作品です。1928年に誕生してから現在まで世の男性の憧れの的であり、世界中のファンに愛され続けています。使用されている素材は傷がつきにくく丈夫なもので、ビジネスにもふさわしいバッグだと言えるでしょう。

キャメルカラーのゴールドを選ぶことでカラーの魅力を味わうことができ、エルメスを象徴するエルメスカラーを身に着けることが可能なのです。新品で購入すれば100万円以上、中古でも40万円以上はする最高級のバッグはまさに一生ものといえますね。働く男性にたいへんオススメです。