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CHANELの定番腕時計、プルミエールの本物、偽物の見分け方とは

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CHANELの往年の名作と呼べる腕時計、プルミエールは中古であっても高値で取引され、未だ人気の衰えない定番アイテムです。需要があり、価値が高いプルミエールは、非常に残念なことですが、人気アイテムの宿命とも言えますが、偽物やコピー品も世の中に数多く出回っています。そういった違法な粗悪品を手にしないためにも、ここではプルミエールの真贋方法について説明していきます。

CHANELの定番人気時計、プルミエールの歴史とは

真贋の見分け方をご説明する前に、プルミエールという時計の歴史をまずお話させていただきます。いっけん関係ないことに思われるかもしれませんが、真贋の見極めには、その製品の歴史をはじめ、そのもの自体の知識をできるだけたくさん知っておくことが重要です。

そのものの本当の価値や情報を知らない状態で、真贋を見極めることはできないのです。

プルミエールはCHANEL初の腕時計

腕時計を作っているハイブランドはたくさんあります。ティファニーや、エルメス、Cartier、Louis Vuitton、GUCCI、ブルガリなどの世界的に有名なブランドも自社の腕時計を製作し販売しています。そんな錚々たるブランドの中でも、一目置かれる存在であるCHANELですが、意外にも、他のブランドに比べ、時計業界への参入の歴史は浅く、1987年のことでした。

もちろんCHANELはその時点ですでに、長い歴史を持つ、頂点ブランドの一つでしたから、まさにこのプルミエールは満を持して発売されたと言えます。プルミエールとはフランス語で「第一の」、「最初の」という意味があり、当時CHANELがこの腕時計の誕生にかけた想いがよくわかります。

ジュエリーのような腕時計

この時計の面白いところは、ジュエリーのような感覚で身に着けられる個性的かつラグジュアリーな腕時計でありながら、CHANELらしさを存分に味わうことができる点です。プルミエールのケースはCHANELの大定番香水、『Chanel №5』のボトルストッパーと同じ形で、ジュエリーや宝石のような形をしています。

そして、ブレスレットは、永遠の憧れバッグであるマトラッセのチェーンと同様のデザインです。腕時計というものは、その役割的にある程度、デザインの制約が生まれてしまうものですが、CHANELのプルミエールはこれでもかという程、CHANELの要素が満載であり、あっという間にCHANELフリークに留まらず、世界中の女性の憧れの定番腕時計となりました。

ブランドの顔である、『ロゴ』はもっとも丁寧に作られている部分

プルミエールの文字盤は非常にシンプルで、CHANELのロゴと、SWISSという文字のみの構成となっています。偽物にも様々なクオリティがありますので、一概には言えませんが、一部の粗悪品はロゴが斜めになっていたり、文字が薄かったり、字間が狭かったりします。

ロゴはどんなブランドにおいても、一番大切に作られるべき部分ですので、本物のロゴの字体が傾いていたり、文字が薄いなどということは絶対にありません。また、本物の字体は字と字の間に余裕があり、字間が広めになっています。この点に注目すると分かりやすいと思います。

CHANELのロゴにはいくつかの特徴がある

「C」の切り口は必ず斜めになっている
「H」の横の線は真ん中より少し上に付いている
「A」の先端は尖っていない
「E」の真ん中のせんは上と下の線より少し短い

細かいようですが、このように英語のスペルひとつひとつにもこだわりと特徴があります。偽物やコピー品を見極めるには、細かい部分を見比べてこそ判断できる物なのです。なかには「CAHNEL」と表記され、HとAが逆になっている粗悪品まで存在していました。

しかし「CHANEL」と「CAHNEL」、あまりにもあからさま過ぎて、灯台下暗しというように、逆に見落としたりすることもあり得るので気を付けてください。

プルミエールに限らず、ブランド品で、最初に注目すべき点はロゴマークといえるでしょう。ただし、コピー品や偽物にとっても、ロゴはしっかりと作るべき場所であるため、この点だけで真贋を判断するのは危険です。

刻印の仕上げや、サイズ表記、質感に注目してみましょう

真贋がはっきりしやすい部分としては、金属加工されている部分、刻印などが彫られている部分です。本物はやはり仕上げが綺麗で、字体のバランスも整っています。偽物は、刻印部分の溝がざらざらしたり、字体がぼやけている、バランスが崩れているなど様々です。

偽物は当然本物に比べ低コストで作られておりますので、スーパーコピーと呼ばれるようなものであっても、本物と比べるとどこかに手を抜いている部分があるはずです。金属加工部分を綺麗に仕上げるには、ある程度技術とコストをかける必要があるため、偽物においては粗さが目立ちやすい部分といえます。

サイズは全部で5種類

また、わかりやすいポイントとして、ベルト連結部分のサイズ表記があります。サイズは全部で5種類あり、「XS」「S」「M」「L」「XL」があります。一部の粗悪品では、この表記がなく、真贋におけるポイントの一つとなっています。

ただし、この点においても、数万円のクオリティで作り上げられた、より本物に近いコピー品も存在するので、詳細まで細かく確認し、総合的に判断する必要があるでしょう。

偽物をつかまないためにはどうしたらいいの?

上記のように、プルミエールは大変人気のある腕時計ゆえに、偽物、コピー品も多く流通しております。ではそんな粗悪品をつかまないためにはどうすれば良いのでしょうか。

一番安心できるのは新品を正規店で購入する

やはり、一番安心できるのは新品を正規店で購入することであり、本物である確証を得たいのであれば唯一の方法とも言えます。しかし、当然、正規店で買うとなると新品であるため、高額になります。そこで中古で出費を抑えて買いたいという方も多いと思います。

信頼のおける大手の中古ブランド販売店で買う

真贋をしっかりと見れる信頼のおける大手の中古ブランド販売店で買うことがもっともおすすめです。フリマサイトやアプリで個人間で取引をするのは、より安く状態の良いものを買えたりするメリットもありますが、偽物をつかんでしまう危険性という意味では、最もリスクが高くなってしまうので避けた方が無難と言えます。

フリマサイトなどで、とにかく安く買いたい

それでもやはりフリマサイトで安く買いたいという方は、上記に上げたような特徴を、商品画像でしっかり確認をして、なるべくギャランティカードなどが付属しているものを購入することをお勧めします。

ちなみにギャランティーカードにも真贋チェックポイントがあります。それはギャランティーの裏側、英語で文章が書かれているところの2行目のqualityのtとyが繋がっているかどうかです。本物はこのtとyの文字が繋がっています。

ギャランティーカードは本体とは別のものですが、このカードが偽物であれば、本体も偽物と判断して間違いないでしょう。

中古で購入するなら実績豊富な大手中古販売店を利用する

プルミエールは幅広い世代から支持されるCHANELの定番腕時計です。市場に出回っている偽物やコピー品を手にしてしまわないよう、ロゴの字体や、金属加工部、刻印部に注目してみましょう。偽物は低コストで作られていますので、どこかに粗い部分が出てくるものです。

また、偽物にも様々なクオリティの品があるので、一か所で判断するのではなく、全体的、総合的に判断するようにしましょう。新品はCHANELの正規店、中古で買うのであれば信頼のおける実績豊富な大手中古販売店を利用することをおすすめします。

まとめ

皆さま、いかかでしたでしょうか。せっかく高い買い物をして気に入ったモデルを買ったのに、実は偽物だったなんてことになったら、本当にショックですし、悲劇ですよね。でも、これは現在では、自分自身が気を付けて買わなければ、普通に起きてしまっても、決しておかしくないことなのです。そういった事態を避けるためにも、是非、本稿にてご説明させていただいた真贋ポイントをご確認下さい。

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