目次
銀ETFとは?
銀ETF(Exchange Traded Fund)とは、銀の価格に連動するように作られた金融商品です。
ETFは日本語では「上場投資信託」と呼ばれ、証券取引所に上場している投資信託を指します。投資家から集めた資金をもとに運用会社が銀市場へ投資し、成果を還元する仕組みです。
投資家が現物を直接保有しないため、保管場所を確保する手間や盗難のリスクを抑えられます。投資の初心者でも手軽に銀への投資を始められる商品です。
銀ETFが人気の理由
銀ETFが多くの投資家から人気を集めている背景には、いくつかの理由があります。ここからは、銀ETFが人気の理由を複数の要因から見ていきましょう。
金との相関関係が高く上昇トレンドであるため
銀が投資対象として注目される理由のひとつが、金との価格連動性です。歴史的に金と銀の価格は、同じような動きを見せており、安全資産として金の価格が上昇すると、銀の価格も上昇する場合があります。
実際に2026年1月、金が過去最高の1グラムあたり30,000円を突破した際に、銀も過去最高の1グラムあたり629円まで上昇しました。金と同じく実物資産としての価値をもちながら、手ごろな価格で投資を始められる点が、銀の魅力といえます。
需要拡大と供給不足が見込まれるため
銀は今後、さらなる需要拡大と供給不足が見込まれています。太陽光パネルや電気自動車といった、成長産業に必要不可欠な素材のためです。
世界的な脱炭素化の流れを受け、太陽光発電の導入は加速しており、太陽光パネル電極用の銀需要は急増しています。
また、電気自動車は従来のガソリン車よりも多くの電子部品を搭載するため、1台あたりの銀の使用量が増加している状況です。世界の銀需給は数年連続で供給不足が続いており、需給のひっ迫が価格を押し上げる要因になると見られています。
国家戦略で銀価格が下支えされているため
銀の価格は、各国の金融政策や国家戦略での「買い」が影響を与える場合もあります。たとえば、太陽光パネルの生産大国である中国や、クリーンエネルギー政策を推進する米国などの動向は、銀の産業需要を左右する要因です。
また、ロシアのように、2025年~2027年の3年間で、約5.35億ドル相当を銀も含めた貴金属の購入に充てる計画を発表した国もあります。
こうした国家レベルでの戦略は、価格の安定や上昇要因として働く可能性が高いでしょう。
【国内上場】おすすめ銀関連ETF一覧
国内証券取引所には、銀価格への連動を目指すETFが複数上場しています。ここでは、国内で取引できる代表的な3つの銀関連ETFを紹介し、それぞれの仕組みや投資対象について解説します。
【1542】純銀上場信託(現物国内保管型)
| 証券コード | 【1542】 |
| 管理会社 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 |
| 上場市場 | 東京証券取引所 |
| 連動対象 | 国内の銀地金の理論価格(グラム/円) |
| 取引価格 | 約36,000円(2026年4月時点) |
| 純資産総額 | 約1,700億円(2026年4月時点) |
| 信託報酬(税込み) | 0.55% |
| 分配金利回り | 0.00% |
| 新NISA | 成長投資枠の対象 |
純銀上場信託(現物国内保管型)は、銀地金の価格に直接的に連動することを目指すETFです。最大の特徴は、信託財産として本物の銀地金を日本国内の倉庫で保管している点です。
投資家は純銀上場信託を保有することで、間接的に銀の現物をもつのと似た効果を得られます。参照する価格指標は、大阪取引所における銀の先物価格を基準に算出される、銀地金100グラムあたりの理論価格です。
そのため、日本の投資家にとってなじみ深い「円建て」「グラム単位」での価格変動を捉えられます。
さらに、10万口という一定の口数以上を保有する投資家は、保有する受益権と引き換えに銀地金の現物を受け取れる制度も設けられています。
国内で安全に保管されているという安心感を重視する投資家や、将来的に銀の現物を手元に置くことを検討している方にとって、有力な選択肢となるでしょう。
【1673】WisdomTree 銀上場投資信託
| 証券コード | 【1673】 |
| 管理会社 | ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド |
| 上場市場 | 東京証券取引所 |
| 連動対象 | LBMA(ロンドン地金市場協会)の価格 |
| 取引価格 | 約10,500円(10口から購入可) |
| 純資産総額 | 31.5億ドル(約5,031億円) |
| 信託報酬 | 0.49% |
| 分配金利回り | 0.00% |
| 新NISA | 不可 |
WisdomTree 銀上場投資信託は、国際的な銀の現物価格への連動を目指して運用されるETFです。ロンドン地金市場協会(LBMA)が定める厳格な基準を満たした銀地金を投資対象としている点が特徴です。
そのため、投資家はこのETFを保有すると、国際的な銀スポット価格の動向を自身の資産運用に反映させられます。
運用はウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッドが実施し、信託財産である銀地金の保管は、海外の金融機関であるHSBC銀行USAが担当しています。参照する価格が国際指標であるため、グローバルな視点で銀への投資を検討している場合におすすめです。
また、信託報酬が年率0.49%となっており、銀地金に連動する他のETFと比較して、保有コストを若干抑えられる可能性があります。
国際標準の銀価格に、比較的低いコストで投資したいと考える投資家にとって、魅力的な選択肢のひとつです。
【1676】WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託
| 証券コード | 【1676】 |
| 管理会社 | ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド |
| 上場市場 | 東京証券取引所 |
| 連動対象 | 金、銀、プラチナ、パラジウムの価格 |
| 取引価格 | 約47,700円 |
| 純資産総額 | 約3.88億ドル(約613億円) |
| 信託報酬 | 0.44% |
| 分配金利回り | 0.00% |
| 新NISA | 不可 |
WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託は、金・銀・プラチナ・パラジウムの4つの貴金属に分散投資できるETFです。
最大のメリットは、複数の貴金属へ自動的に分散投資される点です。投資対象をひとつの金属に限定しないため、特定の貴金属が値下がりした際のリスクを緩和する効果が期待できます。
投資対象となる貴金属の現物は、ロンドン地金市場協会(LBMA)やロンドン白金・パラジウム市場(LPPM)の基準を満たしたものです。HSBC銀行USAが海外で保管しています。
構成比率は市場価格の変動によって変わりますが、金が5割、銀が3割程度の傾向にあります。どの貴金属を選ぶべきか判断に迷う方や、ポートフォリオのリスク分散を重視する方にとって、効率的な投資手段となるでしょう。
【米国上場】おすすめ銀関連ETF一覧
世界最大の金融市場である米国には、世界中の投資家から資金を集める銀関連ETFが上場しています。ここでは、米国を代表する2つの銀関連ETFを取り上げ、それぞれの投資対象と特性について解説します。
【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト
| ティッカー | 【SLV】 |
| 管理会社 | ブラックロックグループ(米国) |
| 上場市場 | NYSE Arca |
| 連動対象 | ロンドン地金市場協会(LBMA)の銀価格 |
| 取引価格 | 約66.09ドル(約1万円) |
| 純資産総額 | 約462.5億ドル(約7兆円) |
| 経費率 | 0.50% |
| 分配金利回り | 0.00% |
| 新NISA | 成長投資枠の対象 |
iシェアーズ シルバー・トラスト(SLV)は、米国市場に上場している銀ETFのなかで、世界最大級の純資産総額と取引量を誇る銘柄です。
世界最大級の資産運用会社であるブラックロックが運用しており、ロンドン地金市場協会(LBMA)の銀価格との連動を目指しています。
SLVの最大の強みは、圧倒的な流動性です。取引が活発であるため、大口の注文であっても市場価格に与える影響が少なく、投資家が意図した価格で円滑に売買しやすい環境が整っています。
ただし、米ドル建ての金融商品であるため、取引の際には為替レートの変動を考慮する必要があります。それでも、世界標準の銀ETFに投資したいと考える投資家や、取引のしやすさを最優先する方にとって、SLVは有力な選択肢となるでしょう。
【SIL】グローバルX 銀ビジネス ETF
| ティッカー | 【SIL】 |
| 管理会社 | グローバルX(米国) |
| 上場市場 | NYSE Arca |
| 連動対象 | Solactive Global Silver Miners Total Return Index |
| 取引価格 | 約91.96ドル(約1.4万円) |
| 純資産総額 | 約59.17億ドル(約9,000億円) |
| 経費率 | 0.65% |
| 分配金利回り | 直近2.24%(年2回) |
| 新NISA | 成長投資枠の対象 |
グローバルX 銀ビジネス ETF(SIL)は、銀の現物ではなく、銀鉱山会社の株式に投資する商品です。
銀の採掘、探査、精錬といった事業を手掛ける世界中の企業の株式で構成された「Solactive Global Silver Miners Total Return Index」という株価指数に連動する投資成果を目指します。
最大の特徴は、銀価格の上昇局面で、現物価格の上昇率を上回るリターンを期待できる可能性がある点です。これは「レバレッジ効果」によって、銀価格が上昇すると鉱山会社の利益が拡大し、株価が大きく反応するためです。
一方、銀価格が下落した場合には、現物よりも大きな損失を被るリスクも伴います。また、投資対象が個別企業であるため、銀の市況だけでなく、各企業の業績や鉱山が所在する国の政治情勢など、さまざまな要因が価格に影響を与えます。
銀価格そのものへの投資よりも、積極的なリターンを追求したい投資家向けの銘柄といえるでしょう。
【タイプ別】おすすめ銀ETF銘柄
銀ETFへの投資は、自分の投資スタイルに合った銘柄を選ぶことが重要です。投資の目的は、安定的な資産形成を目指すのか、積極的なリターンを追求するのかによって異なります。
タイプ別のおすすめ銀ETF銘柄は、以下のとおりです。
| 国内保管の安心感を重視 | 【1542】純銀上場信託 |
| コスト重視 | 【1673】WisdomTree銀上場投資信託 |
| 分散投資でのリスク低減を重視 | 【1676】WisdomTree貴金属バスケット |
| 世界的な流動性の高さを重視 | 【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト |
| 高リターンを重視 | 【SIL】グローバルX 銀ビジネス ETF |
これから投資を始める場合は、為替リスク(円高・円安による影響)の計算がシンプルで、日本の証券会社で簡単に買える【1542】純銀上場信託がおすすめです。
投資に慣れてきたところで、銀鉱山株ETFや貴金属バスケットETFなどを購入し、投資戦略を広げるとよいでしょう。
銀ETFのメリット
銀ETFへの投資には、現物の銀地金にはないメリットがあります。具体的な5つのメリットについて、順番に解説します。
少額から購入できる
銀ETFのメリットのひとつは、少額からでも投資を始められる手軽さです。銀地金や銀貨といった現物を購入する場合と異なり、まとまった資金がなくても投資できます。
銀地金は通常、500グラムや1キログラム単位で取引されており、購入するには数十万円が必要です。
一方、銀ETFは銘柄によっては、10,000円程度から購入できるものもあります。そのため、投資の初心者でも無理なく銀投資を始められます。
投資へのハードルの低さが、銀ETFが広く支持される理由といえるでしょう。
投資コストが抑えられる
銀ETFは、現物投資と比較して保有にかかる費用を低く抑えられます。銀ETFと現物投資の差は、以下のとおりです。また、2026年4月時点。各1キログラム分の取引想定。業者や条件によって異なります。
| 【1542】純銀上場信託
(現物国内保管型) |
取引手数料:SBI・楽天証券などで無料
売買スプレッド:約50円(変動) 信託報酬:1,800円程度/年 年間コスト:1,850円程度 |
| 銀地金への投資目安
(業者によって変動) |
購入手数料:約3,300円
売買スプレッド:約5,000円 保管費用:約700円/年 売買時コスト:約8,300円+年間コスト:約700円=約9,000円 |
銀ETFの場合、信託報酬という保有コストがかかりますが、年率0.5%前後の銘柄が多くなっています。
たとえば、100万円相当の銀ETFを1年間保有したとしても、年間のコストは5,000円程度です。現物を購入する際の費用と比べると、銀ETFは効率的な投資手段といえるでしょう。
リアルタイムで売買できる
銀ETFは、証券取引所が開いている時間帯であれば、市場の価格動向をリアルタイムで確認しながら、自分の判断で好きなタイミングで取引を成立させられます。
そのため、価格が目標まで上昇したときに利益を確定する売り注文や、価格が下落した局面で買い増す注文を柔軟に出せます。
一方、銀の現物投資では、業者の営業時間内に連絡を取り、手続きを進めなければなりません。価格も業者が提示する買取価格や販売価格に従うため、市場価格そのもので即座に取引するのは困難です。
銀ETFの市場は活発で取引量も多いため、高い流動性で柔軟な資産形成が可能です。
リスク分散できる
手持ちの資産に銀ETFを組み入れると、資産全体のリスクを分散させる効果が期待できます。資産が株式や投資信託に偏っていると、市場全体が下落した際に資産価値が大きく減少するおそれがあるため、リスク分散は大きなメリットです。
銀の価格は、株式や債券といった金融資産とは異なる要因で変動する傾向をもっています。そのため、ポートフォリオに銀ETFを加えておけば、株式市場が不調な時に銀の価値が資産全体を下支えする効果が期待できます。
インフレヘッジになる
銀はそれ自体に価値がある実物資産のため、銀ETFへの投資はインフレによる資産価値の目減りに備える有効な手段となります。
現金や銀行預金は、インフレが進行すると同じ金額で買えるものの量が減ってしまうため、実質的な価値が低下します。一方、実物資産である銀は、インフレによって通貨の価値が下がったとしても、銀そのものの価値は失われません。
銀ETFを保有すると、物価上昇から資産を守る効果が期待できます。
銀ETFのデメリット
多くのメリットがある銀ETFですが、投資を検討する上ではいくつかの注意点もあります。ここでは、銀ETFのデメリットを3つ解説します。
金よりも価格変動幅が大きい
銀は、同じ貴金属である金と比較して、価格の変動幅が大きくなる傾向にあります。銀は工業用としての需要が、全体の約半分を占めているためです。
銀は太陽光パネルの部材や電気自動車、スマートフォンなどの電子部品に必要な素材で、世界経済の景気動向によって価格が大きく変動します。
また、銀の市場規模は金の市場に比べて小さいため、比較的少額の投機的な資金が流入するだけでも価格が大きく動く場合があります。短期的には含み損を抱えるおそれもあるため、余剰資金の範囲で投資しましょう。
金よりも流動性が高くない
銀市場は、金の市場と比較すると規模が小さく、流動性が低いという側面をもっています。
金の市場には世界各国の中央銀行や大規模な機関投資家が参加しており、膨大な量の取引がおこなわれています。それに対して銀の市場参加者は限られており、日々の取引量も金には及びません。
そのため、一度に大きな金額の売買注文を出すと、想定より不利な価格で取引が成立するおそれがあります。
ただし、個人投資家が一般的な金額で取引する場合、今回紹介した代表的な銀ETFであれば、流動性の問題に直面することはほとんどないでしょう。
為替変動リスクがある
銀ETFへの投資には、為替レートの変動が損益に影響を与えるリスクがあります。銀の国際価格は米ドル建てで取引されており、国内で取引される円建てのETFであっても、為替の動きから間接的な影響を受けるためです。
たとえば、購入時よりも円高(例:1ドル150円→140円)が進むと、銀の価格自体が上昇していても、円換算した際の価値が減るおそれがあります。逆に、円安は利益を押し上げる要因になります。
銀ETFへ投資する際は、銀そのものの価格動向だけでなく、米ドルと円の為替レートにも注意が必要です。
【今後の価格】銀の価格推移と購入方法
銀への投資を成功させるには、過去の価格動向と将来の価格を左右する要因を把握する必要があります。ここでは、直近5年間の価格の動きを振り返り、今後の銀価格の動向を考えていきましょう。
直近5年間の銀価格の推移
過去5年間の銀価格は、世界的な経済情勢を反映して大きく変動しました。2020年には、新型コロナウイルスの感染拡大による経済の先行き不安から価格が一時下落したものの、その後は各国の金融緩和を背景に急回復し、上昇基調となっています。
2022年以降も、世界的なインフレや地政学リスクの高まりを受けて、安全資産としての需要が銀価格を下支えしました。このように銀の価格は、金価格の動向や世界経済全体の流れと密接に関連しながら推移しています。
今後も銀価格は上昇傾向
銀の価格は、中長期的に上昇すると期待されています。最大の根拠は、活発な産業需要と供給不足の構造です。
銀は、脱炭素社会の実現に必要不可欠な太陽光パネルや、普及が加速する電気自動車といった分野に欠かせない素材です。そのため、銀の需要は拡大が見込まれており、消費量を押し上げると考えられています。
一方で、世界の銀需給は慢性的な赤字構造にあり、需給のひっ迫が価格を支える要因と見られています。
世界的なインフレが続く状況では、通貨価値の目減りを避けるための実物資産として、銀への投資需要も堅調に推移するでしょう。これらの要因により、銀の価値は将来的にさらに高まると期待されています。
銀ETF購入方法
銀ETFの購入は、証券会社の口座があれば、株式取引とほぼ同じ手順で簡単におこなえます。
まず、取引をしたい証券会社を選び、総合口座を開設します。口座開設が完了したら、購入に必要な資金を証券口座に入金してください。
次に、証券会社の取引ツールやWebサイトで、購入したい銀ETFの銘柄名または証券コード(ティッカー)を入力して検索します。銘柄の取引画面が表示されたら、「買い注文」を選択し、購入したい口数と注文方法を指定しましょう。
注文方法には、価格を指定する「指値(さしね)注文」と、価格を指定しない「成行(なりゆき)注文」があります。
一般的におすすめされているのは指値注文です。銀ETFは、個別株に比べて流動性が低い銘柄もあり、成行注文を出すと思わぬ高値で取引成立(約定)してしまうリスクがあります。
注文内容を確認して発注し、取引が成立すれば購入は完了です。
銀ETFの購入におすすめの証券会社ランキング
銀ETFの取引を始めるには、証券会社の口座が必要です。とくにネット証券である楽天証券とSBI証券は、取扱銘柄の豊富さや取引ツールの使いやすさから、多くの投資家に利用されています。
楽天証券
楽天証券は、楽天グループが運営するネット証券です。国内に上場している銀ETFはもちろん、SLVやSILといった米国上場のETFも取り扱っています。
楽天証券の大きな魅力は、楽天ポイントを利用して投資信託や株式を購入できる点です。取引手数料に応じて楽天ポイントが貯まるため、楽天のサービスを普段から利用している人にはいっそうメリットがあります。
また、国内株式の取引手数料が無料になるコースも用意されています。取引ツールやスマートフォンアプリも直感的に操作できるように設計されており、投資初心者でもスムーズに取引を始められるでしょう。
SBI証券
SBI証券は、国内トップクラスの口座開設数を誇るネット証券です。SBI証券の強みは、取扱商品のラインナップが豊富な点で、国内ETFはもちろんのこと、米国をはじめとする海外のETFも多数扱っています。
また、取引手数料も業界最低水準に設定されており、コストを抑えながら資産運用ができます。TポイントやVポイントなど、提携するポイントサービスが複数あり、自分のライフスタイルに合わせて貯めるポイントを選べるのも特徴です。
これから本格的に資産運用を始めたいと考えている方にとって、有力な選択肢のひとつといえます。
銀ETFに関するよくあるQ&A
銀ETFへの投資を検討するなかで、さまざまな疑問点が出てくる場合があります。ここでは、銀ETFに関する代表的な質問を取り上げ、それぞれの内容について解説します。
銀ETFと銀の投資信託の違いは?
銀ETFと銀の投資信託の違いは、取引所に上場しているかどうかです。
銀ETFは上場しているため、株式と同じように証券取引所の取引時間中にリアルタイムで売買できます。一方、投資信託は上場しておらず、1日に1回算出される基準価額で取引されます。
また、購入できる場所も異なり、ETFは証券会社でのみ取り扱われていますが、投資信託は銀行や郵便局などでも購入可能です。銀ETFと銀の投資信託は、どちらも銀に投資できる金融商品ですが、複数の違いがあります。
銀ETFの税金はどうなりますか?
銀ETFで得た利益は、株式の利益と同じ扱いのため、原則として課税対象です。売却によって得た譲渡益に対し、合計20.315%(所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%)の税率が適用されます。
しかし、証券会社で「源泉徴収ありの特定口座」を活用すると、納税の手間を省けます。証券会社が利益から納税額を計算して納めてくれるため、確定申告が原則不要です。
また、NISAの成長投資枠を利用すると、年間240万円までの投資額が非課税の対象です。銀ETFへ投資する際は、税金の制度を理解し自分の状況に合った方法を選ぶと、効率的な資産運用につながるでしょう。
ただし、米国上場のETF(SLVやSILなど)から分配金を受け取る際は、米国で現地税が源泉徴収された後に国内で課税されるため注意が必要です。条件を満たせば「外国税額控除」を利用できる場合があります。
まとめ
銀は、太陽光パネルやEVといった成長産業に必要不可欠な素材であり、今後も需要の拡大が見込まれています。まずは楽天証券やSBI証券などのネット証券で口座を開設し、銀ETFへの投資を始めてみることをおすすめします。


