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ロレックスのベルト・バックルを自分で外す方法|交換時の注意点も解説

ロレックスのベルト・バックルを自分で外す方法|交換時の注意点も解説
石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴14年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

ロレックスのベルトやバックルは、自宅でも取り外しが可能です。正しい手順を理解すれば、パーツや本体に傷をつけることはありません。初めてでも交換時のポイントを押さえておけば、スムーズに取り外しが行えるでしょう。

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どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

ロレックスのベルト交換は自分でできる?

ロレックスのベルト交換は、専用の工具があれば自分で行うことも可能です。「バネ棒外し」と呼ばれる道具を用いれば、複雑な技術がなくても取り外せます。

ただし、時計を傷つける危険性があるため慎重な作業が求められます。高級時計ならではの繊細さを考えると、不安がある場合は専門の店舗に任せる選択肢も安心につながるでしょう。

ロレックスのベルトを外すシーン

ロレックスのシリアルナンバーは、製造年代によって刻まれる位置が異なります。ベルトを外さないと確認できないモデルでは、刻印は文字盤の6時位置に隠れています。

真贋を確かめるだけでなく、ベルトが古くなったときや印象を変えたいときにも取り外しが行われます。用途や装いに応じて交換できる点は、時計を扱う楽しさを広げてくれます。

ロレックスのベルト外しには「バネ棒外し」が必要

ロレックスのベルトを外すには、専用の「バネ棒外し」が欠かせません。なぜなら、ラグの隙間が狭く、細かい作業を要するからです。

初心者向けなら430〜1,500円程度ですが、高級時計には先端が細く精密なものが適しています。バネ棒外しは、両端が「Y型」と「I型」に分かれており、ケースとベルトの結合方法に応じて使い分けることが大切です。

ロレックスのベルトの外し方

作業を始める前に、ケースとベルトの結合方法をしっかり確認し、手順を整理しておきましょう。ラグの隙間は非常に狭いため、焦らず順番を守って進めることで、安心してベルトを取り外すことができます。

側面に穴があるモデル <外し方>

ロレックスのケース側面に穴があるモデルでは、ベルトを外す際にバネ棒外しのI型を使用します。まず、ベルトの付け根をケースと水平に持ち上げ、穴に工具を差し込みます。

片側のバネ棒が外れたら、水平を保ちながら反対側にも同じ作業を行います。差し込むだけで外れるものの、時計を傷つけないよう慎重に操作することがトラブルを避けるためのポイントです。

作業内容 注意点
ベルトとケースを水平に持ち上げる ずれないよう安定させる
穴にバネ棒外しのI型を差し込む 力を入れすぎず慎重に
片側のバネ棒を外す 傾かないよう水平を保つ
反対側のバネ棒も同じ方法で外す 傷つけないようゆっくり操作

側面に穴のないモデル <外し方>

ケースの側面に穴がないモデルでは、ベルトの付け根部分を水平に持ち上げます。付け根の穴にバネ棒外しのY型を引っかけ、テコの原理でバネ棒を持ち上げて外します。

片側が外れたら、その状態を維持しながら反対側に手をかけます。同様の手順で反対側のバネ棒も取り外します。作業中はバネ棒が弾むことがあるため、外す際は落下や飛散に気を配ることが望ましい手順です。

作業内容 注意点
付け根を水平に持ち上げる 持ち上げる角度を安定させる
穴にバネ棒外しのY型を引っかける 先端をしっかり穴にかける
バネ棒を持ち上げ片側を外す 力を入れすぎない
反対側に手をかける バネ棒が飛ばないよう注意
反対側も同様に外す 落下や飛散に注意

ロレックスのベルトが外れない原因

ロレックスのベルトは、ラグの構造や摩耗、工具の扱い方によって外れにくくなることがあります。正しい方法を知っておくと、ストレスなく簡単にベルトを取り外すことができます。

摩耗と汚れの影響

ベルトが外れない主な原因の一つはバネ棒の摩耗です。摩耗したバネ棒は固定力が強く、通常の力では外れにくくなります。

さらに、接続部分に埃や細かな異物が詰まると、動作が制限されて取り外しが困難になります。定期的な清掃とバネ棒の交換が、作業を円滑にしてくれます。

工具と正しい取り外し

工具の使い方も影響します。専用のバネ棒外しを用いずに無理な力で作業すると、ベルトやケースを傷めるおそれがあります。正しい角度と力加減で取り外すことが重要です。

それでも外れない場合は、正規代理店や信頼できる時計店に、調整を依頼したほうがいいでしょう。

ロレックスのベルト交換時の注意点

ロレックスのベルトを自分で交換する際、ちょっとした油断が時計の傷や部品の破損につながることがあります。確実に作業するためのポイントを見ていきましょう。

バネ棒の紛失や破損に注意する

ベルト交換では、バネ棒の紛失に注意が必要です。小さなパーツであるため、一度見失うと回収が困難になります。バネ棒が飛ばないよう注意して押さえ、明るく広い場所で進めましょう。

滑り止めマットを活用すれば落下のリスクを減らせます。また、バネ棒に過度な力を加えると曲がったり破損したりするため、無理に取り外さないことが肝心です。

チェックポイント 明るい場所で慎重に作業する / 滑り止めマットを使う / 力を入れすぎない

自分での交換が不安な場合は専門店に任せる

自分でベルトを交換することに不安がある場合は、時計専門店に任せると確実です。高級腕時計は傷や破損が価値に影響するため、プロの手で丁寧に作業してもらうと心配がありません。

多くの専門店には修理経験豊富なスタッフが在籍しており、適切に交換してくれます。費用は数千円程度で、高度な技術は不要なため、比較的手軽に依頼できます。

チェックポイント プロが丁寧に作業 / 費用は数千円程度 / 手軽に利用できる

ロレックスのベルトの取り付け方法

ロレックスのベルトを取り付ける際は、バネ棒やバックルの位置を正確に確認しながら作業することが肝心です。力加減や角度を意識すると、スムーズに取り付けられます。

側面に穴があるモデル <取り付け方>

ベルトを取り付ける際、バネ棒を所定の位置にしっかりと固定することが大切です。バネ棒が外れないように注意しながら、正確に取り付けましょう。取り付け後は、バネ棒がしっかりと固定されていることを確認してください。

作業内容 注意点
バネ棒を片側のラグ穴に固定 飛び出さないよう押さえる
反対側をラグ穴に収める 力を入れすぎず角度を正確に
バネ棒が固定されているか確認 不安定なら無理に押さない
ベルトを軽く引き動作確認 傷をつけないよう注意

側面に穴のないモデル <取り付け方>

側面に穴のないモデルは、交換前にケースの傷防止のため、まずはテーピングを行います。

そしてケース裏を上に向け、片側のバネ棒を工具で押し込み、その状態を保ちながらベルト端をケースに合わせます。反対側のバネ棒も同様に取り付け、作業中は飛ばないよう押さえ、最後に固定を確認して完了です。

作業内容 注意点
ケース裏側を上に向けて持つ バネ棒が飛ばないよう押さえる
片側のバネ棒を工具で押し込む ケースに傷をつけない
ベルト端をケースに合わせる 力を入れすぎない
反対側のバネ棒を押し込む 正しくはまっているか確認

自分で外せる? ロレックスのバックルの種類

ロレックスのバックルは自分で取り外すこともできますが、モデルごとに種類や構造が異なります。仕組みを知っておくと作業の流れが理解しやすく、着脱の手順もイメージしやすいでしょう。

オイスタークラスプ(Oyster Clasp)

オイスタークラスプはロレックスの折りたたみ式バックルで、オイスターブレスレットやレザーベルトに採用されています。正式名称は「オイスターロッククラスプ」で、2004年以降の新世代モデルではイージーリンクを備えました。

スポーツモデルには二重ロック構造が採用され、ディープシーではグライドロック機構も搭載されます。耐久性とデザインを両立させ、用途に応じて最適化されたクラスプです。

クラウンクラスプ(Crown Clasp)

クラウンクラスプは、ブレスレットの美観を損なわないよう設計されたコンシールドタイプの折りたたみ式バックルです。「デイトジャスト」や「デイデイト」などで採用され、ジュビリーやオイスターなどのタイプが選べます。

特許取得の設計により、機能性とデザイン性を両立させたクラスプといえるでしょう。

グライドロッククラスプ(Glidelock Clasp)

グライドロッククラスプは、ダイバーズウォッチ向けに開発された「グライドロック エクステンションシステム(Glidelock Extension System)」の一部です。

特許取得済みのバックル構造で、ブレスレットの長さを工具なしで延長できます。ロックを解除して、スライドさせることで刻みの調整が可能です。2008年のディープシー以降、全ダイバーズモデルに装備されています。

ロレックスのバックルの外し方

ロレックスのバックルは構造が複雑なため、取り外す際には手順を理解しておくと安心です。ベルトやケースに傷をつけないためにも、正しい外し方を把握しておきましょう。

基本的な方法

ロレックスのバックルは、まず王冠マークの下部を上方向に持ち上げると、基本の開閉が可能になります。その後、開いた部分の反対側に爪や工具を軽く引っかけて持ち上げると、バックルを完全に外すことができます。

力を入れすぎず、手元を安定させると、問題なく取り外せる仕組みになっています。初心者でも順序を守れば、容易く操作できます。

手順 ① バックルの王冠マークを上に持ち上げて開く
手順 ② 反対側を引っかけて逆方向に持ち上げる

デイデイトのバックルの外し方

デイデイトモデルのクラウンクラスプは精密で繊細な構造です。外す際は工具の扱いや力加減に注意し、手元を安定させながら作業を進めましょう。

ベルトとケースの接点を意識すれば、傷を防ぎつつ滞りなく取り外せます。

手順 作業内容
バックル開放 バックルをゆっくり開く
バネ棒位置確認 ベルト裏側のバネ棒位置を確認
工具使用 専用バネ棒外しで一端を押し込む
ベルト取り外し バネ棒を押し込んだ状態でベルトを外す
取り付け確認 バックルやバネ棒に異常がないか確認

デイトジャストのバックルの外し方

デイトジャストモデルにも、クラウンクラスプが採用されています。バックルを開く際は力を入れすぎず、手元を安定させることが大切です。

バネ棒を押した状態を保ちながら慎重にベルトを取り外せば、傷を避けつつ作業を完了できます。手順を守ることでバックルの美しい仕上がりを損なわないでしょう。

作業内容 注意点
バックルを開く 力をかけず開き、手元を安定させる
バネ棒の位置確認 バックル内側のバネ棒を把握する
バネ棒を押し込む 専用工具で一端を押し込み、ベルトを外す準備
ベルト取り外し バネ棒を押したまま慎重にベルトを外す

ロレックスのバックルの交換方法

ロレックスのバックル交換は、専用工具を使うことで簡単に行えます。

まず現在のバックルを慎重に開き、ベルト裏のバネ棒を確認しながら片側ずつ押し込んで外します。このとき、ケースやバックルに傷をつけないよう注意します。

次に、新しいバックルを用意し、バネ棒を正しい位置に挿入して固定してください。最後に開閉の動作を確認すると、装着が確実であることを確認できます。

手順 作業内容
現在のバックルを取り外す バックルを慎重に開き、バネ棒の位置を確認。専用工具で片側ずつゆっくり外す
新しいバックルを準備 時計のモデルに対応した正規品を用意
新しいバックルを取り付ける バネ棒を新しいバックルの穴に挿入し、専用工具で固定
 バネ棒の位置を確認 バネ棒が正しい位置に収まっているか確認
動作確認 バックルの開閉をチェックし、支障なく動作すれば完了

ロレックスのバックルが固い場合の対処法

ロレックスのバックルが固い場合は、無理に力を加えると部品を傷めてしまう恐れがあります。手元を安定させ、汚れを取り除いたうえで、押し上げる方向や角度を確認しながら作業を進めると失敗を防げます。

専用工具を使えば、力を分散させつつ正確に操作でき、ベルトを傷つけずに取り外せます。

作業内容 注意点
バックルの開放 バックルを慎重に開き、ゆっくり開く
バネ棒の位置確認 ベルト裏側のバネ棒の位置を確認し、固定されている部分を把握
専用工具の使用 バネ棒を押し込み、ベルトを外す準備をする
ベルトの取り外し バネ棒を押し込んだ状態でベルトを慎重にケースから取り外す

まとめ

手順を守れば、ロレックスのベルトやバックルの交換は自宅でも問題なく行えます。ポイントを押さえれば、初めてでも慌てず作業でき、時計本来の美しさや精度を保ちながら取り外せるでしょう。

石山真路(いしやま しんじ)
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石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

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※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

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