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フリーマーケットに出店する際の注意
まず最初に、フリーマーケットに出店する際にどのような注意をすればよいか紹介します。知らないままにやってしまうと、思った以上に損をしてしまったりトラブルに巻き込まれたりと、良いことがありません。しっかりチェックしてから、フリーマーケットに出店しましょう。
一度お客さんとして行ってみよう
実際にイベント会場に行って売買するタイプのフリーマーケットの場合、出店者として参加する前に実際にお客さんとして会場を訪れてみましょう。会場の雰囲気や、お客様の年代、スペースの広さなどを実際に見ることで、自分が出店する際の参考になります。
出店場所の大きさは会場によってそれぞれなのでしっかり確認することで、持って行ける作品の量も決まります。
もし「素敵な場だ!」と思ったら、次に参加できるように準備を進めておきましょう。自分の売りたい商品に合う会場を選んで出店場所を決めると、せっかく作ったのに売れないという悲しいことが起こりにくくなります。
逆に「ここは合わないかも…」と思ったら、そこへの出店はやめ、別のフリーマーケットを探してみましょう。
値段交渉の時は毅然とした態度で対応を!
値段が付いている商品の場合、「いくらまでおまけしてくれる?」とか「○×円になる?」といった交渉が多いようです。値引きを見越して上乗せした値付けをすると気持ち良く値引きができます。
「○×円になる?」と付いている値段より半値以下のキツイ値切りを要求された時は、「他の品物も一緒に買ってくれたら安くしますよ!」と他の物も一緒にすすめる方法もあります。
お客さんの中には「その商品なら100円ショップでいくらでも売っているじゃない」「どうせあなたのゴミを売っているんでしょう」など暴言を吐く人もいますが、自信をもって値段を付けているのですから毅然とした態度で対応しましょう。
フリーマーケットで売れやすい物
1.子ども服
2.おもちゃ
3.育児グッズ
基本的に子どものものは売れやすいです。すぐにサイズアウトしたり使わなくなったりするため、中古でもOKという人が多いのでしょう。子ども服はサイズ別や男の子・女の子別で陳列すると見てもらいやすくなります。おもちゃは店先に配置して、子どものお客さんを呼び寄せちゃいましょう!
当日の服装は動きやすく、清潔感のあるものを!
荷物の上げ下ろしやディスプレイなど、動く事の多いフリマでは、動き易い服装が基本。更に屋外フリマなら、時間帯で寒暖差がありますので、着脱の容易な服装がベスト。お客さんの中には品物を選ぶ時に出店者の身なりに注目されている方もいますので、好印象を与える清潔感のある服装が良いようです。
また、フリマ会場では、自分の持ち物の管理は基本中の基本。万引や盗難を防止するために、金銭や貴重品は必ず身につけるように心がけましょう。盗難防止にはポケットのたくさんついたエプロンやウエストポーチ等の利用が有効です。
当日の流れ
受付→場所決定→陳列→販売→撤収
会場についたら、まずは受付。主催者によっては、事前に場所を決めず、当日の受付順で場所を決めます。商品の陳列も意外と時間がかかりますし、お客さんも早い時間に集まってきます。とにかく早めに行きましょう。遅くとも、開始の30分前までには到着しておきましょう。
陳列が終わって、開始までに時間があれば、他のお店をチェックするのがおすすめ。値段の相場がわかるので、自分がつけた値段が周りとかけ離れていたら修正したほうがよいでしょう。
また、フリマ開始前に、出店者同士で商品の売買をすることあり、いい商品をGETできるかもしれません。ただし、会場によっては禁止されていますので注意してください。フリマが始まったら、なかなかお店から離れることができません。
友達や家族など複数で参加するのがおすすめです。トイレや他のお店をまわったりなど、交代で行けます。撤収は基本的に自由なところが多いです。商品が完売したり、お客さんがまばらになってきたりしたら帰ってもOKです。
ただし、車出店などの場合や、主催者によっては最後まで残らなければいけない場合などもありますので確認しておきましょう。
前日までに準備するもの
いくら家庭での不用品とはいえ、お客さんに気持ち良く商品を買ってもらうために、商品はキレイにしておきましょう。洋服であれば、クリーニング、洗濯はきちんとしておきましょう。食器、雑貨、家具、家電などもきちんと拭いてきれいな状態にし、壊れているところがないかなどもチェックしておきましょう。
できれば、前日までに値札をつけておきましょう。値札をつけておいた方が、お客さんも立ち止まってくれやすくなります。当日周りの様子を見ながら値札をつけることもできますが、意外と準備の時間はないもの。前日までにすませておくと安心です。
値札は、ガムテープに油性マジックで値段を書くなどの方法もありますが、かわいい値札をつけておいた方が売れやすいです。商品がごちゃごちゃになってしまう可能性もあるので、きちんと商品から取れないようにしましょう。
準備をしっかりして楽しいフリーマーケットを!
フリーマーケットは、どんな形であれお客様と触れ合いながら商品を売買する場です。自分が大事にしてきたものを売るのも、自分の作品を売るのも、どちらも相手に大切してもらいたいと思って販売しますよね。対応はしっかり行うことで、相手もあなたを信頼し、購入してからも大事にしてくれるはずです。
フリーマーケットには多くの出会いが待っています!楽しいフリーマーケットになるよう、しっかり準備をして臨みましょう。