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ルイ・ヴィトン「エピ」の廃盤人気モデル一覧|バッグ・財布・人気色まで解説

ルイ・ヴィトン「エピ」の廃盤人気モデル一覧|バッグ・財布・人気色まで解説
上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
豊富な経験と確かな鑑定眼で信頼性の高い情報を発信しています。

ルイ・ヴィトンにはモノグラムやダミエなどのデザインありますが、中でも「エピ」は、上品で洗練されたデザインから根強い人気を誇るラインです。今回は、エピの人気廃盤モデルと、それに採用されていた人気色を中心に解説します。

ルイ・ヴィトンの「エピ」とは

エピは、1985年から登場したルイ・ヴィトンを象徴するデザインの一つです。フランス語で「麦の穂」を意味する「Épi(エピ)」から名付けています。

名前の通り、麦の穂が風になびいているように見えるのが特徴で、立体的のあるシックな模様は現在も変わらぬ美しさを放っています。傷が目立ちにくいなど耐久性に優れており、日常使いとしても最適です。

さまざまなモデルに採用されており、近年のレトロブームで廃盤となったモデルのエピは、中古市場で再評価されています。

廃盤でもエピが人気の理由

廃盤になったモデルで採用されていたエピですが、その人気は今も衰えていません。なぜ、時代が変化してもユーザーを魅了し続けているのでしょうか。

ブランド感を抑えた洗練されたデザイン

モノグラムやダミエと比べて、エピは「LV」ロゴの主張が控えめです。

デザイン全体をよく見ると、LVロゴが小さく配置されており、ブランドを前面に押し出していないことが分かります。このシンプルさが上品な印象を与えており、カジュアルからフォーマルまで幅広いコーデに合わせやすくなっています。

日常生活に溶け込む普遍的な魅力があるからこそ、時代を超えて人気が続いているのです。

上質で高級感のあるレザー素材

エピを製作する際の元となるのは、牛革をベースにした上質なレザー素材です。特別な型押し加工を施すことで、麦の穂のような横方向の独特な模様ができあがります。

素材自体は、耐久性と耐水性に非常に優れており、変色やシミが出にくいという特徴があります。ルイ・ヴィトンで採用されている素材の中でも経年変化に強く、長持ちしやすい点は大きなメリットといえるでしょう。

状態の良いヴィンテージ商品が中古市場でよく出回っているのも、上質な素材が採用されているエピならではの魅力です。

耐久性が高く日常使いしやすい

優れた耐久性により日常使いしやすい点も、エピが人気である理由の一つです。

レザー素材を型押ししたことで傷や汚れが目立ちにくく、比較的水濡れにも強いという利点があります。突然の雨にも安心して使用でき、型崩れもしにくいため、長く愛用しやすいでしょう。

実用性が優れているからこそ、愛用しているユーザーが多いのです。

好みに合わせて選べる豊富なカラー展開

上質で美しいデザインに加えて豊富なカラーから選べる点も、エピの魅力です。

廃盤したモデルのエピは、定番カラーであるノワールやブラウンをはじめ、レッドやイエロー、グリーンなど、シックなものから鮮やかなものまで展開されています。好みに合わせて選べるため、自分が求めているものを購入しやすいでしょう。

選択肢の広さも、根強い人気の理由といえます。

廃盤モデルならではの希少価値がある

廃盤商品にしかない希少価値の高さも、エピの人気を押し上げています。

エピはカラーの種類が豊富なコレクションですが、廃盤モデルの中には、現在、採用されていない珍しいカラーがあります。また、特定の時期にしか販売しなかった限定デザインもあり、現行品以上に特別な価値があるのです。

このようなモデルは中古サイトでも入手しにくいため、コレクターからも大きな注目を浴びています。

【バッグ】ルイ・ヴィトン「エピ」の廃盤人気モデル10選

それでは廃盤となったエピラインの中から、特に人気のあるモデルを10個ご紹介しましょう。どれも個性が光った価値のあるモデルばかりです。

アルマ

アルマは1939年に登場した、ルイ・ヴィトンを代表するバッグの一つです。現在も展開されている歴史の長いモデルですが、年代によって仕様が異なります。

例えば、90年代に登場したアルマは、バッグの内装にオープンポケットが一つだけありました。一方で現在は、サイズによってキーカバーやバッグ底の鋲、ショルダーストラップなどが追加されており、時代の流れに合わせてアップデートしています。

そのため、年代の古い廃盤モデルであるほど希少価値があり、特にカスティリアンレッドのような鮮やかなカラーは需要が高いです。

スピーディ

1930年に登場して以降、多くの人に愛され続けているボストンバッグです。

内側にポケットが一つあるだけのシンプルなデザインですが収納力が高く、旅行だけでなくビジネスバッグとしても活躍します。

現在も公式で販売していますが、ヴィンテージ品のスピーディには、エピの模様の向きやハンドルの縫い目などの細かな違いや廃盤したカラーが存在しています。現在にはない仕様のため希少価値も高まっている傾向です。

キーポル

1924年に誕生した、英語の「Keep all」が由来の伝統的なボストンバッグです。スピーディの元となったモデルで、ダブルファスナーで簡単に荷物の出し入れができ、長時間の持ち運びができる堅牢な構造となっています。

モノグラムなどを中心に多く展開されていますが、執筆時点における現行モデルのエピラインは「キーポル・バンドリエール 45」とわずか1品しかありません。そのため、廃盤となったモデルの価値が高まっており、根強い需要があります。

サンジャック

サンジャックは、扇子や貝がらに似たフォルムが特徴的なモデルです。正面から見ると他のモデルよりも荷物が入りにくいイメージですが、実際はマチが広く、収納力に優れています。実用性も高く、開口部から荷物が取り出しやすい構造となっています。

通勤用バッグとして人気がありましたが、現在は販売を終了しており、中古市場でしか購入できない状況です。しかし未だに根強い人気があり、近年のレトロブームの追い風もあることから、需要が高まっています。

ネヴァーフル

抜群の収納性と耐久性に優れているバッグです。英語の「Never full」が由来で、「どんなに荷物を入れてもいっぱいにならない」という意味が込められています。年代問わずタイムレスに使用でき、定番バッグとしての地位を確立しています。

執筆時点では、公式サイトでのエピラインの販売は終了しており、中古市場のみで購入できる状況です。ただ、廃盤となった現在も根強い人気があり、良品であれば20万円以上で販売されている場合があります。

カラーもレッドやブルー、ノワールなどバリエーションが豊富です。

モンソー

モンソーは、男女兼用として製造されたシンプルなバッグです。書類用バッグのブリーフケースに似たスクエアフォルムが特徴で、ビジネスシーンに最適なバッグとして人気を博しました。

フラップを開けると前面にはオープンポケット、背面にはファスナーポケットがあり、実用性の高さが窺えます。また、モデルによってはショルダーストラップが付属しており、利便性の高さも魅力的です。

そのため、廃盤後は再評価されており中古市場で注目されています。エピの上品な雰囲気にマッチしているバッグといえるでしょう。

サブロン

丸みのある柔らかなフォルムが特徴的なクラシカルなバッグです。エピの型押しにより、女性の上品さや品格を底上げしています。

ファスナーによる開閉式で、内側にはオープンポケットが備わっており、書類や小物などをすぐに取り出すことが可能です。現行品にはない珍しいフォルムですが、エピ独自の主張を抑えたデザインのため、日常使いとして活躍できます。

さりげなく個性を出したい方に向いているバッグです。

ノエ

シャンパンボトルを運ぶために製造されたアイコニックな巾着袋のバッグです。軽量で、荷物をコンパクトに持ち運べることに定評があり、1935年に誕生して以降、アップデートによって幅広いスタイルに対応しています。

廃盤モデルには、パステルカラーや期間限定のカラフルなデザインが揃っており、希少価値が高い傾向になっています。特にバイカラーのモデルは遊び心のあるカラーリングが印象的で、ファッション好きな方にも需要があります。

お出かけで気軽に使用したい方におすすめできるバッグです。

トロカデロ

フランスのパリにある有名な「トロカデロ広場」が由来のショルダーバッグです。コンパクトながらもマチが広いのが特徴で、見た目以上に荷物を収納できます。長さの調節もでき、お散歩やちょっとしたお出かけに便利です。

廃盤となった今も、シンプルなデザインかつ好みのスタイルで使用できるため評価が高く、中古市場でも安定した需要を維持しています。

サンクルー

パリ郊外にある村の名前が由来といわれている、フェミニンなデザインが印象的なショルダーバッグです。

複数のポケットがある構造となっており、小物を整理して持ち運ぶことができます。コロンとしたフォルムのため、女性らしい可愛さを演出でき、コーデのアクセントとして使用するのもよいでしょう。

デートにも合わせやすいモデルといえます。

【財布】ルイ・ヴィトン「エピ」の廃盤人気モデル4選

財布にもエピのデザインが施された廃盤モデルが存在します。どのようなモデルが人気なのか、ここで確認しておきましょう。

ジッピーウォレット 旧型

ジッピーウォレットは、ルイ・ヴィトンの財布における定番モデルです。

現行品との違いは、ポケットの数です。カードポケットの数が少なく、内側もシンプルな構造となっています。

しかし、単純であるからこそ使い勝手がよく、あらゆるシーンで対応できる点が人気を呼んでいます。上質な牛革を素材としているため堅牢性も高く、ヴィンテージ品でも安心して使用できます。

ポルトフォイユ・サラ 旧型

二つ折りの財布であるポルトフォイユ・サラの旧型も、根強い人気があります。

現行モデルのようなV字型ではなく、直線的なデザインとなっており、内側には10個のカードポケットとファスナー付きの小銭入れを備えています。また、全体の厚みも抑えられており、手に持ちやすいです。

実用性と高級感を兼ね備えているため、現在でも魅力を感じやすいモデルといえるでしょう。

ジッピーウォレット・ヴェルティカル 旧型

ジッピーウォレット・ヴェルティカルは、名前の通り、ジッピーウォレットをベースにした縦型モデルです。見た目はクラシカルな雰囲気がありつつも、内側にはカードポケットや札入れ、小銭入れが配置されており、機能性と上品さを両立させています。

ビジネスシーンでも活躍できるため、男性からも高い支持を得ています。カードや紙幣をメインに持ち歩く方に最適です。

新型との大きな違いは、収納できるカードポケットの増加のみで、デザイン面で大きく変更された箇所は特にありません。遜色なく使用できるでしょう。

ジッピー・オーガナイザー 旧型

「整理するもの(Organizer)」という意味の通り、ジッピー・オーガナイザーはマルチケースとしても活躍するモデルです。

財布としての機能だけでなく、旅行用のパスポートや航空券などをまとめて収納でき、利便性に優れています。新型との違いは、ファスナーにある金具の形状と内側のカードポケットの増加くらいで、新型と見比べても同じように見えます。

クラシカルな雰囲気が好みの方はこちらを選ぶとよいでしょう。旅行や出張の多い方に重宝するモデルです。

ルイ・ヴィトン「エピ」の廃盤人気色6選

廃盤したモデルのエピには、ノワールやブラウンだけでなく、色とりどりのカラーが豊富に揃っていました。今回はその中から、特に人気のあるカラー6色をご紹介します。

カスティリアンレッド

1992年に登場したカスティリアンレッドは、エピラインの中でも人気の高いアイコニックなカラーです。スペインのカスティーリャ地方で実る葡萄をイメージした、情熱的な色合いが特徴です。

モノグラムやダミエにはないエピならではの個性的なカラーであり、コーデのアクセントとして華やかさを演出してくれます。廃盤後も人気は衰えておらず、中古市場でも需要の高いカラーとして注目されています。

タッシリイエロー

タッシリイエローは、アフリカ・アルジェリア南東部に広がる「タッシリ・ナジェール砂漠」をイメージしたカラーです。太陽の光のようなパワーあふれる色合いで、本当に麦の穂が風に乗ってなびいているかのような、動きのある表情が魅力です。

エピ特有の型押しにより色の鮮やかさが際立っており、コーデに華を添えてくれます。明るい気持ちでお出かけしたいときに最適なカラーといえるでしょう。

ライトピンク

フェミニンな色合いをもつライトピンクは、女性の上品さや柔らかな印象を演出しやすいカラーです。派手さを抑えており、洗練された上品な大人の女性の雰囲気があります。

こちらもモノグラムやダミエにはないカラーのため、可愛らしいバッグや財布を求めている方は、こちらを選ぶとよいでしょう。

どのようなコーデにも合わせやすい、オールシーズンで使用できるカラーです。

トレドブルー

スペインの古都トレドに流れる「タホ川」をイメージしたといわれるカラーです。エピ特有の模様と相まって、清らかな川の流れを表しているようにも見えます。

鮮やかでありつつも落ち着いた雰囲気があり、ファッションのアクセントとして使いやすいです。特に、シックな色のコーデと馴染みやすく、ビジネスシーンでも使用しやすい色といえるでしょう。

上品で洗練された印象を演出してくれます。

クリールブラック

クリールブラックは、1985年にエピラインが登場した当初から出ている最古参のカラーです。

漆黒のような深みのある黒で、光の当て方によってエピの模様が美しく浮かび、高級感があります。洗練された色合いのため上品で落ち着いた印象を与えることができ、シーンに左右されず使いやすい点も魅力です。

現在は、「ノワール」という名称で親しまれています。

ウィニペグベージュ

カナダの中央部にある「ウィニペグ湖」という広大な湖が由来のベージュ色です。ウィニペグ湖から見える美しい夕日が連想されます。

クリールブラックと同じく、1985年のエピの初登場時から展開されており、ルイ・ヴィトンの中でも珍しいニュアンスカラーとして人気を集めていました。廃盤となった現在は、希少価値のあるカラーとして注目されています。

穏やかで優しい雰囲気をもつカラーです。

「エピ」の廃盤モデルに関するよくあるQ&A

最後に、エピの廃盤モデルの価値について多く寄せられる質問をQ&A形式でまとめてみました。中古市場での購入もしくは買取時の参考にしてください。

エピの廃盤モデルは高く売れますか?

結論から申し上げますと、廃盤モデルのエピラインは高く売れる可能性があります。

近年のレトロブーム(ヴィンテージブーム)の流れから再注目されており、希少性のある廃盤モデルを求める層が増えている状況です。この需要の高さを受けて、買取価格も押し上げられており、状態がよければ高値も期待できます。

できるだけメンテナンスはしっかり行いましょう。

エピの廃盤モデルで高く売れるモデルの特徴は?

廃盤モデルでも高く売れるものは、内側にある素材のべたつきや剥がれが発生していないものです。

販売当時の上質な素材で製造されてはいるものの、経年によって変化するのは当然のことです。特に、日本は湿度が高く、廃盤したモデルは現行品よりも早く劣化する恐れがあります。

保管場所には十分注意しておきましょう。

なお、買取に出す際は、購入時にいただいた付属品とセットで出すのがおすすめです。高く評価され、買取額の上昇につながる可能性があります。

まとめ

エピは、モノグラムやダミエのように「LV」ロゴを主張しないため、ブランド初心者にも使い勝手のよいデザインです。上質なレザー素材が元となっているため廃盤したモデルの質も総じて高く、カラーも豊富に揃っています。レトロブームの後押しを受けて希少価値も高まっているため、今後も注目されるラインといえるでしょう。

上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
豊富な経験と確かな鑑定眼で信頼性の高い情報を発信しています。

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