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ルイ・ヴィトンの「パピヨン」はダサい? 人気や旧型新型の違い・買取相場まで解説

ルイ・ヴィトンの「パピヨン」はダサい? 人気や旧型新型の違い・買取相場まで解説
上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
豊富な経験と確かな鑑定眼で信頼性の高い情報を発信しています。

ルイ・ヴィトンのパピヨンはヴィンテージアイテムとして再評価が進んでいますが、一部でダサいという声もあります。本記事では、パピヨンがダサいといわれる背景から、時代を超えて愛される魅力までを解説します。

ルイ・ヴィトンの「パピヨン」とは?

ルイ・ヴィトンのパピヨンは、1966年に登場した歴史あるハンドバッグです。フランス語で「蝶」を意味し、蝶が羽を広げたような2本の長いハンドルが名前の由来となっています。

筒型のロングバレルデザインが大きな特徴で、丸みを帯びた形状は他にない魅力を備えています。デザイナーは、3代目当主であるガストン・ルイ・ヴィトンの娘婿で、経営者のアンリ・ラカミエです。

現在は「パピヨントランク」や「パピヨンBB」として形を変え、新たな世代にも届けられています。

パピヨンの人気

パピヨンは、独特の個性的な筒型フォルムが当時のトレンドと乖離したことや、シンプルさを好む傾向への変化から、一時期は人気が落ち着いていました。しかし近年、サイズや素材を現代風に刷新した新型パピヨンが登場し、再評価され始めています。

伝統的なデザインの美しさを継承しつつ、細かなディテールまで現代のライフスタイルに合わせて最適化されています。新旧ファンを取り込めたことが、リバイバル人気を促進した要因のひとつでしょう。

パピヨンがダサいと言われる理由

パピヨンがダサいといわれる背景には、主に旧型モデルのデザインや機能性に起因する3つの理由があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

使い勝手が悪いため

パピヨンがダサいといわれる一因として、旧型モデルにおける使い勝手の問題が挙げられます。筒型のフォルムは見た目が愛らしい反面、物の出し入れがしにくいというデメリットがあります。

また、旧型のハンドルは短めに設計されており、手に持つか肘に掛けるスタイルが基本でした。肩掛けが主流の現代ファッションにおいては、使いにくさを感じる場面もあるでしょう。

実用面での課題が、ネガティブな印象につながっていると考えられます。

機能面で劣っているため

パピヨンは、機能面で物足りないという声があります。旧型のパピヨンには、内側にポケットが付いていないモデルが多く、スマートフォンや鍵などの小物を整理して収納するには、不便さを感じるでしょう。

また、旧型モデルの一部には、保管環境(高温多湿など)によって内装に経年劣化によるべたつきが生じるケースがあります。メンテナンスの難しさが、ネガティブな評価につながっているのでしょう。

なお、新型モデルでは内装素材も改良され、耐久性も向上しています。

古臭いデザインで時代遅れ感があるため

パピヨンに対して「古臭い」「時代遅れ」という印象をもつ方もいます。バブル期に流行したアイテムであるため、どうしても「一昔前のもの」というイメージと結びつきやすいです。

また、ルイ・ヴィトンのアイコンとして広く認知されているため、新鮮味に欠けると感じる方もいます。しかし、近年のヴィンテージブームにより、パピヨンのクラシカルなデザインは再評価されています。

時代遅れと見るか、レトロでおしゃれと見るかは、個人の感性やスタイリング次第です。

パピヨンの種類とサイズ

パピヨンは、長い歴史のなかでさまざまなサイズやデザインが登場しました。現在では生産が終了した廃盤モデルと、現代的にアップデートされた現行モデルに分けられます。

廃盤モデル

中古市場で人気が高い廃盤モデルは、主に4つのサイズで展開されていました。これらの廃盤モデルは、作られた年代によってハンドルの素材が異なるなどの違いがあります。年代ごとの違いは「ヴィンテージ品がもつ一点物の魅力」となっており、多くのファンを惹きつけています。

モデル名 サイズ(幅 × 高さ) 特徴
ポシェット パピヨン 15.5 × 6.5 cm 最小サイズ / ポーチ・ペンケース向き
パピヨン19 19 × 10.5 cm 鍵や小財布などの貴重品を収納するのに最適
パピヨン26 27.5 × 13.5 cm 長財布も収納可能 / 普段使い向き
パピヨン30 30 × 15 cm 最大サイズで収納力が高い / ポーチ付き・南京錠付きもある

現行モデル

パピヨンのデザインを継承しつつ、現代のニーズに合わせて進化したモデルが販売されています。現行モデルは、デザイン性だけでなく機能性も向上しています。スマートフォンやキャッシュレス決済が中心となった現代のスタイルに合わせ、コンパクトかつ多機能に設計されているのが特徴です。

モデル名 サイズ(幅 × 高さ) 特徴
パピヨントランク 19 × 9 cm 小ぶりなサイズ感 / 着脱可能なストラップ付き
パピヨンBB 20 × 10 cm 筒形のデザイン / 上品でカジュアルな印象

パピヨンの新型と旧型の違い

パピヨンは、時代に合わせて進化を遂げてきました。旧型と新型では、デザイン・素材・機能性の面で違いが見られます。

デザイン

デザイン面での大きな違いは、ハンドルの長さと付属物にあります。旧型パピヨンは、手に持ったり肘に掛けたりする短めのハンドルが特徴でした。

一方、2012年ごろに変更された新型や現行のパピヨンBBなどには、取り外し可能なショルダーストラップが付属しているモデルがあります。肩掛けや斜め掛けも可能になり、コーディネートの幅が広がりました。

また、旧型のパピヨン30などには、同じデザインのミニポーチが付属していましたが、新型では付属しないモデルもあります。

素材

使用されている素材にも違いがあります。2002年以前に製造された旧型モデルのハンドルには型押しされたレザーが使われていましたが、新型モデルではヌメ革に変更され、経年変化を楽しめるようになりました。

さらに、近年の新型や現行モデルでは、ハンドルにモノグラム・キャンバスを使用したデザインも登場しています。

内装の素材は合成皮革からマイクロファイバーやジャカードなどに変更されており、耐久性やメンテナンスのしやすさが向上しています。さらに、旧型で懸念された内側のべたつきといった問題も、新型では改善されました。

機能性

新型の機能性は大きく進化しています。旧型モデルの多くは内側にポケットがないシンプルな構造で、小物の整理がしにくいという声もありました。

現行モデルには内ポケットが追加され、スマートフォンや小物類をすっきりと収納できます。さらに、ショルダーストラップが追加されたことで、両手を自由に使える利便性も兼ね備えています。

旧型のクラシカルな魅力を尊重しつつ、現代の利用シーンに合わせて実用性を高めているのが、新型パピヨンの特徴です。

パピヨンの買取相場価格

パピヨンは中古市場でも人気があり、安定した価格で取引されています。ヴィンテージアイテムとして価値のある旧型と、機能性が高く人気のある新型とでは、買取相場が異なります。

パピヨン旧型の買取相場

旧型パピヨンは、廃盤になってからもヴィンテージ・ヴィトンの人気や海外市場での高い需要に支えられ、根強い人気を誇ります。とくに、状態のよいヴィンテージ品は高値で取引される傾向があります。

また、掲載している価格は執筆時点の情報です。市場動向や流通量により変動する場合があります。

モデル 買取相場(目安)
パピヨン30(モノグラム) 約10,000~100,000円
パピヨン26(モノグラム) 約20,000~65,000円
パピヨン(ダミエ) 約50,000~100,000円
チェリーブロッサム パピヨン 約60,000~90,000円

パピヨン新型の買取相場

新型のパピヨンは、斜め掛けができるショルダーストラップや最新のトレンドサイズを採用し、現代のライフスタイルに合わせて進化しています。

中古市場での流通がまだ旧型ほど多くないため、高価買取が期待できます。デザイン性と機能性を兼ね備えており、需要が高い状態です。

また、掲載している価格は執筆時点の情報です。市場動向や流通量により変動する場合があります。

モデル 買取相場(目安)
パピヨンBB(アンプラント) ~約200,000円
パピヨントランク(モノグラム) ~約190,000円

パピヨンを高価買取してもらうコツ

パピヨンを少しでも高く売却するためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、高価買取につながる3つのコツを紹介します。

付属品をそろえておく

購入時の付属品がそろっていると、本物であることの信頼性が高まり、査定額が上がる可能性があります。具体的には、箱や保存袋、レシート(領収書)などです。

新型のパピヨンBBに付属しているショルダーストラップや、旧型パピヨン30についていたミニポーチも査定の対象になります。

これらの付属品は、次に購入する方にとっても価値があるため、買取業者は高く評価する傾向があります。家にしまい込んでいる場合は、査定に出す前に探してみてください。

複数の買取業者で比較する

買取査定は、1社だけでなく複数の業者に依頼しましょう。買取業者によって、査定基準や在庫状況、得意な販路が異なり、同じアイテムでも買取価格に差が生まれるためです。

最近では、LINE査定や一括査定サイトなどを利用すると、自宅にいながら複数の業者から見積もりを入手できます。

手間を惜しまずに相見積もりをとり、最もよい条件を提示した業者に売却しましょう。

不要なものはまとめて売る

パピヨン単品よりも、他の不要なものとまとめて査定に出すのがおすすめです。買取業者によっては、2点以上まとめて査定すると買取額がアップする「おまとめ査定」を実施している場合があるためです。

買取業者は、一度の出張や査定で多くの商品を買い取れると、コストを削減できます。そのため、削減できたコストの一部を買取価格に上乗せしてくれる場合があります。

パピヨンの他にも使わなくなったバッグや財布、アクセサリーなどがあれば、一緒に査定に出すことを検討してみましょう。

パピヨンに関するよくあるQ&A

ここでは、パピヨンについて多くの方がいだく疑問にお答えします。再評価されている背景や、現代のファッションに合わせるコーディネートのコツを押さえると、パピヨンの魅力を新鮮に感じられるはずです。

パピヨンは再評価され始めている?

パピヨンは近年、ヴィンテージアイテムとして再評価されています。1990年代から2000年代のY2Kファッションがトレンドになるなかで、レトロなフォルムが新鮮でおしゃれだと若い世代に受け入れられています。

当時を知る世代には懐かしく、若い世代には魅力的に映るでしょう。また、中古市場では価格が高騰する傾向にあり、デザインや状態によっては高値で取引されています。

パピヨンは再評価され、価値が高まっているアイテムです。

パピヨンのおすすめのコーディネートは?

「パピヨン」は、合わせ方を工夫することで、今のスタイルにも自然に取り入れられます。たとえば、Tシャツやデニムなどのシンプルなカジュアルスタイルに合わせれば、モノグラムのクラシカルな雰囲気がアクセントとなり、洗練された印象になります。

ワンピースやきれいめな装いなら、上品でエレガントな雰囲気に仕上がります。新型モデルはショルダーストラップによる斜め掛けも楽しめるため、現代的な着こなしとも好相性です。

かつては古い印象を持たれることもあったパピヨンですが、スタイリング次第で今らしく楽しめるバッグといえるでしょう。

まとめ

ルイ・ヴィトンのパピヨンは、一部でダサいと評価されますが、主に旧型モデルの機能面や過去の流行イメージに起因するものです。実際には、ユニークなデザインと歴史的価値から、ヴィンテージアイテムとして国内外で再び注目されています。

上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
豊富な経験と確かな鑑定眼で信頼性の高い情報を発信しています。

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