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「ケイトスペード」のコンセプトと歴史

「ケイトスペード」のコンセプトと歴史

ケイトスペードといえば、財布やバッグが人気のあるレディースのブランドとして有名です。他にも雑貨や靴などの可愛い商品もあり、そのフェミニンな色合いやキュートな柄が魅力とされています。また、幅広い世代からも支持を得てきました。今回は、そんなケイトスペードのコンセプトと歴史について紹介します。

ケイトスペードってどんなブランド?

ケイトスペードとはそもそもアメリカのファッションデザイナーの名前が由来となっており、ご本人の名前がそのまま企業名になったものです。企業としての正式名称はケイト・スペード・ニューヨークで、現在はコーチに買収されています。バッグ・アパレル商品・靴・アクセサリーがメインのブランドです。おしゃれで実用的なケイトスペードらしいこだわりを感じるアイテムなど、揃っております。ケイトスペードのユーザー全体で見てみると、20~30代の女性が多い傾向にあります。

そもそも、ケイトスペードの対象年齢は20~30代前半であり、展開されているアイテムもその年齢層をターゲットとしてデザインされています。ケイトスペードの特徴である「華やかなデザイン」、「色鮮やかなデザイン」は、比較的若い世代に受け入れられやすいのでしょう。ケイトスペードは20~30代の女性ユーザーが特に多いブランドですが、それ以外の幅広い世代の支持もとても多いです。

若いユーザーでは10代、年齢の高いユーザーでは50代の方がいらっしゃいます。ケイトスペードのアイテムのデザイン性や機能性、耐久性は、対象年齢以外からも注目を浴びています。またなにより手の届きやすい価格帯という点は、多くのユーザーを惹き付ける大きな理由です。20~30代以外の世代であっても、「日ごろからケイトスペードのアイテムを愛用している」という方も少なくありません。

ケイトスペードのブランドコンセプトとは

ケイトスペードは、世界の女性がINTERESTINGLIFEを送る事ができるようにインスパイアし、カラフルでクリエイティブな世界観を提案しています。コンセプトとしては「シンプルなシルエット」、「手の込んだディテール」、「情熱に満ち溢れたカラフルな世界」が挙げられます。さらには、創始者ケイトスペードのコンセプトでもある「実用的で耐久性の高さ」を重視したクラシカルでシンプルなデザインが特徴です。また、「前向きな女性らしさ」を称賛してきたブランドで、機能性やデザイン性の高さが人気の理由です。ただシンプルなだけでなく、猫の顔を模すなど随所に遊び心が現れているデザインセンスも兼ね備えていることが、ケイトスペードの特徴となっています。ブランド設立当初はバッグのみを専門としたブランドでしたが、人気が上昇するにつれて事業も拡大し、現在は靴やインテリア雑貨、時計、食器なども手掛けています。

ケイトスペードの歴史

創業者のケイトはアメリカの中央部に位置するカンザス・シティの出身です。アリゾナ州立大学在学学中の1983年、当時、ケイトがバイトをしていた衣料品店にて同じくスタッフとして働いていたのちの夫、アンディ・スペード(AndySpade)と出会いました。ケイトは大学を出てから世界中を旅する生活をおくっていましたが、お金が底をついてアメリカのNYから地元に帰れなくなり、そのままニューヨークに残った中で「マドモアゼル」という雑誌において職を見つける事に成功し、アクセサリー分野のエディターとしてキャリアを歩み出しました。

その後、1990年代前半から恋人のアンディもニューヨークに移住し、この大都市で共に暮らすようになりました。ケイトはマドモアゼル誌において雑誌の編集部内でバッグを含めたアクセサリーの仕事をする中でデザインの良さと実用性両方を兼ね備えたハンドバッグの必要性が感じるようになり、独自にバッグのデザインをスタートさせました。その後、雑誌編集者としてのキャリアを捨てて独立し、1993年に夫のアンディ・スペードと共に「KateSpade」というカラフルなバッグブランドを立ち上げ、まず6つのハンドバッグを世に送りだしました。ハンドバッグメインのブランドだったものの、次々と展開していき、アメリカを代表する総合服飾系ブランドへと成長させました。

2010年代半ばからはNYコレクションにおいてトップモデルを起用した盛大なファッションショーを開催するようになり、アパレルブランドとしての評価も急上昇しました。乗りに乗っていたブランドながら、2018年6月、創業者のケイトがNYの自宅で急死し(自殺と推測されている)、ブランドは存続の危機に陥ります。しかし、ブランドは存続となり、2019SSシーズンから、二コラ・グラスという女性が、2代目のクリエイティブ・ディレクターに就任しました。日本では1996年からサンエー・インターナショナルにより販売開始され、その後、合弁の日本法人であるケイトスペードジャパンを設立して2009年より正規輸入・販売を行っています。2012年には、合弁会社のサンエー・インターナショナル持分をケイトスペード社が取得し、2017年にケイトスペードジャパンは米国KateSpadeLLCの100%子会社になりました。

店舗は現在、東京の繁華街に留まらず、全国の百貨店や駅ビル・ショッピングセンターやアウトレットにも出店しています。

ケイトスペードの人気ライン

ケイトスペードの中でも人気のバッグ・財布・時計の中から人気のモデルをご紹介します。

 

・ハンドバッグ

「ケイトスペードニューヨーク(katespadenewyork)マルゴーミディアムサッチェルPXRUA161」は女性らしさと機能性を備えたハンドバッグです。大きすぎず持ちやすいサイズ感ながら、マチが広めに作られていてしっかり収納できるのが魅力です。口が大きく開くので、スムーズに出し入れできます。2つの収納スペースに加えて中央にポケットを備えており、整理して収納できるのがポイントです。ポケットにはファスナーがついているため、スマートフォンや定期券などを安心して入れられます。2WAYになっており、ストラップをつければショルダーバックとしても使用できます。ラゲージタグには、ケイトスペードのアイコンであるスペードマークがさりげなくあしらわれているのもおしゃれです。

 

・財布(二コラシリーズ)

「二コラ」シリーズは、回転させるとハートからスペードに変わるツイストロックが特徴で、レディース財布の留め具にも使われています。財布を開閉するたびに気持ちが華やぐデザインなので、楽しみながら使えるものを選びたいときにおすすめです。またツイストロックの可愛さが印象的ですが、本体のデザインがシンプルな分、財布そのものは上品に仕上がっています。ケイトスペードらしさがありながらも個性的すぎず、幅広い年齢層の女性にマッチするアイテムです。

 

・時計(メトロメイクアップパレットローズゴールドバケッタ腕時計)

淡い優しいカラーが印象的なメトロメイクアップパレットローズゴールドバケッタは、随所にケイトスペードらしさを感じるユニークな腕時計です。メイクパレットをイメージした文字盤にブラシ型の針があしらわれた、遊び心あふれるデザインが目を惹きます。身につけているだけで気分が上がる可愛らしさで、唯一無二の存在感があるアイテムです。柔らかい色合いで上品さもあるので、腕時計が悪目立ちはしてほしくないけれど個性もアピールしたいという人におすすめです。

まとめ

ケイトスペードは可愛いデザインと、使いやすい機能性、それなのにリーズナブルな価格で販売されていることで女性に人気となっています。プライベートから仕事用にもつかえるデザインは確立されたコンセプトが生み出せるものです。コンセプトからどのように商品が出来上がるのかを常日頃から考えることが人気のデザインを生む第一歩となるので、ぜひ様々なデザインを参考にしてみましょう。「買取大吉」では、ケイトスペードのお買取りもしておりますので、是非お持ち込み下さいませ。お待ちしております。

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