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【種類別】価値が高い宝石ランキング|価値基準や今後の価値も解説

【種類別】価値が高い宝石ランキング|価値基準や今後の価値も解説
今泉沙希(いまいずみ さき)
記事の監修者
査定歴13年
今泉沙希(いまいずみ さき)

ブランドやジュエリーを専門とする査定士。
数千点以上の査定実績を持ち、専門知識と丁寧なヒアリングをもとに“正確で公正な査定”を行っています。
コラム監修では、現場経験を活かし市場の動向や査定のポイントをわかりやすく解説しています。

価値の高い宝石といえば、ダイヤモンドなどが有名ですが、そのほかにも注目の宝石は数多く存在します。今回は、価値の高い宝石をランキング形式で紹介するとともに、その評価基準や今後の価格動向についても解説します。

宝石の価値基準

宝石の価値は複数の基準によって評価され、その違いが価格にも大きく影響します。まずは、広く知られている代表的な4つの価値基準について見ていきましょう。

処理方法

宝石のなかでも非常に希少で高く評価されるのが、天然の非加熱・無処理です。

例えば、ルビーやサファイアの多くは加熱処理が施されています。そのため、非加熱のものは希少性が高く、市場で大きな価格差が生じることも珍しくはありません。

エメラルドも同様に、多くがオイル含浸処理を施されています。一方で、ノンオイルで色味や透明度に優れた高品質のエメラルドは、特に高い評価を受けます。

このように、処理の有無は宝石の価値を左右する重要な要素のひとつです。

産地

同じ種類の宝石でも、産地によって価値が大きく異なることがあります。宝石のなかでも特に高く評価される産地と、その特徴についてまとめました。

宝石 産地 評価ポイント
ルビー ミャンマー 「ピジョンブラッド」と呼ばれる深紅の個体。無処理で美しい色合いを持つものはほかの産地のルビーよりも高値で取引される傾向。
サファイア インド(カシミール) 「コーンフラワーブルー」と呼ばれる、ベルベットのような柔らかな青色と希少性で知られ、高く評価される。
エメラルド コロンビア 鮮やかな色合いと透明感のあるものは高値で取引される。

希少性

希少性は、宝石の価値を決定づける重要な評価基準のひとつです。

地球上での産出量が限られているうえに、鉱山の枯渇や閉山によって供給が制限されることもあります。さらに、そのなかでも宝石品質に達する個体はごくわずかであるため、希少価値は一層高まります。

例えば、アレキサンドライト、パライバトルマリン、パパラチア・サファイアなどは、希少性の高さで知られる代表的な宝石です。

需給バランス

宝石の価格を左右するのは、需要と供給のバランスです。

一般的に、供給が需要を上回ると価格は下落し、反対に供給が減少したり需要が高まったりすると価格は上昇する傾向があります。

また、時代とともに変化するトレンドや消費者の嗜好によって、特定の宝石の人気が急上昇し、それに伴って価格が上がることもあります。

価値の高い宝石|世界四大宝石

宝石業界では、ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアの4石を「世界四大宝石」と呼ぶことがあります。ここでは、それぞれの特徴や評価ポイントを詳しく解説します。

ダイヤモンド

ダイヤモンドは、あらゆる宝石のなかで最も高い硬度を誇り、モース硬度は最高値の10です。名前はギリシャ語の「アダマス(征服できないもの)」に由来しています。

品質の幅は広く、一般的に使用される品質評価の基準は「4C」と呼ばれ、国際的に広く採用されている指標です。

多くは無色透明の「カラーレス」ですが、なかには「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれる美しい色を持つものも存在します。一定以上の濃さを持つ個体は非常に高価です。

ルビー

ルビーは、コランダム(鋼玉)に分類される鉱物で、モース硬度9を誇る非常に硬い宝石です。

価値は色の濃さや透明度によって大きく左右されます。最高品質とされるのは「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれる、鮮やかで深みのある赤色で、特にミャンマー・モゴック産のものが有名です。

無加熱のピジョンブラッドと評価される高品質な個体は希少で、場合によってはダイヤモンドを上回る価格で取引されることもあります。

サファイア

サファイアは、ルビーと同様にコランダムに分類される鉱物です。

青色が代表的ですが、イエローやグリーン、ピンクなどさまざまな色が存在します。ルビーと同様に、産地や個体差、色や透明度、加熱処理の有無によって価値や評価は大きく異なります。

最高品質とされるのは「コーンフラワーブルー」と呼ばれる柔らかく深みのある青色で、特にインド・カシミール産のものが有名です。現在はほとんど採掘されておらず、「幻の宝石」ともいわれています。

エメラルド

エメラルドは、紀元前330年頃にはすでに採掘されていたとされる、非常に長い歴史を持つ宝石です。

最高品質とされるのは、深い緑色と高い透明度を兼ね備えたコロンビア・ムゾー鉱山産のものです。条件のそろった個体は、前述のピジョンブラッドやコーンフラワーブルーと同等、あるいはそれ以上の価格で取引されることもあります。

コロンビアはエメラルドの主要産地として知られていますが、ザンビア産やジンバブエ産のものも比較的高く評価されています。

価値の高い宝石|世界三大希少石

宝石業界では、パライバトルマリン、アレキサンドライト、パパラチア・サファイアの3つを「世界三大希少石」と呼ぶことがあります。ここからは、これら世界三大希少石それぞれの特徴や評価ポイントについて、詳しく掘り下げていきます。

パライバトルマリン

パライバトルマリンは、鮮やかなネオンブルーが特徴で、高い人気を集めている宝石です。

特にブラジルでの産出量は減少しており、流通量も限られていることから、希少価値の高い宝石として知られています。鮮やかで濃いネオンブルーやネオングリーンは特に高く評価される一方、色が薄いものや黒みを帯びたものは比較的評価が下がります。

また、カラット数が大きいほど希少性が高まり、1カラットを超える高品質な個体は高値で取引されることも珍しくはありません。

アレキサンドライト

アレキサンドライトは、1830年代にロシアのウラル山脈で発見されました。当時のロシア皇太子アレクサンドル2世にちなんで命名されたといわれています。

日光下ではグリーン、白熱光下では赤色へと変化する特徴を持ち、この変色効果が明瞭に現れる個体は、その希少性から高値で取引されています。

現在はブラジル、スリランカ、タンザニアなどでも産出されていますが、ロシア・ウラル産の良質なものはほとんど新規採掘されていません。

パパラチア・サファイア

パパラチア・サファイアは、希少性の高さと人気の高まりから、近年価値が上昇している宝石です。

「パパラチア」はシンハラ語で「蓮の花」を意味し、ピンクとオレンジが絶妙に混ざり合った独特の色合いが魅力です。両色のバランスが取れた美しい個体はごくわずかしか産出されず、色が薄すぎるものや茶色味が強いものは評価が下がります。

高品質の個体は産出が限られているため、需要増加を背景に今後さらに価値が高まる可能性があるといわれています。

【落札額】価値の高い宝石ランキング

宝石のなかでも、落札額の高さで注目されるのがファンシーカラーダイヤモンドです。希少なカラーは、過去のオークションでいずれも数十億円という高額で落札されています。

オレンジダイヤモンド

オレンジダイヤモンドは、ファンシーカラーダイヤモンドのなかでも特に希少で、高額で取引されるダイヤモンドのひとつです。

価格は色の濃さや透明度、カラット数によって大きく異なりますが、1カラットを超える高品質なものは非常に高値で取引されます。

2013年には、14.82カラットのオレンジダイヤモンド「ザ オレンジ(The Orange)」が約36億円で落札され、オレンジダイヤモンドとして過去最高額を記録しました。

ピンクダイヤモンド

ピンクダイヤモンドは、希少価値の高さから、一般的なダイヤモンドと比べて数倍から数十倍の価格で取引されることもあります。

最も有名な「ピンクスター(Pink Star)」は59.60カラットで、2017年に約83億円で落札されました。これは当時の宝石オークションにおける世界最高額を記録したものです。

また、主な産地であったオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年に閉山したことから、今後さらに価値が高まる可能性があるといわれています。

ブルーダイヤモンド

ブルーダイヤモンドは、非常に希少価値が高く、ダイヤモンド全体の産出量のごくわずかしか存在しないといわれています。

一般的な取引においても、高品質な1カラットのブルーダイヤモンドは数千万円で取引されることがあります。

特に有名なのが、2016年に約63億円で落札された「オッペンハイマー・ブルー(The Oppenheimer Blue)」(14.62カラット)です。当時のブルーダイヤモンドとしては最高額を記録しました。

【日本】その他価値の高い宝石

日本を代表する宝石といえば、翡翠や真珠が挙げられるでしょう。これらは古くから珍重され、現在でも非常に価値の高い宝石として広く知られています。

ヒスイ(翡翠)

翡翠(ヒスイ)は、日本の国石に選定されており、古くから装身具や勾玉などに用いられてきた宝石です。

一般的に、透明感があり色味の美しいものほど高く評価されます。最高級品は「琅玕(ろうかん)」と呼ばれ、品質によっては数十万円から数千万円の価格帯で取引されることもあるのです。

日本国内でも大型の天然翡翠原石が高額で落札された例が報じられるなど、その希少性が注目されています。

パール(真珠)

真珠は鉱物ではなく、貝によって生成される有機質の宝石です。その希少性や美しさ、耐久性などが評価され、世界的にも正式な宝石の一種として扱われています。

日本は真珠養殖の発祥国であり、アコヤ真珠に代表される日本産真珠は世界的にも高く評価されています。

なかでも高品質な真珠として知られているのが「花珠(はなだま)」です。巻きや光沢に優れた希少なグレードで、価格も高水準で取引されています。

【世界】その他価値の高い宝石

これまで取り上げてきた宝石のほかにも、世界には高い価値を持つ宝石が数多く存在します。ここでは、そのなかでもよく知られている6つの宝石について詳しく見ていきましょう。

タンザナイト

タンザナイトは、タンザニア北部のメレラニ鉱山周辺でのみ産出される非常に希少な宝石です。

価値は主に、色の濃さや透明度、大きさ、カットの質、そして多色性(見る角度によって色合いが変化する性質)などによって判断されます。

特に色が濃く透明度の高い大粒石は高価です。産出地が限られていることから、長期的にも希少性の観点から価値の上昇が期待されています。

キャッツアイ

キャッツアイとは、光を当てたときに宝石内部の繊維状インクルージョンが反射し、猫眼のような一本の光線が現れる現象(シャトヤンシー)を示す宝石の総称です。

さまざまな宝石にシャトヤンシー効果が見られますが、なかでもクリソベリル・キャッツアイは最も高く評価されています。

光線がくっきりと中央に現れ、色合いが美しく、透明度の高いものほど希少とされます。その明瞭な光条と独特の光沢が高く評価される理由です。

オパール

オパールは、「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」と呼ばれる、見る角度によって虹色が変化する現象が大きな特徴のひとつです。

遊色が鮮明で、色のパターンが美しいものほど価値が高くなります。また、産出量が限られている種類や産地のものは希少性が高く、市場価値を押し上げます。

なかでもブラックオパールは、地色が黒や濃色であるため遊色が際立ち、特に高く評価されています。採掘量も少なく、高値で取引されることが一般的です。

スピネル

スピネルは、かつてルビーやサファイアと混同されていた歴史を持つ宝石です。一部の高品質個体は非常に希少とされ、近年評価が高まっています。

透明度や彩度の高いものほど評価され、なかでもレッド、ピンク、ブルーは特に希少価値が高いとされています。

近年はその希少性と美しさが再評価され、大粒で高品質なものは産出量も少ないことから、コレクターの間で非常に珍重されているのです。

アクアマリン

アクアマリンは、ラテン語で「海水」を意味する名のとおり、澄んだ水色から青色が特徴の宝石です。

特に濃いブルーの「サンタマリアアクアマリン」と呼ばれるものは高く評価されます。また、大粒で透明度が高く、インクルージョンの少ないものほど希少価値が高まります。

エメラルドやサファイアと比べると入手しやすい宝石ではありますが、トップグレードの個体は高値で取引されることも珍しくはありません。

トパーズ

トパーズは、カラーバリエーションが非常に豊富で、色によって価格差が大きくなる宝石です。

なかでも、オレンジからピンク色を呈するインペリアルトパーズは希少価値が高く、市場でも高値で取引されています。

一方、ブルートパーズは比較的価格が手頃なものが多いですが、色が濃く透明度の高い個体や希少色のものは高値で取引される傾向があります。

宝石の今後の価値

宝石のなかには、今後価値が上がると予想されているものもあれば、反対に下がる可能性が指摘されているものもあります。次に、それぞれの宝石と、そのように考えられている理由について詳しく見ていきます。

今後価値が上がりそうな宝石

安定した品質を保ち、需要に対して供給量が限られている宝石は、今後も価値が上昇する可能性があります。

例えば、ルビーのなかでもミャンマー産の天然無処理石や、サファイアのなかでもスリランカ産の高品質な天然石などは、今後価格上昇の余地が十分にあるといえるでしょう。

また、近年は寒色系の宝石にも注目が集まっています。トルマリンのグリーン系、グリーンサファイアなども、品質次第では今後さらに評価が高まることが期待されているのです。

今後価値が下がりそうな宝石

今後、市場環境の変化によって価格が変動する可能性のある宝石として、ダイヤモンドやパライバトルマリンが挙げられます。

ダイヤモンドは、中国経済の減速などの影響により需要の変化が指摘されており、流通量の増加によって価格が調整局面に入る可能性もあるでしょう。

パライバトルマリンは近年価格が高騰していますが、市場の過熱を懸念する声もあり、これからの動向が注目されています。

宝石の価値に関するよくあるQ&A

宝石の価値について考えると、人工的に作られた宝石の価値や、世界でもっとも希少性の高い宝石が何かという点は、気になるところではないでしょうか。最後に、これら2つの疑問について詳しく解説していきます。

人工の宝石に価値はある?

人工宝石だからといって、必ずしも価値がないわけではありません。

美しさや品質が安定しているという利点もあります。ただし、希少性という点では天然石に及ばず、一般的に市場価格は低くなることが多いのです。例えば1カラットのダイヤモンドでも、天然と人工のものでは価格に大きな差が生じることがあります。

世界一希少な宝石は?

かつて世界で最も希少な宝石のひとつとされたのが、ペイナイトです。

1950年代にミャンマーで発見された鉱物で、英国の宝石学者アーサー・ペインにちなんで名付けられました。発見当初は確認されている標本がごくわずかで、「世界で最も希少な宝石」としてギネス世界記録に掲載されたこともあります。

近年は新たな鉱床の発見によって産出例が増えましたが、それでも流通量は依然として限られており、希少性の高い宝石です。

まとめ

ダイヤモンドをはじめとする価値の高い宝石を紹介しました。

また、宝石の価値は、処理の有無や産地、希少性、需給バランスなど、さまざまな要因によって左右されます。資産として保有を検討する場合は、こうした細かな情報まで確認したうえで購入を判断するとよいでしょう。

今泉沙希(いまいずみ さき)
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今泉沙希(いまいずみ さき)

ブランドやジュエリーを専門とする査定士。
数千点以上の査定実績を持ち、専門知識と丁寧なヒアリングをもとに“正確で公正な査定”を行っています。
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