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5月の誕生石と誕生日石一覧|エメラルド・翡翠(ヒスイ)を解説

5月の誕生石と誕生日石一覧|エメラルド・翡翠(ヒスイ)を解説
今泉沙希(いまいずみ さき)
記事の監修者
査定歴13年
今泉沙希(いまいずみ さき)

ブランドやジュエリーを専門とする査定士。
数千点以上の査定実績を持ち、専門知識と丁寧なヒアリングをもとに“正確で公正な査定”を行っています。
コラム監修では、現場経験を活かし市場の動向や査定のポイントをわかりやすく解説しています。

新緑が美しい5月の誕生石は、エメラルドと翡翠です。石に込められた意味や由来、誕生日石の特徴など、宝石選びに役立つ知識をわかりやすく解説します。

目次

5月の誕生石「エメラルド」

鮮やかな緑色が印象的な5月の誕生石「エメラルド」は、その美しさと希少さで長く愛されてきました。ここでは、エメラルドの歴史や由来、魅力についてみていきましょう。

エメラルドの歴史

エメラルドは世界四大宝石の一つとして珍重され、古代から多くの王侯貴族に愛されてきました。クレオパトラも好んだことで知られ、古代エジプトでは再生や永遠の象徴だったといいます。

また、南米の古代文明では神聖な石として尊ばれ、スペインによる植民地時代には多くのエメラルドがヨーロッパへ運ばれました。

沈没船「アトーチャ号」からもエメラルドが発見されており、富と権威の象徴であったことを物語っています。

エメラルドの意味

エメラルドは古代ギリシャ語で「緑の宝石」を意味し、癒しと再生の象徴とされてきました。

中世ヨーロッパでは、視力を改善したり真実を明らかにする力があると信じられ、薬や魔法としても用いられています。

また、神秘の力があると信じられ、「舌の下に入れると未来を予見できる」といった伝承も残っています。

現代では、「愛の成就」や「夫婦愛の象徴」として親しまれ、結婚55周年の「エメラルド婚式」にも関わっています。

エメラルドの産地

エメラルドの代表的な産地は南米コロンビアで、ムゾ鉱山やチボ鉱山からは透明度が高く、深い緑色の最高級石が産出されることで知られています。

16世紀の新大陸発見以降、コロンビア産エメラルドはヨーロッパでも珍重され、その品質の高さから多くの宝飾品に用いられてきました。

また、青みや黄みを帯びた緑色の石も採掘されており、現在も世界中の宝石商やコレクターを魅了し続けています。

エメラルドのお手入れ方法

エメラルドは傷がつきやすいため、丁寧に手入れすることが大切です。温かい石けん水で優しく洗い、やわらかい布で拭いてください。

超音波やスチームや化学薬品の使用は避け、熱いお湯や急な温度変化もひび割れの原因になるため注意が必要です。また、飛行機などでの気圧の変化にも気をつけましょう。

多くのエメラルドはオイルで補強されているため、輝きを長く保つには、定期的にオイルを補充すると効果的です。

5月の誕生石「翡翠(ヒスイ)」

5月の誕生石「翡翠(ヒスイ)」は、日本とも深いかかわりがあり、古くから幸運や健康をもたらす石として大切にされてきました。そんな翡翠の魅力について詳しく解説します。

翡翠(ヒスイ)の歴史

翡翠(ヒスイ)は、日本で古くから親しまれてきた宝石で、縄文時代から勾玉や装飾品に用いられていました。特に新潟県糸魚川市は、日本最大の産地として有名です。

中国でも、皇帝や貴族の装飾品や儀式用具に用いられ、西太后が愛した宝石としても知られています。

翡翠は硬く加工が難しい石ですが、その美しさから大切にされてきました。現在では日本の国石にも指定され、日本と深い縁を持つ宝石です。

翡翠(ヒスイ)の意味

翡翠(ヒスイ)は、古くから「幸運を呼ぶ石」として大切にされてきました。

中国語で「翡」は赤色、「翠」は緑を意味し、翡翠の名前はカワセミの美しい羽の色に例えられたことに由来するといわれています。

石言葉には「幸運」「健康」「魔除け」の意味があり、長寿や繁栄の願いを込めて贈られることもあります。美しさと石が持つ意味の両方を楽しめる、現在も多くの人に愛される宝石です。

翡翠(ヒスイ)の産地

代表的な翡翠(ヒスイ)の産地は、日本の新潟県とミャンマーです。新潟では縄文時代から勾玉や装飾品に使われてきました。

一般的に翡翠は硬く加工が難しいとされますが、日本の翡翠は比較的加工がしやすく、古くから装飾品やお守りに使われてきました。

一方、ミャンマー産の翡翠は世界的に高級とされ、特に透明感と鮮やかな緑色が魅力です。産地による色や質感の違いも、翡翠選びの楽しみのひとつです。

翡翠(ヒスイ)のお手入れ方法

翡翠(ヒスイ)は比較的硬さのある石ですが、衝撃や急な温度変化には弱いため、丁寧なお手入れが必要です。

ぬるま湯の石けん水で優しく洗い、やわらかい布で拭きましょう。超音波やスチーム、化学薬品の使用は避けてください。

翡翠は、「身につけるほど輝きが増す宝石」ともいわれています。比較的親油性が高いため、肌の油分によって自然なつやが生まれます。日頃から身につけて、ぜひご自身の翡翠を育ててください。

【日毎】5月の誕生日石

誕生日石には諸説ありますが、ここでは一般的によく知られているものをまとめました。それぞれの石が持つ色や意味を楽しみながら、ご自身の誕生日石を見つけてみてください。

5月1日の誕生日石 アマゾナイト

5月1日の誕生日石「アマゾナイト」は、鮮やかな青緑色が印象的な宝石です。

名前は「アマゾン川」に由来しますが、実際に川から採掘されたわけではなく、南米で採掘された石がのちに「アマゾナイト」と呼ばれるようになりました。

比較的やわらかく傷つきやすいため扱いには注意が必要ですが、手に触れることで自然なつやが増していくのも魅力のひとつです。現代では「勇気と希望を与える石」として親しまれています。

5月2日の誕生日石 タイガーアイ

5月2日の誕生日石「タイガーアイ」は、金色と茶色が混ざり合う縞模様が特徴で、光沢や縞模様が虎の目に似ていることからその名がつきました。

タイガーアイ特有の光の帯は「キャッツアイ効果」と呼ばれ、見る角度によって光の帯が滑らかに動く様子を楽しめます。

勇気や意志力を象徴するとされ、自然の美しさと力強さを身近に感じられるパワーストーンとして、多くの人に愛されています。

5月3日の誕生日石 モルガナイト

5月3日の誕生日石「モルガナイト」は、透明感のある優しいピンク色が魅力の宝石です。

名前は、アメリカの財閥の創始者で宝石収集家でもあったジョン・ピアモンド・モルガン氏に敬意を表して、ティファニー社が名付けました。

ブラジルやマダガスカルなどで採掘され、ジュエリーに加工すると、そのやわらかな色合いが一層引き立ちます。

5月4日の誕生日石 ペリドット原石

5月4日の誕生日石「ペリドット」は、古代エジプトでは「太陽の石」と呼ばれ、王族の装飾品にも用いられていました。

主な産地はアメリカのアリゾナ州で、ペリドットはオリビンという鉱物の一種です。火山活動によって生まれる天然石として知られています。

原石のままでも、研磨やカットを施す前ならではの自然の力を感じさせる美しさがあり、鮮やかな黄緑色は多くの人を惹きつけます。

5月5日の誕生日石 血赤珊瑚

5月5日の誕生日石「血赤珊瑚(ちあかさんご)」は、深く濃い赤色が特徴の希少な宝石です。英語では鮮やかな赤色のものを「Blood Red Coral」と呼ぶこともあります。

宝石珊瑚は、海の中で長い年月をかけて育まれる有機質の宝石で、その成長はとても緩やかです。そのため、成長するまでには何十年、百年以上かかることもあります。

主な産地は地中海沿岸や日本の高知県沖で、血赤珊瑚はその中でも最上級品とされています。

5月6日の誕生日石 アイドクレース

5月6日の誕生日石「アイドクレース」は、かつてイタリアのベスビオ火山で発見されたことからベスビアナイトと呼ばれていましたが、現在は、宝石としてのものに限り「アイドクレース」と呼ばれています。

硬度はやや低く、ジュエリーに加工する際は丁寧な扱いが必要ですが、透明度の高いものは特に価値が高く、ジュエリーとしても人気があります。

また、「癒しの石」として知られ、やわらかな色合いと透明感が魅力的な宝石です。

5月7日の誕生日石 モリオン

5月7日の誕生日石「モリオン」は、深い黒色が独特の存在感を放つスモーキークォーツの一種です。

古代ヨーロッパでは、魔除けや守護の石として身につけられるだけでなく、教会の祭壇や家庭の玄関にも置かれていました。また、心を落ち着ける瞑想の石としても用いられたといわれています。

漆黒の色合いと低い透明度が特徴で、スモーキークォーツの中でも特に希少性が高く、神秘的な宝石として知られています。

5月8日の誕生日石 エメラルドキャッツアイ

5月8日の誕生日石「エメラルドキャッツアイ」は、エメラルドの石に鮮やかな緑色の光の筋が輝く宝石です。

この光の現象は「キャッツアイ効果」と呼ばれ、猫の目のように見る角度によって光の筋が動くことから名付けられました。

希少性が高く、猫目の光とエメラルドの鮮やかな色という二重の魅力を持つため、通常のエメラルドよりも高価です。透明度が高く、光の筋がはっきりしたものはさらに希少といえます。

5月9日の誕生日石 ブラックパール

5月9日の誕生日石「ブラックパール」は、真珠の中でも希少な黒色の美しさが魅力です。

主にタヒチやポリネシア周辺の黒蝶貝から採れ、その神秘的な輝きは古くから「海の宝石」として珍重されてきました。伝説では、ブラックパールは幸運や富をもたらす象徴ともいわれます。

光の角度によって青や緑の干渉色が現れるのも魅力のひとつで、ジュエリーとして高く評価されています。

5月10日の誕生日石 トルコ石原石

5月10日の誕生日石「トルコ石原石」は、鮮やかな空色が魅力の天然石です。

古代エジプトやメソポタミアでは、装飾品や護符として珍重され、「災いから身を守る石」と信じられてきました。産地によって色合いや模様が異なり、特にアメリカ・アリゾナ州やイラン産が有名です。

研磨前の原石でも美しい青色と独特の網目模様が楽しめ、ジュエリーに加工するとその魅力がさらに引き立ちます。

5月11日の誕生日石 ブルーレースアゲート

5月11日の誕生日石「ブルーレースアゲート」は、淡い空色に白いレース模様が浮かぶ、半透明や不透明の宝石です。

南アフリカやナミビアが代表的な産地で、「アゲート」の名前の由来は、シチリア島のアケート川で発見されたことにあります。

青色と白色のレース模様は、自然に形成された層状構造によるもので、同じ模様は二つとなく、原石ごとに個性があります。その優しい色合いから、古くから「心を穏やかにする石」として愛されてきました。

5月12日の誕生日石 カコクセナイト

5月12日の誕生日石「カコクセナイト」は、アクアマリンやクォーツの中にゴールド色や黄色の針状の鉱物が含まれている珍しい天然石です。

主にブラジルやマダガスカルで産出され、光を受けると針状の内包鉱物が放射状に広がり、まるで星がきらめくように見えることがあります。

その独特の輝きからジュエリーとしても人気が高く、特にクォーツやアメジストに含まれる場合は「聖なる石」とされています。

5月13日の誕生日石 アイボリー(象牙)

5月13日の誕生日石「アイボリー(象牙)」は、象の歯から作られる高級素材です。

古代エジプトでは装飾品や工芸品に使われ、神聖さや富の象徴とされてきました。硬度は比較的やわらかく彫刻しやすいため、細工や象嵌細工に向いています。

現代では保護の観点から規制がある一方、独特の光沢と縞目模様の美しさは、歴史的な工芸品や骨董品として今も多くの人を魅了しています。

5月14日の誕生日石 ブルーグリーンジルコン

5月14日の誕生日石「ブルーグリーンジルコン」は、美しい青緑色が魅力の天然石です。特にブルーグリーンは透明感が際立ち、光を受けると鮮やかにきらめきます。

ジルコンは古くから宝飾品として親しまれ、ヨーロッパでは王侯貴族の装飾品にも用いられてきました。

輝きが強く、ダイヤモンドのようなきらめきを楽しめるため、無色透明のものはダイヤモンドの代替品として扱われることもあります。

5月15日の誕生日石 エンジェライト

5月15日の誕生日石「エンジェライト」は、やわらかな青色となめらかな質感が魅力の天然石です。

名前はギリシャ語で「天使」を意味する「アンジェロス」に由来し、その穏やかな色合いから「天使を呼び寄せる石」とも呼ばれています。

その名のとおり、ヒーリングや瞑想で使われることが多く、淡くクリアな青色のものは、宝石やヒーリングストーンとしても重宝されています。

5月16日の誕生日石 アンバー

5月16日の誕生日石「アンバー」は、木の樹脂が長い年月をかけて化石になった有機宝石です。

日本では「琥珀(こはく)」と呼ばれ、はちみつのような黄色や茶色が特徴です。世界的に有名な琥珀は「バルティックアンバー」と呼ばれ、宝飾品としても人気があります。

時には小さな昆虫や植物が閉じ込められた「インクルージョン」が見られることもあり、まるで時間のカプセルのように、古代の世界を現代に伝えてくれます。

5月17日の誕生日石 パープルサファイア

5月17日の誕生日石「パープルサファイア」は、美しい紫色が魅力のコランダムの一種です。

サファイアは古くから「誠実と知恵の象徴」とされ、特に紫色は高貴さを象徴する色として重んじられてきました。

主にスリランカやマダガスカルなどで産出され、色や透明度によって価値が変わるため、婚約指輪やジュエリーとしても人気です。

最近では、スリランカで発見された巨大な紫のスターサファイアが話題になりました。

5月18日の誕生日石 ゴーシェナイト

5月18日の誕生日石「ゴーシェナイト」は、エメラルドやアクアマリンと同じベリルの仲間です。アメリカのマサチューセッツ州のゴーシェンという場所で最初に発見されたことに由来しています。

無色のベリルをゴーシェナイトと呼び、ここに微量の元素が加わることで、エメラルドやアクアマリンへと変化します。

ゴーシェナイトは無色透明な結晶が理想とされ、カット次第でダイヤモンドのようなきらめきを楽しめます。

5月19日の誕生日石 ブルーカルセドニー

5月19日の誕生日石「ブルーカルセドニー」は、穏やかな青色が魅力の宝石です。

カルセドニーは半透明の鉱物で、古代ギリシャやローマでは印章や護符として用いられ、幸福や平和をもたらす石と信じられてきました。

華やかな輝きというより、落ち着いた光沢と穏やかな色合いが人気の宝石です。染色されることも多いため、天然の色を選ぶ場合は、淡い青色で内部にふんわりとした雲状の模様が見えるものを目安にするとよいでしょう。

5月20日の誕生日石 ガーデンクォーツ

5月20日の誕生日石「ガーデンクォーツ」は、水晶の中に鉱物が閉じ込められた天然石です。

水晶の中で鉱物が偶然作り出した模様は石ごとに異なり、それはまるで小さな庭園や森などが閉じ込められているようです。ひとつとして同じ模様がないのが、ガーデンクォーツの大きな魅力です。

それはまるで小さな「風景画」ともいえ、宝石としても、鑑賞用としても楽しめるユニークな存在です。

5月21日の誕生日石 ラピスラズリ

5月21日の誕生日石「ラピスラズリ」は、濃く鮮やかな青色が魅力の宝石です。金色に輝くパイライトが混ざることもあり、星空のような模様が楽しめます。

和名では「瑠璃(るり)」と呼ばれ、正倉院宝物にも装飾例が残っています。また、顔料としても重宝され、ルネサンス期のヨーロッパでは、最も高価な青のひとつとされ、金より高価だったといいます。

フェルメールをはじめ、ルネサンス期の画家たちも作品に使用していました。

5月22日の誕生日石 デンドリティッククォーツ

5月22日の誕生日石「デンドリティッククォーツ」は、透明または半透明の水晶の中に、樹木や草花のような内包物が入った天然石です。

この模様は「デンドライト」と呼ばれるもので、まるで自然が描いた小さな風景のように楽しめます。

名前はギリシャ語で「木」を意味する「デンドロン」に由来し、枝のように広がる模様が特徴です。石ごとに模様が異なるため、世界に一つだけの表情を持つ存在です。

5月23日の誕生日石 セレナイト

5月23日の誕生日石「セレナイト」は、月のようなやわらかな白色や透明感が魅力の鉱物です。

月の女神を意味するギリシャ語の「セレネ」に由来し、月光を思わせる優しい輝きからその名がつけられました。古くから心を落ちつかせ、清らかさを象徴する石として親しまれており、浄化や瞑想の道具に使われることもあります。

繊細で割れやすい天然石のため、扱いには注意しましょう。

5月24日の誕生日石 ムーンストーン

5月24日の誕生石「ムーンストーン」は、名前のとおり、月のようにやわらかく神秘的な光を放つ宝石です。

この光の現象は「アデュラレッセンス」と呼ばれ、石の内部の層で光が反射することで生まれます。古代インドでは「月の石」として、幸福や恋愛成就をもたらすお守りとして大切にされてきました。

主にスリランカやインドで産出され、特に青白く輝くものは高く評価され、ジュエリーとしても人気があります。

5月25日の誕生日石 ブルーアンバー

5月25日の誕生日石「ブルーアンバー」は、太陽の光に当たると青く輝く、希少な琥珀です。普段は黄色や茶色に見えますが、紫外線や日光に当たると、神秘的な青色が浮かび上がります。

主な産地はドミニカ共和国で、世界的にも非常に珍しい種類の琥珀として、コレクターに人気があります。

軽量でジュエリーに加工されることも多い一方、繊細な石でもあるため、扱いには注意して楽しみましょう。

5月26日の誕生日石 レモンクォーツ

5月26日の誕生日石「レモンクォーツ」は、明るい黄色が特徴の透明な天然石で、太陽の光を浴びたような爽やかさが魅力です。

名前のとおり、レモン色の明るい輝きが特徴ですが、多くのレモンクォーツは人工処理されており、天然のままの黄色い石は非常に珍しいとされています。

透明度が高く、ガラスのような光沢を持つため、ジュエリーとしても人気があります。

5月27日の誕生日石 グリーントルマリン

5月27日の誕生日石「グリーントルマリン」は、自然の息吹を感じさせる鮮やかな緑色が魅力の宝石です。

トルマリンは非常に多彩な色を持つことで知られ、古い伝説では「虹の上を通りながら色を集めてきた」と伝えられています。その中でも、緑色は特に代表的な色です。

また、トルマリンは鉱物の中でも珍しい圧電性を持っており、摩擦や熱によってわずかな電気を帯びることから「電気石」とも呼ばれています。

5月28日の誕生日石 ホワイトカルセドニー

5月28日の誕生日石「ホワイトカルセドニー」は、乳白色のやわらかな輝きが魅力の宝石です。

古代から装飾品や印章に用いられ、特に穏やかな色合いのホワイトカルセドニーは、「心を落ち着け、調和をもたらす石」として大切にされてきました。

微細な結晶でできているため、光をやわらかく反射し、穏やかな光沢を放ちます。その光沢は美しく、バッグやアクセサリーにも人気です。

5月29日の誕生日石 アゲート

5月29日の誕生日石「アゲート」は、縞模様や独特の色合いが美しいカルセドニーの一種です。

産地によって色や模様が異なり、ブラジルやウルグアイ、インドが代表的です。磨くと光沢が増し、指輪やペンダントに加工すると、個性豊かな美しさを楽しめます。

自然の模様はふたつとして同じものがなく、石ごとの個性が魅力です。ただし、人工のものも多いため、購入時には確認するのがおすすめです。

5月30日の誕生日石 ツァボライト

5月30日の誕生日石「ツァボライト」は、鮮やかな緑色が目を引く宝石で、その美しさはルビーの赤やサファイアの青に匹敵するといわれます。

名前は発見地であるケニアのツァボ国立公園に由来し、1980年代に知られるようになりました。その後、ティファニー社のマーケティングによって人気が高まり、一躍注目を集めました。

ごく限られた地域でしか産出されないため、ツァボライトは希少性の高い宝石とされています。

5月31日の誕生日石 クリソプレーズ

5月31日の誕生日石「クリソプレーズ」は、鮮やかなアップルグリーンが特徴の石で、主にオーストラリアやブラジルで産出されます。

名前はギリシャ語で「金のりんご」を意味する言葉に由来し、その美しい緑色は古くから「幸福や繁栄の象徴」とされてきました。

中世から近世ヨーロッパでは、宮殿や教会の装飾、宝飾品に用いられ、チェコの聖ヴァーツラフ礼拝堂などでその美しさを見ることができます。

まとめ

5月の誕生石や誕生日石は、それぞれ個性と美しさを持ち、古くから人々を魅了してきました。ご自身や大切な人の石の物語を知ることで、天然石の魅力をより身近に感じられるでしょう。

今泉沙希(いまいずみ さき)
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今泉沙希(いまいずみ さき)

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コラム監修では、現場経験を活かし市場の動向や査定のポイントをわかりやすく解説しています。

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