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ファイヤーオパールの価値

223_ファイアー オパール 値段

皆様人生で一度はオパールという言葉を耳にしたことがあるでしょう。実は一口にオパールと言ってもブラックオパールと呼ばれるものからウォーターオパールと呼ばれるものまでさまざまなオパールが産出場所の違いなどによってあります。ここで紹介するのは、ブラックオパールと並んで非常に人気が高い、黄色から赤までの色合いをもつ「ファイヤーオパール」について解説していきます。

ファイヤーオパールとは

オパールは、おおきく分けると水晶の仲間となります。一般に水晶とは無色透明の結晶を指し、透明度の落ちるものは石英と呼びます。鉱物の中では、もっともありふれたものであり大地の地殻を構成する最大元素である「珪素」が酸化した二酸化珪素、すなわち「シリカSiO2」という鉱物は、地球の約60%を占めています。それが、運よく不純物が無い状態で結晶化したものがアメジストなどにもみられる水晶系の宝石です。その時に結晶化せず、水分を含んだ状態で生成されたものがオパールとなります。

オパールの中でもひときわ目立つ色合いを持つファイヤーオパール
ファイヤーオパールとはファイヤーの名の通りで、赤く燃え上がるような色合いをしているオパールになります。黄色、オレンジ色、赤までのカラーリングをしている物をすべてファイヤーオパールと呼び、遊色効果があるものを「プレシャスオパール」と扱われています。クリスタル調の透明感を持つ宝石は少なく、透明度が上がっても半透明の雰囲気を持ち続ける宝石でファセットもざいくが強い輝きを見せる宝石とは異なり、柔らかなオレンジ~赤色の彩りを楽しむ宝石となります。やはりブラックオパールと並んで非常に人気の高いオパールです。
また、オパール全般に言えることですが、ファイヤーオパールは水分を宝石の中に含んでいる為、乾燥や熱に弱い石です。宝石の硬さを測る基準として使われるモース硬度も5.5~6.5と低い数値であり、ちょっとした衝撃で傷がついてしまったり、割れてしまったりするため、ジュエリーとして楽しむ際には細心の注意を払う必要があるかもしれません。炎のようなメラメラとした色が魅力のファイヤーオパールですが、その宝石の言葉は「情熱」「不屈」「生命力の強化」「魂の喜び」などとなっており、まさに見た目通りの意味を持っています。

 

燃え上がるような色を放つファイヤーオパールの魅力とは

ファイヤーオパールは先ほどお話しさせていただいた通り、黄色から、オレンジ色、赤までの地色を持つメキシコ産のオパールのことを言います。最も価値があるとされている物は遊色効果があるプレシャスオパールの中でも赤に近いものとされています。もちろん黄色やオレンジなども色味が違うだけでそれぞれの魅力がたっぷりと詰まっています。また遊色効果を持たないものをコモンオパールと扱われています。ファイヤーオパールと言っても様々な色味があるわけですね。

遊色効果があるファイヤーオパールはもともとのオパール独特なモザイクのような虹色の色味を味わうことができ、幻想的な色合いとなります。やはり、豊富なバリエーションがあり、同じものが二つとないいしになるので、自分の服装にぴったりのカラーをしたオパールが見つかった時は一生手放せなくなる宝物になるかもしれないですね。

実は、ファイヤーオパールだけではなく、オパー自体がは幸せを願うまたは幸せを訪れさせるお守りとして使われてきたのはご存じでしたでしょうか?ファイヤーオパールはその燃え上がるような色合いから、活力をみなぎらせる石だといわれています。恋愛ではファイヤーオパールを身に着けている人の魅力を引き出し美しく輝かせパートナーとの仲をより深くするなどの考えがあります。また、お仕事においてはコミュニケーション能力や発想力を引き出してくれるとされています。そのため、パートナーとより仲が深まりたい方や、目標に向かって突き進みたい方、自分の活力ややる気をもっと向上させたい方などに進めたい石となります。

 

ファイヤーオパールの産出場所

オパール自体はオーストラリア産のものが多く、特に人気のブラックオパールはオーストラリアを代表する希少価値の高いオパールです。しかしファイヤーオパールはその中でも珍しく、主に鉱石として発掘される場所は、メキシコです。
それは古代アステカ文明が花開いた地域の近くでもあります。
スペインに征服される前のアステカの人々は、掘り出したファイアオパールを「ハミングバードの宝石」と名付け、オレンジのオパールと共にこの美しい鳥を愛したといいます。
「アステカの太陽神」としてオパールを崇めたその祈りも空しく、アステカ文明は15世紀の覇権国スペインに跡形もなく滅ぼされました。いま、見るも鮮やかに輝くファイアオパールを通して、遠い文明の栄耀栄華が目の前に甦って来るようです。

本格的商業採掘は1870年頃、首都メキシコシティーから北西へ200kmのケレタロ(ケレタロ州・州都)他で始まり、以後、西に隣接するハリスコ州マグダレーナ地区に産出の中心は移り、マグダレーナは空前のオパールブームに沸きます。時に1960~1970年、メキシコオリンピック(1968)を挟む十数年間で、その中には多くの日本人バイヤーの姿がありました。

そして、ファイヤーオパールはメキシコで掘り出されること多いことから、国名をつけてメキシコオパールと呼ばれること。逆に、メキシコで産出されるオパールはファイヤーオパールだけではないので、メキシコ産の別のオパールもメキシコオパールと呼ばれることあります。その点に関しては注意が必要かもしれません。

また、ファイヤーオパールはメキシコだけでなく世界各所で採掘されているのですが、メキシコ以外でも産出国としてがエチオピアとブラジルです。エチオピアでは、2008年にエチオピアの北東に位置するウェゲルテナで良質なオパール鉱床が発見されており、ファイヤーオパールも比較的安定して産出されています。現状では、メキシコがファイヤーオパールの産出国として非常に有名ですが、近年ではエチオピア産のものへの注目度が高まっています。

ブラジルも、他の産出国と比べ質が良いファイヤーオパールが発掘されることで知られている場所です。しかし、現在は採掘の規制が厳しくなっており、環境問題などの視点から、なかなか採掘が出来ない状況になっています。ブラジル産のファイヤーオパールは珍しいかもしれないですね。

 

ファイヤーオパールの性質

ファイヤーオパールだけでなく、他のオパールにも言えることとなりますが、非常に弱点が多い色石です。

まず、オパールは非常に乾燥しやすく、熱に弱い鉱石となります。そのため、乾燥する場所での保管は絶対にNGです。絶対に光や日光にさらされる場所には置いてはいけないものになります。万が一、乾燥しそうな場所での保管を行う場合には、必ず水を近くに置くか、水に着けてあげる必要があります。逆につけおきつづけてしてしまうこともNGなので水にさっとつけて頂くだけで大丈夫です。注意してください。

また、衝撃に非常に弱いのも特徴です。金属よりも柔らかいので、絶対にぶつけないようにしてください。こすれるだけでも大打撃です。また宝石を洗うときにたまにブラシや超音波洗浄機などを使う方がいらっしゃいますが、オパールに関しては絶対にNGです。

実際にお手元に置いて保管される際には、使用後に柔らかい布などで汚れやついてしまった皮脂などを優しくふき取って頂ければ問題ありません。

オパールは、一度でもヒビや割れが入ると進行が止まりません。そうなる前に、乾燥や衝撃などをさけて保管してください。保管の際は他のアクセサリーとぶつからないように布などに包んで保管するかオパール専用に箱に保管をして絶対に乾燥させないようにしてくださいね。

オパールは一般の方が思っている以上に繊細でもろい鉱石になります。取り扱いには十分に注意をして、その自分だけの色合いをずっと楽しみ続けられるようにしてくださいね。

 

ファイヤーオパールの市場価値

一般的にオパールには虹色に輝く遊色効果(プレイ・オブ・カラー)と言うものが見られ、これがオパールの特徴でもあり、この効果から、希望のあかしとされてきました。古代にこの石を見つけた人間から見れば、この石の遊色効果に神聖なものを感じたとしても不思議ではないでしょう。一方、18世紀~19世紀のヨーロッパにおいてオパールは悪魔の石として不評でした。ウォルタースコット卿の小説のヒロインがオパールを持っていて、海に投げ捨てるまでのその不幸が続いたというストーリーや、その見た目が変わるという遊色効果が心変わりをイメージさせるためだと言われています。しかし、現在の日本では、日本人がオパールの消費のほとんどを占めるほど、人気です。

ファイヤーオパールは、ブラックオパールに次いで二番目に人気が高いものとなります。

特にその中でも赤く、遊色効果があるプレシャスオパールが一番人気の高いものとなります。逆に色が赤より薄かったり、黄色に近いものは市場価値が落ちていますが、光沢があるものやより明るいものは相対的に人気が高いです。

インクルージョンと呼ばれる、石の中に存在する不純物による曇りや、そもそも汚れが含まれてしまっている場合など、そういった場合は価値が下がってしまいます。

また、ヒビや亀裂なども価値が下がる原因となります。

さらに、遊色効果ほとんどないファイヤーオパールは、赤いガラスと呼ばれてしまうことがあり、そのなのとおりガラスと同じ扱いをうけ、高い金額では流通していません。しかし、最近はもともとのカラーの美しさを引き立たせたファセットカットに研磨されている物の人気が高くなっていますね。

 

【まとめ】

今回は鉱石の中でも面白い性質をもつオパールの中でも、特徴的な色合いでひときわ目立つファイヤーオパールをご紹介致しました。オパールの中でも、ファイヤーオパールはブラックオパールと並んで非常に人気が高い鉱石ですが、オパールと言う鉱石自体は非常にもろいです。乾燥や衝撃を避け、丁寧に保管する必要があります。

ファイヤーオパールには様々なカラーが存在し、黄色、オレンジ、赤色などがあります。どれも非常に情熱的な色合いをしており、人気が高いですが、特に赤色のモノで遊色効果があるものが市場価値が高いです。ヒビや割れがあったり、中に不純物が入っていると価値が下がってしまいますのでご注意ください。

オパールはファセットモザイクが特徴的で他に二つとない色合いをしています。是非お読みの皆様は、自分だけの自分に合ったファイヤーオパールを探して、お洋服やネックレスなどに合わせてみてください。きっとより素敵な自分になれるはずです。

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