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イギリス王室とジュエリーブランド

304_イギリス 王室 御用達 ジュエリー ブランド

イギリス王室御用達のジュエリーブランドのご紹介

イギリス王室御用達とは

ジュエリーの説明の前に王室御用達とは何なのか説明していきます。日本でも宮内庁御用達という言葉が有名ですのでなんとなくイメージは出来ているかもしれません。英語ではロイヤルワラントと言われます。ロイヤルワラントは王室御用達のことで、イギリスをはじめオーストリアやデンマーク、モナコなどの国の王室に認められることで商品やサービスを提供できるブランドや会社に授けられる称号を指します。ロイヤルワラントの中で最も知名度が高いのがイギリスのもので、英国王室に認定されたブランドはロイヤルアームスという名誉ある紋章を掲げることが許されます。また一度認定されれば永続するものではなく、5年ごとに再審査されるため、その結果次第ではロイヤルワラントを失う可能性もあるという厳しいものです。王室御用達の歴史は1155年、ヘンリー2世の時代にまでさかのぼり、ヘンリー2世がお気に入りの狩猟用のアイテムを提供していたThe Weavers’ CompanyにRoyal Charterという公式勅書を与えたことが始まりです。1840年にはロイヤルワラントホルダーズ協会が発足しています。ロイヤルワラントは王室の誰でも認定できるわけではなく、直系の王位継承者のみが認定できる権限を持っています。

誰れもが知っている有名なブランド「カルティエ」

世界5大ジュエラーのひとつであるカルティエは、ジュエリー史に残る数々の名作を世に送り出してきたパリの宝石商です。パリの小さな工房からスタートしたカルティエは、世界各国の王室御用達ジュエラーとなり、現在も多くのハリウッドセレブや国内芸能人たちが愛用しています。カルティエは歴代、インドのマハラジャ、ナポレオン3世の妻ウジェニー皇后、英国王エドワード7世などが顧客として名を連ね、フランス、イギリス、スペイン、ベルギー、ロシア、インドなど世界16か国の王室御用達ジュエラーに任命されてきた宝飾店です。エドワード7世はカルティエを「王の宝石商、宝石商の王」と称えたほど。最高品質を求める世界の王族が認めた、歴史に残る作品を世に送り出してきました。歴史の長いカルティエでは、現在もメゾンの伝統と技術を継承した素晴らしいジュエリーを製作しています。年齢や性別を問わず、誰もが憧れる高級ジュエリーブランドとして確固たる位置を築いてきました。

他のジュエリーブランドご紹介

◆アスプレイ

1847年からロンドンのニューボンドストリート167に店舗を構え、英国王室御用達として長い歴史を紡いできたアスプレイ。”It can be done(もちろん承ります)”という哲学のもとに受注生産されたビスポークの品々は、世界中のエグゼクティブに愛されています。英国ビクトリア女王がアスプレイのラゲッジの愛用者であったことを皮切りに、エドワード7世、ジョージ5世などが顧客となり、現在の君主エリザベス女王の父、ジョージ6世がアスプレイを宝飾品、金細工、銀細工の王室御用達として認定。現在も、エリザベス女王はもちろんのこと、キャサリン妃やメーガン妃がアスプレイのジュエリーを身に付け、英国王室からの変わらぬ信頼を得ています。顧客であったビートルズのリンゴ・スターは、アスプレイのチェスセットとピクニックトレーラーを愛用してました。1975年、マーガレット・サッチャー元英国首相は、ロナルド・レーガン元大統領との首脳会談の際、国家予算に関わる書類の入ったアスプレイのハンドバッグを手にホワイトハウスの芝生を歩いています。

◆ガラード

日本ではあまり聞いたことがある人は少ないかもしれませんが、ガラードは1735年にイギリスで創業された世界でも最も古いジュエリーブランドのひとつといわれるハイジュエラーです。『Garrard(ガラード)』は、1735年ロンドンで銀細工師のジョージ・ウィックスが宝石店を開いたのが始まりです。この宝石店は数十年後に地元の有力者のロバート・ガラード氏の手に渡り、1802年に完全にガラード一族が支配権をてにいれました。ガラード一族が宝石店を支配した当時はジェフリー・アンド・ジョーンズやランデル・アンド・ブリッジ等の宝石店が活躍していて、ガラードは一流の域には達していない宝石商といったような評価だったそうです。ガラードが今のような超一流の評価を受け始めた転機は、1842年にランデル・アンド・ブリッジの後を継ぐ形で英国王室御用達に任命されたことによります。英国王室御用達に任命されたのち、王室はもちろん周辺の貴族たちの信頼も得て、その評価は現在に至るまでゆるぎないものになっています。ガラードは、ヴィクトリア女王からエリザベス女王に至るまで、5代に渡って英国王室御用達のジュエラーとして宝飾品や銀器類の製作を行っています。さらに、英国王室が所有している膨大な数の宝石やジュエリーの管理、修理やメンテナンスまで任されています。世界的に有名なものでは、「コイーヌ・ダイヤモンド」を使用した王冠や、「カリナン・ダイヤモンド」の王冠や王笏(杖)へのセッティングもすべて『ガラード』が担当したそうです。

◆ハミルトン&インチ

あのアメリカの時計ではなく1866年にスコットランドのエジンバラで創業した宝飾店で、ジュエリーや時計、シルバーウエアなどのラグジュアリーアイテムをデザイン製作しています。王室御用達に認定されたのは120年以上も前のことでした。当時はスコットランド王室の宮殿で、時計類の製作者として任命されていました。現在はエリザベス女王により、銀細工と時計製作者としての任命を受けています。ロバート・カーク・インチズと叔父のジェームズ・ハミルトンによって設立されたハミルトン&インチズは、1866年5月にエジンバラのプリンシズストリート88番地に最初の宝石店をオープンしました。息子、エジンバラの時計製造とジュエリーの最前線にハミルトン&インチを設立し、今日の会社への道を開いています。

◆マッピン&ウエッブ

英国に本社を置くジュエラー(宝石商)です。1897年にはビクトリア女王より「王室御用達」の認定を受け、今でも英国王室のクラウンジュエラー(王冠を作成する職人)として任命されています。現在はジュエリーが中心ですが、もともとは銀器工房として有名でアンティークの世界ではたくさんのシルバー製品が残っています。多くの英国のジュエラーが英国内のみの展開にとどまっているのに対して、一時期は国際的な展開をおこなっていた英国で最も成功した世界的なブランドです。1890年代には南アフリカのヨハネスブルグを皮切りに、ブエノスアイレス、サンパウロ、ピアリッツ、ニース、ローザンヌ、ヴィシー、パリ、ローマ、香港、上海、カイロ、ムンバイといった世界各国の都市に店舗をオープンさせていきます。1888年にはビクトリア女王からネックレスの製造を依頼され、1897年には「英国王室御用達」の称号を与えられています。

◆ウォルツスキー

1865年に北ウエールズで創業した、アンティークディーラーです。高級宝飾品とファベルジェの作品、シルバーウエアや装飾品などのアンティークを扱うことで知られています。当時の顧客にはエドワード7世を始めとする英国の王侯貴族や、ジャクリーン・ケネディ、ビング・クロスビーなども名を連ねていました。1911年にロンドン支店をオープン。現在はエリザベス女王とチャールズ皇太子から王室御用達の認定を授与しています。2005年にはチャールズ皇太子とカミラ夫人の結婚指輪を製作、2011年にはウイリアム王子とキャサリン妃の結婚指輪を製作しました。2014年には幻と言われたファベルジェの3個目のイースターエッグを112年ぶりに公開し、世界中を驚かせました。

◆ウィリアムアンドサン

1999年、アスプレイ家の7代目であるウイリアム・アスプレイが設立。ジュエリー・時計から革製品やホームウエアなどを、高い職人技術で製作販売するブランドです。2009年にエリザベス女王から王室御用達の認定を受けました。ロンドンのメイフェア地区にあるブティック内には、オーダーメイドのジュエリー受注用に『宝石バー』を備えています。

◆クリーヴ

英国と国外40ヵ国の王室や国家、軍隊のためにメダルや宝飾品を製作するコート・ジュエラーです。王位を象徴する『レガリア』の製作でも知られており、伝統のデザインと技術を駆使した作品を熟錬職人が手作りしています。2018年にはヘンリー王子からの依頼で、ダイアナ妃が所有した2石のダイヤモンドを使用した、メーガン妃への婚約指輪を完成しました。メーガン妃が受け取った婚約指輪は、ダイアナ妃のジュエリーから外されたダイヤモンドを使い、ヘンリー王子がデザインしたという特別なものです。指輪のセンターには3カラット程といわれる大きさのボツワナ産ダイヤモンドが配され、両側にはダイアナ妃から受け継いだダイヤモンドがあしらわれています。

イギリス王室御用達の他の製品

おまけでちょっと変わったブランド・商品を紹介していきます。

●車

車メーカーのランドローバーがイギリス王室御用達です。

●タバスコ

よく喫茶店で見かけるあれです。ペッパーソースの代名詞ともなっているほど、おなじみマキルヘニー社の「タバスコ」。女王陛下のお気に入りで、2009年に王室御用達に認定されました。

●傘

フルトンのバードゲージです。ドーム型が特徴の透明の長傘は、エリザベス女王の雨の日のお供として知られています。

●お酒

1994年にシングルモルトウイスキーとして初めて、ロイヤルワラント(英国王室御用達)の許可を与えられた「ラフロイグ」。チャールズ皇太子のお気に入りのスコッチとしても知られており、年によってはボトルで1000本もオーダーすることがあるそうです。

まとめ

日本では意外と知られていないジュエリーメーカー・ブランドも有ったのではないでしょうか。質のいいものが厳選されているのではないかと思います。ジュエリーは石や地金だけでなく、そのデザインやブランドイメージなどにも莫大な投資がされていることが多いです。ポンポン買えるようなものではありませんが、何か一生ものとして持っておきたいですね。

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