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ダイヤモンドは燃えてなくなる? 燃える温度や融点・理由を解説

ダイヤモンドは燃えてなくなる? 燃える温度や融点・理由を解説
今泉沙希(いまいずみ さき)
記事の監修者
査定歴13年
今泉沙希(いまいずみ さき)

ブランドやジュエリーを専門とする査定士。
数千点以上の査定実績を持ち、専門知識と丁寧なヒアリングをもとに“正確で公正な査定”を行っています。
コラム監修では、現場経験を活かし市場の動向や査定のポイントをわかりやすく解説しています。

世界一硬い鉱物と称されるダイヤモンドですが、実は特定の条件下で燃える性質があります。本記事では、ダイヤモンドが燃える理由から、具体的な温度、大切なダイヤモンドを火災などから守るための注意点までを解説します。

ダイヤモンドが燃える理由

ダイヤモンドが燃えるのは、成分と元素の構造に起因します。地球上で最も硬いとされる宝石がなぜ燃えるのか、主な理由を詳しく見ていきましょう。

燃えやすい炭素でできているため

ダイヤモンドが燃える理由は、主成分が炭素であるためです。炭素は木炭や黒鉛(鉛筆の芯の成分)と同じ元素で、酸素がある高温環境下では燃焼し、二酸化炭素に変化します。

木炭がバーベキューで燃えるのと同じ原理が、ダイヤモンドにも当てはまります。炭素を主成分とする以上、高温・酸素のある環境で燃えてしまうのは避けられません。

なお、サファイアやルビーなど多くの宝石は、すでに酸素と結びついた酸化物です。そのため、ダイヤモンドのように燃えることはありません。

単一元素でできているため

ダイヤモンドが燃えやすいもう1つの理由は、炭素のみで構成された単一元素の物質であることです。ダイヤモンドは不純物が少なく、炭素原子が強固に結びついた構造をしているため、熱伝導性が銅の約5倍です。

この性質により、一部に加わった熱が全体へ素早く伝わります。そのため、火災などで環境全体が高温に包まれた場合には、ダイヤモンド全体が発火温度に達しやすくなり、燃焼が進む要因となります。

ダイヤモンドが燃える温度と融点

ダイヤモンドは一定の温度を超えると燃え始めますが、燃える温度と、固体が液体になる融点には違いがあります。それぞれの温度について解説します。

ダイヤモンドが燃える温度

ダイヤモンドは、600℃以上の熱が加わると表面が黒く変化する「黒鉛化」が始まります。温度が上昇し、800℃以上になると燃え始め、最終的には二酸化炭素となり気化します。

燃焼が進み、すべて二酸化炭素となって気化するのは、1000℃以上の高温状態が一定時間続いた場合です。

日常生活で使うガスコンロの火でも、炎の温度自体は800℃〜1500℃以上の高温に達します。しかし、短時間あぶる程度では全体が発火点に達しないため、すぐには燃え尽きません。

なお、一般的な住宅火災では、火災発生から数分〜十数分ほどで900℃以上に達します。1000℃を超える場合もあるため、ダイヤモンドが燃えるには十分な高温環境となります。

ダイヤモンドの融点

ダイヤモンドの融点は3550℃とされており、気体になる沸点は4800℃です。非常に高い温度であるため、通常の火災でこの温度に達することは考えにくいですが、融点に達するはるか手前の温度で、酸素と結びついて燃焼が始まります。

ダイヤモンドの性質を考えるうえで、燃え始める温度と融点は区別して理解しておく必要があります。なお、燃焼は融解よりも先に進むため、ダイヤモンドが液体状に溶ける姿を見る機会は、現実的にはほとんどないでしょう。

ダイヤモンドを燃やさないための注意点

大切なダイヤモンドを予期せぬ事態から守るためには、日ごろからの注意が必要です。とくに火災は、ダイヤモンドにとって大きな脅威となります。具体的な対策を紹介します。

火災を起こさない

ダイヤモンドを燃やさないための基本的な対策は、火災を発生させないことです。日常生活において、ダイヤモンドが燃えるほどの高温にさらされる場面はほとんどありません。

しかし、住宅火災が発生すると、室内は1000℃を超える高温になるおそれがあります。火の元の管理を徹底し、日ごろから防火意識をもつと、間接的にダイヤモンドを守ることにつながります。

「調理中のコンロから離れない」「暖房器具の周りに燃えやすいものを置かない」といった、基本的な注意を怠らないようにしましょう。

耐火金庫に入れて保管する

万が一の火災に備える手段として、耐火金庫での保管がおすすめです。耐火金庫は、火災の熱から内部を守るために特殊な構造をしており、庫内の温度上昇を緩やかにする性能があるためです。

もし火災が発生しても、製品で定められた耐火時間内であれば、庫内の温度を約177℃以下に保てるように設計されているものが多くあります。そのため、ダイヤモンドの燃焼を防ぐ効果が期待できます。

ダイヤモンドのように高価な宝石の保管場所として、耐火金庫は有効な選択肢です。

燃えたダイヤモンドでも売ることはできる

何らかの原因で燃えてしまったダイヤモンドでも、業者に買い取ってもらえる可能性があります。

燃えたダイヤモンドは表面が黒く変色したり、白く濁ったりして輝きを失いますが、宝石としての価値が完全になくなるわけではないためです。

プロの鑑定士は外観だけでなく、ダイヤモンドの状態や残存する品質を総合的に判断します。外観が損なわれていても、ダイヤモンドの重量や構造が保たれていれば、一定の価値が認められるかもしれません。

なお、買取大吉では、ダイヤモンドを含む宝石の無料査定を実施しています。燃えてしまったダイヤモンドを売れないか気になっている場合は、気軽に査定をご依頼ください。

ダイヤモンドと燃えることに関するよくあるQ&A

ダイヤモンドと燃焼については「火葬してもいいか」「ライターの火を当てるとどうなるのか」といった質問が寄せられます。それぞれ回答していきます。

ダイヤモンドは火葬してもいい?

故人が大切にしていたダイヤモンドを一緒に火葬するのは、原則として認められていません。

多くの火葬場では、安全上の理由や遺骨の損傷を防ぐ観点から、金属やガラス、完全に燃え尽きずに残るおそれのある宝石類を副葬品として棺に入れるのを禁止しています。

また、ダイヤモンドが指輪のような金属枠にセットされている場合、高温で金属が溶けて遺骨に付着するリスクもあります。ダイヤモンドは、火葬せずに手元に残すか、火葬後に骨壺の中へ納めるなど、別の方法で供養しましょう。

ダイヤモンドをライターで燃やすとどうなる?

ダイヤモンドをライターの火に当ててもすぐに燃えるとは考えられませんが「黒鉛化」という現象が起こるおそれがあります。

ダイヤモンドは約600℃で黒鉛化が始まり、800℃以上になると燃焼が進みます。ライターの火は800℃から1000℃程度あるため、長時間熱し続けると、表面の黒鉛化や燃焼につながるでしょう。

また、熱した後に急激に冷やすと、温度変化によって内部に亀裂が生じ、割れてしまうかもしれません。危険なため、興味本位で火を近づけるのはやめましょう。

まとめ

ダイヤモンドは炭素でできているため、800℃以上の高温下では酸素と結びついて燃焼します。住宅火災では1000℃を超える場合が多いため、大切なダイヤモンドを守るには、日ごろからの防火対策や耐火金庫での保管が有効です。

今泉沙希(いまいずみ さき)
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