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ダイヤモンドの価値はどのように決まる? ~4Cとは~

788_ダイヤモンド 色 価値

いつの時代も永遠の輝きに多くの方が魅了されるダイヤモンドですが、どのように価値を決めているのでしょうか。今回は【4C】について詳しく解説していきます。購入を検討されている方は、参考にしてみてください。

4Cについて

まずダイヤモンドの評価は米国宝石学会が定めた【4C】と呼ばれる基準があります。それぞれの評価が高いほど品質がいいとされます。では、詳しく4Cについてみていきましょう。

 

●Crat(カラット)重量

1カラット=0.2gに換算され、カラット数が大きいほどダイヤモンドも大きくなります。ちなみに0.2カラット未満のダイヤモンドは【メレダイヤ】と呼ばれ、結婚指輪のメインのダイヤの周りを飾るダイヤとしても用いられます。

 

●Color(カラー)色 

ダイヤモンドの色は一般的に無色に近いほど品質が高いとされます。

Dランク~Zランクまで分けられ、Zに近づくほど色が濃くなっており、色の違いは歴然です。

 

●Cut(カット)輝き

ダイヤモンドのカットは最上級(Excellent)~理想的(VeryGood)~良い(Good)~まずまず(Fair)~基準以下(Poor)と区分されます。最上級のExcellentは職人による計算されつくした美しいカットです。

 

●Clarity(クラリティ)透明度

天然ダイヤモンドには少なからずの汚れや傷があり、不純物が少ないほど高い品質となります。

カラーダイヤモンドとは

ダイヤモンドといわれ想像するのは、無色透明かもしれませんが、不純物や様々な証券が重なってできたカラーダイヤモンドも存在します。大まかに分類すると「無色」、「ホワイト(White)」、「イエロー(Yellow)」、「オレンジ(Orange)」、「ピンク(Pink)」、「レッド(Red)」、「パープル(Purple)」、「バイオレット(Violet)」、「ブルー(Blue)」、「グリーン(Green)」、「ブラウン(Brown)」、「グレー(Gray)」、「ブラック(Black)」と分類されます。

ちなみにレッドダイヤモンドはカラーダイヤモンドの中で1番希少価値が高く。世界に30個程度しか存在しない、オークションでは数十億円の値段がつくほどのものです。またカラーダイヤモンドは、一般的なダイヤモンドとは別の判断基準で評価されています。

合成ダイヤモンドとは

合成ダイヤモンドとは人工的にダイヤモンドに似せて作られたもので『キュービックジルコニア』が代表格と言われています。合成ダイヤモンドは、化学成分や結晶構造は天然ダイヤモンドと基本的に同じで、光学的・物理的特性も同じです。日本では、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)と一般社団法人宝石鑑別団体協議会(Aが1994年に制定した「宝石もしくは装飾用に供される物質の定義および命名法」において、人工生産物の呼称を、「合成石」、「人造石」、「模造石」に分類しています。

ダイヤモンドの採掘方法

天然のダイヤモンドはおよそ30億年もの遥か昔、地球深部の超高熱と超高圧の中で作られました。地中で生まれたダイヤモンドの原石が数億年前の火山活動によって地表に現れたものが、いまわたしたちが目にしているダイヤモンドです。ではダイヤモンドの原石はどのようにして採掘されるのでしょうか。主に3つの採掘方法があります。

 

●パンニング

砂金を採る方法としてもお馴染みのパンニングは、川などでザル状の皿を手に、砂を洗い流しながら原石を探すやり方です。パンニングの名称は用いられる皿がパンニング皿とよばれることから来ています。パンニング皿は市販もされており、わたしたちでも可能なダイヤモンドの採掘方法です。古くから行われてきた採掘法でもあります。しかし、現代となってはあまりに非効率で、かつ大きなダイヤモンド原石の採掘が困難なため、今ではほとんど行われていません。

 

●パイプ鉱床

パイプ鉱床は、パンニングに代わって主流になっていった採掘方法です。これは、地面に大きな穴を掘って原石を採掘する方法です。冷えたマグマがダイヤモンド原石を含んだ岩石になったものを「キンバーライト」と呼びますが、このキンバーライトが円筒状になっているものを「ダイヤモンドパイプ」と呼び、ここから「パイプ鉱床」という呼び名が付きました。大規模に採掘が行える半面、崩落など事故の危険性も高いことから、近年ではあまり行われなくなりました。

 

●漂砂鉱床

近年、パイプ鉱床から徐々に切り替わっている方法が、「漂砂鉱床」です。別名「堆積鉱床」とも言われ、もっとも新しい採掘方法です。その特徴はパイプ鉱床と同じく広範囲を採掘可能で、尚且つ危険性も低いことです。火山で円筒状に残ったパイプ鉱床から、長い年月を経て風化や浸食によりキンバーライトが河川に流出し、堆積して川床や川岸に鉱床を形成し、海へ流れ出たキンバーライトは海岸に打ち寄せられ堆積し、鉱床を形成します。これらキンバーライトの漂砂(堆積)に着目した採掘方法が漂砂鉱床です。

産出国について

ダイヤモンドの産出国は世界でも限られており、希少性の裏付けにもなっています。一般的なイメージではアフリカがダイヤモンドの産出国として有名ですが、実際の産出量ランキングはどのようになっているのでしょうか?ダイヤモンド産出国のベスト102013年度のダイヤモンド産出国ベスト10は以下のとおりです。

・ロシア

・ボツワナ(アフリカ大陸)

・コンゴ民主共和国(アフリカ大陸)

・オーストラリア

・カナダ

・ジンバブエ(アフリカ大陸)

・アンゴラ(アフリカ大陸)

・南アフリカ(アフリカ大陸)

・ナミビア(アフリカ大陸)

・シエラレオネ(アフリカ大陸)

このように産出国の大半をアフリカ大陸が占めています。以前はインドがダイヤモンド産出国のトップだったのですが、近年になりロシアやアフリカ大陸にダイヤモンドの鉱脈が見つかったこともあり、産出国のランキングが入れ替わりました。

 

ちなみに現在のインドのダイヤモンド産出量は、ランキングで19位になっています。10位以下にもアフリカ大陸の産出国が多く、現在のダイヤモンドの主流はアフリカ産と言えるでしょう。世界的に見てもダイヤモンドの産出量は限られており、今後一気に産出量が増えることは無いでしょう。ダイヤモンドの鉱脈も見つかる可能性もありますが、しばらくはロシアとアフリカ大陸の産出によるダイヤモンド供給が続くと見られています。かつてはダイヤモンドはインド特産の宝石で、他の地域では産出されないと考えられていました。

そのため、インド石という別名で呼ばれていたほどで、ダイヤモンドの産出はインドの独占状態だったのです。しかし、18世紀にブラジル、19世紀にはアフリカ大陸でダイヤモンドの鉱脈が発見されます。採掘技術が進歩したことも手伝い、かつてインドのみだったダイヤモンドの産出国ランキングが一変しました。さらに、近年になるとロシアとオーストラリアでもダイヤモンドの鉱脈が見つかりました。

特にロシアのダイヤモンド鉱脈はかつてない埋蔵量と見られ、推測では数兆カラットとも言われています。この埋蔵量は数千年に渡って世界のダイヤモンド需要を支えられるほどで、今後もロシアが産出国ランキングのトップに立つことは間違いないでしょう。また、ロシアのダイヤモンド鉱脈は隕石の衝突によって生まれたものだと考えられています。

そのため、他の産出国のダイヤモンドよりも質に優れており、資産価値の面でも評価されているのです。ダイヤモンドの価値を保つためにロシアのダイヤモンド産出量は急激に増えることは無いでしょうが、今後もランキングの上位を保つことは間違いないでしょう。

◆日本ではダイヤモンドは採れる??

2007年、愛媛県・四国中央市に位置する四国山地にて、日本初となる天然のダイヤモンドが見つかりました。地質的には和歌山県・奈良県・三重県・千葉県も同様とのことで、今後日本各地でダイヤモンドが見つかる可能性が出てきました。夢がある話ですね!

世界最大のダイヤモンドとは

カリナンは1905年1月26日に南アフリカのカリナン鉱山で発見されたダイヤモンドの原石で、3106.75カラット(621.35g)という世界最大の大きさです。鉱山の監督フレデリック・ウエルズが見回り中、鉱山の壁にガラスのようなものを発見。ポケットナイフで削ると、巨大なダイヤモンド原石が現れたという事です。

その後そのダイヤモンドの原石は鉱山の所有者であるトーマス・カリナンに敬意を表し、カリナンと命名されました。カリナンは、価格が付けられないほどの価値があると言われています。原石からカットされた最大のカリナンⅠは、推定価格4億ドル(約440億円)と言われており、3106カラットの原石であれば24億ドル(約2600億円)以上の価値があるだろうと言われています。

ダイヤモンドの相場について

ここ50年間の相場を見てみると、一年間に平均して14%以上の値上がりを見せている様です。1990年と2013年の間には、およそ2倍以上の上昇をしている事が分かりますね。

・1964年 2700ドル / 約30万円

・1970年 6900ドル / 約76万円

・1980年 10,500ドル / 約116万円

・1990年 13,900ドル / 約154万円

・2000年 15,100ドル / 約167万円

・2011年 24,500ドル / 約271万円

・2013年 28,400ドル / 約314万円

(2018年1月の為替レート/1ドル約110円)

銀行などといった金融機関の無い古い時代には、金銭をダイヤモンドに交換して、安全に保管したり持ち運んだりしていたそうです。現代ではダイヤモンドは価値ある財産として保管したり、投資として世界中で売買されています。ダイヤモンドは世界中で統一された基準で評価されます。価格も同じで、世界中で取引できる国際相場が決まっています。米国Rapaport(ラパポート)社発行のラパポートダイヤモンド・レポートは、カラット別に色と透明度ごとの平均価格が細かく表示されており、世界中のダイヤモンド取引所や宝石業者で使用されています。

通貨の相場は、経済や政治の動向によって激しく変動します。外貨などを運用するのに比べて、ダイヤモンドの相場は安定しています。ここ50年間でも右肩上がりに上昇を続けており、急落した事もありません。

 

【価格変動】

過去2008年9月に米国発の金融危機がありました。しかしその直前のダイヤモンドの価格は天井知らずに高騰していたのです。特に1カラット以上の評価が高いダイヤモンドで相場は高騰し続けました。しかし、全世界のダイヤモンド市場の半分を占めていた米国市場が金融危機で混乱すると、ダイヤモンド市場は一瞬にして冷え込みました。まず、市場の不安が原因で消費が急減。大半のインドのダイヤモンド研磨会社は、労働者を大量解雇し始めました。

当時のインドでは、2千個に及ぶ小規模ダイヤモンド工場が閉所され、ダイヤモンド原石の需要が50%も減少したのです。インドのGJEPCやWFDBのような団体は、デビアスをはじめとする宝石用原石のメーカーに原石の供給を制限するよう訴えました。結局、2009年のデビアス、アルロサのような大規模な鉱山会社は、ダイヤモンド原石の供給をほぼ停止することとなりました。デビアスの場合には、生産の90%以上を縮小し、ロシアの国営企業の生産は維持させたものの2009年の年間の販売はほとんどありませんでした。

それにもかかわらず、2009年のダイヤモンドの価格は大幅に下落した。もちろん、小さなサイズのダイヤモンドは、大きな変動はありませんでした。主に2008年までに高い上昇率を見せた大きなサイズのダイヤモンドが相対的に下げ幅も大きくなったのです。以後、2010年に、世界経済が再び好転し始めると価格は急速に回復しました。インドのダイヤモンド研磨市場が正常化され、米国が作った空席を、中国やインドのような新興市場が支え始めたのです。2010年のダイヤモンド市場は、2008年の金融危機以前の水準まで回復しました。

 

【ラパポートについて】

ラパポート・ダイヤモンド・トレーディング・ネットワークから毎週発行されるダイヤモンドの価格指標のこと。ラパポートは1976年に創設され全世界95か国13000もの取引先を持っている。協賛企業によるダイヤモンドトレーディングのコンプライアンスを完全に尊守する団体。ダイヤモンドビジネスにおいて最新の情報が集まる。加盟企業にとっても情報ソースとして利用されている。

ラパポートレポートはデ・ビアスグループが中心となって設立されたダイヤモンドの需要供給を参考に市場の基準価格を発表していますが、レポート発行の経緯として一説にはダイヤモンドを先物取引できるようにインフラ整備しようとしたためと言われている。しかし2018年現在もダイヤモンドが先物取引されるには至っていない。これはダイヤモンドの4Cだけでは個体それぞれの持つ異なる美しさをひとまとめにできないというサイトホルダーやリテーラーなどの反対があるためといわれています。

資産価値について

「ダイヤモンドには資産価値がほぼない」ということを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。100万円のダイヤモンドが3万円になることもあるというたとえ話などもありますが、これが事実だとしてもそれは元々3万円のものを100万円で買わされていたというだけの話で、ダイヤモンドのせいではありません。資産価値のあるなしと買ったときの値段とは区別して考える必要があります。株を買うときには取引所の価格を見るでしょうし、アメリカドルを買うなら為替相場を確認します、不動産を買うなら路線価などが参考になります。

どのような資産も相場を知らずに10倍の価格で買わされてしまったら同じように資産価値が目減りしてしまいます。ダイヤモンドも同じことです。ダイヤモンドは鑑定によってグレードが測定され、グレードに応じて価値や価格が決定されます。ダイヤモンドは原石をカッティングし研磨した段階では光り輝く硬い石でしかありません。その光り輝く硬い石をダイヤモンドという「製品」に変えるのが鑑定機関です。鑑定機関が鑑定したダイヤモンドの仕様を記載したものが鑑定書です。

普通の製品の仕様書と比べてダイヤモンドの仕様はシンプルで分かりやすいものです。ダイヤモンドの鑑定項目は基本的に重さ、形、色の濃さ、不純物の程度という4つの項目でできています。これはGIAというアメリカの鑑定機関によって開発され、現在では世界スタンダードになっています。ダイヤモンドにはこのように非常に理解しやすい鑑定書があるため、ダイヤモンドを選ぶ際、特別な眼力や目利きがないことを恐れる必要はありません。

逆に、そういった個人の技術や感覚というあやふやなものに頼らず、公正に価値を決定し取引を容易にするために鑑定やグレードが考え出されたのです。また、一般的な製品がそうであるように仕様書の記載内容自体を検証する必要はありません。鑑定機関がカラーDと言っているのであれば、それはカラーDなのです。鑑定書はダイヤモンドの価値を決定づけるものであるため、どの鑑定機関が鑑定したのかが重要になります。

ダイヤモンドのグレーディングの基本である4Cを開発したGIA(米国宝石学会)やベルギーのHRD(ダイヤモンドハイカウンシル)のような国際的な信頼を確立している鑑定書であれば世界中のどこでも通用力があると考えられます。

ダイヤモンドはなぜ固い

ダイヤモンドの硬さは、炭素原子同士が作る共有結合に由来します。同様に炭素のみで構成されている物質としては鉛筆の芯のもとである黒鉛(グラファイト)も有名ですよね。しかし、鉛筆の芯は簡単に折れてしまうほど脆い物質です。黒鉛は炭素同士が平面上に結合しており、それは重なっています。そのため、かんたんにはがれていくためそれが残り文字としてみえるんですね。一方、ダイヤモンドでは1つの炭素原子が正四面体の中心にあるとすると、最近接の炭素原子はその四面体の頂点上に存在します。幾何的に理想的な角度であるため全く歪みがない結晶構造を持つダイヤを立方晶ダイヤとよび、このような構造をしているため原子同士の結びつきが強く硬くなります。

 

まとめ

今回は、ダイヤモンドの4Cについて、またカラーダイヤモンドについて紹介しました。ダイヤモンドは4Cによって金額が大きく変わってきます。肉眼ではわからない区分があり、知識を身に着けていると購入の際に役立つかと思います。

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