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ダイヤモンドの価値と希少性

ダイヤモンドの価値と希少性

ダイヤモンドは、原石にカット(研磨)を施すことで、その美しい輝きを目にすることのできる宝石です。ダイヤモンドだからと言って何でも良いわけではなく、宝石として流通されるグレードのダイヤモンド原石は、総採石量の15~20%程度しかありません。この原石にカットを施し、さらに選び抜いたダイヤモンドが、ブランドジュエリーに採用されたり、高級ジュエリーとして店頭を飾ったりすることになるのです。また、大きな塊(かたまり)で宝石質のダイヤモンドが産出されることはほとんどなく、これまでの歴史の中でお目見えした巨大なダイヤモンドは、数えられるほどしかありません。そのように考えますと、「ダイヤモンド=希少価値はない」と単純に片付けられるお話ではないことが、お分かりいただけるのではないかと思います。

実は、世界一硬いダイヤモンドでも欠けます!

ダイヤモンドと言えば、「地球上で一番固い宝石」というイメージを、誰もが持っていると思います。お値段もそこそこ張りますし、一度購入してしまえばどんなに乱雑に扱っても傷付くことは無いだろうと考えがちです。とはいうものの実は、「ダイヤモンドが欠けた!割れてしまった!」ということも。宝石の王様ダイヤモンドにもアキレス腱がありました。ではいったい、どのようにしたらダイヤモンドが欠けたり、割れたりしてしまうことを防げるのでしょうか?それには、”購入前にダイヤモンドの形状をよく知り、枠のセッティングを確認すること”、または”リングやペンダントを正しいお手入れ方法を実施すること”が重要だったのです。婚約指輪は一生に一度だけの特別な記念品。大切に扱って、美しいまま残しておきたいですよね。ダイヤモンドに限らず“美しい”宝石を、人間は身を飾るものとして愛用してきました。そして宝石は、その美しさなどのほかに、以下の3つの条件が要求されます。

1、希少性

その希少性から、宝石がステイタスの象徴になったり、護身符や祭祀用につかわれたりしてきました。

2、耐久性

長く使っていても、こわれたり変色しないこと。主に以下の3つの面で構成されています。

①硬度:宝石の”キズ”や”摩耗”に対する強さ

②靭性:宝石の”割れ”や”欠け”に対する強さ

③安定性:光や熱などによる物理変化や化学変化に対する強さ

3、携帯性

身につけて負担にならないこと。

ダイヤモンドは、この耐久性のうち硬度と安定性に優れている一方で、靭性が劣るという特徴があります。つまり、ダイヤモンドは”キズ”や”摩耗”に対しては強いですが、”割れ”や”欠け”には弱いのです。

基本的なダイヤモンドの買取基準

買取業者はどのような基準でダイヤモンドの買取価格を決めるのでしょうか。ダイヤモンドは、婚約指輪などに多く使われているラウンドブリリアントカットが最もポピュラーなカッティングです。ラウンドブリリアントカットは「カット」「カラット」「カラー」「クラリティ」4つの指標で評価されます。この指標はそれぞれの頭文字をとって4Cと呼ばれており、この4Cのグレードが優れているほど買取額も高くなる傾向です。4Cのグレードは鑑定書で確認できるため、手元にある場合は買取に出す前にチェックしておきましょう。

カット

ダイヤモンドの輝きを決定づける最も重要な要素がカットです。カットはプロポーション(カットの総合評価)、ポリッシュ(表面の研摩仕上げの状態)、シンメトリー(対称性)の3つの項目によって評価されます。「Excellent」を最高に5段階のグレードに分かれており、グレードが高いほど買取額も高くなります。

カラット

カラットはダイヤモンドの重さを表しています。1カラットは約0.2g、0.3カラットは約0.06gです。基本的にはカラット数が大きいほど高値が付く傾向があります。

カラー

ピンクやイエローなどのカラーダイヤモンドを除いて、ダイヤモンドは無力透明に近いほど希少価値が高く、価格も高くなります。カラーのグレードは無色透明の「D」を最高に、黄色味を帯びるに従って「Z」まで23段階で評価されます。

クラリティ

クラリティはダイヤモンドの透明度を表す指標です。ダイヤモンドに曇りや不純物が少ないものほど評価が高く、「FI」を最高に11段階で評価されます。もちろんクラリティも、グレードが高いものほど高値で取引されます。

ダイヤモンドをより高く売るポイント

ダイヤモンドをより高値で売却するには、次のポイントが大切です。買取に出す前にぜひ押さえておきましょう。

◆汚れをきれいに落とす

汚れがついたままでは、いくら素晴らしいダイヤモンドでも輝きが鈍り、見栄えが悪くなります。買取に出す前に柔らかな布や専用のクロスなどで、汗や汚れを拭き取っておきましょう。皮脂の油分は中性洗剤を使うとよく落ちます。ジュエリーの場合は土台などに使われているプラチナなども査定対象です。こちらも、すり傷をつけないように丁寧に扱いましょう。

◆鑑定書を用意する

鑑定書があれば必ず持参しましょう。特に、「米国宝石学会(GIA)」と国内最大規模の鑑定機関である「中央宝石研究所(CGL)」の鑑定書は信頼性が高いとされています。鑑定書がなくても買取自体は可能ですが、業者選びには注意が必要です。目利きの鑑定士がいない業者は、買い取ってから業者が損しないように安値をつけてくることも珍しくありません。なるべくダイヤモンドの買取実績が多い業者を選ぶなど、事前に評判を調べておくと安心です。

◆買取相場が高いタイミングを選ぶ

ダイヤモンドはドル建てで計算されるため、為替相場の影響を大きく受けます。円安のときほど買取額が高くなり、逆に円高のときは安くなる傾向です。ダイヤモンド売却するなら、なるべく円安の時期を狙うのが鉄則でしょう。

こんなダイヤモンド、お持ちではないですか?

【買取可能なダイヤモンド】

◆1年以上身につけていないダイヤ

1年以上使っていない物はダイヤモンドジュエリーに限らず今後も使われない可能性が高いとの統計データが出ています。引き出しに眠らせたままであれば、この機会にぜひ売却をご検討ください。

ケースにしまいっぱなしのダイヤ

ジュエリーケースに入れたままになっているそのダイヤ、高価買取が可能です!歪んだリング・片方だけのピアス・チェーンの切れたネックレス等使用に難があってもお買取させていただきますので、ぜひ一度査定に出してみてください。

買い替えで使わなくなったダイヤ

新しいダイヤモンドジュエリーの購入の検討中なら購入資金にあてるため、ご利用中のダイヤモンドを一度査定に出してみませんか?すでに買い替え済みで使わなくなったダイヤモンドジュエリーも買取大吉が高価買取させていただきます。

箱やセット品の一部が無い

箱やケース・保存袋といった付属品がなくても問題ありません。アクセサリー単体でのお持ち込みでも喜んでお買取させていただきます。

まとめ

ダイヤモンドは世界中で一番硬い鉱石で傷はつきにくいですが、靭性は高いわけではないので、一定方向に衝撃がかかると割れることがあります。この特性を知っておき扱いに注意しましょう。またダイヤモンドの価値基準になる4Cを知っておくことで、自分が所有するダイヤモンドの価値を知っておけば相場よりも高い低いかを自身でもある程度判断することができるのです。また鑑定書がなくても買取価格が下がることはございません。「大吉」では宝石の価値がわかる経験豊富な査定員が、鑑定書がなくてもしっかりと査定いたしますので、安心してご依頼ください。

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