目次
エルメス「コンスタンス」とは?
コンスタンスは1969年に誕生し、エルメスを代表するモデルとして広く知られています。バーキンやケリーと同じく高い人気を誇り、入手が難しいとされるコンスタンスには、バッグや財布、アクセサリーなどのラインナップが豊富に揃っています。
全てのアイテムには、エルメスの頭文字「H」をデザインしたバックルが施され、一目でエルメスと認識できるデザインが特徴です。「H」バックルの両端にあるバーのバネ機構を利用して、フラップを簡単に開閉することができます。
エルメス「コンスタンス」の特徴や使い勝手
コンスタンスは、発表から50年以上経った今でも、エルメスの定番モデルとして多くのファンに愛され続けています。そんな長年愛され続けてきたコンスタンスの特徴や使い勝手について詳しくご紹介していきます。
「H」の金具はオシャレで実用性が高い
コンスタンスの最大の特徴は、何と言っても上質なレザーと「H」型の金具が織りなす調和です。派手さを抑えながらも他にはない独特のデザインは、エルメスを知る人にとっては一目で「コンスタンス」と分かる存在感を放ちます。
「H」モチーフの金具はアイテムによってさまざまですが、定番のバッグや財布では開閉金具として使われています。開閉時に「カチッ」と音がすることで、閉め忘れの心配がなく、実用的な機能も兼ね備えています。
素材やカラーのバリュエーションが豊富
コンスタンスの人気の理由の一つに、デザインやカラー、素材の豊富なバリエーションが挙げられます。
エルメスの定番であるエプソンやボックスカーフなどのカーフレザーをはじめ、リザードやクロコダイルなどのエキゾチックレザーまで幅広い素材が使われています。
シンプルなデザインだからこそ、素材によって印象が大きく変わるため、選ぶ際は素材にもこだわるといいでしょう。質感やカラー次第で、クラシカルにもラグジュアリーにもさまざまな表情を楽しめるアイテムです。
エルメス「コンスタンス」バッグの種類とサイズ展開
コンスタンスのバッグは、4つのサイズで展開されており、それぞれに別の名称が付けられています。ここでは、4種類のコンスタンスのサイズと特徴を詳しくご紹介します。
コンスタンス24
旧〈約 高さ16.5cm × 幅24cm × マチ8cm〉
新〈約 高さ17.5cm × 幅24cm × マチ7cm〉
コンスタンスの定番サイズとして知られているのが、コンスタンス24です。新しいモデルでは高さとマチが少し変わっています。
コンスタンスのバッグの中でも大きいサイズなため、収納力が高く、長財布や手帳もしっかり入ります。また、ファスナーポケットも付いており、小物の収納にも便利です。ショルダーバッグとしての利用はもちろん、ショルダーを調整してハンドバッグとしても活躍します。
コンスタンス18(ミニ)
旧〈約 高さ15cm × 幅18cm × マチ5cm〉
新〈約 高さ16cm × 幅20.5cm × マチ7cm〉
コンスタンス18は「コンスタントミニ」とも呼ばれ、新モデルはサイズが全体的にやや大きくなっています。
正方形に近いサイズ感のこのバッグは、コンスタンス24より一回り小さく、持ち運びにちょうど良い大きさです。ミニ財布やスマートフォンなど、必要最低限の荷物を収納できます。ショルダーの長さを調節できるため、ミニショルダーとしても、斜めがけのポシェットとしても使用できます。
コンスタンス14(ミクロ/ミニミニ)
〈約 高さ11cm × 幅13.5cm × マチ3cm〉
コンスタンス14は、特に小さいサイズのバッグで「コンスタンスミクロ(マイクロ)」または「コンスタンスミニミニ」とも呼ばれています。他のサイズに比べて流通量が少なく、入手が難しいアイテムです。
コンパクトなため、収納スペースは限られていますが、最小限のアイテムを持ち歩きたい方や、ポシェットやサブバッグとして使いたい方にぴったりです。
コンスタンスエラン
旧〈約 高さ14.5cm × 幅24cm × マチ5cm〉
新〈約 高さ14.5cm × 幅25cm × マチ7cm〉
コンスタンスエランは、コンスタンス24とほぼ同じ横幅ですが、高さが少し低く長方形のフォルムが特徴です。新モデルは幅が少し大きくなっています。
長財布がすっきり収まる横長の形状で、エレガントでスマートな印象を与えます。2010年に登場した比較的新しいモデルで、流通量が少なく、入手するのが難しい希少なバッグです。
エルメス「コンスタンス」財布の種類とサイズ展開
コンスタンスの財布は、バッグと同じく「H」バックルが正面にあしらわれており、シンプルながらも高級感のあるコンスタンスならではの洗練された美しさを引き立てています。全ての財布がフラップ式である点も共通しています。
コンスタンス ロング
〈約 高さ12~13cm × 幅20.5cm × マチ2~3cm〉
ロングは、コンスタンスの財布の中でも定番アイテムとして人気があり、日常使いにもフォーマルな場面にも対応できるデザインが魅力です。
収納力も高く、外側にはオープンポケット×1、内側には小銭入れ×1、オープンポケット×3、カードポケット×14、紙幣入れ×2と大容量かつお財布の中をしっかり整理できる作りになっています。
また、2020年には取り外し可能なストラップが付属した、「コンスタンス ロングトゥーゴー」が新たに登場しています。
コンスタンス コンパクト
〈約 高さ11~12cm × 幅13cm × マチ2.5~3.5cm〉
正方形に近い折りたたみ式の財布で、ロングタイプよりもやや厚みがあり、横幅が小さいため、長財布が収まらないバッグにもスムーズに収納できます。
マチが広めに設計されているため、サイズはコンパクトでも収納力が優れています。内装はカードポケット×2、紙幣ポケット×1、小銭入れ×1、背面ポケット×1となっています。持ち歩きやすさを重視する方におすすめです。
コンスタンス スリム
〈約 高さ10cm × 幅12.5cm × マチ2.5~3.5cm〉
スリムの独自の特徴は、取り外し可能なコインケースが付属していることです。これにより、小銭の量が増えても、インケースだけを取り出してスマートに使うことができます。
さらに、背面にはベルトループもがあり、ベルトを通せばウエストポーチとしても使えるため、さらに持ち歩きが楽になります。機能性とデザイン性を兼ね備えたコーディネートのアクセントにもなる魅力的なアイテムです。
エルメス「コンスタンス」の定価
2024年9月現在、エルメスの公式オンラインショップでは、コンスタンスのバッグと財布の掲載がないたため、正確な定価の確認ができませんでした。以下は定価の参考価格となっています。詳しい価格につきましては、エルメスの実店舗にてご確認ください。
種類 | 素材 | 参考価格 |
コンスタンス24 | エプソン | 約123万円 |
コンスタンス18 | ボックスカーフ | 約163万円 |
コンスタンス18 | エプソン | 約123万円 |
コンスタンス18 | エバーカラー | 約77万円 |
コンスタンスロング | エプソン | 約77万円 |
コンスタンススリム | エプソン | 約40万円 |
コンスタンススリム | エバーカラー | 約41万円 |
エルメス「コンスタンス」の代表的な素材
コンスタンスも他のエルメスのアイテムと同じように、さまざまな素材が使用されています。素材によって、見た目の印象や手触り、使用感、希少性が大きく変わります。ここでは、コンスタンスに使用される素材をいくつかご紹介します。
ボックスカーフ
コンスタンスの素材としてよく知られているボックスカーフは、雄仔牛のレザーです。表面には型押しがされていないものの、ガラス加工によって施されたツヤが繊細な光沢があり非常に人気があります。
傷が付きやすい点がデメリットですが、その高級感あふれる質感がコンスタンスのエレガントなデザインを際立たせます。初めてコンスタンスを持つ方には、このボックスカーフがまず選ばれることが多いほど、定番の素材です。
エプソン
エプソンは、バーキン、ケリーなど、エルメスの人気モデルにも多く使用されている素材です。正式には「ヴォー・エプソン」と呼ばれるこの素材は、2003年に登場し、財布などの小物類にも広く使われています。
エプソンは細かい型押しが施された雄仔牛のレザーで、比較的硬めで強度が高く、傷に強く型崩れしにくいのが特長です。フォーマルな場での使用はもちろん、頻繁に使うデイリーユースにも適した汎用性の高い素材となっています。
アリゲーター
アリゲーターは、ワニ革「クロコダイル」の中でも特に価値が高い素材です。アメリカ・ミシシッピ川流域に生息する「ミシシッピワニ」のレザーを使用しており、その生産地が限定されているため希少性が高いことで知られています。
発色が美しく、斑目が大きめで点状の模様がないのが特徴です。さらに、その独特の斑には「リセ仕上げ」と呼ばれる、メノウで磨かれた加工が施されています。
タデラクト
タデラクトは、ボックスカーフと同じくツヤ加工が施された雄仔牛のレザーで、その見た目もボックスカーフに似ています。エレガントな光沢感は、コンスタンスのデザインをより一層上品に引き立てます。
タデラクトの最大の特徴は、光沢感が年数と共に変化する点です。長く使い続けることで、独特の風合いが生まれ、新品とは異なる魅力を持つコンスタンスに成長します。タデラクト素材のコンスタンスは、その変化を楽しみながら長く愛用できるのが魅力です。
リザード
リザードは、東南アジア原産のトカゲのレザーで、クロコダイルと並んで希少性の高い高級素材です。アリゲーターよりも繊細な斑目と、光沢のあるツヤ感がリザードの特徴となっています。
エルメスでは、影のような色合いを持つ「オンブレカラー」という特別なリザードモデルも存在しています。
また、2007年に発表した、自然のままのトカゲのレザーを使った「リザードナチュラ」は、生産数が限られており、その希少価値は通常のリザードを上回ります
エルメス「コンスタンス」のおすすめコーデ
ここでは、コンスタンスを使用したおすすめコーディネートをいくつかご紹介します。ぜひ参考にして、自分だけのスタイルを楽しんでみてください。
ワンショルダー(ロング)
シンプルなベーシックな服装に、アクセントカラーのコンスタンスを合わせるスタイルは、バッグが主役となるおすすめのコーディネートです。
小ぶりなコンスタンスなら派手すぎず、控えめな主張が好みの方にも取り入れやすいでしょう。コンスタンスの持ち方としては、最もベーシックな肩掛けスタイルがおすすめです。
ストラップを2重にせず、肩にそのまま掛けるとバッグの位置は腰あたりにきます。見た目もよく、使いやすい絶妙な位置で、誰にでも取り入れやすいスタイルです。
ワンショルダー(ショート)
ストラップを2重にして肩に掛けるスタイルでは、バッグの位置が肘のあたりにくるので、安定感があり、見た目にも上品です。
ストラップが短くなることで、バッグが視界に入りやすく、コーディネートの主役にしたいときにぴったりの持ち方です。スタイリッシュにワントーンコーデにすることでよりコンスタンスが引き立つコーデとなるでしょう。
斜め掛け
クロスボディとして斜めがけするスタイルは、カジュアルな印象が強いので、フォーマルな場よりも普段のコーディネートにおすすめです。
ワンショルダーよりも安定しているため、肩からストラップがずり落ちる心配がなく、動きやすいのもメリットもあります。
コンスタンスを斜めがけするときは、真横に掛ける方法や、少し前面にバッグを寄せて持つスタイルもあります。コンスタンスを目立たせたいときは、前面に持っていくとより存在感を引き立てることができます。
ハンドバッグ
コンスタンスのストラップをダブルにすると、ハンドバッグとして使いやすい長さに調整できます。手で持ったり肘に掛けたりと、フォーマルなシーンでも活躍します。
特にジャケットスタイルとの相性が良く、クラシカルでありながら堅すぎない絶妙なバランスが魅力です。カジュアルスタイルにも取り入れやすく、女性らしいフェミニンさをプラスした洗練されたコーディネートも楽しむことができるでしょう。
クラッチバッグ
コンスタンスロングトゥーゴーは財布のカテゴリーになりますが、ストラップが付属しているためバッグとしても使用できます。また、大きめのサイズ感なためクラッチバッグとして手に持つことができ、フォーマルな場でも上品にまとまります。
コンスタンス24や18が大きいと感じる方、または必要なものだけを持ち歩きたい方には、コンスタンスロングトゥーゴーをクラッチバッグ代わりに使うスタイルをおすすめします。
エルメス「コンスタンス」の人気アイテム
エルメスを象徴するデザインのバックルがあしらわれたコンスタンスはエルメスでも人気のモデルです。その中でも特に人気の高い3種類のコンスタンスアイテムをご紹介します。
コンスタンスⅠ24
コンスタンスⅠ24は、発売当初から続く定番モデルとして人気を誇っています。幅広い素材とカラー、さらに異なるバックルデザインが展開されており、自分の好みに合った一品を見つけやすいのが魅力です。
このモデルは、特に大きなサイズ感が特徴で、収納力を重視する方におすすめです。内部には仕切りはありませんが、ファスナーポケットや背面のオープンポケットがあり、デイリーユースとしても十分活躍する使い勝手の良さが評価されています。
コンスタンスⅢミニ
コンスタンスⅢミニ(18)は、従来のコンスタンスと比べて内側に仕切りが追加され、収納力と整理のしやすさが向上しています。
特にコンパクトなサイズ感を求める方におすすめで、コロンとしたシルエットが可愛らしく、カジュアルからフォーマルまで、さまざまなコーディネートに馴染みます。
ショルダーやクロスボディ、ストラップを短くしてハンドバッグとしても使用できるため、シーンを選ばず活躍します。
コンスタンスロングトゥーゴー
コンスタンス ロングトゥーゴーは、前述でもお伝えした通り、コンスタンスロングに取り外し可能なストラップを追加したお財布バッグとしても使えるモデルです。
カードポケット×6、フリーポケット×2、ファスナ付き小銭入れが備わっており、スマートフォンもすっぽり収納できるサイズ感です。大容量ながらもコンパクトに持ち歩きたい方におすすめのアイテムとなっています。
ストラップの着脱が可能なため、クロスボディやハンドバッグ、クラッチバッグなど幅広い用途に対応します。
コンスタンスとコンスタンスⅢの違い
コンスタンスは、その長い歴史の中で、その基本デザインはほぼ変わっていません。しかし、初期モデルの「コンスタンスⅠ」と、2008年から登場した「コンスタンスⅢ」はいくつかの細かな仕様変更が施されています。
コンスタンス Ⅰ(初期)
コンスタンス Ⅰ(初期)の特徴は以下の通りです。
・内側に中央仕切りがない。
・内部ポケットは、ミニサイズではオープンタイプが2つ、24サイズ以上ではファスナーポケットとオープンポケットがそれぞれ1つずつ装備されている。
・背面にポケットが付いてる。
コンスタンスⅢ
コンスタンスⅢの特徴は以下の通りです。
・内側に中央仕切りが配置されている。
・内部ポケットは、ミニサイズではオープンタイプが2つ、24サイズ以上ではファスナーポケットとオープンポケットがそれぞれ1つずつ装備されている。
・背面にはポケットが付いていない。
入手困難のコンスタンスは買えない?入手するための2つの方法
コンスタンスは、ケリーやバーキンと同じく非常に人気の高いモデルのため、入手が難しいことでも知られています。コンスタンスを手に入れるためには、主に2つの方法があります。それぞれの詳細について説明します。
エルメス直営店で購入する
新品のコンスタンスを手に入れたい場合は、まずエルメスの直営店に足を運ぶのがベストです。
しかし、コンスタンスは非常に人気が高く、直営店でも常に在庫があるわけではありません。入手困難な場合も多いため、まずは直営店での入荷を待つことをおすすめします。
たとえ一度の訪問で在庫がなくても、タイミング次第ではすぐに購入できる場合もあります。定期的に店舗を訪れたり、他の直営店もチェックすることで、出会うチャンスが広がるでしょう。
買取店や中古通販サイトで購入する
新品にこだわらず中古でもコンスタンスを探したい方は、中古品を扱うブランド買取店や中古のECサイトをチェックするのもおすすめです。
コンスタンスは人気の高いアイテムなので、中古市場でもすぐに見つからないことがありますが、定価より安く手に入れることができるチャンスがあります。
ただし、商品によっては状態があまり良くないものもあるため、購入する際はしっかりと状態を確認してから決めるようにしましょう。
エルメス「コンスタンス」の査定ポイント
もし手持ちのコンスタンスを売却するなら、少しでも高い価格で売却したいところです。ここでは、コンスタンスの売却時に高値が付きやすくなる査定ポイントについて解説します。
製造年
コンスタンスに限らず、全てのアイテムに共通して言えることですが、製造年が新しいほど劣化が少ないため、自然と高値が付きやすくなります。
また、エルメスの製品は新しいモデルほど人気が高くなる傾向があり、その需要の高さが高額査定につながることも少なくありません。
エルメス製品には製造年を示す刻印があり、アルファベットや記号によって製造年が識別できます。売却前には一度その刻印を確認して、アイテムの価値を把握しておくと良いでしょう。
素材・カラー
コンスタンスにはさまざまな素材が使われており、特に人気の高い素材であれば、より高く売れる可能性が高まります。
定番の素材としてはエプソンが非常に人気ですが、クロコダイルやリザードのような希少価値のある素材は、さらに高額で取引されることが期待できます。
さらに、カラーも価格に影響を与える大切な要素です。特に黒は常に需要が高く、安定した高額査定が期待できます。また、近年ではパッションカラーなどの明るい色も高値が付きやすい傾向があります。
サイズ
コンスタンスは、サイズが大きいほど定価が上がる傾向にあるため、コンスタンス24やコンスタンスロングなど、大きめのサイズは買取価格も高くなる可能性があります。
ただし、需要やトレンドも買取査定に大きく影響を与えるため、「小さいサイズ=安い」とは一概に言えません。
特に近年は、小ぶりなバッグがトレンドとなっており、大きいサイズよりも小さいサイズの方が高値で取引されるケースが増えています。
金具のカラー
エルメス全般のアイテムで共通して言えることですが、金具の色によっても買取価格が変わってきます。
特にゴールドの金具は高級感があり、古くから多くのエルメスファンに支持されているため、他の金具の色に比べて高く査定されやすいです。
コンスタンスの場合も例外ではなく、ゴールドの金具を使用したモデルは、特に高い査定額がつく傾向があります。
エルメス「コンスタンス」に関するよくある疑問
ここでは、コンスタンスに関するよくある疑問をまとめました。
コンスタンスの偽物の見分け方
偽物との闘いは終わりがないブランド市場、コンスタンスも例外ではありません。以下、真偽を見分けるポイントです。
・ショルダーストラップの金具部分
本物はステッチや研磨が丁寧で、触ると滑らかです。偽物は研磨が不十分で、触るとやや鋭い感触があります。
・フラップ留め具裏の金具
本物は研磨が美しく丈夫です。偽物は目に見える荒い線が入っていることがあります。
・金具のHERMESロゴ
ロゴの書体やバランスが微妙に異なることがあります。特に「E」の上の「‵」マークが長さや角度で違いが見られがちです。
・フラップ裏の内側部分
本物は滑らかで凹凸がありません。偽物は金具が内側に浮いていることがあります。
コンスタンス財布の開け方は簡単?
コンスタンスの財布は、「H」モチーフの金具が目を引くデザインです。
しかし、デザインがいくら素敵でも、日常的に使う財布が開閉しにくいと使い勝手が悪くなります。その点、コンスタンスの財布は開閉が非常に簡単で便利です。
下から押し上げるように力を加えるだけで簡単に開けることができ、閉めるときもカチッと音がするまで押し込むだけで完了します。シンプルな操作で、日常使いでもストレスなく使用できます。
コンスタンスにベルトはある?
コンスタンスのコレクションには、バッグや財布に加え、シンプルながらも特別感のあるレザーのベルトがあります。
シンプルなレザーに「H」モチーフのバックルを組み合わせており、革の高級感とバックルのデザインが見事に調和し、ビジネススーツにも自然にマッチします。
控えめながらも存在感のあるデザインは、男女問わず高い評価を受けており、普段使いにも特別なシーンにも対応できるアイテムです。
エルメス「コンスタンス」の買取相場価格
コンスタンスの買取相場価格は、バッグで約130万~160万ほどとなっています。状態や使用頻度、付属品の有無、使われている素材によって変動しますが、使用感の少ない美品だと180万~200万円以上で買い取りされている実績もみられます。
特にエプソンやボックスカーフなどの人気素材や、金具がゴールドのアイテムは、中古市場で需要が高く、高価買取される傾向があります。
もし使わないコンスタンスがご自宅に眠っているようでしたら、まずは無料査定を受けて見ましょう。
エルメス「コンスタンス」を高価買取してもらう4つのコツ
おおよその買取相場は分かりましたが、どのようにすれば高価買取につながるのでしょうか。コンスタンスの売却を検討している方に向けて、買取を意識した際にしてほしい、高価買取のポイントを4つご紹介します。
定期的にメンテナンスを行う
買取価格にはアイテムの状態が大きく影響します。できる限りキズや汚れを防ぎ、保管状態を良く保つことが重要です。そのためには日ごろから定期的にメンテナンスをする必要があります。
汚れがないかチェックし、柔らかい布で表面のホコリや内部のゴミを払い落とすなど、きれいな状態を保つことが大切です。また、保管するときも直射日光の当たらない場所や風通しのよい場所にしましょう。
査定はなるべく早く出す
コンスタンスを売ると決めたら、できるだけ早めに売却をしましょう。エルメス製品は高品質ですが、普段からメンテナンスを行っていても、長期間保管していると徐々に劣化し、その結果、価値が下がってしまいます。
一部の製品は古くなることでヴィンテージ価値がつくこともありますが、財布の場合はほとんどありません。基本的に年月が経つと買取参考価格が下がる傾向がありますので、不要と感じたら思い切って査定を依頼することをおすすめします。
付属品と一緒に査定する
コンスタンスに限らず、買取業者は製品の完全性を重視しており、お店から購入した状態がベストな形といえるでしょう。
購入した際に付属していたすべてのアイテム(箱、リボン、ショップ袋、タグ、カード、保存袋)などを、できるだけ揃えておくようにしましょう。
エルメスの付属品は人気が高く、ショップ袋や箱だけでも取引されることがあります。そのため、買取時に付属品を一緒に揃えておくことで、思いがけない高値で査定されることもあります。
複数の買取業者を比較する
エルメスなどのハイブランド品を売却する際には、ブランド知識の豊富な専門店で査定を受けることをおすすめします。
ブランド知識に乏しい業者では、商品の本来の価値が正確に評価されず、同じ商品でも査定額が低くなることがあります。そのため1店舗だけで査定を受けると、大きな損をすることも考えられます。
複数の買取業者やオークションサイトなどで買取価格を比較し、高値で買い取ってくれる業者を選ぶことが重要です。
まとめ
コンスタンスはバーキンやケリーと同じく非常に人気が高く、カジュアルからフォーマルまでさまざまなシーンで活躍するアイテムです。もしコンスタンスの売却を検討している方は、「買取大吉」への買取依頼をぜひご検討ください。