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エルメスの最強トートバッグ!傑作アイテムを一挙紹介

1822_エルメス キャンバス トート

名作揃いのエルメスのトートバッグは、洗練されたデザインと高い機能性が魅力です。幅広いシーンに合わせやすく、素材の質も良いため永く愛用できます。高級馬具工房をルーツに持つエルメスの代表作は、有名なケリーやバーキン、ボリードなどが挙げられますが、今回は普段使いできるエルメスのトートバッグの名作ラインナップを紹介します。

エルメストートバッグの人気ラインナップをチェック

エルメスの代表的なラインといえば、バッグが挙げられます。その中でも世界中で人気を博しているのはバーキンとケリーです。皆さんもご存知かと思います。では、皆さんはエルメスバッグと聞いて、バーキンやケリー以外に思いつくモデルは他にありますか?エルメスが好きの方でしたらいくつかお答えることができると思います。ですが、一般の方にはあまり広く知られていないのも事実です。エルメスには、バーキンやケリー以外にも素敵なバッグが豊富に揃っています。今回はそんな魅力あふれるエルメスバッグを、定番のものからレアなものまで皆さんに紹介します。

①「フールトゥ」エルメスで長年愛されているトートバッグ

エルメスのキャンバストート・フールトゥは、廃盤から10年以上過ぎているのですが、現在なぜか一定の検索数を誇っているバッグです。普段使いにちょうどよく、エルメス製品でありながらお求めになりやすい価格設定で一世を風靡した大人気のバッグですね。このフールトゥには3種類のサイズ展開があります。

人気なのはやはり普段遣いができるPMとMMで、GMは旅行や出張など、大荷物の際に活躍する大きさです。重さの目安は、バッグサイズ(A4)とすると600gだと軽さを感じるバッグ、800gでちょっと重いかなというレベルです。フールトゥPMとMM、どちらのサイズが自分に合っているか、非常に悩みどころです。

 

●フールトゥPM

・サイズ:W30.0cm×H22.0cm×D8.0cm

・重さ:340g

PMの場合は財布、鍵、携帯、折り畳み傘、ポーチなど最低限の物は入るようなサイズです。中に1つファスナーポケットあるので、細かなものを分けて入れることもできます。A4サイズが大体30×21cmなので、A4サイズを入れようとするとギリギリ入らないサイズ、と想像していただけるといいかもしれません。

 

●フールトゥMM

・サイズ:W42.0cm×H31.0cm×D10.0cm

・重さ:650g

こちらは通勤バッグとしても使えるサイズです。サイズが大きくなっても、革や金属の使用が少ないのでかなり軽いです。ここが実用的で人気の秘密です。マザーズバッグとしても優秀ということで、シャネルのトラベルラインと併せて幼稚園・小学校関係の集まりではよく見かけるバッグだそうです。MMは、PMと違い外側のオープンポケットが6つも付いています。内側のファスナーポケットも1つ付いています。

 

●フールトゥGM

・サイズ:W46.0cm×H34.0cm×D15.0cm

・重さ:1340g

こちらは旅行の荷物も入る大型フールトゥです。これだけの大きさながら、1kgちょっとなので重さも抑えられています。ただ旅行や出張と考えると、ファスナーの付いているエールラインの方が中身が見えてしまったりこぼれてしまうことを気にしなくて良いかもしれません。夏にビーチに行くときの荷物、キャンプに行くときの荷物など、車移動のときにはピッタリですね。MMと同じく、外側のオープンポケットが6つ付いています。

 

●フールトゥ カバス

・サイズ:W29.0cm×H39.0cm×D7.0cm

・重さ:430g

こちらは縦長サイズの珍しいフールトゥです。中の荷物が見えにくいので、ファスナーがないフールトゥでも中身を気にすること無くぼんぼん物を入れられます。
A4サイズが入る点ではMMと一緒ですが、こちらのほうが更に軽く、ビジネス用途としてはとても優秀なモデルですね。

 

●フールトゥとニューフールトゥは何が違うのか

廃盤になる前、最後に発売された「ニューフールトゥ」は、通常のフールトゥと同じサイズ展開で、オレンジ・ベージュ・グレーなどの新色が出されました。ダークカラーが多いエルメストートの中で、ひときわ目立つライトカラーはさぞ人気が出たと思います。ただすぐ廃盤になってしまったので流通量も通常のフールトゥに比べて少なく、また新品で出回ることも少ないため、「状態のいい」ニューフールトゥは希少です。

②「エールライン」廃番から復活も!人気が途絶えないトートバッグ

エルメスのスピリットは、エレガントでユニークなプレイフル(遊び心)を忘れないこと、そのプレイフルで実現したのが、エルメスのエールバッグです。エールバッグはハンドルやフラップ、ボディ(バッグの本体)など、すべて分解と組み立てができます。ボディは色や素材違い、サイズ違いなど、2種類がセットされています。ばらばらになったブランドバッグを見る機会は少ないですから、誰もがびっくりです。

エールバッグは2006年に廃番となりましたが、2009年から再販になりました。廃番後もエールバッグの購入希望者が多く、再販の要望が多かったためです。再販したエールバッグの名前は、エールバッグ・ジップです。背面にファスナー付きのポケットがついた、新しいタイプのエールバッグです。お揃いのストラップ付ポーチやショルダーストラップも付属しています。

 

●エールバック GM

・サイズ:W33.0cm×H50.0cm×D25.0cm

・サイズ:W41.0cm×H50.0cm×D25.0cm

エールバッグ最大のサイズです。高さの違うボディが、2種類ついています。JIS規格のB4サイズが257×364mmですから、どちらもB4ファイルが丸ごと入る大容量です。これだけ大きいと旅行も可能ですが、日本での販売は少なく、海外での販売が主です。

 

●エールバック MM

・サイズ:W30.0cm×H38.0cm×D13.0cm

・サイズ:W38.0cm×H38.0cm×D13.0cm

日本でも入手しやすく、ボディの高さが30cmと38cmの2種類あります。JIS規格のA4サイズは210×297mm、A4ファイルが余裕で入る大きさです。A4ファイルが入るサイズは、ビジネス用のバッグに必須の条件です。エルメスのバッグをビジネスに使いたい女性に、大人気のサイズです。

 

●エールバック PM

・サイズ:W25.0cm×H30.0cm×D10.0cm

同じ大きさで、色違いや素材違いのボディが2種類ついています。Vogueなどのファッション雑誌が入るくらいのサイズです。お買い物やビジネスというより、デートなど荷物をつめこまない外出に向いています。

 

●エールバック TPM

・サイズ:W20.0cm×H15.0cm×D7.0cm

エールバッグでもっとも小さい、可愛らしいサイズです。色違いや素材違いで、同じ大きさのボディが2種類ついています。ハンドルがないタイプですが、ストラップをつけてショルダーバッグとして使えます。

 

※形を選んで遊ぶべるエルメス エールバッグのバリエーション

エールバッグには、カデナのないオープンタイプ、カデナのついたタイプ、ショルダータイプなどがあります。自由に分解・組み立てができること、2種類のボディから自由に選べることは共通です。

 

●エールバック カバス

フラップのないオープンタイプで、サイズ違いのボディがついています。エルメス独特の、ベルトを外して、フラップを開けて・・・というしぐさはできませんが、素材とデザインに高級感があるため、エレガントな雰囲気を失うことはありません。なにより、バッグからスピーディに物を取り出せるメリットがあります。

 

●エールバック アド

エルメスのアイコンであるカデナやベルト、フラップもついているリュックサックです。エルメスのカデナやベルトが好きだけど、手がふさがるのも困るという女性に、大人気のタイプです。ハンドルがついているので、ハンドバッグのように手に持って使うこともできます。

 

●エールバック ジップ

前から見ると普通のエルメスのバッグですが、後ろにファスナー付のポケットがついています。付属のストラップをつけて、ショルダータイプとしても使えます。エルメスとしては珍しく、ファスナー付きのポーチがついていることでも話題を呼びました。

③「ガーデンパーティー」カジュアルトートとして定番・軽さも魅力

ガーデンパーティは、底の部分からベルトが伸びるような形で持ち手が取り付けられており、トートバッグとしては一般的なデザインをしています。大きく分けると本体の収納部分と持ち手の2つで構成されているため、ワンカラーやバイカラーで作られていることが大きな特徴です。表面にわかりやすいロゴやデザインも施されていない非常にシンプルなデザインですが、その質は確かなであることはもちろん、見る人にはわかる洗練されたシルエットでも支持されています。

また「エルメスのバッグと言えば女性用」というイメージを持っている方も少なくありません。しかし、ガーデンパーティはブランドの主張が薄い上シンプルなデザインのため、男性・女性問わず使えることも大きな魅力です。

 

●ガーデンパーティー TTPM

ガーデンパーティの中でも最も小さいのがTTPMです。TTPMは近年女性の間で人気の高いミニバッグにも分類されるサイズで、コロンとしたシルエットで見た目も非常に可愛らしいことで注目されています。ミニサイズでしっかりとした素材のトートバッグはほかのブランドを含めてもやや珍しく、この点もTTPMが人気の理由の1つです。

定番カラーのTTPMはもちろん、ポップで明るいカラーのTTPMはコーディネートの差し色にもなるため、ミニバッグの1つとして選ぶ方も少なくありません。休日のお出かけ用のミニバッグが欲しい方、ミニバッグをカジュアルかつ、おしゃれに持ち歩きたい方におすすめのサイズです。

 

●ガーデンパーティー TPM

最もメジャーとも言えるモデルが、ガーデンパーティのTPMです。A5サイズの少し小さめのトートバッグとして作られています。こちらも特に女性に人気が高いサイズで、やや小さめながら収納力は抜群です。出勤用のバッグとしても活躍しやすいモデルだと言えるでしょう。A5サイズなので長財布やペットボトル、お弁当やタブレット端末などもスッキリ収納できます。

また、現在では製造されていないので希少ではありますが、TPMのキャンバス地×レザー素材のものの中には、ショルダーストラップ付きのものも存在します。このタイプはショルダーを付けると手持ちだけでなく肩に掛けたり、斜め掛けにしてバッグを持ち歩ける2WAYタイプトートとしても活躍します。手で持って使用したり、ショルダーで肩に掛けて両手を空けたり、その日のコーデや出かけ先に合わせて使用できることも、TPMを選ぶ魅力の1つです。ショルダーストラップタイプは既に廃盤になっており正規店では出会えませんが、リユースショップなどでさがしてみると出逢えるかもしれません。

 

●ガーデンパーティー PM

ガーデンパーティの中で特に人気が高いサイズがPMです。PMはA4サイズのトートバッグで、マチが17cmあるため書類やノートPCはもちろん、その付属機器や筆記用具類も難なく収納できます。そのためビジネス用としてガーデンパーティを選ぶなら、PMはまさにうってつけです。圧倒的な収納力とスッキリとしたデザインで、男性・女性ともに愛用している方が多いサイズです。

また、TTPMやTPMと比べても持ち手の部分がやや長めに作られており、そのまま持ち手を肩に掛けやすいことでも支持されています。もちろんビジネスだけでなく、普段のお出かけにも使いやすく、持ち物が多くてもキレイに収納できます。どんなコーディネートにも響きにくいデザインのため、長く使えるA4バッグを探している方にもおすすめです。

 

●ガーデンパーティー MM

A4サイズのバッグにノートPCやタブレット端末のほかに、お弁当やメイクポーチなどかさばるものを入れたい、分厚い本を持ち歩きたいという方なら、MMがおすすめです。MMは横幅はPMと同じですが、高さ・マチ幅はPMよりも数センチほど大きく作られています。A4サイズのPMと見た目に大きな違いはありませんが、このサイズの調整により収納力はさらにレベルアップしています。

ガーデンパーティはサイズに関わらず底面はマチが広く、そして口の部分はプリーツを入れてキレイに閉じられる形をしているため、横から見ると台形や三角形に近い形をしています。そのためPMではA4サイズでさらに厚みのあるものを入れようと思うと口が閉じづらくなる場合もあります。しかし、高さとマチが広めに作られたMMであれば、ある程度の厚みと大きさがあるものでも難なく収納できるようになります。

 

●ガーデンパーティー GM

エルメスガーデンパーティの中でも最も大きなサイズとして作られているのがGMです。GMは横幅49センチとボストンバッグに近い形状・サイズ感をしています。実際にトラベル用を想定して作られました。1人用の荷物であれば1〜2泊程度は十分収納できるため、出張が多いビジネスマンや旅行が趣味の方に人気があるサイズです。

しかし、用途が限られてしまうのも事実のため、ほかのサイズと比べると市場に流通している個数が少ないこともGMの特徴の1つです。そのため中古で探す場合はややレアな部類に入ってしまうでしょう。

④「アメダバ」シンプルでナチュラルテイストが魅力

エルメスのアメダバはとてもシンプルなショルダートートです。特徴的なフォルムやアクセント的なデザインはなく、縦長フォルムのトートにカーフレザーハンドルをシルバースタッズで留めただけの究極のシンプルデザインです。素材はコットンやポリエステルがメインですが、レアなものではポリエステルとレザーを組み合わせた異素材メッシュやウールなどもあります。

⑤「シュヴォーアン」個性的なデザインが最大の魅力

シュヴォーアンのバッグの特徴と言えば、何と言ってもエルメスを象徴するモチーフとなっている馬がふんだんにコラージュされた、馬柄が付いたトートバッグだといえるでしょう。エルメスには他にもガーデンパーティーなどといったトートバッグが販売されていますが、このシュヴォーアンは一際目を引く個性的なトートバッグとなっており、年齢を問わずに若い女性から年配の女性まで使える点が魅力です。エルメスは元々馬具メーカーとして事業を始めたという歴史があり、ナポレオン3世も愛用してきたほど有名で、その名残からモチーフとして馬が使われています。その馬のモチーフがキャンバス地に描かれていることで、カジュアルなトートバッグでも、よりエルメスらしさを強調することができています

⑥「トロカホリゾンタル」4つのオープンポケットが特徴

気兼ねなくヘビーローテーションでご愛用頂けるのがエルメスのトロカホリゾンタルです。デザインもシンプルなので、女性だけでなく男性にもお使いいただけます。素材もキャンパスの為、軽くて丈夫という点も普段使いや日常での利用もしやすく重宝します。

また、デザインの最大の特徴でもあるオープンポケットが4つもあるため、書類やカードい携帯など出し入れの多い物が多い方にもオススメです。2つずつ並んでいるデザインの為、通勤通学などでも使いやすさ抜群です。バッグ内側にもファスナーポケットがあるので古小野等の収納にも困らないです。

⑦「ピコタン」抜群の収納力が最大の魅力

その愛らしい名前と、収納力抜群のシルエットから、エルメスのピコタンロックは多くの女性から支持を集めています。ピコタンロックは立体感のあるフォルムでどこから見ても美しく、荷物を出し入れしやすいのが特徴です。シンプルな美しさと機能性を兼ね備えている、大人のためのバッグです。ちなみにピコタンは既に生産終了しているため、新品を手に入れることが大変困難なバッグです。中古であっても、レアな素材のピコタンは100万円以上のお値段がつくこともあるようです。

長く愛用する為のメンテナンス方法

エルメスのトートバッグはサイズやカラーの選択肢が多いので、自分にぴったりのアイテムが見つかります。正しいメンテナンスをすれば、大切なトートバッグを美しいまま永く使えるでしょう。またサステナブルにエルメスのトートバッグを楽しむなら、リユースがおすすめです。名品揃いのエルメスのトートバッグを手に入れ、永く愛用できると素敵ですね。

 

●最初のオイルアップ

エルメスの鞍を最初にご使用いただく前に、必ずオイルアップを行いましょう。オイルアップによって革の防水性が高まりやわらかくなると同時に、栄養分を芯まで行き渡らせることが出来ます。表面が均一になるよう刷毛でオイル*を全体に塗っていきます。カーフスキンとブルカーフスキンは、通常のカウハイドレザーよりも柔らかく、オイルを吸収しやすいため、量を控えめに塗る必要がありますのでご注意ください。これらはシート、パッド入りフラップ、サドルパネルに使われています。

次にスポンジを使って保革油クリームを塗布していくのですが、油脂が縫い目を保護するので縫い目も忘れずにクリームを塗ります。最後に色むらをなくし、余分なバームを取り除くため、レザーを布または柔らかいブラシでマッサージするようにします。作業後は換気のよい場所に24時間程度置いておき、オイルを革の芯まで浸透させます。オイルを含むと革は暗い色になりますが、乾くと色味が安定します。最初の数回の使用時は、他のものに色移りすることがありますのでご注意ください。

出典:エルメス公式HP

 

●日常のお手入れ

鞍や馬具の革は日常のお手入れが重要です。お手入れは使用頻度や革の摩擦状態だけでなく、気候に合わせて行うことが大切です。水で湿らせたスポンジにサドルソープ*を含ませて、汚れや汗、ホコリを取り除きます。スポンジに汚れがつかなくなるまで同じ作業を繰り返します。サドルソープには栄養を与える働きがあるので、すすぎはせず、鞍についた余計なサドルソープのみを布で軽くふき取ります。革の状態に合わせて、サドルソープの後に保革油クリーム*を塗布します。革が乾燥している場合には、革の表面のみにオイル*を塗布して芯まで浸透させます。状態に合わせて同じ作業を繰り返します。

メタルパーツは鞍の安全性に関わるため、必ず定期的に確認して磨耗していないか確かめるようにしてください。*エルメス・セリエ推奨のレザーお手入用品のご使用をおすすめします。

出典:エルメス 公式HP

まとめ

エルメスのトートバッグはどれもユニセックステイストで、オン・オフ両方に使えるような品の良さを兼ね備えています。実用性はどのコレクションも折り紙付きです。バッグを使うシチュエーションや好みのデザインなどを考慮し、ぜひお気に入りの1点を探してみてはいかがでしょうか。

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