目次
手帳は一年を通じて使う公私ともに大切なパートナー
●エルメスの手帳の魅力 その1
素材の素晴らしさに加え、豊かな色味、耐久性、そして、シンプルな表情が魅力です。
●エルメスの手帳の魅力 その2
手帳カバーとレフィルがすべて別売りになっているため、手帳カバーを新調する事で気分が一新されるメリットがあります。
エルメスの手帳の特徴
●最高級のレザーを使用
エルメスの手帳は、1万頭から30枚しか取れないとされる、傷の一切ない上質なレザー素材が使われているのが特徴です。エルメスで使われているレザーは、フランスの老舗タンナー(革を加工する業者)が取り扱うレザーの中でも、上位数パーセントの最高級品です。また、耐久性が高く、経年に伴い変化する革の風合いを楽しみながら長く愛用できるのも魅力です。
●飽きのこないシンプルなデザイン
シンプルで上品なデザインなので、飽きずに長く使用できます。年代や性別を問わずに使えるのも魅力です。裏面と表面の糸をクロスさせる「クウジュ・セリエ」と呼ばれる縫い方が取り入れられ、表と裏のどちらからみても均一で美しいステッチが入っているのも特徴です。
●カバーとレフィルは別売りで長く使える
エルメスの手帳は、カバーとリフィルがすべて別売りで、リフィルを入れ替えれば長く愛用できるのが特徴です。エルメスの純正リフィルには上質で厚手の紙が使われており、書き入れた文字がにじみづらく、裏移りもしにくくなっています。カレンダーの表記は日本語・英語・フランス語の3種類の言語から選べます。また、カバー(アジャンダ)とサイズに互換性があれば、市販のリフィルを代用して使うことも可能です。
エルメス手帳のサイズ感
・1番小さいPM:10×7.5cm
・2番目に小さいGM:13×10cm
・3番目に小さいVision:17×10cm
・2番目に大きいGlobe Trotter:19.5×14cm
・1番大きいSemaniert:23×18cm
アジェンダPM
PMサイズ(10×7.5cm)は、エルメスアジェンダシリーズで最も小さく手のひらサイズです。手帳には、純正レフィルとして、見開き1週間のウィークリーと、4分冊になった見開き2ページのデイリーのほかに、白紙ノートと罫線ノートが付いています。ポケットにもおさまるPMサイズは、持ち歩きに便利とされていますが、小さすぎてあまり書けないという声もあります。
●アジェンダPMの隠れた使い方
・その1:名刺入れとして
名刺入れに”ピッタリ”のサイズとなっています。アジェンダPMには内側両方にポケットがあり、そこに名刺のストックができることは意外に知られておらず、知る人ぞ知る情報です。
・その2:ショップカードのケースとして
100均でも簡単に見つかるプラスチックのカードケース。実は、アジェンダPMはこのケースのサイズがジャストです。なので、エルメスのアジェンダPMが簡単にカードホルダーに大変身します。
アジェンダGM
アジェンダGM(13×10cm)は、エルメスのアジェンダのなかでも最もポピュラーなサイズです。これは、A6をすこし小さくしたサイズ感です。アジェンダGMのカバーを開くと内側に差し込みピンが1つあり、レフィルのセットが可能になっています。
●アジェンダGMの隠れた使い方
・その1:パスポートケースとして
アジェンダGMの左右のポケットは、パスポートとサイズがちょうど入ります。また、ZIP式のアジェンダGMの場合は、左側にカードホルダーがあるので画像のようにスマートに使用できます。
・その2:メモ帳として
スケジュール管理のレフィルを使用しない年は、パスポートホルダー以外にメモ帳として使用できます。
アジェンダVision
GMと同様に圧倒的に女性に人気のアジェンダはVision(17×10cm)。Visionは、幅はGMサイズと同じですが、高さがあり、新書より少し小さめの大きさです。そして、エルメスアジェンダのシリーズで唯一横向きの手帳レフィルとなっています。
●アジェンダVisionの隠れた使い方
・その1:スマホケースとして使う
カバーをつけたiPhone7 plusを差し込んでみると実はピッタリなサイズです。
グローブトロッター/Globe Trotter
ビジネスパーソンに一番人気のグローブトロッター。14×19.5cmはほぼA5サイズのため、一般の書籍と同じくらいのサイズで、いかにも”手帳”という風格があります。
●グローブトロッターの隠れた使い方
こちらはZIP式のみでですが、ZIP式のグローブトロッターのアジェンダカバーは、iPad miniとちょうど同じサイズです。グローブトロッターにはiPadをホールドする溝やマグネットはないので、ZIPを開けたときに動いてしまいますが、普段の持ち運びには十分なアイテムです。
ユリス/Ulysse
「ユリス(Ulysse)」は主にノートやメモ帳用途のカバーで、Mini/PM/MM/GMといったサイズ展開があります。開閉用のスナップボタンが付いているほか、内側にもリフィルを留めるためのボタンが設置されています。
●ユリス/Mini
・ユリスMiniサイズ目安:H11.5×W10.5cm
Mini(ミニ)は、その名の通りノートカバーユリス(Ulysse)シリーズの中で最もコンパクトなサイズです。メモ帳サイズの可愛らしい別売りリフィルと共に、小さなギフトとしてもおすすめです。
●ユリス/PM
・ユリスPMサイズ目安:H16×W13.5cm
ユリスのPMは、Miniに次いでコンパクトなサイズです。曜日記載がなく年を問わず使用できる純正カレンダーリフィルも発売されています。海外取り寄せで、豊富なカラー展開をお楽しみください。
●ユリス/MM・GM
・ユリスMMサイズ目安:H23×W19cm
・ユリスGMサイズ目安:H30.4×W25cm
たっぷりとしたサイズ感のMMやGMも人気のサイズです。いずれも、仕事や勉強用のノートカバーとしてお使いになる方に支持されています。
素材と色 大事な経年変化のポイント
①
リザードは、薄くなるまで表面を研磨し光沢を出した素材の為、とても強度があります。しかし、唯一リザードで気をつけたいのは日焼けと色あせです。使わない時は引き出しに入れるか、箱にいれて保存することをおすすめします。本棚に立てかけるのはNGです。
②
オーストリッチは、斑を押し込み、表面は滑らかで大変上品なアイテムです。また、同じ色でも濃く発色し、経年変化としては革によって個性があり、角は柔らかくなる場合も。そしてこちらは、水に濡れると”シミ”になるのでお気をつけください。
③
エルメスの現行の素材ではもっとも硬く丈夫な素材なので日常使いにはぴったりです。ヴォーエプソンは傷がつきにくいのですが、表面が擦れてくると白っぽくなることもあるのご注意ください。
④
シェーブルミゾルは雌山羊です。購入時より”しっとり”した表面で、経年変化でさらに馴染み柔らかくなります。表面にキラキラした光沢がでるのはシェーブルの特徴で、使用により角は丸くなってきてしまいますが、汚れが目立たず年数を重ねると色は徐々に濃くなってきます。
手帳レフィルもあわせてゲット
エルメスの手帳カバーが決まったら、次は中身の手帳レフィルですね。市販のレフィルを使っても良いですが、せっかくなら中身までエルメスで揃えてみませんか?エルメスでは毎年、手帳のレフィルも販売しています。各商品のカバーに合わせたサイズのものが展開されていて、中には罫線・白紙・インデックスなど用途に合わせて別々に購入することも可能です。あなただけのオリジナルな手帳にカスタマイズすることも出来ます。
エルメスの手帳があれば勉強も仕事も楽しくなる
ご紹介した手帳は、どれも上質でシンプルなのに気品の感じられるものばかりです。品質はもちろんしっかりしているので、カバーさえゲット出来れば、毎年中身を変えるだけでずーっと大事に使用していくことが出来ます。手帳を買い替えるタイミングは何も新年とは決まっていないので、なにか気分転換したい時に自分へのご褒美や大切な人の記念日プレゼントに贈ってみるのも良いでしょう。
まとめ
世界が唸るハイブランド、エルメスが作る手帳。正直に言うと、手帳として考えた場合には手軽に購入できる金額ではありません。純正リフィルもお高めです。ですが、エルメスの中ではお求になりやすく、レフィルを交換することで末永く付き合えるアイテムとも言えます。なにより、エルメス・クオリティを手にすれば、テンションも上がること間違いなしです。