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エルメスの手帳カバーは使いにくい?3つの魅力
エルメスの手帳カバーは、他のブランドにはない上質的なデザインが大きな特徴です。どのような点が魅力的なのでしょうか。主に以下の3つが挙げられます。
上質レザーを使用している
手帳カバーには、主にエプソンやシェーブルという革素材が使用されています。
どちらの素材も耐久性に優れており、型崩れしにくいのが特徴です。使用頻度の高い方、もしくは、ずっと同じカバーを使用したい方にはぴったりと言えます。
レザー素材は経年劣化による革の変化が楽しめるため、自分と一緒に歩んでいるような感覚で使用できるでしょう。
デザインがシンプル
エルメスの手帳カバーは、シンプルなデザインが主流です。特段、目立つような装飾はされておらず、必要最低限の機能でまとまっています。
雑然とした構造になっていないため使い勝手が良く、上質な素材による光沢感によってエレガントな雰囲気を醸し出しています。
シンプルゆえに洗練されたこの高級感は、ずっと使いたくなる魅力の一つと言えるでしょう。
種類が豊富
エルメスの手帳カバーは、好みや用途によって、選べるラインが豊富であるのも魅力です。大きく分けると、「アジェンダ」「ヴィジョン」「シルキーデイリー」「ユリス」の4種類があります。
カラーバリエーションも数種類あり、中には外側と内側で色が違うもの、ペンを挿すことができるカバーもあります。
それぞれサイズ違いで展開されているため、自分にぴったりなカバーとすぐに出会えるでしょう。
エルメスの手帳カバーを選ぶ時のポイント
種類が豊富にある手帳カバーですが、それゆえ、迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、自分に合うカバーを選ぶためのポイントについてご紹介します。
使い方・色合い
メモを取ったり、スケジュールを書き込むなど、人によって使い方はさまざまです。そのため、目的を明確にすれば、用途に合わせたサイズやカラーが選びやすくなります。
例として、仕事での使用を考えてみてください。おそらく、会議や商談など、多くの場面で人前に手帳カバーを見せる機会があるでしょう。そうであれば、落ち着いた色のカバーを選ぶのが最適です。
このように、相手のことを考えながら選ぶと見つかりやすくなるでしょう。プライベート用であれば、自分の好みや気分に合わせたものを選ぶのがベストです。
サイズ感
使いやすさを重視するのであれば、やはりサイズにこだわるべきでしょう。
自分に合った大きさでなければ、「持ち歩きに不便さを感じる」、「必要なことが書ききれない」など、不満点が膨らみ、いつの間にか使用機会を失ってしまいます。
使用する目的、バッグに入れても問題ない大きさなのか、使用場面をしっかりイメージしてから選びましょう。
リフィルの種類
エルメスでは、リフィル(レフィル)を正規店やオンラインストアで販売しています。
スケジュール用とメモ用の2種類があり、前者はデザインが毎年変わるため、コレクションとして集める楽しみがあります。しかし、上質な素材を使用しているためか、価格は10,000円から13,000円程度と、少々お高めです。
つまり、長い目で見たときはコストカットを考えなければなりません。純正以外のリフィルが使用できることも、手帳カバーを選ぶポイントとなるでしょう。
人気のエルメスの手帳カバー
それでは、人気のある手帳カバーを見てみましょう。見た目は同じように見えますが、それぞれサイズや機能性などに違いがあります。ぜひ参考にしていただき、お好みのカバーを探してみてください。
アジェンダ PM
およそ高さ10cm×横幅7.5cmという、手のひらサイズのカバーです。
PMとは「小さい」を意味する『Petit Model』を略称した呼び名で、ポケットにも収まるため、持ち運びにとても便利だと言われています。
とにかくメモをすぐに取りたい方は、こちらのサイズが断然おすすめです。
ちなみに、メモ以外の用途で内ポケットに名刺をストックするという隠れた使い方もあります。
アジェンダ GM
大きさはおよそ高さ13cm×横幅9.5cmという、アジェンダの中ではポピュラーなサイズです。GMとは、『Grand Model(大きいモデル)』の略です。
ペン差しのあるタイプがあり、差すことで手帳を開かないようにする仕様となっています。ただし、差し穴が小さいため、ペンを選ぶときは注意してください。
パスポートケースとして使用することも可能です。
アジェンダ Vision
高さ約17cm×横幅約10cmのサイズで、スマートフォンと新書の中間くらいの大きさです。
アジェンダシリーズの中では唯一、横向きのリフィルとなっており、女性人気の高い手帳カバーです。
アジェンダGMと同じく、ペン差しのあるタイプがあります。
グローブトロッター
サイズはおよそ高さ19.5cm×横幅14.5cmで、B6サイズにフィットするカバーです。
一般書籍に近い大きさのため、1ページのボリュームもゆとりがあり、とにかく書き込みたい方におすすめです。
純正以外のリフィルにも対応しているため、自分好みにすることができるでしょう。ビジネス用としても重宝します。
シルキーデイリー PM
ラウンドファスナーによる開閉式の手帳カバーです。
内装は定番製品であるスカーフのカレと同じく、鮮やかな模様が広がっており、手帳カバーを何度も開きたくなるようなデザインになっています。
PMのサイズはおよそ高さ10.5cm×横幅9cmと、アジェンダ PMとぼぼ同じで、ポケットにも収まります。カードポケットもあるため、名刺などの収納も可能です。
ユリス
ホック開閉式によるシンプルなノートカバーで、PMサイズはおよそ高さ15cm×横幅11.5cmです。主に柔らかい素材であるトゴやトリヨンクレマンスが使用されています。
内装は装飾が一切ついておらず、カバー本体とリフィルをボタンで留める形式のため、純正リフィルのみ使用可能です。
PM以外にもミニ・MM・GMが展開されており、A4サイズまで対応できます。また、内ポケットがついている「ユリス・ネオ」というシリーズもあります。
スメニエ
高さ23cm×横幅18cmほどの大きさのスメニエは、手帳カバーの中で最大のサイズです。
グローブトロッターよりも書き込むスペースが十分にあるため、手帳にたくさんのことを書き込みたい方におすすめです。
サイズが大きいためノートに使うことができ、さらにはタブレットの収納もできます。手帳だけでなく、さまざまな用途で活用できるカバーです。
まとめ
今回はエルメスの手帳カバーについてご紹介しました。上質な素材によるシンプルなデザインは、日常のライフスタイルに高級感をもたらしてくれます。サイズの種類やカラーが豊富にあるため、自分好みのカバーがすぐに見つかるでしょう。迷ってしまったのなら、目的や使い方に合わせて選ぶのがコツです。