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K14WGとは? 刻印の意味や特徴・メリット・デメリットを解説

K14WGとは? 刻印の意味や特徴・メリット・デメリットを解説

ジュエリーでは「K14WG」という刻印を見かけます。一見すると専門的で分かりにくいこの表示には、素材の性質や価値に関わる重要な情報を表しています。今回は、K14WGを選ぶうえで知っておきたいポイントをまとめました。

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K14WG(14KWG)とは?

上品な白銀色をたたえる14金ホワイトゴールド「K14WG(14KWG)」は、耐久性に優れ、変色しにくい特性が魅力です。価格も比較的抑えられており、実用性とコストのバランスに優れることから、カジュアルなジュエリー素材として人気を集めています。

刻印の意味

ジュエリーにみられる「K14WG」の刻印は、素材の品質を伝える記号です。「K14」は純度を示し、全体の約58%が純金であることを意味しています。

「WG」はホワイトゴールドの略で、純金にほかの金属を混ぜて作られる合金を指します。購入やメンテナンスの際には、この刻印を確認することで、扱い方や評価の判断材料になるでしょう。

K14・14K 14金(24分率) / 純度 58.3% / 割金 41.7%
WG ホワイトゴールド(White Gold)

配合されている金属

K14WGの特性は、配合される金属によって大きく変わります。約41.7%を占める割金には、銀や銅などが含まれており、これらの金属が絶妙に混ざることで、ホワイトゴールド特有の硬さと色味が生まれます。

さらに、多くのジュエリーではロジウムコーティングが施され、輝きを長持ちさせるとともに強度を高めています。こうした配合と仕上げが、K14WGの美しさと耐久性を支えているのです。

割金 銀 / パラジウム / ニッケル / 銅 / 亜鉛

K14WGの特徴

K14WGは、ホワイトゴールドならではの華やかな光沢があり、肌を明るく見せる効果があります。硬く丈夫でありながら加工もしやすく、繊細なデザインも美しく仕上げられるのが魅力です。

上品なシルバーカラー

ホワイトゴールドは、品のあるシルバーカラーで、和名では「白色金(はっしょくきん)」と呼ばれています。配合される金属の種類や割合により、その色味には微妙な違いが生まれます。

割金による色の違い

銀を多く含む場合は温かみのある落ち着いたトーンとなり、パラジウムが多いと明るく華やかな輝きを生み出します。

一方、ニッケルはやや控えめなツヤ感を与えます。ただし、銅の含有量が多くなると赤みが強まり、白さが濁って見えることもあります。

プラチナのように均一で上品な光沢を得るためには、ロジウムコーティングで表面を白く仕上げるのが一般的です。ただし、摩耗などによってコーティングが剥がれると、下地の色が目立つことも少なくありません。

割金名 色味の特徴
マットでやや黄みのあるシルバー色
パラジウム 明るくやや青みがかった白色
ニッケル ややグレーがかった白色
赤味を帯びるため、ロジウムコーティングが前提

耐久性に優れている

14WGは耐久性に優れているため、普段使いのジュエリーに適しています。純金はやわらかく繊細な素材のため、普段使いのジュエリーには不向きとされています。

それに対して、K14WGは他の金属を加えることで程よい硬さを持っています。そのため、身に着けたまま動いても気兼ねなく使用でき、長く美しい状態を保ちます。

適度な強度があることで、繊細なデザインも無理なく形づくれる点が魅力だといえるでしょう。

K14WGのメリット

純金よりも純度を抑えてつくられるK14WGには、実用性やデザイン性の面で見逃せないメリットがあります。ジュエリーを選ぶうえで知っておきたい特徴を見ていきましょう。

色合いが豊富でデザイン性が高い

配合される金属の種類や割合によって、K14WGは色合いに微妙な変化が生まれます。やわらかく落ち着いたトーンから、明るく澄んだ輝きまで、表情の幅が広いことが魅力です。

この性質によってデザインの幅が広がり、多くのブランドで採用されています。繊細な彫りや複雑なモチーフもきれいに仕上げることができるため、理想のジュエリーに出会えるかもしれません。

比較的安価に手に入る

K14WGは、高級感がありながら手に取りやすい価格帯が魅力です。これは、金の含有量がK18やK24(純金)よりも少なく、素材コストが抑えられているためです。

実際、多くのジュエリーブランドで、ホワイトゴールド製のアクセサリーとして人気があり、初めてのジュエリーとしても選ばれています。ロジウムコーティングが施されていれば、プラチナに近い白さで上品に輝きます。

このように、上質なジュエリーを予算内で選びたいと考えるなら、K14WGは価格と品質のバランスに優れた選択肢となるでしょう。

普段使いしやすい

K14WGは、K24やK18に比べて硬さがあり、傷や変形に強いため、カジュアルジュエリーに適しています。指輪やブレスレットなど、頻繁に触れるアイテムでも安心して着けられる素材です。

また、比較的軽量で長時間の着用でも負担になりにくく、使い勝手のよさが際立ちます。落ち着いた色合いは服装を選ばず、カジュアルにもフォーマルにも自然に馴染むのも利点といえるでしょう。

K14WGのデメリット

銀白色の輝きと高い強度が魅力のK14WGですが、ジュエリー素材として使う際には注意したい点も存在します。素材特性や手入れの面で理解しておくべきデメリットを確認していきましょう。

変色やくすみが発生する可能性がある

K14WGは、使用環境や経年によって変色やくすみが生じる可能性があります。これは、全体の約41.7%を占める割金に、空気中の成分や汗と反応しやすい金属が含まれているためです。

ロジウムの効果は永遠じゃない

加えて、表面を白く見せるために施されたロジウムコーティングも永続的ではなく、摩耗が進むと下地の色味が表に現れ、外観に変化を与えることがあります。

こうした特性を理解し、定期的なクリーニングや必要に応じた再コーティングを行うことで、K14WGの質感と輝きを長く保つことができるでしょう。

アレルギー反応が出る可能性がある

K14WGのジュエリーは、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。割金として銀やパラジウム、ニッケルなどが使われているためです。特に、ニッケルや銅は肌に刺激を与えることがあります。

見落としがちなアレルギーリスク

パラジウムは比較的リスクが低いとされますが、肌質によっては合わない場合もあるため、敏感肌の人は注意が必要です。汗をかきやすい季節は金属が溶け出しやすく、かゆみや赤み、かぶれなどの症状が出やすくなります。

ネックレスやピアスのように肌に直接触れるものを選ぶ際は、成分の確認を忘れないようにしましょう。

K14WGを高く売る方法

K14WGのジュエリーやアクセサリーを売る際に、見落とされがちな注意点や判断に迷いやすいポイントを整理しました。後悔のない取引のために、基本的な確認事項を押さえておきましょう。

査定前にお手入れする

K14WGのジュエリーは、査定前にひと手間かけるだけで印象が大きく変わります。皮脂や化粧品、ほこりなどの汚れが蓄積すると、ホワイトゴールド特有の銀白色の輝きが鈍り、見た目の美しさを損なうからです。

やわらかい布で軽く拭き取るだけでも光沢がよみがえり、査定額に影響する可能性があります。ただし、力を入れてこすりすぎるとロジウムコーティングを傷めるため、丁寧な扱いを心がけましょう。

簡単なお手入れで印象を整えることが、納得の価格につながる第一歩となります。

信頼できる業者に査定してもらう

売却時には、K14WGの価値を正しく見極められる業者に査定を依頼してください。ブランド品であれば、地金の価値だけでなく、知名度やデザイン性も価格に反映されます。

専門知識を持つ査定士なら、適正な金額を提示されやすくなるでしょう。

また、購入時の証明書や保証書、箱などの付属品は、査定額に影響を与えることがあります。これらをきちんと保管し、揃えた状態で査定に出せば、評価が上がる可能性もあるため大切に扱いましょう。

金相場が高いタイミングに売る

K14WGのジュエリーを手放すなら、できるだけ相場が高い時期を狙いましょう。金の価格は一定せず、世界情勢や為替の影響を受けて日々変動しています。

小さな変化でも、売却額には意外なほど差が生まれることがあります。金融不安が広がる局面では、「安全資産」として金に注目が集まり、価格が一気に跳ね上がるケースも見られます。

売却の判断には、相場の動向把握が欠かせません。売るなら「今かもしれない」と思える瞬間を逃さないことで、納得の取引につながるはずです。

まとめ

K14WGは、14金のホワイトゴールドを示す刻印で、美しい銀白色や高い耐久性が特徴です。一方で変色やアレルギーのリスクもあり、手入れや素材の理解が必要です。メリット・デメリットを踏まえ、適切な選択を心がけましょう。

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