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ドバイの金相場は? 金を買って日本で売る際の注意点やポイントを解説

ドバイの金相場は? 金を買って日本で売る際の注意点やポイントを解説

アラブ首長国連邦(UAE)の最大都市である「ドバイ」は、数ある金市場の中でも、金を安く購入できることで有名です。今回は、ドバイにおける金相場の現状とあわせて、ドバイで購入した金を日本で売る場合の注意点を詳しく解説します。

ドバイの金市場とは

ドバイでも金取引が盛んに行われていますが、市場の特徴や金の価格にどのような特徴があるのでしょうか。まずは、ドバイの市場における金の売買を見ていきましょう。

ドバイで金を買うならゴールドスーク

ドバイでは各所で金の購入ができますが、その中でおすすめの場所がゴールドスークです。

300を超える宝飾店が連なっている世界有数の金市場で、K18からK24 の高品質な金のジュエリーを取り扱っています。伝統的なアラビア風と現代風なデザインが混在しており、その煌びやかな輝きに圧倒されるでしょう。

人気の観光スポットであるため、品質は政府の厳しい管理によって保証されていますが、怪しいお店も紛れています。磁石で商品がくっついたら「偽物」と判断しましょう。

ドバイは金を安く買える

金の取引価格は各国によって異なりますが、ドバイは「金が安く買える国3選」に入るくらい、金を安く購入できます。

日本では金を購入する際に消費税が10%がかかりますが、ドバイでは純度99%以上の金が非課税となっており、資産運用で使用されるK24を安く購入できます。

純度99%未満の金に対しては、付加価値税(VAT)が5%課されますが、それでも日本より安いです。また、条件付きですが、日本に戻る際は付加価値税の85%が返金されます。

ゴールドスークのような大規模な金市場もあることから、ドバイの金購入はメリットが大きいと言えるでしょう。

【2025年】ドバイの金相場

それでは、2025年現在のドバイの金相場を見ていきましょう。

以下の表は2025年1月1日から5月2日までの金の平均価格を求めたものです。なお、通貨単位はAED(UAEディルハム)となります。

金の純度 金の平均価格(AED)
K24 349.41 AED
K22 320.29 AED
K18 262.06 AED
K14 203.82 AED
K10 145.59 AED

※各項目の金額は2025年1月1日から2025年5月2日までの平均価格です。

現在の1AEDを日本円に換算したときの平均相場は、およそ39円です。つまり、上記の表にあるAED価格を日本円にすると、K24はおよそ13,627円/g、K22はおよそ12,491円/gです。

日本市場での金の小売価格は15,000円前後を推移しているため、ドバイの方が割安で購入できることがわかります。税金についても日本より抑えられているため、金相場が低いタイミングで購入すると、さらにお得感が増すでしょう。

金相場は、世界経済の変化や戦争・紛争による地政学リスクの高まりなどによって毎日変動しています。事前に、インターネットで最新の相場を把握しておきましょう。

ゴールドスークの周辺や市場の各店舗でも金相場の確認ができます。

ドバイで金を買って日本で売るときは税金に注意

ドバイで金購入をする際は、免税店を探して購入することになるでしょう。しかし、購入した金を日本に持ち込んだ場合、関税法により消費税を支払う義務があるのはご存じでしょうか。

法律上、お土産と合わせて1人あたりの合計額が20万円を超える場合は課税対象となります。20万円以内であれば免除となるため、過剰購入しないよう気をつけてください。

また、購入した店が付加価値税の払い戻しに対応していることも重要です。条件となる、購入額の合計や税を払い戻したときの上限金などを確認しましょう。

せっかく買取店で金を売っても、無計画であれば、税金によって利益が0になってしまいます。海外での金購入は、下調べを入念に行うことが大切です。

ドバイで金を買って日本で売るときは金相場も確認

ドバイで購入した金を日本で売るときは、金相場をしっかり把握しておきましょう。

日本の金相場は、不透明な経済情勢と長引く円安の影響により、高騰が続いています。2025年も過去最高を更新し続けており、5月現在までの買取価格は15,000円から16,000円を推移している状況です。

経済情勢や円安が落ち着いたら金の価格が下降する可能性があるため、高騰している「今」のタイミングで買取業者へ売却しましょう。

ドバイで金を買って日本で売るときのポイント

ドバイで買った金を日本の買取業者に売るとき、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。少しでも高額な買取につながるためのテクニックを2つご紹介します。

購入時のレシートや保証書を保管しておく

日本では、犯罪組織による金の密輸が多発しています。非課税国で購入した金を課税国の日本で売ることで消費税10%分の利益を得られ、罰則を受けてもリスクが少ないため、標的の的となっているのです。

このような問題が横行する中、正規ルートで購入したことを証明するためには、購入時にいただいたレシートや保証書が必要です。これらを揃えることで買取業者は安心して査定でき、付加価値として査定額がアップする可能性があります。

ドバイのように海外で購入した際は、捨てずに保管しましょう。

有名ブランドの金を売る

LBMA(ロンドン貴金属市場協会)が公認している国際ブランドや有名なメーカーの金は、国内外の高い認知度と信頼性により、買取業者からの高価買取が期待できます。査定もスムーズに行えるでしょう。

金市場で有名なブランドは以下の通りとなります。

国際ブランド名
日本 三菱マテリアル株式会社

田中貴金属工業株式会社

三井金属鉱業株式会社

住友金属鉱山株式会社

日鉱金属株式会社

株式会社 徳力本店

同和鉱業株式会社

石福金属興業株式会社

松田産業株式会社

アサヒプリテック株式会社

スイス Argor S.A.

Argor-Heraeus S.A

Credit Suisse

METALOR

PAMP

Swiss Bank

UBS AG

Union Bank of Switzerland

Valcambi S.A.

アメリカ Asahi Refining USA

Metalor USA

Johnson Matthey

フランス Comptoir Lyon Alemand Louyot

Engelhard-CLAL

カナダ Asahi Refining Canada

Johnson Matthey

Royal Canadian Mint

ドイツ Degussa AG

METALOR

オーストラリア GOLDEN WEST REFINING

Johnson Matthey

PERTH MINT

シンガポール DEGUSSA SINGAPORE

METALOR

イギリス Engelhard

Engelhard-CLAL

Johnson Matthey

韓国 LG Metals

LG-NIKKO

LS-NIKKO

香港 Johnson Matthey

METALOR

ウズベキスタン Navoi Mining and Metallurgical Complex
南アフリカ Rand Refinery
ベルギー Umicore

一度、市場内で売られている金を調査し、有名ブランドを扱っている店舗にしぼって購入しましょう。

ドバイで買った金を日本に持ち込むときの注意点

日本では入国(帰国)時、海外で購入したものを記載する「携帯品・別送品申告書」を税関へ提出することが義務付けられています。これは2007年7月に制定されたもので、テロの未然防止や密輸阻止を目的としています。

携帯品・別送品申告書には、金や金製品に関する欄があり、少額・少量であっても書かなければなりません。

お土産を含めて購入額が20万円以内であれば免除されるため、購入したものは正直に申告しましょう。無申告であれば、追加課税や罰金が科される場合があります。

ドバイ以外で金が安い国

最後に、ドバイのように金を安く購入できる国を2つご紹介しましょう。どちらも、日本から比較的近い国です。

シンガポール

シンガポールは、金の購入に対して税金がかかりません。付加価値税や物品税も非課税であるため、どの国よりも安い価格で金を購入できるでしょう。もちろん、ジュエリーの購入も非課税で購入可能です。

経済面も安定しており、ビジネスや投資への環境も整っているため、シンガポールは金の購入先として人気があります。

台湾

日本から近い台湾でも、金を非課税で購入できます。

金を購入するときは、購入用紙にパスポート番号などの個人情報を記入し、必要な金の重量を指定する流れとなります。ただし、2万ドル以上の金を持って台湾から出国する場合は、税関で手続きを行う必要があるため、注意してください。

金は免税店のほかに、宝石店、デパート、一部の銀行で販売されています。

渡航の経費を抑えられ、足を運びやすいのが大きな魅力といえるでしょう。

まとめ

ドバイは世界有数の大規模な金市場で、日本よりも安い価格で金を購入できます。取り扱っている金製品は、政府が厳しく管理しているため信頼性がありますが、偽物を扱うお店も紛れています。一度、信頼性のある金のブランドが並んでいるか確認し、そのうえで購入を検討してみてください。

日本に帰国の際は、税関への申告を忘れずに行いましょう。

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