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2022年の金価格高騰について徹底解説

974_1 トロイオンス 金 価格

1980年以降、金の価格推移は10年周期で高騰を繰り返しているのが現状です。これは世界的に影響のある事件などが大きく関わっています。ロシアのウクライナ侵攻によって世界的な経済制裁の影響により、ロシアの通貨であるルーブルを外貨(主に米ドルユーロなど)へ両替できなくなり、通貨の代替品として活用されている金を保有してこの経済制裁を乗り越えようとする動きに拍車がかかっています。金相場は、「予測で買われ・結果で売られる」と言われています。ウクライナ侵攻が最終局目を迎えそうなこのタイミングが最も売却にとって良いタイミングかも知れません。この記事を参考にしていただき、所有する金製品の売却に役立てていただければ幸いです。

なぜこんなに金が値上がりしているのか?

金だけに限らず、市場が不安になりますと、安全な場所にお金が移動します。経済情報でよく聞かれたことがあると思いますが、「有事の金」や「有事の円」などが日本人にはお馴染みだと思います。今回の金が高騰した要因は、世界的な為替市場の変動とロシアのウクライナ侵攻のダブルパンチが最たる要因となっています。近年でいえばコロナショックが記憶に新しいかと思いますが、世界的な疫病が蔓延することにより各国の経済状況が悪くなるという「予測」において、活況を見せていた米国株式ですら一旦は下落を経験しております。「このままでは株価が下落する」と考えた投資家は、どこに大切な資産を移そうかと考えます。そうなった際にこれまでは、「他国と比べて比較店安全な日本円」や「存在するとされている量がある程度決まっている金」などへとシフトチェンジされてきました。ですが、今回は「日本円」が敬遠されることになってしまい、余ったお金が「金」に流れたと考えるのが妥当と考えられます。アベノミクスが積極的に実施してきた「円安誘導」の悪い面が重なったとも言われています。

さらに、近年市場が好調であった「暗号資産」も今年に入り一時期の人気に陰りが見えてしまった事も大きな影響だと思います。コロナが始まった頃はまだ金価格は高騰をみせてはいませんでした。実際に、「金」を売って「ビットコイン」を買う人が相当数いらっしゃり、先物取引では、金が下がるとビットコインの価格が上がる現象が昨年まで起こっていました。しかし、暗号資産の価格を左右する最も影響力のある俗いう「クジラ」が今年に入って利益確定に踏み切ったと観測されており、その影響でビットコインをはじめ、ほとんどの暗号資産は値崩れを起こしました。では、暗号資産に流れていた資産はどこに行ったのでしょうか?はい、それが「金・ゴールド」へ移行したと言うわけです。米国株式も昨年までの勢いは現在ありませんし、日本市場の日経平均30000円もかなり遠くまでいってしまいました。これが元の鞘に納まるには、まずコロナの収束であり、ロシアの暴挙の終了がカギとなっています。2022年4月後半の現在では、ロシアは5月9日に設定されている「対独戦勝記念日」までに、ある程度終戦に向けた行動に出るのではないか?と言われています。

もし世間の予想通りに、「ウクライナへの侵攻」が終わる、もしくはそれに準じた何かしらの結果が伴えば、現在の史上最高値に到達した金の価格に、一定の変化が起きるのは明白です。大半の予想としてコロナに関しては、日本ではマスクがまだ取れませんが、世界に目を向けると完全に「ウィズコロナ」へシフトしている状況であり、経済活動は復活しつつあるのが現状です。そうなれば元々好調であった米国株式へ資金が戻ってきます。これには米国債の利上げなどの影響もあるので、一概には言えませんが、米国株式は歴史上長期で見れば、「必ず右肩上がりに株価を上げてくる」ものとなっているので、長期投資家は市場に帰って来る可能性が高いです。ウクライナへの侵攻は、ロシアの経済状況から長期的に継続出来るものではないと言われていますので、早くて5月9日前後、遅くても半年以内には決着がつくと考えられている為、こちらも安全資産の金から資金が移されることになるはずです。金は長期で保有したからといって、利子が付くものではありませんので、運用で利益を上げる機関投資家などからは「最も魅力的」な投資先ではないからです。市場を完璧に予想することは誰も出来ませんが、ある程度のスパンで考えれば自ずと見えてくるものもありますよね。

現在起きている状況を整理すると、もしかしたら今が最も金が高騰しているかもしれません。冒頭で記載したように、「金は予測で買われ・結果で売られる」ものですので、もしも売却を検討されている方は、今が絶好タイミングである可能性が高い事をお忘れなく。

金でよく聞くトロイオンスとは何のこと?

金の先物取引をしたことのある方はご存じかもしれませんが、金の量を計測する際に使われる値があり、それが「トロイオンス」という単位になります。日本での取引ではグラム単位で取引されますので、国内で行う実際の取引ではトロイオンスは使われません。先物取引では、海外向けのチャートを見ることになりますので、投資戦略を立てる場合、トロイオンスの数字を見なければなりません。ドル表示のチャートは必ずと言って良いほどトロイオンス表示となっていますので、ご存じない方は、この記事で学んでいただければと思います。

トロイオンスの歴史

トロイとは、フランスのシャンパーニュ地方のトロワという地域の名称が由来とされています。トロワはフランス語のため、英語読みするとトロイになります。そこに米国で主に重さの単位で使われているオンスをくっ付けて生まれた言葉が「トロイオンス」となります。シャンパーニュ地方のフランス貴族が、経済の中心にしようと奔走した結果、シャンパーニュ地方に他国の商人が集まり、銀の決済手段としてトロイオンスを活用したことから広まったとされています。

大航海時代に活躍したヨーロッパの人々は、世界に目を向けた戦略をとっており、他国の商人と取引する際に決まった取引単価が重要であったと思われます。特に近隣のヨーロッパ内での取引は頻繁に行っており、共通のインフラを整備している市場の一つがトロワだったため、トロワでの取引で認識が高まった「トロイオンス」が定着したと考えられています。

金の価格推移

過去30年間で最も金が安かった時をご存じの方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?過去最低額をたたき出したのは、1998年の1g865円となっており、そこから下がったことは現在までありません。では、それまではどうだったかと言いますと、1979年にイラン革命、第2次石油危機、同年11月にはテヘランにあるアメリカ大使館占拠事件などがあり、その翌月に旧ソ連のアフガニスタン侵攻などの事件が立て続けに起きました。また翌年の1980年にはイランとイラクでの戦争が本格化することとなり、世界は大混乱に陥ります。さらに拍車をかけたのが、アメリカと旧ソ連の冷戦です。なんだか今回と似ている部分もありますよね。人間は愚かな生き物で、同じ過ちを何度繰り返せば戦争は無くなるのでしょうか?世界情勢が不安になったこの年の金相場は今とあまり変わらないことに驚きますが、なんと当時の最高値は、1g6945円という高値を付けております。

しかし、アメリカと旧ソ連が緊張緩和を発表した翌年には、3000円以上も下落する事態が起きます。緊張緩和が起きると通貨が安定しますので、ドルの信頼度が増していき、「金からドル」へシフトしたことによる結果だと分かります。当時はまた1g6000円を目指して金相場は上がるものと考えられていましたが、実際はその後20年以上徐々に下降の一途を辿ってしまいます。現在の価格になるきっかけを作ったのは「コロナショック」が最たる要因です。はっきり言って、コロナが無ければ今回の高騰もなかったかも知れません。たまたまコロナショックが起きた際に、金が有望株として見られていただけで、他に魅力的な資産が見つかればいつでも下落する可能性があるということです。

まとめ

この記事を最後までご覧いただいた方はどう思いますでしょうか?金相場は誰にも読めませんし、いつどう転ぶかはわかりません。だったら高値の時に売ってしまうことがベストではないでしょうか?昔買ったけど引き出しやタンスに埋もれている方、投資目的で10年くらい前に買ってままずっと寝かしていた。そんな方は今が売却のチャンスです。「買取大吉」では、貴金属の高価買取に力を入れておりますので、ぜひ絶好の機会をつかみ損ねないようにしてください。皆様から沢山のお持ち込みを、従業員一同お待ちしております。

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