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金投資とは?

159_金投資 リスク

ツタンカーメンの黄金マスクや、江戸時代の大判小判、宝飾品などに使われ、昔から世界中でその普遍的な価値が認められている「金」。19世紀から20世紀初めにかけて、世界各国で取り入れられていた「金本位制」では、一国の貨幣価値が「金」によって裏付けられていました。

信用度が高く、世界中どこでも換金できるので、「金」は投資の対象として扱われています。「金投資」とは文字どおり、「金」に投資することで、ゴールドバーを購入する方法から、投資信託で積み立て投資をする方法などさまざまです。また、「金」は政治的・経済的混乱期や災害時、インフレ時に値上がりする傾向にあるので、「有事の金」として資産を守るために金投資をする投資家も多いようです。
金はそれ自体に価値があり、その価値ゆえに世界のどこでも換金できる。「有事の金」と呼ばれるように、政治・経済の混乱やインフレに強い資産として投資家に好まれてきた。

金価格の変動要因としては、①需要と供給のバランス、②米ドルの価値、③各国の経済動向、④各国の金利の状況、⑤原油等の資源価格、⑥地政学リスク、⑦多量に保有する政府・年金基金等の参入、などが挙げられる。

一般的には、例えばインフレによって通貨の価値が下落する場合、または地政学リスクが高まって米ドルを回避するような動きがある場合などで、金価格は上昇することが多いといわれている。

なお、金は国際的に米ドル建てで取引されることから、日本の投資家が日本円で金に投資する場合、国際的な金価格の値動きだけでなく、米ドル/円の為替相場の影響も受ける(円安になると国内金価格が上がる、円高はその逆)。

金の特徴

金属としての金の特長は、「酸化しにくく、密度が高く、加工しやすい」こと。そして何より、英語の「Gold」がサンスクリット語の「輝く」を語源としているように、先史時代から聖書・古代エジプトの時代を経て現代まで、その妖艶な美しさは人を魅了してやまない。

とはいえ、どんなに美しい金属であっても、どこからでも産出されるのであれば価値は高くならない。金の価値を考えるうえで最も重要な点は、その「希少性」だ。

人類が掘り出して精製した金の総量(地上在庫)は2019年末時点で約19万トン。この量は長さ50mのオリンピックプールの約4杯分、日本の鉄鋼業界が約15時間で生産する粗鋼の量と同じでしかない。いかに金が希少性の高い、価値のある金属かがわかるだろう。

こうした「美しさ」、「希少性」、「保存のしやすさ」、「加工のしやすさ」という特長から、金は歴史上、価値の保存と権力の象徴として「貨幣」として重用されてきた。紀元前687年には現在トルコに位置するリュディアで初めての金の貨幣(エレクトラム貨)が鋳造され、大いに流通していたという。

その後、19世紀に確立した金本位制において、金は各国政府または中央銀行が発行する兌換紙幣の価値の源泉として保有された。1978年に金本位制が廃止されたのちも、各国政府・中央銀行は準備資産として金の保有を続けている。

金投資の種類

金投資には様々なものがあります。

・金貨や金地金の現物購入
金貨や金地金の現物を購入する方法で宝飾店や貴金属店で手軽に購入できます。
純度やデザイン様々なものがあり好きなものを選ぶことができます。

・金に投資する投資信託
銀行や証券会社で購入できます。
投資のプロであるファンドマネージャーに運用を任せる事が出来て小額から運用ができますが、購入時だけでなく保有中にも手数料がかかります。ランニングコストがかかる点はデメリットと言えます。

・金ETF
金ETFとは、金の市場価格に連動するように設計されたETF(上場投資信託)です。投資家は株式のように市場価格で売買します。
金価格が思惑に反して動いた場合、損失が発生するリスクがあります。

・純金積立
毎月少しずつ積み立てて、金を購入していく投資方法です。
貴金属メーカー、地金商、証券会社や銀行などで購入できます。
毎月積み立てる金額を決めて購入する定額積立と毎月購入する金のグラム数を決める定量積立の2種類があります。

・金の先物取引
金の先物取引とは、業者間の取引で発生する金の売買差額を利用して利益を得る取引です。個人投資家は、ほとんどの場合、実際に物を受け取ったり渡したりせず、約束した権利を決済して放棄し、取引を終了します。

約束した時の価格と、決済した時の価格の差額が、損益の源泉です。買う約束をして取引をはじめ、約束をした時の価格よりも、高い価格で決済をすれば、利益が得られます。また、売る約束をして取引をはじめ、約束をした時の価格よりも、安い価格で決済をすれば、利益が得られます

金投資のメリット

国や地域が発行する貨幣や株式などの資産とは違って、「金」は世界共通でその価値が認められており、世界に市場が開けていて換金しやすいです。
金は存在そのものに価値がある「実物資産」です。経年劣化や腐食による価値の低下もなく、世界で流通しているので、取引における安全性・信頼性に優れていると言えます。
金は、インフレや有事に強いです。
有事とは、大災害・戦争・大恐慌などの非常事態を意味します。
金も投資対象なので、一旦は有事による暴落を受けることもありますが、下落率は株より少なく済む傾向があります。
資産運用のリスクヘッジ(リスクを抑えること)にも有効です。

金投資のデメリット

銀行預金であれば預けている期間中に利息が発生し、株式や債券も配当金や利息が期待できますが、金は現物取引、金貨・金地金の購入、純金積立、金の先物取引の場合、取引時の金の価格で、現金と等価交換をしています。販売元がその売却金を元出になにか資産を運用するわけではないので、投資家は金を保有していても、利息や配当のようなインカムゲインが発生しません。

現物を保管する場合紛失、盗難のリスクがあります。
金は、米ドル建てで取引されています。
これは、40年ほど前までアメリカ政府が金とドルとの交換を認めていたことの名残です。
日本円で金を買っているように見えても、実態は米ドルで金を買っているのと変わりません。
そのため、円高ドル安になると金価格(円換算)も下落してしまいます。
さらに、有事の際は円高ドル安が同時に起きることがほとんどです。
日本円が世界で信用されていることの証明ともいえますが、金投資のメリットである有事のリスクヘッジが機能しづらくなってしまいます。
金に投資する方法は、ほとんどが譲渡所得の対象で、総合課税となります。
そのため、所得が大きい人は税負担が大きいという点に注意しないと、確定申告で思っていたより多く課税されることにもなりかねません。

売却時の税金について

金を売る時にも消費税がかかります。売却した場合は、消費税分を含んだ金額が手に入ることになります。消費税率が同じときに売却すれば、購入時の消費税額はプラスマイナスゼロで相殺されます。
消費税率8%の時に購入した金を消費税率10%になった時に売却すれば、1gあたりの税抜売却価格が税抜時価※と同じ場合、消費税率の差分2%が差額となって上乗せされることになります。
金を売却して利益が出た場合、取引の形態により「譲渡所得」、「雑所得」、「事業所得」のいずれかでの申告が必要になります。一般の個人が金を売却して得た利益は原則、譲渡所得として課税されます。金地金を営利を目的として継続的に売買を繰り返している場合の所得は、雑所得または事業所得となります。例えば、年間の給与収入が2,000万円以下の給与所得者の場合には、他の雑所得と合わせて年間20万円までは 申告の義務はありません。
なお、申告が必要となる場合、保有期間に応じても課税方法が変わってくるので注意が必要です。 まず、保有期間が5年以内の場合は、売却で得た利益から特別控除分の50万円を差し引いた金額が課税対象となります。一方、5年を超えている場合は、その50万円を差し引いた金額のさらに半分が課税対象となります。つまり、5年を超えて保有して売却した方が課税面ではお得ということになります。
金も資産の一部なので相続を受けた場合には相続税、贈与を受けた場合には贈与税がかかります。相続の場合、死亡日時点の時価※を適用し評価額を算出します。 一方、贈与の場合、贈与が成立した日の時価※を適用し評価額を算出します。相続は死亡日が確定しているのでわかりやすいのですが、贈与の場合は日付があいまいになりやすいので贈与契約書を作成しておくとよいでしょう。
所得税法では、金・プラチナ・金貨・プラチナ貨の売却金額が200万円を超える場合、買い取った貴金属店がお金を渡したことを示す支払調書を税務署へ提出する義務が定められています。なお、その支払調書には個人番号(マイナンバー)の記入が義務付けられています。

まとめ

どの投資においても、リスクを軽減するには「長期・分散・積立」が基本です。「金」は株式や債券などの資産とは違った値動きをする傾向にあるため、複合的に組み合わせてポートフォリオにすることで、分散効果を高めることができます。初心者の人はまず少額から積立投資できる「投資信託」や「純金積立」から始めてみるとよいかもしれません。
ただし現物と純金積立の譲渡損益は、一般の譲渡損益、金関連投資信託と金ETFの譲渡損益は株式等の譲渡損益、金先物は先物等の譲渡損益と、それぞれカテゴリーが異なっていますので、利益が出た際には注意して申告等を行いましょう。

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