目次
ヴィンテージ シャネルとは?

ヴィンテージ シャネルとは、主に1980年代から2000年代初頭に製造されたシャネルのアイテムを指し、中古市場で使われている言葉です。
現在では販売されていない廃盤モデルや、当時ならではのデザインを楽しめることから、中古市場でも注目されています。
また、カール・ラガーフェルドがシャネルのクリエイティブを手がけた時代のアイテムも多く、現在では生産されていない希少なモデルに出会えることがあります。
ヴィンテージ シャネルが人気の理由

ヴィンテージ シャネルが今も多くの人に選ばれているのは、現行品にはない魅力があるためです。ここでは、なぜ今も支持されているのか、その理由を詳しく解説します。
現行品より手頃な価格で購入できる
ヴィンテージ シャネルは、現行品と比べて手頃な価格で購入できる場合があります。
特に、廃盤モデルや過去のコレクションには、現在では生産されていないデザインもあり、年代ごとの個性を楽しめる点も魅力です。
ラムスキンの柔らかな質感や特徴的なチェーンなど、ヴィンテージ品に見られるディテールにも注目されています。
モデルや年代、素材、状態によって価格が異なるため、予算や好みに合わせて選べる点も魅力です。
現在では出会えない希少なデザインを楽しめる
過去のコレクションには、現行品では見られないフォルムや素材、ロゴの表現を取り入れたデザインも多くあります。
なかには生産を終え、新品では入手できなくなったモデルもあり、中古市場で探すことで、現在のラインナップとは異なる一品に出会える可能性があります。
年代やコレクションごとの個性を楽しみながら、人とは違うシャネルを選べることも、ヴィンテージならではの醍醐味といえます。
ヴィンテージならではの風合いを楽しめる
長い年月を経たバッグには、新品とは異なる表情が生まれることがあります。レザーは使い込むほど柔らかくなり、手になじみやすくなるほか、色合いに深みが増すことがあるためです。
また、同じモデルでも使用状況によって状態が異なるため、一点ごとに異なる雰囲気を持っています。
こうした経年変化をそのアイテムが過ごしてきた時間の一部として味わえることも、ヴィンテージ品ならではのよさといえるでしょう。
カール・ラガーフェルド時代ならではの魅力がある
1983年にシャネルのアーティスティック・ディレクターに就任したカール・ラガーフェルドは、シャネルの象徴的な要素を受け継ぎながら、時代に合わせた新たなデザインを数多く生み出しました。
その期間に発表されたコレクションには、さまざまなフォルムや素材、ロゴ表現を取り入れたアイテムが登場しています。
ラガーフェルド時代のアイテムをたどりながら、シャネルのデザインの変化を楽しめることも魅力のひとつです。
資産価値が期待されている
ヴィンテージ シャネルは、中古市場での評価にも注目したいアイテムです。モデルによっては現在も需要があり、希少性や状態、素材などによって市場での評価が変わります。
流通量が少ないモデルや需要の高いデザインは、中古市場で比較的高く評価される可能性があります。ただし、すべてのヴィンテージ シャネルが高く評価されるわけではありません。
市場相場は変動しますので、将来的な売却を考えるなら、購入予定の商品の需要を確認しておくとよいでしょう。
ヴィンテージ シャネルはなぜ安い?

シャネルといえば高級ブランドですが、ヴィンテージ品には現行品より手頃な価格で購入できるものもあります。なぜ価格に差が生まれるのか、中古市場の特徴や年代、状態などの観点から詳しく解説します。
現行モデルの値上げによって相対的に安く見える
シャネルでは近年、バッグを含む商品の価格改定が行われており、現行モデルの販売価格は過去と比べて上昇しています。
そのため、過去のモデルを中古市場で探すと、現行品より手頃な価格で購入できる場合があります。
以前のコレクションには現在も需要のある定番デザインが含まれ、現行品とは異なる価格帯で購入できることもあります。
ただし、中古価格はモデルや年代、素材、状態などによって変わるため、一律に安いとは限りません。
使用感や経年変化が価格に反映される
ヴィンテージ シャネルの中古価格は、バッグの状態によっても変わります。長年の使用による傷や汚れ、型崩れ、革の擦れ、金具のくすみなどがある場合は、査定額に影響することがあります。
1980~90年代のヴィンテージ シャネルには、現在も中古市場で需要のあるモデルがあり、同じ年代やモデルでも状態によって評価は異なります。
そのため、経年による状態の変化が、価格を左右する要素のひとつとなっています。
ヴィンテージ シャネルが恥ずかしいと言われる理由
ヴィンテージ シャネルを「古い」と感じる人もいます。特に、現在のトレンドや現行モデルを重視する人にとっては、過去のデザインが古く見えることもあります。
一方で、ヴィンテージならではのデザインや経年の風合いを好む人も多く、年代を重ねたからこそ楽しめるスタイルもあります。
モデルによって印象は変わるため、現在のファッションに取り入れやすいモデルを選ぶことで、自然に今らしい装いになじませられます。
ヴィンテージ シャネルの人気アイテム
長い歴史を持つシャネルには、現在では生産されていないモデルもあります。なかでも中古市場では、年代ならではのデザインを持つバッグなども流通しています。ここでは、注目されているアイテムを紹介します。
マトラッセ チェーンショルダーバッグ

シャネルを代表する「マトラッセ」は、キルティングを施したボディとチェーンストラップを組み合わせたデザインが特徴です。
ヴィンテージ品では、年代によってキルティングやチェーン、ココマークなどの仕様に違いが見られ、1980~90年代には当時ならではのデザインを備えたモデルもあります。
また、現在のラインナップにはない仕様のモデルもあり、当時ならではのデザインを楽しめる点もヴィンテージ品の魅力です。
マドモアゼルバッグ

マトラッセとは異なるデザインを選びたい人から注目されているのが、マドモアゼルバッグです。
縦方向のキルティングを取り入れたモデルもあり、すっきりとした印象を与え、シャネルらしいシンプルでエレガントなデザインに仕上がっています。
モデルの中には、「マドモアゼルロック」を備えたものもあり、現在も中古市場で流通しています。現行ラインには見られないデザインもあり、ヴィンテージならではのディテールを楽しめる点が特徴です。
バニティバッグ

もともとは化粧道具を収納するためのケースとして作られたバニティバッグは、シャネルではバッグとしても展開されている人気のモデルです。
コンパクトなスクエア型や丸みのあるフォルムなど、さまざまなデザインがあり、チェーンストラップを備えたタイプは肩掛けや斜め掛けにして使うこともできます。
ヴィンテージ品では、キルティングやココマークを取り入れたものも多く、シャネルらしさを感じられるデザインとして中古市場でも流通しています。
ダイアナバッグ

上品でクラシカルなデザインが魅力のモデルが、シャネルの「ダイアナバッグ」です。故ダイアナ元妃が愛用していたことから、その名で親しまれるようになりました。
マトラッセのキルティングに、丸みを帯びたフラップやチェーンストラップを組み合わせた上品なデザインが印象的で、華やかさと落ち着きを兼ね備えています。
オリジナルモデルは1989~1995年頃に生産されたとされ、現在はヴィンテージ市場で流通しています。
ココマーク ブローチ

シャネルを象徴するダブルCの「ココマーク」をあしらったブローチは、ヴィンテージ市場でも取り扱いの多いアクセサリーです。
ジャケットやニットの襟元に添えるだけで、装いにシャネルらしい存在感を演出できます。
ヴィンテージ品には、ゴールドやシルバーカラーのメタルを使ったものに加え、ラインストーンやパールを取り入れた華やかなデザインも見られます。
年代やデザインによって雰囲気が異なるため、好みの一品を探せることも楽しみのひとつです。
ヴィンテージ シャネルの年代別の特徴

シャネルのヴィンテージ品は、年代によってデザインや素材、金具などにさまざまな違いがあります。年代ごとの特徴を知っておくと、好みのデザインを探すヒントになります。ここでは、年代ごとの違いを詳しく紹介します。
1980年代:華やかで存在感のあるデザインが特徴
「モード界の帝王」と呼ばれたカール・ラガーフェルドがアーティスティック・ディレクターに就任した1980年代は、シャネルの新たな方向性が形づくられた時期です。
ヴィンテージ品には、ブランドロゴを取り入れた大胆なデザインや、装飾性の高いバッグ、アクセサリーなどが見られます。
なかでもココマークを取り入れたモデルからは、当時の華やかなムードを感じられます。現在のシャネルとは異なる、力強いデザインを探せることもこの年代の面白さです。
1990年代:遊び心と高級感を兼ね備えたデザインが豊富
1993年には、1932年にガブリエル シャネルが発表した「Bijoux de Diamants」に着想を得たジュエリーが登場しました。コメットなど、シャネルを象徴するモチーフも現代のジュエリーに受け継がれています。
ファッションでは、ココマークやキルティングなど、シャネルを象徴する要素を生かしながら、ユニークな装飾やカラーバリエーションが展開されました。
1990年代ならではのデザインを楽しめる点も、ヴィンテージ シャネルの魅力のひとつです。
2000年代初頭:現代的な使いやすさと個性が融合
シャネルの伝統的なデザインを受け継ぎながら、さまざまな素材やデザインを取り入れたバッグが展開された年代です。
バッグでは、クラシックなフォルムに加え、カジュアルなスタイルにも取り入れやすいモデルも登場しています。素材やカラーにも多彩なバリエーションがあり、シャネルらしさを残しながら個性を表現したモデルも展開されました。
当時のトレンドを反映したデザインも見られ、ヴィンテージらしさと現代的な感覚を楽しめる年代といえます。
ヴィンテージ シャネルの偽物の見分け方

ヴィンテージ シャネルは、年代によって仕様が異なるため、真贋の判断には細かな確認が必要です。ここではロゴや刻印、素材、縫製などに注目し、正規品との違いを見極めるポイントを解説します。
ロゴ刻印の形や文字間隔を確認する
ロゴ刻印は、ヴィンテージ シャネルの真贋を確認する重要なポイントです。文字の形や太さ、間隔、配置などに注目しましょう。年代やモデルによってロゴや刻印の仕様が異なるため、あくまで参考としてご確認ください。
| チェック項目 | 本物の主な特徴 | コピー品の主な特徴 |
| 「CHANEL」の文字 | 文字の形や比率が整っている | 文字の形や比率が不自然 |
| 文字間隔 | 文字の間隔が揃い、整っている | 間隔が不均一で詰まりすぎている |
| 文字の太さ・大きさ | 統一感がある | 太さや大きさにばらつきがある |
| 刻印の仕上がり | 輪郭が比較的はっきりしていて、きれいに刻まれている | 輪郭がぼやけていたり、文字が潰れていたりする |
ネジやファスナーなどの金具を確認する
バッグの真贋を確認する際は、ネジや留め具、ファスナーなどの金具も確認したいポイントです。
ネジの形状や刻印、金具の仕上げ、ファスナーの仕様などに注目し、年代やモデルに見られる特徴と照らし合わせて確認しましょう。
コピー品では、ネジの形状や刻印、金具の仕上げなどに違和感を覚えることがあります。
ただし、金具だけで真贋を判断することはできないため、ロゴや縫製、素材なども含めて総合的に確認することが大切です。
ギャランティカードとシリアルシールを照合する
ギャランティカードとシリアルシールは、真贋を確認する際のチェックポイントのひとつです。カードに記載された番号とバッグのシリアルシールの番号が一致しているかを確認しましょう。
コピー品の場合は、番号が一致しなかったり、シールの印字や貼り付け方に不自然な点が見られる場合があります。また、ヴィンテージ品では、経年によるシールのはがれや傷みが見られる場合があります。
もし番号が一致していても正規品と判断できるわけではないため、ロゴや刻印、縫製なども含めて総合的に確認しましょう。
ヴィンテージ シャネルの買取相場価格
ヴィンテージ シャネルの買取価格は、モデルや素材、アイテムの状態、年代などによって大きく異なります。ここでは、人気モデルの買取相場を紹介します。
なお、買取価格は市場動向や流通量などによって変動するため、現時点での参考価格としてご確認ください。
| アイテム | 買取相場の目安 |
| マトラッセ チェーンショルダーバッグ | 約10万円~65万円 |
| ダイアナバッグ | 約20万円~55万円 |
| マドモアゼルバッグ | 約10万円~30万円 |
| バニティバッグ | 約3万円~25万円 |
ヴィンテージ シャネルを高価買取してもらうコツ

ヴィンテージ シャネルを少しでもよい条件で売却するには、バッグの状態や付属品の有無などを確認し、ポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、高価買取につながりやすいコツを紹介します。
付属品をそろえておく
ヴィンテージ シャネルを売却する際は、購入時の付属品をできるだけそろえておくことが大切です。ギャランティカードや保存袋、箱などが残っていれば、バッグと一緒に査定に出しましょう。
年代によって付属品の仕様が異なるため、手元にあるものは処分せず、まとめて持ち込むのがおすすめです。付属品がそろっていると、査定時の確認材料となり、評価につながる場合があります。
複数の買取業者で比較する
同じヴィンテージ シャネルでも、買取価格は業者によって異なる場合があります。これは、在庫状況や販売ルート、得意とするブランドなどによって査定基準が異なるためです。
ひとつの業者の査定額だけで判断せず、複数の買取業者に見てもらうことで、より納得できる条件を探しやすくなります。
査定額だけでなく、手数料やキャンセル料の有無なども含めて比較することがポイントです。
不要なものはまとめて売る
バッグだけでなく、使わなくなったブランドバッグや財布、アクセサリーなどがあれば、まとめて査定に出す方法もあります。
複数の商品を一度に依頼することで、業者によってはまとめ売りを考慮して査定してもらえる場合があります。
ただし、すべての業者がまとめ売りによる査定額アップを実施しているわけではありません。キャンペーンなどの条件を確認したうえで利用すると安心です。
ヴィンテージ シャネルに関するよくあるQ&A

ヴィンテージ シャネルを選ぶ際、オールドシャネルとの違いや、今後の価格動向が気になる方もいるでしょう。ここでは、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説します。
ヴィンテージ シャネルとオールドシャネルの違いは何ですか?
「ヴィンテージ シャネル」と「オールドシャネル」は、どちらも古い年代のシャネル製品を指す言葉として使われています。
ヴィンテージ シャネルは、主に1980年代から2000年代初頭に製造されたアイテムを指しますが、年代に明確な決まりはありません。
オールドシャネルも同様に、具体的な年代の線引きはなく、販売店や中古市場によって使われ方が異なります。そのため、両者に明確な違いがあるわけではなく、呼び方が重なることもあります。
ヴィンテージ シャネルは今後も値上がりしますか?
今後も値上がりする可能性はありますが、すべてのヴィンテージ シャネルの価格が上昇するとは限りません。マトラッセなどの定番モデルや流通量の少ないモデルは、状態や人気によって評価が高まりやすい傾向があります。
また、現行品の価格が上昇すると、中古市場でも過去のモデルが相対的に手頃に感じられ、人気が高まる場合があります。価格は市場動向や商品の状態によって変動するため、さらなる需要拡大も注目されています。
まとめ
ヴィンテージ シャネルは、現行品にはないデザインや風合いを楽しめるほか、希少性や中古市場での評価にも注目されています。こうした年代ならではの個性を楽しめることも、ヴィンテージ シャネルが支持される理由のひとつです。


