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シャネル「J12」とは?使い勝手はいい?
そもそも、J12がどのような腕時計か、ご存じない方が多いのではないでしょうか。まずは、J12というモデルの概要についてご紹介します。
J12誕生の歴史
シャネルは開業当初から常識にとらわれない斬新な素材を使用したファッションを提供し、女性たちを魅了してきたという歴史があります。
この精神が腕時計の製造にも受け継がれていき、1987年発表の女性用腕時計「プルミエール」から時計ブランドに本格参入を果たしました。そして2000年、当時のシャネルとしては革新的なセラミック製のスポーツウォッチ「J12」が誕生します。
当時チーフ・デザイナーだったジャック・エリュが手掛けたモデルで、彼がヨットレースのファンであったため、レーシングヨットのJクラス(12m)から付けられたといわれています。
シャネル初の男性が着用できる腕時計
シャネルの腕時計は女性用のみの展開でしたが、J12は初めて男性用として発表された腕時計です。
これまでの腕時計は金属や革を主体としていましたが、J12は高品質なセラミック素材を使用し、傷に対する耐久性を底上げしています。長期間の使用ができ、セラミックの光沢は独自の存在感があります。
例を見ない素材で作られたその革新的なデザインは、2000年当時の時計業界で大きなブームとなりました。
多くのモデルが誕生して人気モデルになる
発売当初は黒いモデルのみであったJ2ですが、2003年にはホワイトカラー、2011年にはチタンセラミックで作られたグレーカラーなど、さまざまなバリエーションを展開します。
文字盤にキャラクターがあしらわれた『マドモアゼル』はセレブたちに人気を呼び、2015年には世界三大複雑機構・トゥールビヨンを取り入れた「J12 トゥールビヨン」の発表など、世界中から注目を浴びました。
数多くのモデルにより進化し続けているJ12は、現在はシャネルを代表するアイテムとなっています。
新たなコンセプトで大幅リニューアル
シャネルは2019年、J12の誕生から20年目を迎えるにあたり「何も変えずにすべてを変える」というコンセプトで、大幅なリニューアルを実施しました。外見の変更は最小限としたうえで、内部には新しいムーブメントを採用し、より精度の高い時刻表示を実現しています。
ほかにも、ブラック×ホワイトのバイカラーモデル「J12 パラドックス」の発表や、リューズのサイズやケース幅を縮めるなどの微調整も行われ、デザインに新たな魅力を加えています。
ほとんど変えずに大規模な変更が行われたことが功を奏し、J2は時計市場で一目を置かれる存在となりました。
シャネル「J12」の魅力
J12は従来の腕時計とは異なる点が多いというアイコニックなモデルですが、どのような点が支持されているのでしょうか。魅力について見てみましょう。
ハイセラミック素材を採用してる
このモデルは、宇宙開発にも使われるセラミック素材を採用しています。この素材は軽量かつ傷つきにくいのに加え、変色にも強く、綺麗な状態を長期間維持できます。また、セラミックは非金属のため、金属アレルギーの方にも安心です。
摂氏1300℃以上の加熱で実現した、そのきめ細やかな輝きに、思わずうっとりとしてしまうでしょう。
シャネルのイメージを存分に反映させたデザイン
みなさんはシャネルのカラーと言えば何をイメージしますか。おそらく、黒や白、もしくはピンクなどではないでしょうか。
J12のカラーは、白と黒を基調としたモデルが主流です。これは、創業者であるココ・シャネルの想いを反映しているといわれています。彼女はかつて「黒にはすべてがある、白も同じ」と語っており、それぞれがもつ色の強さや美しさを高く評価しています。それが、J12に色濃くでているのです。
種類やサイズが豊富
J12は19〜47mmまでのサイズがあり、メンズ・レディース・ユニセックスと幅広く展開しています。
男性であれば38mm以上の大きなサイズで存在感を出したり、女性であれば小さめのサイズで可愛らしさを表現したいなど、スタイルやコーディネートに合わせて好みのサイズを選べます。
モデルが豊富にあることによって、J12は顧客層の拡大に成功し、20年以上経過した現在も幅広い世代から支持されているのです。
身に着けるだけでステータスが上がる
シャネルのブランド力は、着用するだけでステータスを高められます。圧倒的な知名度と長い歴史による信頼感で、多くの人から支持されているためです。
特にJ12は、シャネルが腕時計事業へ本格参入するきっかけとなったアイテムです。開発された背景を知っておくと身に着けるだけで誇らしい気持ちになり、品格を高めることにつながるでしょう。
見た目だけでなく実用性も定評がある
2019年のリニューアル以降に登場したモデルは、スイスにある「ケニッシ社」のオリジナルムーブメントを採用しています。それまでのムーブメントはパワーリザーブが約42時間が限界でしたが、完全にゼンマイを巻き取った状態でも約70時間と、およそ3日程度駆動するというハイスペックになりました。
もちろん、以前から定評のある耐水性・耐久性や正確な時刻表示などはそのまま受け継がれており、日常生活での実用性がますます高まっています。
シャネル「J12」の資産価値は?モデル別の買取価格
J12には販売終了になったモデルがあり、時計愛好家たちに求められることから、資産価値が高まっています。ここでは、中古市場でも人気のあるモデルを厳選し、買取価格を比較してみます。
マドモアゼル J12 ラ パウザ 38MM Ref.H7481
2023年に発売された夏モデルで、買取価格はおよそ112万円程度です。
ケースサイズが38mmと女性にはやや大きめですが、創業者のココ・シャネルをモデルにした「マドモアゼル シャネル」が軽やかな印象を与えています。彼女の両腕が、時刻を指す針になっているのが特徴的で、時間によって腕が重なったり洋服の下に隠れたりするため、さまざまな変化を楽しむことができます。
ちなみに「ラ パウザ」は、フランス語で休憩を表す言葉で、ココ・シャネルもマドモアゼルのような服装でひと夏の休息を過ごしていたようです。
J12 ピンクブラッシュ 33MM Ref.H6755
こちらは2021年に発表された、世界で1,200本しかない限定モデルです。買取価格は60万円程度ですが、限定品のため、今後、需要が高くなるモデルと予想されています。
ホワイト・シルバー・ピンクの3色でデザインされた、優しい印象が特徴的です。ホワイトセラミックを採用しており、文字盤の数字やベゼル部分にはピンクを取り入れています。
シックな装いやモード系ファッションと合わせることで、程よい抜け感を演出できるでしょう。お出かけにはぴったりなモデルです。
J12 マザーオブパール 12Pダイヤ 33MM Ref.H5704
ホワイトセラミック33mmケースのモデルで、文字盤に12個のダイヤモンドが施されたモデルです。買取相場はおよそ65万円ほどとなっています。
こちらのモデルは、文字盤に、真珠を生み出す貝を加工した「マザーオブパール」を採用しています。マザーオブパールは天然素材であり、1つ1つの個体差によって色味が変わるため、「世界で一つだけ」のJ12が身に着けられるという『特別感』を味わえます。
同じモデルでも文字盤に違いがあるため、そういう意味でも希少価値のある腕時計といえるでしょう。
J12 ホワイトセラミック クォーツ 33MM Ref.H5698
初期のモデルである「Ref.H0698」をマイナーチェンジしたモデルで、買取価格はおよそ47万円程度です。Ref.H0698よりもベゼル部分のギザギザが増え、レイルウェイ目盛りが目立つかたちになっています。レディースでありながらも、鋭利さが増し、より格好良くなった印象です。
ホワイトセラミックを用いたJ12は時計業界に革命をもたらした逸品であり、現在は一つの基準となっています。
J12 ホワイトシェル 29MM Ref.H2572
2010年ごろに登場したモデルで、買取価格は60万円程度です。インデックスやベゼルにダイヤモンドがあしらわれており、ホワイトシェルの文字盤が実にエレガンスです。女性の腕にフィットしやすいサイズ感で、華やかさを演出してくれるでしょう。
スポーチウォッチであるJ12を、ラグジュアリーウォッチへと昇華させたモデルです。
J12 スーパーレッジェーラ 41MM Ref.H3409
2013年~2018年ごろまで製造されていたモデルで、買取価格は45万円程度です。
「スーパーレッジェーラ」はフランス語で『超軽量』という意味ですが、ブラックセラミック仕様のため、特段、軽いわけではないようです。あくまで、名前とデザインを引き継いだものとなっています。以前のモデルでは、アルミやラバーといった軽量な素材が採用されていたようです。
クロノグラフを搭載しているため、他のJ12モデル以上にスポーティな印象となっています。
シャネル「J12」は値上がりしているが資産価値は高くない
J12は、スタイリッシュなデザインと高品質のセラミック素材が特徴で、多くの時計ファンやコレクターから注目されています。特に、近年では新作モデルの価格が上昇しており、J12の時計全体が値上がり傾向です。ですが、他の高級時計ブランドと比較した場合、その意味合いが変わってきます。
ロレックスやパテックフィリップと比べると、シャネルは時計としての実績や信頼性はやや劣っています。つまり、「高級時計として」の視点で見ると、J12の資産価値は低く見られがちなのです。その背景には、シャネルは一般的に「ファッションブランド」としてのイメージが定着しているから、と考えられます。
買取業者の査定においても、J12はセラミック素材の耐久性やデザインが評価されていますが、ほかの高級時計よりも価格が安定しにくい点があります。人気モデルや限定モデル以外では、大きな資産価値を期待することは難しいでしょう。
ただし、これはあくまでも高級時計ブランドと比較した場合です。J12の定価は現在も値上がりし続けているため、買取価格は上昇傾向となっています。買取自体は積極的に行われていますので、複数の買取店舗で査定を比較し、信頼できる店舗で買い取ってもらいましょう。
シャネル「J12」のサイズ・カラー展開
J12は豊富なサイズとカラー展開を行っています。メンズ・レディース・ユニセックスとバリエーションがあるため、好みのモデルに合わせて購入しやすいです。ここでは、サイズとカラー、それぞれの視点から解説します。
シャネル「J12」のサイズ展開
以下の表のように、メンズ、レディース、ユニセックスのモデルに合わせて、幅広いサイズ展開をしています。
メンズサイズである38mmは、ボーイッシュな印象を残したい女性にとっても使いやすい大きさです。J12が持つ透明感と合わさり、バランスよく身に着けられるでしょう。また、セラミック素材の軽さと圧迫感のないデザインは、高級ブランドでよくあるスポーツウォッチの重量感が気になる男性にも好評のようです。
細めの腕でもおしゃれに着こなせるため、男女問わず、幅広いニーズに応えているモデルといえます。
タイプ | サイズ |
---|---|
メンズ | 38mm〜47mm |
レディース | 19mm〜33mm |
ユニセックス | 36.5mm |
シャネル「J12」のカラー展開
J12は、2000年の誕生年にブラック、2003年にホワイト、2011年にグレーモデルと、これまでに3色を展開しています。中でもブラックとホワイトは、「黒にはすべてがある、白も同じ」と語った、創業者ココ・シャネルの想いが反映されています。
彼女は、黒と白が持つ内包性や絶対性を高く評価しており、絶対的な美しさのある色、と考えていたようです。
上記3色以外にもピンク系のモデルが存在しますが、J12モデルのほとんどはブラックとホワイトがベースとなっています。
シャネル「J12」の定価
2025年2月現在におけるJ12の定価は、およそ100万円~320万円程度のシンプルなモデルが軸となっています。ダイヤモンドがインデックスやベゼルにあるラグジュアリー感の強いモデルは、およそ1,700万円~3,300万円程度と高額です。
高級時計ブランドよりも先にセラミック素材で製作されたという革新性が、ブランドとしての価値が定価に大きく反映されていると考えられます。
定価の値上がりとともに資産価値が年々高まっているため、将来を見越して、今後、価値が高まりそうなモデルを購入するのもよいでしょう。
【男女別】シャネル「J12」のおすすめモデル
J12にはさまざまなモデルがあり、魅力的なものが多くあります。ここでは、その中から男女ごと4つずつ厳選した、おすすめのモデルをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
【レディース】J12 19MM Ref.H5235
ケース経19mmと小さいサイズのモデルです。秒針やインデックス、カレンダーがないシンプルなデザインは、セラミックのよさを活かしたJ12独自の美麗さを表現しているかのようです。ダイヤルの外周には32個のダイヤモンドが施されており、黒い文字盤とのコントラストにはうっとりとしてしまいます。
同色のバングルと合わせて身に着けたり、フェミニンな印象のアクセサリーと重ねづけることで、異なるテイストを楽しめるでしょう。
【レディース】J12 ピンクシェル 12Pダイヤ 33MM Ref.H5513
文字盤全体のピンク色が特徴的な、世界限定1200本のモデルです。2018年に発売されました。
針とベゼル外周のシルバー色が全体を引き締めているほか、インデックスにあしらわれた12個のダイヤモンドが、控えめながら上品な輝きを与えます。開放的な色合いが、オンオフ問わずあらゆるシーンで活用できるでしょう。
普段使いはもちろん、大切な場面ではジュエリーとして身に着けるのもおすすめです。
【レディース】J12 33MM ホワイトセラミック クォーツ Ref.H0968
ホワイトセラミックによる光沢感に、シャネルらしさを感じてしまう人気モデルです。
このモデルの最大の特徴は、クォーツ式の腕時計であることです。電池によって動くため、機械式腕時計よりも時刻の誤差が少ないことも大きな魅力となっています。
デザイン性と機能性が両立しているモデルといえるでしょう。
【レディース】J12 ブラックセラミック 12Pダイヤ 33MM Ref.H5701
黒いセラミックのケースとダイヤモンドがあしらわれたインデックスによって、存在感を放っているモデルです。シンプルながらも高級感があり、洗練された美しさを引き立ててくれます。
ブラックカラーのため、フォーマルなシーンに最適ですが、シックなワンピースなどの組み合わせも様になります。かっこいい女性を演出したい方におすすめのモデルです。
【メンズ】J12 ブラックセラミック 38MM Ref.H0685
こちらのモデルは2019年に生産終了していますが、現在も根強い人気があります。正規店に並んでいたころは、J12を代表するモデルの1つでした。
ベゼル以外がブラックセラミックで統一されており、光沢感がスタイリッシュな印象を引き出しています。文字盤はインデックスの形状や大きさのバランスが取れており、黒と白のカラーも相まって、視認性が高いです。
メンズウォッチとして人気のあるモデルですが、丸みを帯びたデザインのため、女性にもおすすめです。
【メンズ】J12 ファントム 38MM Ref.H6185
「J12誕生20周年」を前に、2019年に発表したリニューアルモデルです。シャネル独自のムーブメントである「Cal.12.1」が新たに搭載されています。パワーリザーブが70時間となり、ムーブメントの品質と実用性がさらに高まりました。裏ふたが透けているためローターが良く見えるようになり、スタイリッシュな印象が加わっています。
ファントムは英語で「幻影」「錯覚」という意味ですが、光に当てるとインデックスの影が現われることから名付けられたようです。
【メンズ】J12 キャリバー12.1 38MM Ref.H5705
長年J12の人気モデルだった「Ref.H1629」の後継モデルにあたります。ホワイトセラミックがインデックスにあるダイヤモンドの美しさを引き立たせています。シンプルながら高級感と清潔感が兼ね備えられており、どのようなシーンでも格好よく着用できるでしょう。
数あるメンズウォッチの中でもラグジュアリーなモデルです。
【メンズ】J12 クロノグラフ 41MM Ref.H0940
2002年に発表されたモデルで、ブラックセラミック素材を贅沢に活用しています。クロノグラフが搭載されていますが、ジュエリーを身に着けているような感覚を味わえます。
全体的に黒の印象が強いですが、文字盤は、3・6・9以外のアラビア数字と3つの針はすべて白です。洗練された輝きを放っており、光の反射にも強いという特徴があります。夜は青白く光るため、とても実用的です。
スポーツが好きな方にはぴったりなモデルといえるでしょう。
シャネル「J12」を愛用する芸能人
J12はそのデザイン性とブランド価値から、芸能人に愛用者が多いことでも有名です。今回は、以下の5名の芸能人が着用しているモデルをご紹介します。
ISSAさん(DA PUMP)
ダンス&ボーカルグループ「DA PUMP」のリーダーであるISSAさんは、テレビ番組で「J12 ベゼルダイヤ Ref.H1174」を着用していたようです。ベゼル部分にはダイヤモンドが施されており、迫力があります。
ブラックセラミックの光沢感とダイヤモンドの輝きが、ISSAさんのスタイリッシュなファッションに調和しています。
木梨憲武さん(とんねるず)
お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武さんは、ホワイトセラミック製の「J12 ホワイトセラミック 8Pダイヤ Ref.H2423」を愛用しているようです。
文字盤はマザーオブパールとなっており、その色味がインデックスにあるダイヤモンドをエレガントにしています。文字盤は一点物の天然素材であるため、芸術家の一面をもつ木梨憲武さんのこだわりが感じられます。
男性視点で見ると珍しいモデルですが、カジュアルなスタイルに合わせることで存在感が引き立っており、メンズ用としても違和感がないのも魅力的です。
ヒカルさん(YouTuber)
人気YouTuberのヒカルさんもJ12の愛用者です。彼は、youtube動画『気になる値段は?ヒカルの時計(シャネルJ12)っていくらするの?』で「J12 クロノグラフ Ref.H0940」を所持していました。
クロノグラフは他の時計ブランドでも採用されていますが、この機構はいわゆる「ストップウォッチ機能」のことで、時間を細かく計測することができます。そのメカニックなデザイン性に惹かれるファンが多く、Ref.H0940も例によって男性人気が高いです。
大政絢さん
女優・ファッションモデルの大政絢さんは、2019年に開催されたJ12のスペシャルビューイベント「DECISIVE SECONDS(決定的瞬間)」で着用していました。写真での判断は難しいですが、おそらく「J12 Ref.H5697」と思われます。シンプルですが、艶のあるブラックセラミックはフェミニンな印象を受けます。
大政絢さんのInstagramでは、このイベントのほかに、「J12 マドモアゼル Ref.H5242」と思われるモデルを着用しているところを見ることができます。コーディネートの参考にしてみてはいかがでしょうか。
小嶋陽菜さん
元AKB48で、現在はモデルとして活躍する小嶋陽菜さんも、J12を愛用しています。「J12 ホワイトファントム Ref.H3443」を多くのイベントで身に着けているようです。
このモデルは、J12ホワイトセラミックモデル誕生10周年を記念した、世界限定2000本という希少モデルです。真っ白に統一されたデザインは、シャネルらしいエレガントさを感じさせます。彼女の天真爛漫なスタイルにマッチしたモデルといえるでしょう。
シャネル「J12」を高価買取してもらうためのコツ
買取業者などでJ12を高値での売却を実現するには、どのようなことに気を配るべきでしょうか。主に以下の5点となります。
定期的にメンテナンスを行う
表面の状態が汚れた状態では、資産価値の高いモデルであれど買取額は下がってしまいます。そのため、定期的にメンテナンスをすることが重要です。
J12はセラミック素材のため、中性洗剤で洗うことができます。真水でしっかりすすぎ、乾いた柔らかい布で拭いてから乾燥させましょう。
シャネルの公式サイトでは、素材ごとのクリーニング方法などが掲載されています。こちらも参考にしていただき、できる限り美しい状態を保つよう心がけましょう。
査定はなるべく早く出す
モデルが新しいうちに査定を出すのも効果的です。なぜなら、購入した時計の状態や需要によって、年数が経過するにつれて価格が下がることがあるからです。
腕時計の査定は、一般的に新しいモデルの方が性能がよく、劣化も少ないため、買取額が高くなるケースが多いとされています。
セラミックモデルはその素材の特性上、見た目は良くても内部機構が劣化することがあるため、できるだけ早めに店舗で査定を受けるのがよいでしょう。
付属品と一緒に査定する
買取の際にJ12の付属品が揃っていることも、査定額に大きく影響します。購入時の箱・保証書・タグなどを本体と一緒に出せば、買取価格が上がる可能性が高まります。特に、保証書は時計の価値を証明する要素となるため、有無によって買取額の差が大きくなります。
高価買取を念頭に置くなら、付属品や保証書はしっかり保管し、買取に出す際は忘れないようにしておきましょう。
高価買取が狙えるタイミングに売る
人気モデルのリリース時や市場相場が上がっている時期に売ることで、買取価格が高くなる傾向があります。
2025年2月現在の円相場は円安が進行しており、高級時計の値上げが続いている状態です。そのため、今の時期が海外ブランド時計売却に適したタイミングといえます。
ほかには、年末やボーナスシーズンなど、消費が活発になるタイミングを狙うのも良い方法です。市場動向をよく確認し、行動に移しましょう。
買取実績が高い業者を選ぶ
買取実績が豊富な店舗では、シャネルの時計に関するノウハウがあるため、相場に見合った買取価格の提示が期待できます。しかし、経験の浅い業者が査定した場合は、買取額が極端に低くなる場合があります。
そのようなことを回避するためにも、2社以上の業者に無料見積もりをお願いするのがおすすめです。業者ごとの見積もり額を比較し、「満足のいく買取」を実現しましょう。
ちなみに、実績のある業者は、公式サイトに実績を記載しています。お近くにある買取業者のサイトを確認するのも、良い買取を行う一つの方法です。
まとめ
J12(ジェイトゥエルブ)は男性にも着用可能なシャネル初の腕時計で、男女問わず人気のモデルです。スポーツウォッチながらラグジュアリーな一面もあるその美しさは、自分の個性を華やかに演出してくれるでしょう。
また、J12は、高級時計ブランドには劣るものの資産価値が年々上昇しています。高価買取も期待できるため、使用機会を失ったモデルは、売却を検討してみましょう。
「買取大吉」では、J12の査定実績がございます。ぜひお近くの店舗へお気軽にご相談ください。