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ロレックスのシードゥエラーとは?

『海の居住者』という意味をもつシードゥエラーは、1967年に初期モデルが発表されました。見た目はサブマリーナーに似ていますが、性能や細かい部分に違いがあります。
防水性能はサブマリーナーの約4倍である水深1,220mという高性能で、逆回転防止機能やヘリウムガス排出バルブが備えられています。デザインは、ベゼルにある目盛りが分刻みとなっています。
基本的には「サブマリーナーの上位機種」という立ち位置にあり、プロダイバーにとって信頼性の高いプロフェッショナルモデルです。
ビジネスシーンでも相性がよく、日常使いとして着用されている方もいらっしゃいます。
ロレックスのシードゥエラーの定価
2026年1月現在、現行品のシードゥエラーは2種類となっています。価格改定に伴う定価の推移を比較すると、上昇幅が見えてきます。
Ref.126600

2017年に初登場したモデルで、8年経過した現在も現行品として展開されています。
文字盤に赤い『SEA-DWELLER』の文字が入っており、初期モデルにあった通称「赤シード」を彷彿とさせるデザインとなっています。前世代までケースサイズは40mmが伝統でしたが、ここから43mmとサイズアップしました。
また、サイクロップレンズ(拡大鏡)が採用されたのも、このモデルからとなります。
2024年から2025年にかけての値上げ率は約5.81%でした。この改定により、100万円台だった定価は200万円を超える水準に達しています。さらに2026年1月の価格改定では、約6.58%の値上がりとなりました。
| 2024年 | 2025年 | 2026年 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|
| 1,911,800円 | 2,022,900円 | 2,156,000円 | 約6.58% |
Ref.126603

Ref.126600にラグジュアリー感を足したモデルがRef.126603です。
シリーズ初となるステンレススチールとK18イエローゴールドを組み合わせた「ロレゾール」が特徴的で、文字盤の『SEA-DWELLER』もデザインに合わせて金色になりました。通称「金シード」と呼ばれています。
貴金属の素材を採用しても防水性能や機能性は変わらず、高性能と高級感を味わうことができるモデルです。
2024年から2025年にかけての値上げ率は約10.19%でした。この流れから、次回改定では300万円を超える水準に達すると見られていました。実際、2026年1月の価格改定では約8.84%の引き上げとなり、結果として300万円台に乗せています。
| 2024年 | 2025年 | 2026年 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|
| 2,710,400円 | 2,986,500円 | 3,250,500円 | 約8.84% |
シードゥエラーの定価改定の要因

シードゥエラーの値上がりは、以下のような要因が作用していると考えられています。世界経済の流れや新技術の導入などが、定価を押し上げているようです。
原材料費が高騰しているため
1つ目は原材料費の高騰です。
ロレックスはK18ゴールドやプラチナなどの貴金属を採用しています。これらの素材は供給不足が続いており、近年、価格が上昇傾向となっています。この影響が、シードゥエラーの定価そのものに反映されているのです。
貴金属の価格は今後も上昇するとの予測も出ており、供給量の問題が解消されない限り、シードゥエラーの高騰は続いていくでしょう。
ステンレススチールの原料となるニッケルやクロムも、同様の状況が続いています。
為替相場が変動するため
2つ目は為替相場の影響です。日本市場における現在の為替は、1ドル150円前後の円安が2026年現在も続いていています。
このような状況では輸入額の上昇を招くこととなり、スイス国内で時計を製造しているロレックスは、日本での定価が高くなってしまうのです。仕入れコストの高騰も考慮されているため、為替相場の変動は注視する必要があります。
最新技術の採用により製造コストが上昇しているため
ロレックスは新型モデル製造の過程で、新型ムーブメントの開発や独自素材の研究開発に事を欠きません。常に新しいことを考えて挑戦し、お客様へ信頼と安全のモデルを製造するという姿勢は、実にロレックスらしいです。
ロレックスは新型モデルの製造にあたり、新ムーブメントの開発や独自素材の研究を継続的に行っています。技術面の更新を重ねながら、精度や耐久性といった基本性能を安定して維持している点は、同社の製造姿勢を示す特徴の一つです。
その積み重ねが、長期使用を前提としたモデルづくりにつながっています。一方で、こうした開発には相応の時間と工程が伴い、製造コストの上昇を招きます。その結果、定価の見直しが行われる状況にあります。
シードゥエラーを定価で買う方法

シードゥエラーを定価で購入するには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、正規店でのシードゥエラーの購入方法についてご紹介します。
ロレックスマラソンを行う
ロレックスのモデルは入荷に限りがあり、正規店で必ず購入できる保証がありません。そのため、熱心なロレックスファンは全国の正規店を巡り、求めているモデルを探します。このような行動は、通称「ロレックスマラソン」と呼ばれています。
ロレックスマラソンを行う大きな理由は、正規店ごとにモデルが入荷する日や入荷数、そして在庫に違いがある点です。そのため、ファンやコレクターはできる範囲で店舗を巡り、購入できる確率を高めようとしているのです。
まずは近くにある店舗から徐々に範囲を広げていき、シードゥエラーの購入につなげましょう。
清潔感のある服装で行く
正規店を訪ねる際に注意すべき点の1つとして、服装があります。ロレックスは高級時計店でありますので、それ相応の身だしなみが必要となるのです。
一番無難な服装はスーツですが、上は襟付きシャツやポロシャツ、下はスラックスなど、清潔感のある落ち着いたビジネスカジュアルであれば問題ありません。女性は、落ち着いた色合いのブラウスとスカートがよいでしょう。
逆に、極端にカジュアルすぎるものやシワだらけの服装での来店は避けるべきです。店の雰囲気から浮いてしまい、店員の方から「転売目的」と警戒されてしまいます。
スタッフとの信頼関係を築く
初めて訪れる正規店で、いきなり在庫確認を聞いてしまうのは危険です。店員の方に「転売目的」と疑われてしまい、シードゥエラーの購入から遠のいてしまいます。
服装だけでなく、店員の方にも誠実な態度で接していくことで、在庫状況などの情報を収集できる可能性が高まります。自分がロレックスのファンであり、シードゥエラーを購入したい理由など、ファンであることをアピールしていきましょう。
一度だけでなく「顔なじみ」になるくらい何度もお店に通い、店員の方との信頼関係を構築していくことでシードゥエラーの購入に近づきます。
シードゥエラーの価格に関するよくあるQ&A

最後に、シードゥエラーの価格でよくある質問を見ていきましょう。今後、購入を検討するうえでの参考にしてください。
シードゥエラーは今後値上がりする?
シードゥエラーの定価は、今後も値上がりを続けると予測されています。
インフレや供給不足による原材料費の高騰、円安による為替相場の影響、最新技術の導入による製造コストの上昇などにより、値上げは止まらない状況です。2026年1月の価格改定では、Ref.126603の定価が300万円を超えました。
製造コストや原材料の供給が解消すれば定価が下がる可能性もありますが、まだまだ時間がかかりそうです。
シードゥエラーは定価で買えない?
シードゥエラーはロレックスの正規店で購入できる可能性があります。
ただし、生産数には限りがあり、正規店で電話しても入荷される日や入荷数まで把握することができません。そのため、実際に正規店を巡って確認しなくてはなりません。ロレックスマラソンで店舗を巡り、購入できる可能性を高めていきましょう。
また、来店時はビジネスカジュアルを意識し、清潔感のある服装で行くことが大切です。店員の方にもロレックスファンであることをアピールして信頼構築を図り、お店に何度も通ってシードゥエラーの購入を目指していきましょう。
まとめ
シードゥエラーは、サブマリーナーの上位機種でプロダイバーに定番のモデルです。シンプルなデザイン性はビジネスシーンにも相性がよく、優れた機能性から日常使いにも適しています。
定価が年々値上がりしており、正規店での最安値のモデルは200万円を超えました。今後も上昇するとの予測もありますので、購入するなら今のうちから検討していきましょう。


