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【2025年最新】ロレックス ヨットマスターの定価と値上がりの要因

【2025年最新】ロレックス ヨットマスターの定価と値上がりの要因
石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴14年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

ロレックスにあるスポーツモデルの中でも高級路線を行く「ヨットマスター」は、近年、価格高騰が続いています。今回はヨットマスターの魅力を踏まえたうえで、正規店にある現行モデルの定価と値上がりしている要因について詳しく解説します。

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ロレックスのヨットマスターとは?

ヨットマスターは、船上での使用を目的としたスポーツウォッチ(プロフェッショナルモデル)です。初登場は1992年で、船上での航行時間を計測できる両方向回転ベゼルを備えており、防水性能は水深100mで衝撃にも強い耐久性を誇ります。

初期モデルはK18ゴールドモデルのみの展開でしたが、1999年に登場した「ロレジウム」と呼ばれるステンレススチールとプラチナのコンビモデルから一躍人気となりました。現在も多くのセレブや富裕層を中心に人気があります。

2025年11月現在、ヨットマスターは42mm、40mm、37mmのサイズを展開中です。過去にレディースモデルを展開していましたが、37mmのサイズがそれを担うかたちとなっています。

ロレックスのヨットマスターの定価

それでは、2025年11月現在、正規店で並んでいる現行モデルとそれぞれの定価についてご紹介しましょう。合わせて、旧定価と現在の定価の比較もまとめています。

ヨットマスター 42 Ref.226659

ヨットマスターの中でもケースサイズが42mmという、重厚感のあるモデルです。ホワイトゴールドを素材とし、文字盤の種類はブラックのみと、いかにもスポーツウォッチらしい高級感があります。

ロレックス自社製のムーブメントCal.3235が搭載されており、パワーリザーブは約70時間で耐衝撃性と耐磁性を実現したことで、精度が格段に向上しました。

昨年までの定価と新定価を比較すると、値上げ率は約12.49%で、正規店にあるヨットマスターのモデルの中でも高めの数値となっています。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
ブラック 4,577,100円 5,149,100円 約12.49%

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 42 Ref.226658

Ref.226658はイエローゴールドのケースとブラック文字盤の相性がよく、スポーツモデルながらもラグジュアリー感をより味わえるモデルです。性能自体は同じサイズのRef.226659と変わらず、高性能です。

ヨットマスターの発売初期のころはゴールドモデルのみだったこともあり、当時の高級感が現代でより洗練されたものになったといえるでしょう。

新定価は、旧定価よりも約12.48%の値上げとなっています。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
ブラック 4,370,300円 4,915,900円 約12.48%

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 42 Ref.226627

Ref.226627は、「RLXチタン」という珍しい素材を使用しているモデルです。

ロレックスが特別に採用した、アルミニウムとバナジウムが含まれたグレード5のチタン合金で、軽量ながらも高い強度と耐蝕性があります。金属アレルギーに反応しにくいというメリットもあるため、使い勝手のよいモデルといえます。

新定価も旧定価と比べ10%以上の値上げ率となっていますが、他のヨットマスター 42と比べて安価なため、購入しやすいです。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
ブラック 2,029,500円 2,239,600円 約10.35%

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 40 Ref.126655

エバーローズゴールドの落ち着いた色合いが、上品な大人の美しさを表現しているかのようなモデルです。手首にフィットしやすいオイスターフレックスブレスレットの色合いとマッチしており、ステータス性を高められるでしょう。

文字盤は現在、インテンスブラックとパヴェダイヤモンドの2種類で展開されています。パヴェダイヤモンドの文字盤は値上げ率で見ると低いですが、実際は約65万円と高騰していることが分かります。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
インテンスブラック 4,325,200円 4,853,200円 約12.20%
パヴェダイヤモンド 6,844,200円 7,497,600円 約9.54%

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 40 Ref.126622

ステンレススチールとプラチナを組み合わせた素材「ロレジウム」を用いたモデルです。

文字盤はスレートとブライトブルーの2種類があり、どちらの組み合わせも明暗がはっきりしているため、スポーティでスタイリッシュな印象を与えます。

カジュアルとビジネスの両方のシーンで合わせやすく、ヨットマスターを初めて購入する方におすすめです。

定価の値上げ率も文字盤によって違いがなく、約5.96%の上昇となっています。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
スレート 1,732,500円 1,835,900円 約5.96%
ブライトブルー

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 40 Ref.126621

Ref.126621は、ステンレススチールとK18ゴールドを組み合わせた「ロレゾール」という素材を採用しています。ゴールドの種類によって呼称が異なっており、このモデルはエバーローズゴールドなので「エバーローズゴールドロレゾール」とも呼ばれています。

文字盤はインテンスブラックとチョコレートの2種類があり、ロレゾールとの掛け合わせで華やかさと上品さを兼ね備えています。人気については、チョコレートの方が高いようです。

定価はどちらも同じで、値上げ率は約10.24%です。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
インテンスブラック 2,384,800円 2,629,000円 約10.24%
チョコレート

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 37 Ref.268655

エバーローズゴールドが印象的なモデルです。ケースサイズが37mmのため、男性だけでなく、少し大きめのサイズを好む女性にも適しています。

高級感にあふれた外観となっており、ブレスレットとして採用しているオイスターフレックスは、ラバー製でありながら経年劣化による変形に強く、縦方向クッションシステムによって着け心地の良さを実現しています。

文字盤は2種類あり、インテンスブラックの値上げ率はおよそ12.51%、パヴェダイヤモンドはおよそ9.59%です。値上げ率は高級感のあるパヴェダイヤモンドの方が低いですが、実際はおよそ58万円と高騰しています。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
インテンスブラック 3,719,100円 4,184,400円 約12.51%
パヴェダイヤモンド 6,089,600円 6,673,700円 約9.59%

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 37 Ref.268622

廃盤モデルである40mmサイズの「Ref.116622」を37mmで再現したかのようなモデルです。

ヨットマスター特有の水色の指針とケース素材のロレジウムによって、海の近くにいるような爽やかなイメージを想起し、スポーティな印象を与えます。手首のフィット感も快適で、ペアウォッチとして着用するのもおすすめです。

値上げ率は約6%と低めで、2025年10月末時点では、正規店に並ぶヨットマスターの中で最も安い定価となります。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
スレート 1,629,100円 1,727,000円 約6.00%

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスター 37 Ref.268621

Ref.268621は、ステンレススチールとエバーローズゴールドのコンビモデルです。

エバーローズゴールドと文字盤の相性がよく、さりげない華やかさを演出します。ヨットマスターをコンパクトなサイズで上品に着用したい方は、こちらのモデルを選ぶとよいでしょう。フォーマルな服装でも違和感なく着用できます。

2種類ある文字盤はどちらも同じ定価で、昨年よりも10%程度上昇しています。チョコレートの文字盤の方が人気が高いようです。

文字盤 旧定価(2024年) 新定価 値上げ率
インテンスブラック 2,148,300円 2,365,000円 約10.08%
チョコレート

※新定価は、ロレックス公式サイトによる税込価格です(2025年10月末時点)

ヨットマスターの定価が値上がりしている要因

定価が上昇しているヨットマスターですが、なぜ、このような状況が続くのでしょうか。以下の3点が要因と考えられています。

原材料費が高騰しているため

ロレックス全体でもいえることですが、原材料費の高騰は、ヨットマスターの値上がりに直結しています。

ヨットマスターはラグジュアリー感のあるものが揃っており、一部はプラチナやK18イエローゴールドなどの貴金属を使用しています。このような素材は、近年のインフレや世界情勢による需要増加、または供給不足による影響で上昇傾向が続いている状況です。

貴金属以外にも、ステンレススチールの原料となるニッケルやクロムも価格が上昇傾向となっており、このような動きは、ロレックスの生産コストを圧迫させています。そのため、値上げで価格を調整せざるを得ないのです。

為替相場が変動するため

為替相場の変動も、ヨットマスターの価格に影響します。

2025年現在、日本国内の為替相場は円安傾向が続いている状況です。円安であれば、スイス国内にあるロレックスからモデルを輸入するためのコストが上昇し、定価の値上げへとつながります。

例として「ヨットマスター Ref.226659」は、2024年の定価が4,577,100円に対して2025年は5,149,100円と、およそ12%の値上げとなりました。

正規代理店以外の会社が海外で購入して日本へ輸入する「並行輸入品」のモデルも、為替の影響を受けやすいです。

最新技術の採用により製造コストが上昇しているため

最新モデルに搭載される新型ムーブメントの開発などで製造コストが上昇している点も、値上げを実施する要因の1つです。

新しい機構を開発するには膨大な時間と労力が必要となり、その過程の中で製造費が圧迫していきます。革新的な技術力と信頼性はロレックスのアイデンティティでもありますが、価格上昇は避けることができないのです。

ただし、このような精度の向上は時計の寿命を延ばすことにつながるため、投資価値を高めるきっかけとなっています。

ヨットマスターを定価で買う方法

ヨットマスターは、正規店でも購入することが難しいモデルです。正規店でどのような行動と態度を取れば、定価での購入に結びつけることができるのでしょうか。

ロレックスマラソンを行う

ロレックスマラソンとは、欲しいモデルを定価で購入するために全国の正規店を次から次へと巡る行動のことです。マラソンのように見えることから、この名前がつけられたといわれています。

ロレックスは正規店ごとにモデルの入荷時期や販売できる在庫の数に違いがあります。そのため、ロレックスマラソンを行わなければ、ヨットマスターに巡り合える可能性を狭めることとなるのです。

必ず手に入る保証はありませんが、さまざまな店舗へ顔を出してヨットマスターを購入するチャンスを増やしていきましょう。

清潔感のある服装で行く

ロレックスは高級時計ブランド店であるため、清潔感のある服装でお店を訪ねることがとても重要となります。TPOを意識した服装を心掛け、店員に良い印象を与えましょう。

一番無難なのはスーツですが、変に構える必要はなく、チノパンにジャケットを合わせるなどお店の雰囲気にズレていなければ問題ありません。

また、すでにロレックスのモデルを購入しているなら、必ず着用したうえで店舗を訪れましょう。店員に真のロレックスファンであることをアピールでき、在庫情報を聞き出すことにつながります。

スタッフとの信頼関係を築く

初めて訪れる正規店でいきなり在庫確認を尋ねると、店員の方が転売ヤーと勘違いしてしまいます。まずは、店員とコミュニケーションを行い、信頼関係を築いていきましょう。

ヨットマスター購入のためにも、欲しい理由やロレックスが好きな理由など純粋なファンであることをアピールして、店員に信頼感を与えることが大切です。家族や友人と一緒に来店するのもよいでしょう。

1度だけでなく、顔を覚えられるくらい何度も来店し、店員の方と良い関係を築きましょう。

ヨットマスターの価格に関するよくあるQ&A

最後に、ヨットマスターの価格でよく質問される内容を2つご紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ヨットマスターは今後も値上がりする?

結論から申し上げますと、ヨットマスターは今後も値上がりが続くと見られています。

最新技術の導入による製造コストの増加や物価上昇による原材料の高騰、そして為替相場による円安の影響など、さまざまな要素が絡み合う結果、今後も値上げを実施しないといけない状況が続いています。

インフレが落ち着き、ヨットマスターの供給量が上昇すれば値下がりする可能性はありますが、まだまだ先の話となりそうです。

逆をいえば、資産価値としては十分にありますので、リセールバリューは今後も期待できると考えられます。

ヨットマスターは定価で買えない?

ロレックスの正規店でヨットマスターを定価で購入できる可能性はあります。ただし、実現するには、相応以上の行動力や忍耐が必要となるでしょう。

他の既存モデルでもいえることですが、ヨットマスターは正規店での入荷が少なく、在庫も限られている状況です。入荷量も正規店ごとに違いがあり、その中にヨットマスターがあるとは限りません。

そのため、1店舗だけに固執せず、マラソンのように色々な店舗を巡って購入できる確率を上げていくことが重要となります。

また、来店時の態度も注意が必要です。ヨットマスターが欲しい理由やロレックスファンであることを店員の方にアピールして、良好な関係構築を図りましょう。服装も高級時計店にふさわしい、落ち着いたものにしましょう。

店員との関係が良好であれば入荷傾向を教えてもえらえる可能性が高まり、求めているヨットマスターの購入が近づきます。焦らず、粘り強く、丁寧に行いましょう。

ただし、初来店時に、いきなり在庫確認から入ると「転売ヤー」に勘違いされてしまい、店員から警戒されてしまいます。聞かないようにしましょう。

まとめ

ヨットマスターは、スポーツモデルでありながらラグジュアリーな一面をもつモデルです。元々、富裕層やセレブをターゲットとしているため、全体的に値段が高めですが、近年の物価上昇の影響などにより、高騰が止まらない状況となっています。今後、最も安いモデルが200万円に達する可能性も十分ありますので、定価で購入を希望している方は、今のうちから正規店を巡って行動を起こしていきましょう。

逆に売却を検討している方は、高騰している今の状況が良いタイミングです。リセールバリューが期待できますので、ぜひ一度「買取大吉」へご相談ください。

石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴14年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

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※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

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