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ロレックスのデイトジャストとは?

デイトジャストといえば、深夜0時ちょうどに日付が切り替わる「デイトジャスト機構」で有名なモデルです。
現在ではこの機能は一般的になり、その革新性が伝わりにくくなっているかもしれませんが、1945年に登場した当時は非常に画期的な技術でした。
デイトジャストに受け継がれる三大発明の意義
多くの腕時計が23時頃から日付表示が動き始め、完全に切り替わるのは0時を過ぎてからという設計が一般的でした。そうした中、0時ちょうどに瞬時で日付が変わるこの機構は、時計業界に大きな驚きをもたらしたといえるでしょう。
また、デイトジャストはロレックスの三大発明である「自動巻き機構」と「防水ケース」、そしてこの「デイトジャスト機構」のすべてを備えた初の腕時計です。
この革新性と実用性が、今日まで続くデイトジャストの人気を支えています。
ロレックスのデイトジャストの定価
デイトジャストの定価は、使用されている素材や文字盤の種類によって大きく異なります。ここでは、31mm・36mm・41mmの各サイズに展開されている型番の定価についてご紹介します。
デイトジャスト31の定価

| 型番 | 定価(円) | ケース素材 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Ref.278240 | 1,144,000~1,177,000 | ステンレススチール(SS) | 文字盤・仕様別で価格が異なる |
| Ref.278274 | 1,388,200~1,731,400 | SS×ホワイトゴールド | |
| Ref.278271 | 1,976,700~2,450,800 | SS×エバーローズゴールド |
※2026年1月改定後の定価価格
デイトジャスト36の定価

| 型番 | 定価(円) | ケース素材 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Ref.126200 | 1,208,900~1,241,900 | ステンレススチール(SS) | 文字盤・仕様別で価格が異なる |
| Ref.126234 | 1,469,600~1,927,200 | SS×ホワイトゴールド | |
| Ref.126231 | 2,237,400~2,776,400 | SS×エバーローズゴールド | |
| Ref.126203 | 2,172,500~2,711,500 | SS×イエローゴールド |
※2026年1月改定後の定価価格
デイトジャスト41の定価

| 型番 | 定価(円) | ケース素材 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Ref.126300 | 1,323,300~1,356,300 | ステンレススチール(SS) | 文字盤・仕様別で価格が異なる |
| Ref.126334 | 1,731,400~2,074,600 | SS×ホワイトゴールド | |
| Ref.126331 | 2,531,100~2,939,200 | SS×エバーローズゴールド | |
| Ref.126303 | 2,434,300~2,858,900 | SS×イエローゴールド |
※2026年1月改定後の定価価格
デイトジャストの値段高騰の要因

近年、デイトジャストの価格がじわじわと上昇していますが、その背景にはどのような要因があるのでしょうか。ここでは、デイトジャストの価格高騰の主な要因として考えられる5つのポイントについて、詳しく解説していきます。
デイトジャストの人気が高まっているため
デイトジャストの人気上昇は、価格の高騰に大きく影響しています。
近年、インターネットの普及によりデイトジャストの魅力が広く知られるようになりました。その結果、新規ユーザーはもちろん、既にロレックスを所有しているファンも含め、多くの愛好者が増えています。
普遍的なデザイン、豊富なバリエーション、高い機能性と実用性、そして三大発明をはじめとする大きなブランド力が、人気を支える要因と言えるでしょう。
もともとデイトジャストは比較的手頃なモデルラインでしたが、近年の価格上昇により、一部のモデルは定価を超えて取引されるケースも見られます。
ロレックス全体的に価格が高騰しているため
ロレックスの時計全体で価格が高騰しており、それに伴いデイトジャストの価値も上昇しています。
確かに、相場を牽引しているのは「コスモグラフ デイトナ」、「GMTマスターⅡ」、「サブマリーナー」といった人気のスポーツモデルです。これらは生産終了モデルも含め、プレミア価格で取引されることも珍しくありません。
しかし、これらは生産数が限られており、特に正規店での購入は非常に困難です。
そのため、比較的流通量が多いデイトジャストなどのドレスウォッチに購入者が流れ、その結果として価格高騰が起きていると考えられます。
原材料費が高騰しているため
近年、世界的な需要増加や供給不足の影響で、ロレックスの原材料である貴金属やステンレス鋼の価格が上昇しています。
特に、2026年1月現在、金価格は連日で高値圏を推移しており、1グラムあたり約25,000円台に達しています。
この価格高騰の背景には、世界的な需要拡大、円安の進行、インフレ懸念や経済不安、投資需要の増加など、さまざまな要因が絡んでいます。
こうした状況を受けて、ロレックスの製造コストも上昇し、それが価格改定の一因となっているのです。
為替相場が変動するため
為替相場の変動も、ロレックスの価格高騰に影響を与える要因の一つです。円安が進むと輸入コストが増加し、それに伴って市場全体の価格も上昇する傾向があります。
特に並行輸入品は為替の影響を受けやすく、円安局面では価格が大幅に上昇しやすくなります。正規販売店においても国ごとの価格差が生じるため、定価が見直されることがあります。
例えば、2022年以降の円安進行時には、人気モデルの価格が大きく高騰しました。デイトジャストのようなドレスモデルであっても、並行市場では定価を超えるプレミア価格で取引されることが珍しくはありません。
最新技術の採用により製造コストが上昇しているため
新型ムーブメントの開発や革新的な機能の導入により、製造コストが増加し、それが価格上昇の一因となっています。
例えば、パワーリザーブは従来の約48時間から約70時間以上へ大幅に延長され、実用性が向上しました。また、時計の精度向上においては、ロレックスが独自に開発したクロナジー脱進機を採用し、安定性や信頼性が高まっています。
これらの最新技術の採用により製造コストが上がり、それが価格改定の背景となっています。
デイトジャストを定価で買う方法

デイトジャストを定価で手に入れたい場合、正規店を利用するしかありません。しかし、正規店では品薄が続いており、なかなか購入できないのが現状です。ここでは、正規店で新品モデルを購入するための2つのポイントについて、詳しく解説します。
正規店へ定期的に通う
デイトジャストを定価で購入したい場合は、定期的に正規店を訪問しましょう。
この行動は「ロレックスマラソン」とも呼ばれており、何度も通うことでスタッフとの良好な関係を築くことができます。
来店時には、「ロレックスが欲しい」と漠然と伝えるのではなく、具体的なモデル名や型番を伝えることがポイントです。
週に1回程度のペースで通い、最新情報の収集や相談を重ねて関係性を深めることで、購入のチャンスが大きく広がる可能性があります。
購入しやすいモデルから購入する
最初のうちは、購入しやすいモデルを検討することをおすすめします。
人気の低いモデルでも購入履歴を作ることで、店舗との信頼関係を築くことができます。確かにデイトジャストは比較的購入しやすいモデルですが、在庫がない場合もあります。
そのため、「オイスター パーペチュアル」や「エクスプローラー」など、入手しやすいほかのモデルで一度妥協してみるのも一つの方法です。
このように、まずは購入実績を作ることで、次回の入荷時に優先的に案内してもらえる可能性が高くなります。
デイトジャストの価格に関するよくあるQ&A
デイトジャストの価格は今後どうなるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
また、正規店で手に入らないからといって、中古品や並行輸入品に安易に手を出すのはリスクが伴います。ここでは、これら2つの疑問について詳しく解説していきます。
デイトジャストは今後も値上がりする?
デイトジャストは今後も値上がりする可能性があります。
ロレックス全体で定価改定が続いており、特に貴金属を使用したモデルは原材料費の高騰も影響しています。さらに、正規店での入手が難しい状況が続く中で需要が高まり、並行輸入市場でも価格が上昇傾向にあります。
ブランドの戦略や希少性の維持、円安やインフレといった経済的要因も加わり、今後も価格が上がる要素は揃っていると言えるでしょう。
中古・並行輸入品店での購入リスクはある?
中古・並行輸入店でデイトジャストを購入する場合、以下のようなリスクが考えられます。
・ギャランティカードが未記入
・保証内容が不十分な商品
・箱、取扱説明書、パスケースなどの付属品が揃っていない
並行輸入店は正規販売店ではないため、こうした不備のある商品を手にしてしまう可能性があります。正規店と異なり、店舗ごとに商品のコンディションや保証の内容に差がある点が、並行輸入店を利用する際の大きなリスクです。
まとめ
ロレックス全体の需要増と素材価格の高騰に伴い、デイトジャストの価格も静かに上がっています。以前のように手に入りやすいモデルとはいい切れませんが、正規店の販売状況を踏まえれば、定価購入の余地が残る点は変わっていません。


