全国1600店舗以上展開中!
信頼と実績の買取専門店「買取大吉」

店舗買取 出張買取

ロレックスのプロフェッショナルモデルとは? 特徴や人気モデルを解説

ロレックスのプロフェッショナルモデルとは? 特徴や人気モデルを解説
石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴14年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

ロレックスはラグジュアリーウォッチの他に「プロフェッショナルモデル」と呼ばれる高品質な腕時計があります。今回はこのモデルの個性的な特徴と、人気のあるモデルをご紹介します。どれも価値の高い逸品です。

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

ロレックスのプロフェッショナルモデルとは?

まずは、ロレックスにおけるプロフェショナルモデルの定義について見ていきましょう。どれも目的が明確で、クールなデザインが印象的です。

特定の活動を行うためのモデル

プロフェッショナルモデルとは、特定の活動や環境の中で機能が最大限に発揮される時計のことです。

モデルごとにモータースポーツやダイビング、冒険、旅行など、それぞれ固有のシーンに特化しています。その道のプロが安心して着用できるほどの高品質となっており、どんなに過酷な状況下でも時間を確認できます。

このような優れた機能性とデザイン性が話題を呼び、正規店では購入制限が設けられているほどです。

見た目もスポーティな印象のため、別名「スポーツウォッチ」とも呼ばれています。

プロフェッショナルモデル一覧

プロフェッショナルモデルは、以下の表のようなモデルが該当します。

どのモデルにも共通している点は、視認性や堅牢性に優れていること、シーンに応じた特徴を持ち合わせていることです。ビジネスやカジュアルでも合わせやすいカラーとなっているため、日常生活でも問題なく使用できます。

現行モデル コスモグラフ デイトナ、サブマリーナー、

シードゥエラー、ディープシー、

GMTマスター Ⅱ、ヨットマスター、

エクスプローラー、エクスプローラー Ⅱ、

エアキング

廃盤モデル GMTマスター Ⅰ、ミルガウス

※現行モデルは2025年9月時点のものになります。

ロレックスのプロフェッショナルモデルが人気な理由

プロフェッショナルモデルは、正規店で購入できる機会が少ないほど人気の高いモデルです。なぜ、これほどまで熱狂しているのでしょうか。

機能性が重視されており質が高い

まず一つ目は、機能性が高い点です。

どのモデルもデザイン性より機能性を重要視しており、耐久性と視認性を兼ね備えた高品質なものとなっています。暗いところでも使用でき、落とした時の衝撃や防水には強い耐久性があり、実用性の高さは折り紙付きです。

機能性にこだわったスポーティな外観も魅力的で、シーンに左右されず毎日使用できる点が高く評価されています。

モデルによっては、歴史的な快挙を遂げたエピソードがあり、コレクターやファンがプロフェッショナルモデルを求める動機へとつながっています。

生産数が少なく希少価値が高い

どのモデルも生産数が少なく希少性が高いのも、人気の高い理由の1つです。プロフェッショナルモデルは、正規店で見かける機会が非常に少ないことで有名で、店から店へと移動して確認するファンがいるほど需要が高いといわれています。

しかし、モデルの製造には細かい工程がたくさんあり、その作業のほとんどは職人たちの手作業によるものです。徹底した品質管理に基づく検査も多いため、モデル1個の生産に時間がかかるのです。コロナ禍に工場が一時停止したのも、生産が遅い要因の1つとされています。

そのため、需要を満たすほどの供給サイクルを実現できず、正規店では購入制限を課しているのです。

中には特定の期間しか販売されていないモデルも存在しており、希少性の高さが人気に拍車をかけています。

リセールバリューが高い

売却によるリセールバリューが高いのも、プロフェッショナルモデルの人気を後押ししています。

ロレックスのモデルは近年、高騰が続いており、買取店では正規店の定価のおよそ2倍ほどの価格で取引されることがあります。特に、プロフェッショナルモデルは現行・廃盤関わらず高価格帯を維持している状況です。

このような背景には、人気の高さと供給不足が要因となっています。

生産が追いつかない反面、希少価値が高くなっているため、コレクターだけでなく投資家たちもロレックスの資産価値に注目を集める格好となったのです。投資目的や転売目的として購入するユーザーが増え、ますます需要が過熱しています。

生産不足が解決しない限り、プロフェッショナルモデルのリセールバリューは上昇傾向が続くでしょう。

プロフェッショナルモデルの特別な機能

プロフェッショナルモデルには、固有のシーンに特化した機能が搭載されています。どのような用途で備わっているのか、詳しく見ていきましょう。

クロノグラフ

クロノグラフは「コスモグラフ デイトナ」のみに搭載されている、ストップウォッチ機能です。

文字盤のセンター部分には秒針、3時位置には30分積算計、9時位置には60分積算計が備わっています。F1などのモータースポーツでの使用を視野に入れて開発され、経過時間や平均速度を測ることが可能です。

ロレックスの場合、クロノグラフムーブメントを自社開発しており、耐久性・実用性ともに優れた機構となっています。磁気の影響をほとんど受けることなく動き続けることができ、すっきりとした見た目で高級感があるのも、魅力の一つです。

レガッタクロノグラフ

レガッタクロノグラフは、2024年まで販売されていた「ヨットマスター Ⅱ」に組み込まれていたヨットレース向けの機構です。レガッタ(regatta)とはボートやヨットレースの意味であり、イタリア語の「競い合う」という意味のレガッタ(regata)が語源となっています。

ヨットレースでは、スタートの5分から10分の間に号砲が鳴り、時間が来たらスタートしますが、レガッタクロノグラフはそのスタートに間に合わせるためのカウントダウン機能を備えています。

ロレックスでは、最大10分まで設定することが可能で、リングコマンドベゼルによる片手操作ができます。

見た目も爽やかな印象で、リゾート地や船旅にぴったりのデザインです。

リングロックシステム

リングロックシステムは、「ディープシー」のみに搭載されている防水システムで、深海での耐圧性を強化しています。

反射防止コーディングが施されて傷に強くなったサファイアクリスタル、水圧に耐えられる高性能耐圧リング、RLXチタン製バックケースという3つのパーツを組み合わせており、水深3,900mまでの水圧に耐えることが可能です。

深海の中でも時間を正確に刻むことができ、海底探査には必要不可欠な機構です。

GMT

GMTは、「GMTマスター Ⅰ」に搭載されている、2か国の時刻を同時に確認できる機構です。

正規名称は「Greenwich Mean Time(グリニッジ・ミーン・タイム)」といい、ロンドンにあるグリニッジ天文台の時刻を基準としています。ベゼルと文字盤にあるGMT針によって、2か国目の時刻の確認を行うことができます。

現行モデルの「GMTマスター Ⅱ」ではさらに進化し、3か国の時刻を同時に確認できるようになりました。元々はパイロット向けに開発された機構ですが、海外に足を運ぶビジネスマンや海外旅行が好きな方にも重宝されています。

【モデル別】ロレックスの人気プロフェッショナルモデル

それでは、ロレックスの中で人気の高いプロフェッショナルモデルをご紹介します。どれも実用性の高い個性あるモデルで、目的に合わせて特化した機能があります。ぜひ、購入する際の参考にしてみてください。

コスモグラフ デイトナ

ロレックスの中でも、知名度がトップクラスのプロフェッショナルモデルがコスモグラフ デイトナです。

カーレース向けに製造されたコレクションで、世界で初めて水深100mの防水機能がついたクロノグラフを搭載しています。ゴールまでの経過時間を計測でき、ベゼルにあるタキメーターによって速度や距離まで計算できる構造になっています。

ジョギングやウォーキングの計測にも適しており、日常生活でも実用性が高いモデルです。

カラーバリエーションも豊富にありますが、現在は以下のモデルの人気が高い傾向となっています。

コスモグラフ デイトナ Ref.126500LN

デイトナ誕生60周年にあたる2023年に発表されたモデルです。

これまでのデザインを踏襲しつつも、ベゼルの外枠にステンレス素材が追加されたり、インデックスの枠を細くして夜光部分を拡大するなど、細かい部分がアップデートされています。

また、新型ムーブメント「Cal.4131」による高い耐傷性と耐磁性が、クロノグラフの機能効率と実用性のさらなる向上を実現しています。

メリハリの効いたデザイン性もユーザーから高い評価受けています。

コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN

こちらのモデルは、2016年から2023年まで展開されていました。

今までプラスチック製であったベゼルがセラミック製へと変わったのが大きな特徴です。耐蝕性と耐傷性に優れ、紫外線による影響を受けにくくなりました。この機能は現行モデルのRef.126500LNにもしっかり受け継がれています。

廃盤後も人気が根強く、中古相場はおよそ436万円と、当時の定価である約176万円の2倍以上の価格帯となっています。

サブマリーナー

世界初のダイバーズウォッチとして開発されたのが、サブマリーナーです。

水深300mまでの防水性能を誇るプロフェッショナルモデルで、潜水時間の把握ができる逆回転防止ベゼルが備わっています。

1950年に登場して以降、デザインにはほとんど手を加えておらず、時代に左右されない普遍性に惹かれたユーザーも多くいます。ロレックスの王道モデルとして歩んできたステータス性の高さが、人気を後押ししているのです。

そんなシリーズの中でも特に注目されているモデルは、以下の通りとなります。

サブマリーナー Ref.124060

サブマリーナーで初めて41mmのケースを採用しています。

ラグの形状を細く、ブレスレットの幅を広く調整し、大型のケースにも関わらずバランスのとれたスマートなフォルムに仕上がっています。旧型であるRef.114060と比べても、ケースサイズ以外の変化は少なく、違和感がありません。

ロレックスの王道として、存在感を示したモデルといえるでしょう。

サブマリーナー デイト Ref.126610LN

こちらは、日付表示機能が搭載されたサブマリーナーです。ケースサイズはRef.124060と同じく41mmと、迫力があります。

機能性についてはRef.124060同様、新型ムーブメントによる70時間のロングパワーリザーブを備えており、これまでの48時間から大幅に向上しました。およそ3日間駆動するため、リューズからゼンマイを巻き上げる回数が減り、実用性が増しています。

日付機能も欲しい方は、こちらを選びましょう。

GMTマスター II

GMTマスター IIは、パイロットのため開発されたプロフェッショナルモデルです。回転ベゼルとGMT針と時針を組み合わせることで、旅行先の現地時間や自国のホームタイムを同時確認することができます。

廃盤となったGMTマスター Ⅰでは2か国の時刻を把握できましたが、現行モデルのGMTマスター IIは3か国の時刻を同時に確認できるようになり、利便性がさらに向上しています。

また、ドレスウォッチとしての視点からも高く評価されており、個性的なツートンカラーのベゼルはペットネーム(呼称)がつけられるほどです。カジュアルなシーンでも着用でき、自分の個性を演出できます。

そんなGMTマスター IIの人気モデルは、以下の通りとなります。

GMTマスター II Ref.126710BLRO

通称「ペプシ」と呼ばれる、赤と青のツートンカラーのセラミック製ベゼルが特徴的なモデルです。

前身のGMTマスター Iで採用されていたジュビリーブレスレットが復活し、ヴィンテージな雰囲気を持ち合わせています。赤と青のベゼルの色合いにより、GMT針の指す時刻の昼夜が一目で識別でき、2か国の時刻を容易に確認できます。

GMTマスター Iでも同じカラーが登場していましたが、Ⅱになっても定番と呼ばれるほどの人気モデルです。

GMTマスター II Ref.126710BLNR

黒とブルーのベゼルの落ち着いた色合いが、高級感を演出しているモデルです。この組み合わせは通称「バッドマン」と呼ばれています。

この型番もジュビリーブレスレットが採用されており、手元が美しくなります。文字盤が黒だから「暗い場所では分かりにくい」と思いがちですが、夜光塗料の一種であるクロマライトを採用しているため、どんな場所でも時間の確認が可能です。

Ref.126710BLROと同様の新型ムーブメントが採用されており、70時間のパワーリザーブがモデルの信頼性を高めています。

ロレックスのプロフェッショナルモデル購入時の注意点

ロレックスのプロフェッショナルモデルは、購入する場所によって注意しなくてはならないことがあります。以下のことに気をつけていただき、納得できるかたちで欲しいモデルを購入しましょう。

正規店では購入制限がある

正規店で購入する際は、制限があることに注意してください。

プロフェッショナルモデルは人気が高く、現在も供給が需要に追いつかない状況です。どのモデルも高価格帯を維持しており、転売することを目的としているお客様も後を絶ちません。

その対策として、ロレックスは正規店で購入制限を設けたのです。

2025年現在のルールでは、1人につき1個しか購入できません。また、コスモグラフ デイトナ、GMTマスター Ⅱ、サブマリーナーには、別モデルの購入が1年間できないという制限があり、同じリファレンスの再購入には5年間待つ必要があります。

他のモデルも6か月間は別モデルの購入ができず、1年間は同一リファレンスの再購入ができない状況です。

欲しいモデルが複数個ある場合は、購入時期を考えながら検討しましょう。

正規店には在庫が少ない

供給が足りない状況が続いているということは、プロフェッショナルモデルは在庫数が少ないことを意味します。

正規店ではロレックスと直接契約しており、ロレックス本社から輸入した正規モデルが並びます。本物を購入できることは確実ですが、プロフェショナルモデルが並ぶことはほとんどありません。元々の生産数が少ないのです。

そのため、すぐに品薄となることが多く、ファンの中には正規店を次々と巡る「ロレックスマラソン」を行う方がいるほどです。特に人気のプロフェショナルモデルは、店舗を100回以上訪れることも覚悟しなければなりません。

正規店で購入するためには、根気と忍耐力が強いられることを頭に入れておきましょう。

並行輸入店は購入しやすいが高い

正規店では厳しい購入制限や品薄の状況が続いているため、並行輸入店での購入を検討している方もいるでしょう。ですが、正規店よりも販売価格が高い点には要注意です。

並行輸入店は、正規店のように常に品切れという状況が少ない反面、人気の高いモデルは、「プレミア価格」で販売されていることがあります。ロレックスと直接契約していないため、価格を自由に設定することができるのです。

そのため、定価のおよそ2倍以上の価格で販売されていることが少なくありません。正規店よりもかなり高額なため、多くのユーザーが並行輸入店での購入を諦めてしまい、その結果、プロフェッショナルモデルの在庫を抱えていることがあるのです。

並行輸入店での購入は、購入後に発生するであろうリスクを考慮したうえでの検討が必要です。

偽物を避けるため信頼できる店舗で購入する

並行輸入店のような正規店以外でプロフェッショナルモデルを探す場合、偽物を購入するリスクを背負っていることを理解しましょう。

ロレックスは需要の高いモデルばかりが揃っており、その中でもプロフェッショナルモデルはどれも高額で品薄な状況が続いています。だからこそ、市場の人気に乗じて偽物が紛れており、正規店以外では粗悪品を購入してしまうケースがあるのです。

近年は偽物が精巧化しており、本物そっくりなスーパーコピーと呼ばれるものも存在しています。その出来栄えは専門家でも偽物と判断することが難しく、買取業者に査定したときに初めて偽物と判明することもあります。

正規店以外で購入する場合は、販売実績のある信頼できる店舗を選ぶようにしましょう。

まとめ

ロレックスのプロフェッショナルモデルはどれも個性的で、ダイビングやカーレースなど、特有のシーンを想定したものとなっています。生産数が限られているため、購入には時間がかかるのが難点ですが、どれも開発当時の歴史を感じられる奥行のあるものばかりです。実用性だけでなくステータス性を求めている方、または資産として運用したい方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴14年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

この記事をシェアする

タグ一覧

買取品目のコラムカテゴリー

ブランドのコラム

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。