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ロレックスの時刻の合わせ方について

ロレックスの時刻の合わせ方について

ロレックスを使っていて、日時がズレて困っているという方はいませんか?「どのように日時を合わせれば良いのかわからない」「ロレックスの時計の日時の合わせ方を教えてほしい」そういった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?今回はロレックス時計の日時の合わせ方についてお話ししましょう。

リューズとは?操作の仕方について

リューズは、「竜頭」や「りゅうず」とも表記されるものです。このリューズはどんな時計にも付属しているパーツであり、以下のような役割を担っています。

ゼンマイを巻き上げる
時刻を合わせる
日付や曜日を合わせる

このようにリューズは時計には無くてはならない部品です。リューズは時計のケース側面に取り付けられています。前提としてリューズは時計によって2種類存在します。2種類のリューズの名称と扱い方は以下のとおりです。

引き出し式

リューズをつまんで引き出す

ねじ込み式

リューズを手前に回してロックを解除する

ロレックスはほとんどがねじ込み式

一般的には引き出し式のリューズが採用されることが多いですが、ロレックスの時計のほとんどがねじ込み式となっています。

なぜ「ねじ込み式」が採用されるのか

防水性を担保するにはねじ込み式の方が都合が良いからです。したがって、リューズを無理矢理つまんで引き出そうとすると、ロレックスの時計は破損してしまう可能性があるので注意が必要です。

リューズ操作の際、必ず注意してほしいのが、時間を調整する際にはリューズを右に回して時間を進めるということです。左に回すと時計に負担がかかるので避けましょう。特に古いタイプの時計では、負担が大きくなり故障の原因となります。

大事なロレックスの時計を傷つけないためにも、必ず「右回り」を徹底してください。

ロレックス デイトナの特徴

コスモグラフデイトナは時計にストップウォッチ機能が組みこまれたもので、スポーツマンのために開発された時計です。

エンジニア、技術者、科学者、医者にも広く利用されています。そんなコスモグラフデイトナの特徴と言えばストップウォッチ機能を持つクロノグラフでしょう。ケース側面には3つのボタンが装備されていますが、12時方向に近い場所にあるボタンがプッシュボタンで、ストップウォッチ機能の開始と停止の際に利用します。

3時位置にあるボタンは竜頭で、主に時刻合わせやゼンマイを巻き上げるときに使用します。6時方向に近い場所にあるボタンはストップウォッチ機能のリセット用となっています。デイトナは竜頭を挟んで上下にストップウォッチ機能の開始・停止・リセットをスピーディーに行えるクロノグラフを搭載した非常に優れた腕時計であることがわかります。

発売当時のデイトナ

現在、ロレックスの中でも非常に高い人気を誇るデイトナ。そんなデイトナは発売当時から大人気だったのでしょうか?

デイトナの基となったのは1955年に発表されたRef.6234と言われています。この時計の文字盤には「コスモグラフ」とも「デイトナ」とも記載されておらず、単に「クロノグラフ」とだけ記されています。その後、ロレックスはリファレンスが廃止される1961年まで年産500本ほどRef.6234を作り続けました。

そんなRef.6234の1960年代初頭での価格は、200USドル程度でした。現在は"プレデイトナ"と呼ばれるこれらの時計は非常に希少性が高くなり、求める人が激増しているため非常に高値での取引がされています。何故、発売当時は人気があまりなかったのでしょうか?

当時はクロノグラフの専門性においてロレックスよりも長い歴史と知名度を持つ時計メーカーは他にあり、そのためにロレックスのクロノグラフウォッチは取扱店の棚の上で埃をかぶる結果となっていたからと言われています。

デイトナの名前の由来となったのはフロリダのデイトナビーチでのカーレースです。1902年に初めて開催されたこのレースは多くの人々を魅了しました。レースの参加者の中でも、成功を収めたレーサーのひとりとして名高いのが英国のマルコム・キャンベル卿です。

彼が最速記録を保持していた1930年代初め、サーキット上でもオフシーンでもいつも彼の手首にはロレックスの時計がありました。キャンベルは1931年にロレックスに感謝状を送り、オイスターケースの耐久性に敬服していると書き綴っていま

その後、コスモグラフ デイトナRef.6239が発表される1年前の1962年に、初めてロレックスがデイトナのオフィシャル・タイムキーパーとなります。ロレックスはこれに合わせてクロノグラフウォッチの名称を「デイトナ」と名付け、名門自動車レースと提携していることを強調しました。

デイトナの人気モデル「ポール・ニューマン」とは?

1963年に登場したコスモグラフ デイトナRef.6239は60年代後半からはカーレースに夢中なセレブリティたちをも魅了しました。ポール・ニューマンは、俳優業だけでなく、当時は自身のレーシングチームを率いるほどカーレーサーとしても成功していました。

彼はレース中にもその手首にデイトナを着けていました。1980年代、当時のロレックスコレクターたちは文字盤外周部のクロノグラフのスケールが、コントラストを成して色分けされたこのモデルを"ポール・ニューマン"と呼び非常に高い人気となります

ポール・ニューマンダイアルのコスモグラフ デイトナは、ホワイト文字盤にブラックのカウンター、視認性の高いアールデコ調のアラビア数字といった、明らかに他と異なる特徴があります。その高い人気の影響から非常に高額な金額で取引されています。

また、その人気から非常に多くの偽物が出回っており、専門家によると、ポール・ニューマンダイアルモデル文字盤の偽物は、本物より多く出回っているということです。

まとめ

本記事では、ロレックス時計の日時の合わせ方、デイトナの特徴やその魅力について解説しました。

この記事で紹介した手順に沿って操作すれば、時間の調整も日付の変更も難しくはありません。ただし、時計に負担をかけないように無理な操作はしないように注意が必要です。

回し方や引き出し方は、説明したとおりに行いましょう。ロレックスの時計を購入された方やお手持ちの方は是非参考にして見てください。

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