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ロレックス自慢はほどほどに!?

ロレックス自慢はほどほどに!?

ロレックスの高騰には目を見張るものがありますが、実は好ましくないイメージもあります。「ロレックスを着けている人は印象が悪い」という印象は、ロレックスブーム初期から存在しています。完成度や知名度は高いですが、なぜか日本では良くないイメージを持つ人が少なくありません。今回は、この悪いイメージが定着した背景や、適切なTPOやマナーについて話し、また「ダサい」と言われる理由にも触れたいと思います。

バブル全盛期の時に定着したイメージの悪さ

バブル時代経験してきた世代にとって、ロレックスのイメージは必ずしも良いものばかりではありません。バブル中期にはロレックスの代名詞でもある「バブルバック」と呼ばれる、オイスターパーペチュアルの原型が大流行しました。

すばらしい時代の雰囲気をまとったヴィンテージウォッチによって、そのブームのピークを迎え、バブルを背景にとにかく派手で鮮やかな時計に様変わりし始めたのです。

派手でインパクトのあるファッションアイテムとして大流行

バブル末期にはロレゾールと呼ばれる、すなわちステンレススチールとイエローゴールドのコンビのデイトジャストや、イエローゴールド所謂、金無垢と呼ばれるデイデイトなどはその象徴のような存在でした。

手首とブレスレットの間に指が3本くらい入りそうなくらいにルーズに調整されたブレスレットで着用する人が増えて、金のブレスレット感覚で手首からだらんと垂れ下がったロレックス。きらびやかな街のネオンに輝く様は、恐い人のイメージを付けさせてしまいました。

少なくとも決して粋といえる着用の仕方には見えなかったといわれています。今でも悪く言われる由縁となっているひとつの原因でしょう。

女性ウケがあまりよくない

ロレックスにもレディースサイズがありますが、やはり主流はメンズのモデルとなります。しかし、男性ほど時計に興味がある女性が少ないため、良いイメージに繋がらないのでしょうか。

女性は鞄、男性は腕時計なんて言葉があります。口コミなどの情報から見ると、時計自体が悪いというよりも着用の仕方や、その人の人間性が少なからず見えてしまうことも原因なのではないかと思います。

ロレックスに対する女性のイメージ

「値段自慢もダサいけど、腕時計のサイズが大きい自慢もダサいなって思う」

「腕時計がファッションに馴染んでない人はだめ、時計だけ目立つ」

「この人頑張って買ったんだろうな~だから自慢したいのかな」

「ミーハーだな、とりあえずロレックス着けてればいいと思ってるのかな」

など。

漠然としたイメージではありますが、女性の意見は辛辣なものです。

バブル期は派手なアクセサリーが流行ったため

実際のところ、日本人はイエローゴールドを嫌い、ホワイトゴールドやプラチナ、最近では存在感控えめのアクセサリーで肌になじむピンクゴールドなどを好む傾向があります。理由は定かではありませんが、やはりバブル期の名残りといわざるを得ません。

バブル期はとにかく派手なアクセサリーが流行り、成金と呼ばれる人々が金のネックレスや指輪に執心していました。派手な時計=お金持ちアピールと思われるのでしょう。そういったところから女性はダサいと思ってしまうのかもしれません。

TPOに合わせて時計を選びましょう

やはり身に着ける腕時計にはTPOに合わせた気配り、心配りが必要不可欠となります。それを外してしまうと粋でなくなる、すなわちイメージを悪くしてしまうことになりかねないのです。特にロレックスは高級時計の代名詞なので、時計を知らない人にさえ高価であることが伝わってしまいます。そのため細かな心遣いが必要となるでしょう。

結局は自分自身が好きで着けているから何をいわれてもいいという方もいますが、そこからロレックスが悪いイメージになるのは時計好きとしては堪ったものではありません。好きで愛用している時計を否定することはありません。ですが、新人の飛び込み営業のサラリーマンや新入社員の面接に、ピカピカのイエローゴールドブレスレットのロレックスを付けていたらどうでしょうか。

あまり具体的表現は避けますが、業種によってはそれこそ本当に笑い事では済まされなくなり取り返しのつかない事になる場面が起こるかもしれません。

ここぞという時に格好良くきめる

一方ここぞという時に、ワンポイントでゴールドのインパクトのあるロレックスをコーディネートする。これは2000年代半ば以降にファッション誌が定着させた使い方です。

若いからといってゴールドのロレックスが似合わないと決め付けるでもなく、若いからこそできる洒落たコーディネートもあります。ファッションにはやはり勉強は欠かせないものです。少なからず金の製品は見る相手側に威圧感を与えてしまう事が多いのでシーンを使い分けるようにしましょう。

おすすめのロレックス

ロレックス全部に悪いイメージがあるわけではありません。そこで今回おすすめしたいロレックスをご紹介します。多くのシーンで使える実用性と、飾らない格好良さのあるモデルなので是非、ご参考ください。

エクスプローラーⅠ 214270

こちらの時計はスポーツモデルと言われる時計の中でもシンプルなデザインとなっております。冒険家をイメージしてつくられた時計でシーンを選ばず使える時計です。そのなかでも秒針がベンツのロゴに似ているメルセデス針と呼ばれ遊び心もしっかりと備わっています。

オイスターパーペチュアル 114300

こちらのモデルはロレックスの原型のモデルです。性能をもとに枝分かれしたため、スポーツモデルだったり、ドレスモデルだったりします。

とにかくシンプル。しかし、飽きの来ないデザインとさりげない品格から、人気があるモデルとなります。こちらもシーンを選ばず使えるため、一生もの時計として選ばれています。

まとめ

ロレックスについてお話してまいりましたが、ロレックスの洗練されたデザイン、そして機能性を高く評価する声ももちろん多くあります。事実、ロレックスは値段に相応しく、腕時計として完成された素晴らしいアイテムなのです。時計だけ見てもどの視点から見ても、「ダサい」と感じる要素は一切ありません。

つまり、ロレックス自体がダサいのではなく、「ロレックスを自慢げに見せびらかすしたり、着けこなせない人がダサい」のではないでしょうか。

しかし今もなお、そのイメージが残っていることが残念でなりません。もしロレックスを着用されているのであれば少し気遣い、心遣いも気にしてみましょう。ひとりでも悪いイメージがなくなるようにしていきたいものですね。

 

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