全国1600店舗以上展開中!
信頼と実績の買取専門店「買取大吉」

店舗買取 出張買取

世界の高級腕時計ブランド | 格付けランキング20選!

世界の高級腕時計ブランド | 格付けランキング20選!
石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴14年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

愛用している腕時計の市場評価が、気になることはありませんか。そこで、近年の動向や支持の方向性を踏まえ、高級腕時計ブランドの位置づけを把握しやすいランキングで用意しました。

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

【世界五大時計】高級時計ブランド格付けランキング

高級時計の象徴とされる世界五大時計ブランドは、スイスを代表する高級時計ブランドを中心に、数世紀にわたって伝統を築いてきました。精密な技術と複雑な機構、美しいデザインが特徴で、職人の手による製造が多い点も魅力です。

これらのブランドは、王侯貴族や著名人に愛され、時計愛好家やコレクターにとって憧れであり、特別な存在として高く評価されています。

1位:パテック フィリップ

<ノーチラス Ref.5711/1A-011:買取参考価格 11,000,000円>

世界五大時計の第1位は、高級時計ブランドの中でも最高峰とされる「パテック フィリップ(Patek Philippe)」です。1839年にスイスで創業し、卓越した技術と伝統を守り続けてきました。

その顧客にはローマ教皇やヴィクトリア女王といった、歴史的な人物が名を連ねています。また、日本では2019年にYouTuberのヒカキンさんが推定5,000万円の「ノーチラス 5719/10G」を購入したことが話題となりました。

なかでもノーチラスをはじめとするスポーツモデルは、近年その価値が急上昇しており、時計愛好家から高い関心を寄せられています。

創業 1839年
価格帯 約600~1,600万円
代表モデル ノーチラス / アクアノート / カラトラバ

2位:オーデマ ピゲ

<ロイヤルオーク Ref.15400ST.OO.1220ST.01:買取参考価格 4,400,000円>

第2位にランクインしたのは「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」です。その精緻な仕上げと革新的なデザインから、現代の時計市場で非常に高い人気を誇り、商業的な成功を収めています。

1875年に創業して以来、家族経営を続け、外部からの干渉を受けることなく独自の製造方法を守り抜いています。初のステンレススチール製スポーツウォッチ「ロイヤルオーク」が誕生し、時計業界に革新をもたらしました。

創業 1875年
価格帯 約250~800万円
代表モデル ロイヤルオーク / オフショア / ミレネリー

3位:ヴァシュロン・コンスタンタン

<オーヴァーシーズ Ref.4500V/110A-B128:買取参考価格 3,500,000円>

第3位に選ばれた「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」は、世界最古の時計ブランドであり、その伝統と歴史において他を凌駕しています。

1735年に創業したブランパンも歴史のあるブランドですが、1980年代に一度製造が中断されていたため、その点で途切れることなく続いているヴァシュロンが「最古」とされています。

また、オーデマ・ピゲと並列して扱われることが多く、ランキングの順位は評価基準によって入れ替わることがあります。

創業 1755年
価格帯 約250~800万円
代表モデル オーヴァーシーズ / パトリモニー / トラディショナル / マルタ / ヒストリーク

4位:ブレゲ

<マリーン Ref.5517TI/G2/5ZU:買取参考価格 1,000,000円>

第4位は、天才時計技師アブラアム=ルイ・ブレゲが創業した「ブレゲ(Breguet)」です。トゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーなど、数々の革新的な技術を生み出し、現在の時計業界に多大な影響を与えました。

知名度では世界三大時計ブランドには及びませんが、「時計の歴史を200年早めた」と評されるその輝かしい業績は、五大ブランドの一つとして高く評価されています。

創業 1775年
価格帯 約100~400万円
代表モデル マリーン / クラシック / ヘリテージ / タイプXX

5位:ランゲ&ゾーネ

<サクソニア Ref.330.026E/LS3303AP:買取参考価格 2,700,000円>

第5位の「ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)」は、グラスヒュッテで創業され、ドイツ時計ブランドの中でも名高い存在です。スイス時計業界の伝統的な手法にとらわれず、独自のデザインや機構を採用し、時計製造の限界を押し広げてきました。

第二次世界大戦で一時的に経営が停滞しましたが、1994年に復活を遂げています。現在はリシュモングループに所属していますが、創業時から続く卓越した職人技は変わらず、芸術品と呼べる時計を生み出し続けています。

創業 1845年
価格帯 約300~600万円
代表モデル サクソニア / オデュッセウス / ランゲ1 / ダトグラフ

【ハイブランド】高級時計ブランド格付けランキング

卓越した技術力とデザインで魅了する高級時計ブランドは、所有することがステータスといえます。時計選びは、見た目だけでなく、ブランドの歴史や職人の技術も大切です。そこで、特におすすめのブランドを厳選しました。

1位:リシャール・ミル

<オートマティック フライバック クロノグラフ Ref.RM11-03:買取参考価格 28,000,000円>

ランキング第1位に輝くのは、超高級時計ブランド「リシャール・ミル(Richard Mille)」です。価格帯は8,000万円を超え、億単位のモデルも少なくありません。

この価格設定は、特定の富裕層をターゲットにしたマーケティング戦略によるもので、限定生産がその特性となっています。

リシャール・ミルは高価格で確実に販売することを重視し、顧客には著名なセレブやスポーツ選手も名を連ねています。まさに「一流の証」としてのステータスを放つブランドです。

創業 2001年
価格帯 約1,000~8,000万円
代表モデル オートマティック フライバック クロノグラフ / ロベルト・マンチーニ

2位:ロレックス

<コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN:買取参考価格 4,000,000円>

高級時計ブランド「ロレックス(ROLEX)」は、1905年にハンス・ウィルスドルフによってロンドンで創業されました。日本でも高い知名度を誇り、ハイブランドウォッチの代名詞ともいえる存在です。

創業当初は、時計の輸出を中心に事業を展開していました。しかし、携帯できる時計の需要を感じ、腕時計製造に転換します。1907年にはスイスに移転し、翌年には「ROLEX」を商標登録して本格的なビジネス展開を始めました。

創業 1905年
価格帯 約80~250万円
代表モデル コスモグラフ デイトナ / サブマリーナー / エクスプローラー / GMTマスター

3位:ジャガー・ルクルト

<レベルソ デュオ Ref.266.3.44:買取参考価格 820,000円>

1833年に創業して以来「ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)」は、自社製造にこだわり続けています。

多くのスイス時計ブランドは一部工程を外部に委託していますが、ムーブメントからケース、文字盤まで全て自社で手掛け、真のマニュファクチュールを実現しています。

代表作「レベルソ」は、1931年の登場以来、反転式の文字盤が特徴で、ポロ競技向けに設計されました。また、「マスター」は1000時間コントロールテストに初めて合格し、その名にふさわしい高精度を証明しました。

創業 1833年
価格帯 約50~150万円
代表モデル レベルソ / マスター・コントロール / ランデヴー /ポラリス

4位:ブランパン

<レマン トリプルカレンダー ムーンフェイズ Ref.2360-3691A-55B:買取参考価格 550,000円>

「ブランパン(BLANCPAIN)」は、機械式時計の価値を守りながら発展してきた最古のブランドです。1735年の創業以来、長い年月で磨かれた技術を軸に歩みを続けてきました。

その後に迎えた休眠期間を経ても理念は揺らがず、復帰後もクオーツ式を扱わないという姿勢を貫いています。

ダイバーズウォッチの名作「フィフティ ファゾムス」をはじめ、「ヴィルレ」や「エアコマンド」など魅力的なコレクションも充実しています。

創業 1735年
価格帯 約80~200万円
代表モデル フィフティ ファゾムス / ヴィルレ / エアコマンド

5位:ロジェ・デュブイ

<エクスカリバー スケルトン Ref.DBEX0422:買取参考価格 4,500,000円>

1995年に誕生したばかりの「ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)」は、独創的デザインと精緻な技法で富裕層の心をつかみました。すべてのムーブメントでジュネーブ・シールを取得する姿勢からも、品質へのこだわりがうかがえます。

代表作の「エクスカリバー」は大胆なスケルトン構造を持ち、ほかには円卓の騎士をテーマにしたアートピースなど、独自の美意識が宿っています。さらに、ランボルギーニとパートナーシップを結んでいます。

創業 1995年
価格帯 約150~2,000万円
代表モデル エクスカリバー / ベルベット / ナイツ・オブ・ザ・ラウンドテーブル

6位:ジラール・ペルゴ

<ヴィンテージ1945 Ref.2585:買取参考価格 600,000円>

「ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)」は、長い歴史の中で磨かれた技術と独自の美意識で高く評価されています。創業は18世紀にさかのぼり、常に革新的な挑戦を続けてきました。

アイコンともいえるアーキテクチャ「スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン」は、ムーブメントを建築的に見せています。「ロレアート」など現行ラインも充実しており、通好みの魅力を持つブランドです。

創業 1791年
価格帯 約60~150万円
代表モデル ロレアート / 1966 コレクション / スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン

7位:ウブロ

<ビッグ・バン Ref.301.SX.130.RX:買取参考価格 650,000円>

1979年、スイスのニヨンで「ウブロ(Hublot)」は、イタリア人カルロ・クロッコによって創業されました。

1980年に発表したラバーベルトを使った「クラシック」は、革新的すぎたため当初は批判を浴びましたが、その後イタリアのファッション界で高く評価されています。

2005年に登場した「ビッグ・バン」は、独自のデザインで注目を集め、経営の立て直しにも成功したフラッグシップモデルです。ウブロの特徴的なビス止めベゼルは、ブランドの象徴となり、世界中で人気を博しています。

創業 1980年
価格帯 約60~350万円
代表モデル ビッグ・バン / クラシック・フュージョン / アエロ・フュージョン

8位:カルティエ

<サントス ドゥ カルティエ LM Ref.WSSA0013:買取参考価格 540,000円>

「カルティエ(Cartier)」は、1847年にパリで創業し、フランス王室御用達の高級宝石商として名を馳せました。ジュエリー分野でその地位を確立すると共に、高級時計の世界でも一流のブランドとして知られています。

戦車をモチーフとした「タンク」や世界初の実用的なメンズウォッチ「サントス」といった名作は、時計史に名を刻む逸品です。カルティエの時計は、ジュエリーを連想させる芸術的なデザインの精緻さを追求しています。

創業 1847年
価格帯 約40~300万円
代表モデル サントス / タンク / パシャ / バロン ブルー

9位:パネライ

<ルミノール マリーナ Ref.PAM01312:買取参考価格 650,000円>

1960年創業の「パネライ(PANERAI)」は、ミリタリーウォッチの系譜を受け継ぐブランドです。イタリア海軍に向けて時計を製造していた歴史があり、その経験が現在のデザインにも息づいています。

パネライの象徴「ルミノール」は、リューズプロテクター(ブリッジ型のレバー)が印象的です。厚みのあるクッションケースや、視認性の高い文字盤も魅力の一つでしょう。

1990年代に民間向けの展開が始まると、その力強いスタイルが支持を集め、人気が広がりました。

創業 1960年
価格帯 約60~150万円
代表モデル ルミノール / ラジオミール / サブマーシブル

10位:オメガ

<スピードマスター プロフェッショナル Ref.311.30.42.30.01.005:買取参考価格 450,000円>

1848年スイスで、「オメガ(Omega)」はルイ・ブランによって創業されました。ブランド名は、ギリシャ文字の究極を意味する『Ω(オメガ)』から名付けられています。

1932年にはオリンピックの公式タイムキーパーに認定され、その精度の高さを証明しました。また、1965年にはスピードマスターがNASAの厳しいテストに合格し、宇宙で使用される時計として採用されたことで、世界的に注目を集めました。

オメガ独自の規格である「マスタークロノメーター」は、スイス連邦計量・認定局(METAS)と共同開発した認定基準をクリアした高性能時計だけに与えられます。

創業 1848年
価格帯 約40~60万円
代表モデル スピードマスター / シーマスター / デ・ビル

11位:フランク ミュラー

<ロングアイランド Ref.950QZ:買取参考価格 450,000円>

1992年にジュネーブで創業した「フランク ミュラー(FRANCK MULLER)」は、独立時計師として研ぎ澄まされた技術をもとに、多彩な機構を生み出しています。

3次元曲線のケースデザイン「トノウ・カーベックス」の造形や、ビザン数字を配した大胆なダイヤルは強い印象を残し、唯一無二の存在感を放っています。

複雑機構の開発でも高く評価され、この実力が「マスター・オブ・コンプリケーション」と語られる理由です。比較的新しいブランドでありながら、独創性に富んだ時計づくりで一気に名声を高め、確かな地位を築きました。

創業 1980年
価格帯 約60~350万円
代表モデル シントレーカーベックス / カサブランカ / ヴァンガード

12位:グランドセイコー

<スプリングドライブ Ref.SBGA011:買取参考価格 330,000円>

1960年に誕生した「グランドセイコー(Grand Seiko)」は、日本の「セイコー」が手掛ける最高級の時計ラインとして、スイスの名ブランドにも引けを取らない技術を誇ります。

特に注目すべきは、1969年に世界初のクォーツ式時計を発表し、業界に大きな衝撃を与えたことです。

また、スプリングドライブ技術により、精密さと美しさを兼ね備えた時計を提供しています。ヘリテージコレクションでは、クラシックなデザインと最新技術の融合が高い関心を集めています。

創業 1881年
価格帯 約20~50万円
代表モデル SBGA375 / SBGN027 / SBGW283

13位:ブライトリング

<クロノマット JSP Ref.AB0115(※日本限定モデル):買取参考価格 350,000円>

「ブライトリング(Breitling)」は、1884年にレオン・ブライトリングがスイス・サンティミエで創業した時計ブランドです。

時計制作の起源は、精密な計器作りにありました。創業当初からクロノグラフやストップウォッチの精度に優れ、軍やパイロット、航空機関連の分野で広く採用されています。

堅牢な作りと優れた視認性は、過酷な環境でも頼りにされ、パイロットウォッチの分野を確立しました。現在も、実用性とデザインを兼ね備えた高級時計として多くのファンに支持されています。

創業 1884年
価格帯 約40~70万円
代表モデル クロノマット / ナビタイマー / スーパーオーシャン

14位:タグ・ホイヤー

<カレラ タキメーター クロノグラフ デイデイト Ref.CV2A10.BA0796:買取参考価格 200,000円>

1860年にエドワード・ホイヤーによって「タグ・ホイヤー(TAG Heuer)」は創業されました。長年にわたり、高精度なクロノグラフを中心に時計作りを続けています。

代表モデルである「カレラ」は、スポーツウォッチとして高いコストパフォーマンスを有し、世界中で人気のあるコレクションです。レーシングウォッチをベースにしたデザインで、計測器としての機能性を重視しています。

1980年代のクォーツショックを乗り越え、現在もその高品質を維持し、スポーツやアクティブなライフスタイルに適したディテールで人気を集めています。

創業 1860年
価格帯 約20~50万円
代表モデル カレラ / モナコ / アクアレーサー / フォーミュラ / リンク

15位:IWC

<ポルトギーゼ・クロノグラフ Ref.IW371446:買取参考価格 460,000円>

「IWC(International Watch Company)」は1868年、フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズによって創業されました。当初は懐中時計を中心に製造していましたが、1899年からは腕時計の製作を開始し、1915年には自社ムーブメントの開発にも成功します。

IWCの時計作りは「質実剛健」を理念に、どんな環境下でも正確な時間を刻むことを追求しています。代表モデルの「ポルトギーゼ」は、ポルトガル商人からの依頼で生まれた精度と堅牢さを兼ね備えた名作です。

また、1930~40年代にかけて、クラシックなコクピットデザインのパイロットウォッチを生産し、その機能性とデザインにおいて高い評価を得ています。

創業 1868年
価格帯 約60~150万円
代表モデル ポルトギーゼ / パイロットウォッチ / ポートフィノ

高級時計ブランドを格付けする際の評価基準

高級時計の「格」を語るうえで、何を基準にするべきでしょうか。歴史の深さや技術力、社会的評価、資産としての安定感など、多角的な視点が欠かせません。こうした要素を理解するためのポイントを取り上げます。

歴史

時計ブランドの格を考えるうえで、歩んできた年月が重要な指標になります。長い歴史を持つブランドには、時代を超えて受け継がれた精神が息づき、王侯貴族や著名人に選ばれてきた実績が重なっています。

そうした背景が信頼につながり、手にしたときの高揚感にも影響します。また、ムーブメントまで自社で手がける体制を築いているのなら、その姿勢は確かな格を裏打ちするでしょう。

知名度

知名度は、高級時計の格を判断する際に欠かせない視点のひとつです。広く名前が浸透しているブランドは、長い年月をかけて信頼を積み重ねてきた証ともいえます。

街中で自然と目に入る機会の多さや、映画・雑誌で扱われる頻度は、その存在が社会に深く根づいていることを示しています。ただ名が知られているだけではなく、憧れとして語られるかどうかも重要です。

技術力や品質

評価基準の中でも、時計づくりの技術と仕上げの水準は大きな役割を担います。精密なムーブメントを安定して動かすには、部品の加工や組み立てに高度な技が必要になります。

複雑機構を扱うブランドだけでなく、シンプルなモデルでも精度を整える細やかな工程が丁寧に行われています。さらに、ゴールドやプラチナ、宝石を用いる場合は素材の品質に加え、時計として仕上げる技術や美的感覚も重視されます。

資産価値

高級時計は趣味の対象であると同時に、資産としての側面も備えています。人気モデルは市場で安定した価値を示し、購入時より高額で取引されることも珍しくありません。

中古市場やオークションでの評価、ブランド全体のリセール力を踏まえると、時計が長期的に価値を保てるか判断できます。安定した価格で取引されるブランドほど、資産としての信頼性が高まるでしょう。

希少性や価格帯

高級時計は、技術と素材の希少性が価格に反映されるため、手に入れること自体が限られた特別な体験になります。

ロレックスやパテック・フィリップのような名門ブランドでは、1本で高額な価値を示すことも珍しくありません。生産数が少なく市場に出回る機会が限られるほど、時計の希少性は増し、収集価値や注目度も高まります。

こうした希少性と価格帯の関係は、ブランド全体の評価に大きく影響します。

高級時計を選ぶときに見るべき4つのポイント

高級時計を選ぶなら、デザインはもちろん重要ですが、機能性や将来的な資産価値も見逃せません。時計は長く愛用できるものだからこそ、慎重に選ぶことが大切です。

では、注目すべき選び方のポイントを4つ見ていきましょう。

ブランド

高級時計を選ぶとき、ブランドの選定は非常に重要です。各ブランドには独自の歴史や魅力があり、その時計を身につけることで自分の個性を表現することができます。

また、他人からの印象も看過できない要素です。たとえば、ロレックスはその高い認知度から、着用することで周囲の注目を集めますが、人気故に他者と重なることもあります。

ブランドの特徴や背景を考慮し、ステータスを重視するか、個性を大切にするかなど、自分の目的に合った選択をすることが大切です。

駆動方式

高級時計の駆動方式には、機械式とクォーツ式の2種類があります。機械式時計はゼンマイを使って動き、手巻きと自動巻きのタイプがあります。

手巻きの場合は、ゼンマイを手動で巻く必要がありますが、自動巻きは腕の動きでゼンマイが巻き上がる仕組みです。機械式時計の魅力は、電池を使用しないアナログ方式にあります。

一方、クォーツ式は電池で駆動するため、長期間にわたって正確な時を刻みます。

防水機能

防水機能を重視して選ぶことは欠かせないポイントです。ケースの密閉性が高まることで、水分や湿気からムーブメントを守り、時計の耐久性を高めます。

水圧に応じて防水性能は分類されるため、「防水」の表示があっても完全防水ではない場合もあります。日常使用には3〜5気圧防水のものが適しており、マリンスポーツを楽しむなら20気圧防水以上を選ぶと安心です。

資産価値

もしも将来の売却を視野に入れるなら、資産価値も考慮すると良いでしょう。ロレックスなどリセールバリューが高いブランドは、古いモデルや限定生産品が中古市場で高値をつけることがあります。

また、アフターサービスが充実しているかもチェックしましょう。機械式時計は定期的なオーバーホールが必要ですが、クォーツ式よりもメンテナンス性が良く、長期間使用できるため、資産価値が高くなる傾向があります。

高級時計は中古市場で購入するのもおすすめ

高級時計を手に入れたいけれど、予算が限られているなら、中古品を検討するのも一つの選択肢です。

中古市場では、状態の良い商品が新品よりも手頃な価格で手に入ることがあります。しかし、人気の高いモデルは予想以上に高額になることもあるので、期待通りの価格にならないかもしれません。

もしも中古時計を購入するなら、「前オーナーのメンテナンス履歴」や「傷、汚れの確認」、「保証期間の有無」をチェックし、慎重に選ぶことをおすすめします。

高級時計の格付けに関するよくあるQ&A

高級時計の格付けについて、どのような点が気になるのでしょうか。その基準や価値の見極め方について、よく寄せられる質問に答えていきます。

高級時計の格付けの決まり方は?

高級時計の格付けは、単に価格や人気だけで決まるものではありません。ブランドの歴史や知名度、技術力、資産価値、そして所有時に得られるステータス性など、複数の観点を総合して判断されます。

職人の技術や製造体制、ブランドの一貫した姿勢も評価に影響を与えるため、同じ価格帯の時計でも格付けが異なることがあります。

若い世代に人気の高級時計ブランドは?

若い世代では、デザインの個性や動きのあるスタイルを楽しめるブランドが注目を集めています。オメガやタグ・ホイヤー、ウブロなどは、スポーティな魅力とファッション性を兼ね備え、SNSやカルチャーとの親和性も高くなっています。

価格帯も手が届きやすいモデルが多く、初めて高級時計を手にする層にとっても選びやすい傾向があります。このように、外観や体験の面でも価値が感じられるブランドが人気を集めています。

まとめ

高級時計を選ぶ際は、ブランドの歴史や市場の動向を参考にし、自分の価値観に合った一品を見つけることが大切です。トレンドや人気だけでなく、長期的な価値も考慮しながら理想の時計を選びましょう。

石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴14年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

この記事をシェアする

タグ一覧

買取品目のコラムカテゴリー

ブランドのコラム

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。