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クォーツ式腕時計とは? 機械式との違いやメリット・デメリットを解説

クォーツ式腕時計とは? 機械式との違いやメリット・デメリットを解説
石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴15年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

クォーツ式時計は、電池を動力源とし、水晶(クォーツ)の正確な振動を利用している腕時計です。機械式時計との違いや歴史、メリット・デメリットを理解すれば、自分のライフスタイルに最適な一本を見つけやすくなるでしょう。

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クォーツ式腕時計とは

 

クォーツ式腕時計は、内部の水晶(クォーツ)が持つ正確な振動を利用した、電池で動く時計のことです。

内部には「水晶振動子」と呼ばれる部品があり、電圧をかけると1秒間に32,768回振動する性質を持っています。

機械式時計との違い

クォーツ式腕時計が電池をエネルギー源とするのに対し、機械式は巻き上げたゼンマイがほどける力を利用して針を動かします。

動力源の違いによって変わる点は、時計の精度です。一般的なクォーツ式腕時計の誤差が1ヶ月で約15~30秒程度(月差)であるのに対し、機械式時計は1日で数秒から数十秒(日差)程度の誤差です。

また、構造面では、クォーツ式腕時計は電子部品で構成されるため薄く軽量な製品が多く、機械式は多数の歯車などで構成されるため厚みと重量感を感じる傾向にあります。

クォーツ式腕時計の歴史

クォーツ式腕時計の登場は、機械式時計が主流であった時計業界の構図を大きく変えました。その歴史は、時計の精度を追求する競争の中から始まったといわれています。

クォーツ式腕時計はアメリカで生まれた

クォーツ式腕時計の基礎が発明されたのは、1927年のアメリカです。ベル電話研究所の科学者であったマリソンが、水晶(クォーツ)に電圧を加えると正確な周波数で振動する性質を利用した「水晶発振器」を開発しました。

水晶発振器により、従来の振り子時計や機械式時計とは比較にならないほどの高精度な時計が実現可能となります。

ただ、当初開発されたクォーツ式腕時計は、放送局で使われるような大型ロッカーほどの大きさでした。そのため、腕時計として実用化するには「小型化」という大きな課題がありました。

クォーツ式腕時計をセイコーが開発した

日本のセイコーは、1958年に東京オリンピックでの採用を目指し、クォーツ式時計の開発に着手します。

開発は困難でしたが、1964年の東京オリンピックで、セイコーが開発した持ち運び可能な「クォーツ式計時装置」が大会の公式計時装置として活躍しました。

その後もセイコーは腕時計への搭載を視野に入れ、部品の小型化や消費電力の削減といった技術的な課題を次々と解決していき、製品化への道を切り開いていきます。

1969年クォーツ式腕時計が世界初発売された

1969年12月25日、セイコーは世界初のクォーツ式腕時計「クォーツ アストロン 35SQ」の発売に成功しました。機械式時計では考えられなかった月差±5秒という精度の高さを実現しています。

また、セイコーは関連技術の主要な特許を独占せず公開したため、クォーツ式腕時計は世界中で急速に普及しました。

現在でも技術の進化は続いており、電源をソーラー発電にしたものやGPS衛星の電波で時刻を補正するものなど、さまざまなクォーツ式腕時計が登場しています。

クォーツ式腕時計のメリット

クォーツ式腕時計には、複数のメリットがあります。例えば、日常使いにおける利便性は、機械式時計を大きく上回る部分が多く存在します。ここでは、クォーツ式腕時計のメリットを4つの観点から見ていきましょう。

精度が高い

クォーツ式腕時計が持つメリットの一つが、精度の高さです。機械式時計の精度が1日の誤差で示される(日差)のに対し、クォーツ式腕時計の多くは、1ヶ月の誤差(月差)が±15秒から30秒程度と、格段に高い精度を誇ります。

高性能なモデルになると、年差がわずか数秒というものもあります。

時刻が大きくずれる心配がほとんどないため、日々の生活の中で時刻を合わせる手間を省けます。いつでも正確な時間を知りたい方にとって、最適な選択肢となるでしょう。

機械式に比べて安い

クォーツ式腕時計は、機械式時計と比較して手頃な価格帯の製品が多い点も魅力です。機械式時計は、数百にも及ぶ微細な部品を職人が手作業で組み立てるため、製造に多大な時間とコストがかかります。

一方、クォーツ式腕時計は電子部品を基盤としたシンプルな構造で、ムーブメントの大量生産が可能です。製造にかかる手間とコストが少ないため、同等の機能を持つ腕時計ならクォーツ式腕時計の方が手頃な価格です。

クォーツ式腕時計はコストパフォーマンスが優れているため、多くの方に選ばれやすいでしょう。

耐久性が高く実用的

クォーツ式腕時計は、使用部品が少ないシンプルな構造で物理的な衝撃への耐性が高いため、機械式時計に比べて衝撃に強く、耐久性に優れている点がメリットです。

また、磁気の影響を受けにくいため、デスクワーク中のパソコンやスマートフォンから発せられる磁気を気にする必要が少なく、日常使いがしやすいでしょう。

ただし、精密機器であることは変わらないため、強い磁気や衝撃に注意が必要です。

電池が切れるまで駆動し続ける

クォーツ式腕時計は、電池が切れるまで正確に駆動し続けるという利便性があります。

機械式時計の場合、ゼンマイを巻かなければ数日で止まってしまうため、定期的にリューズを巻くか、毎日身に着けて自動で巻き上げなければなりません。

しかし、クォーツ式腕時計は電池を動力源としているため、ゼンマイを巻くような日常的な手間は不要です。いつでもすぐに使える状態が保たれる点は、多忙な現代のライフスタイルに適したメリットといえるでしょう。

クォーツ式腕時計のデメリット

多くの利点をもつクォーツ式腕時計ですが、いくつかのデメリットもあります。ここからは、クォーツ式腕時計のデメリットについて解説します。

資産価値が下がりやすい

クォーツ式腕時計は、一般的に機械式時計と比べて資産価値が下がりやすい傾向にあります。特に長い歴史をもつブランドの機械式時計は、職人の手作業による希少性や芸術性などが評価され、中古市場でも価値が高くなっています。

しかし、クォーツ式腕時計は電子部品を用いたムーブメントの大量生産が可能なため、希少価値が生まれにくい状態です。そのため、腕時計としての実用的な側面が強く、購入後に価値が大きく下がるケースが多く見られます。

平均寿命が短い

クォーツ式腕時計は、心臓部である電子回路の寿命が約10年〜20年のため、定期的な部品交換で長期間使用できる機械式時計と比べると、寿命が短い傾向にあります。

機械式時計は、定期的なメンテナンスで部品を交換すれば長期間使用可能ですが、クォーツ式腕時計は電子回路が故障した場合、メーカーに交換部品がなければ修理ができません。

また、多くのメーカーで部品の保有期間は、生産終了後7年~10年程度が一般的で、この期間を過ぎると修理が困難になります。

機能に制約が出やすい

クォーツ式腕時計は、動力源である電池の容量に限られており、搭載できる機能に制約が生じる場合があります。

機械式腕時計では、複雑な機構を組み合わせたモデルが多数です。クォーツ式腕時計でも複雑な機能を搭載したモデルはあるものの、多くの機能を同時に動かすと消費電力が大きくなり、電池の寿命が短くなります。

機能性と電池寿命のバランスを考慮しなければならない点が、クォーツ式腕時計で複雑な機能を設計する上での制約となる要因です。

メンズにおすすめのクォーツ式腕時計

メンズにおすすめのクォーツ式腕時計には、所有する喜びや実用性を高めるさまざまな特徴があります。ここでは、メンズにおすすめのクォーツ式腕時計を紹介します。

グランドセイコー 9Fクオーツ

グランドセイコーの「9Fクオーツ」は、ブランドの技術を結集した高性能なクォーツムーブメントです。

一般的なクォーツ式腕時計が月差±15秒程度の精度であるのに対し、厳選された水晶振動子を使用することで、年差±10秒という高い精度を実現しています。

さらに、クォーツ式腕時計では難しいとされていた、太く堂々とした針を正確に動かすための「ツインパルス制御モーター」や、日付が瞬時に切り替わる「瞬間日送りカレンダー」といった独自の機構が搭載されている点が特徴です。

このような技術により、クォーツ式の利便性と、高級機械式時計のような風格や満足感を両立させています。

セイコー アストロン デュアルタイム

セイコーの「アストロン」は、世界初のGPSソーラーウォッチとして発表されたシリーズです。

その中でも「デュアルタイム」モデルは、 中央の時分針と6時位置のサブダイヤルによって、ホームタイムとローカルタイムの時刻を同時に確認できます。

定期的な電池交換が不要なソーラー充電機能や、傷に強い硬質コーティングが施されたチタンケースなど、日常的な使いやすさも追求されています。

高い機能性と、洗練されたスタイリングを両立させた一本といえるでしょう。

シチズン プロマスター エコドライブ サテライトウェーブ

シチズン プロマスターシリーズの中でも「エコドライブ サテライトウェーブ」搭載モデルは、シチズン独自の技術を結集した高機能モデルといえます。

GPS衛星から位置・時刻情報を取得し、最短3秒で時刻情報を受信できます。また、太陽光や室内のわずかな光を電気エネルギーに換えて時計を動かす「エコ・ドライブ」という光発電技術により、定期的な電池交換が不要です。

また、航空機の計器を思わせるデザインや、衝撃による針のズレを防ぐ機能など、過酷な環境下でも使用できる作り込みが魅力です。

レディースにおすすめのクォーツ式腕時計

レディース向けのクォーツ式腕時計は、実用性に加えてファッションやジュエリーとしての側面も持ち合わせ、腕元を華やかに彩ってくれます。ここでは、女性におすすめのクォーツ式腕時計を紹介します。

パテック フィリップ Twenty-4

パテック フィリップの「Twenty-4」は、洗練されたデザインと優れた機能性で、女性から支持を得ているコレクションです。

アール・デコに着想を得たブレスレット一体型の角型ケースが、ひと目でTwenty-4だとわかる象徴的なフォルムを描きます。

機能面では、高精度なクォーツムーブメントを搭載することで、時計本体の薄型化を実現しました。薄型化によって、どのような装いにも合わせやすく、一日を通して快適な装着感が続きます。

シャネル J12

シャネルの「J12」は、2000年に登場して以来、時計業界の常識を覆し、ファッションアイコンとしての地位を確立したコレクションです。

傷に強いハイテクセラミックをケースとブレスレットに採用しており、独特の光沢と時代を選ばない普遍的なデザインが、唯一無二の存在感を放ちます。

ファッションブランドならではの感性と、本格的な時計製造の技術が融合した、現代のラグジュアリースポーツウォッチを代表する一本です。

ユンハンス マイスター メガ

ユンハンスの「マイスター メガ」は、ドイツのブランドらしい無駄をそぎ落としたミニマルなデザインと、先進的な電波受信機能が融合した腕時計です。シンプルで飽きのこない文字盤は、優れた視認性を確保しています。

内部には、標準電波を受信して常に正確な時刻を刻み続けるクォーツムーブメントを搭載しており、時刻を手動で合わせる必要がありません。時計本来の機能美と知的な印象を求める女性にとって、最適なパートナーとなるでしょう。

クォーツ式腕時計に関するよくあるQ&A

クォーツ式腕時計を長く愛用する上で、メンテナンスの頻度や寿命に疑問を抱く方は多数です。ここでは、クォーツ式腕時計に関してよくある疑問に答えていきます。

メンテナンスの頻度はどれくらいがいい?

クォーツ式腕時計の動力源である電池は、モデルによりますが2~4年程度での交換が一般的です。電池が切れたまま放置すると、電池から液体が漏れ出て内部の機械を損傷させる原因となります。

また、機械式時計と同様に、クォーツ式腕時計もオーバーホール(分解掃除)が必要です。歯車を動かすための潤滑油が時間と共に劣化するため、7~10年に一度を目安にオーバーホールを受けることが推奨されます。

定期的にメンテナンスすることで、クォーツ式腕時計を長く快適に使用できます。

高級時計でも寿命は短い?

高級なクォーツ式腕時計であっても、内部の電子回路の寿命は一般的に10年~20年程度といわれています。

メーカーは修理用の部品を一定期間保管していますが、生産終了後7年~10年程度の保有期間を過ぎると、交換部品がなくなり修理できない場合があり、注意が必要です。

しかし、グランドセイコーの「9Fクオーツ」のように、耐久性の高い部品を使用し、長期のメンテナンス体制を整えているモデルも存在します。

そのため、アフターケアが充実している高級ブランドを選択することで、時計を長く愛用できる可能性は高くなるでしょう。

まとめ

クォーツ式腕時計は、水晶の正確な振動を利用した高精度な腕時計です。機械式時計に比べて精度が高く、比較的安価で耐久性にも優れるなど多くのメリットがあります。

本記事で解説したクォーツ式腕時計の仕組みや特徴、メリット・デメリットをふまえ、自分に合った一本を見つけてください。

石山真路(いしやま しんじ)
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石山真路(いしやま しんじ)

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