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サンローランのダッフルサイズ魅力について
サンローランは、1962年に誕生したフランスのブランドです。誕生以来次々に新しいスタイルを提案し、ハイブランドの中でも一際エレガンスでモードな雰囲気を醸し出しています。中でもセレブやモデルたちの間で大人気のバッグがダッフルです。時代、年齢に左右されない凛とした、それでいてどこか可愛らしいボストンバッグです。今回はそんなサンローランのダッフルについてチェックしていきましょう。
サンローラン歴史や特徴
サンローランがダッフルを発表したのは2013年です。それ以来、急速に人気が出たことからもいかに世界に求められていたのかが分かりますね。サンローランのクリエイティブ・ディレクター、エディ・スリマンが実際に世界中を飛び回っているときに使っていたボストンバッグから着想を得たダッフルは、オリジナルでサンローランの工房で作られ、シンプルながら機能性が高くどんな場面でも使いやすいものでした。
ダッフルは非常にシンプルな形のボストンバッグです。中央に小さくエンボス加工されたサンローランのロゴがとってもおしゃれですよね。ハンドバッグとしても使えますし、付属のストラップを使えばショルダーバッグにもなります。ストラップは3段階で長さを調節できるのも親切ですね。前面のポケットはマグネットで開閉できるようになっており、よく使う小物を出し入れするのにも便利で機能面でも高いクラフトマンシップを感じることができます。
可愛らしいパステルピンクのものからサンローランらしいスタッズが全面にあしわられてもの、ファッションの差し色にぴったりなビビットなカラーなど展開も豊富です。ケイト・モスやビヨンセ、アン・ハサウェイがプライベートで愛用するサンローランのアイコンバッグ「DUFFLE(ダッフル)」は、新生サンローランを象徴するアイコンとして、早くもファッション・コンシャスな人たちの間で注目を浴び、マスト・ハブなバッグとしての地位を確立しています。
今ではサンローランと呼ばれていますが、つい最近までイブサンローランと呼ばれていました。イブサンローランとは創業者の名前で、1936年8月1日に誕生し出身はアルジェリアのようです。イブサンローランは、はじめクリスチャンディオールのもとでデザイナーとして働いていました。クリスチャンディオールとの出会いは入社前からで、イブサンローランの才能に気がついたクリスチャンディオールが呼び寄せたと言われています。
その後、1962年に独立したイブサンローランは2008年に亡くなりましたが、それ以降はデザインを変えて、2013年にイブサンローランからサンローラン・パリに大きく変わっていきました。メーカーのロゴの刻印でイブサンローランと書いてあるかサンローラン・パリと書いてあるかで見分けることができますので参考にしてください。査定額は大きく変わってきます。
5種類のサイズC
ダッフルの中で一番大きいサイズは48です。横幅は50cmほどあり、旅行や出張などたくさん荷物が必要なときにぴったりなサイズです。ストラップをつけてショルダーバッグにしてもいいですが、そのまま手持ち部分を肩にかけてもサマになります。しっかりした作りなのでものをたくさん入れても崩れにくいのも嬉しいですね。
横幅45cmのダッフル24は、あまり大きすぎるバッグは持ちたくないけど荷物は多い…という方にもおすすめです。マチもたっぷりあるボストンバッグなので、意外とこれくらいのサイズでも使い道はたくさんあります。
ダッフル48、ダッフル24は店舗でも置いてある数が少なくカラー展開もかなり少なめですが、ダッフル12くらいからカラーバリエーションも在庫も多くなってきます。横幅は37cmほどで、書類なんかも楽々入れることができます。特にビジネスシーンで使う方が多いようです。しっかりとした作りと凛としたデザインで、仕事ができる印象を与えてくれます。
定番のサイズがこのダッフル6です。横幅は31cmとしっかりありますが、縦幅が21cmと非常にコンパクトとなっています。収納力抜群なのにかさばらないのでデイリーユースに持ってこいのサイズです。
BABYダッフル
悶絶するほど可愛いBABYダッフルは、コロンとしたシルエットが大人気で、ダッフルの中でも一番人気があります。最近はミニバッグに必要最低限のものを入れて出かけるのがトレンドですよね。そういった影響もあり、どんどん需要が高まっています。ショッピングでも邪魔になりませんし、デートに持っていけば華奢で可愛らしい印象を与えてくれること間違いありません。とりあえずダッフルが欲しいとお考えの方にはとにかくおすすめのサイズです。
今までも女性の魅力を引き出すことに長けていたサンローランですが、中でもダッフルは手軽に持てるのに一気に女性らしさを格上げしてくれるアイテムとして爆発的な人気を誇っています。サンローランのアイコンバッグともなりつつありますので、ぜひ注目してほしいアイテムです。
サンローランのバッグの買取について
サンローラン・パリになってからはデザインが一気に現代風になったように感じ、人気のバッグは非常に高値査定が付くようになりました。またサンローラン・パリに変わってもイブサンローランの特徴であるYSLのロゴを使った製品は多く製造しており、バッグの表面の金具部分にYSLのロゴを使ったものは大変人気があります。
カーフを使ったバッグが多く、がっしりとしたバッグが多いイメージで、色はバリエーションに富んでいますが、シックなカラーであるグレーなどが人気のような気がします。今現在、サンローランで人気のカバンはサックドジュールのバッグとカバスのバッグです。状態にもよりますが、買取査定で10万円くらいになってくるかと思います。
「買取大吉」で買取のベイビーダッフルについて
今回買取したベイビーダッフル(2way)はピンク色で状態はよくなく、カドがスレて白くなっていました。また、バッグの内部にペンの跡がついていました。ペン跡と呼ばれるこのインクの跡は落とせないため、大きなマイナスになってしまいます。ペンの先端を出しっぱなしでバッグには入れないようにご注意ください。
今回、査定額25.000円となりましたが、サンローランの人気によりこのお値段になりました。他のメーカーで̚カドすれやインク跡がある場合、高額査定は期待できないため、普段から大切にバッグを使うことをおすすめします。
サンローランでファッションセンスアップ
ダッフルは、カラーバリエーション豊富です。人気のブラックやフォグ、ダブホワイトにくわえ、コレクションごとにペール・ピンクやリップスティックレッドなどの新色が発表されています。ここでは、人気の2カラーにくわえ、注目のブラック×ゴールドのバイカラーについて解説します。
●クラシカルな装いと好相性のブラック
海外のセレブが愛用しているダッフルのブラックは、上品でサンローランの象徴であるダッフルをシックに仕上げ、どんなコーディネートにも合わせやすいカラーです。クラシカルな装いはもちろん、トレンチコートとローヒールシューズなどにあわせて、トラッドファッションを楽しんでも素敵です。
●カジュアルコーデにマッチするダブホワイト
落ち着いたホワイトカラーで、ショルダーバッグやクロスバッグにすると、ラフなカジュアルコーデに決まるのがダブホワイトです。夏の装いはもちろんのこと、ブラックやネイビーなどのダークカラーのお洋服もやさしい印象に仕上げてくれるのでオールシーズン活躍してくれます。
●コーデの主役に◎ブラックとゴールドのバイカラー
ブラックとゴールドのバイカラーはファッションの主役になります。フロントのオープンポケット部分がベージュ感の強いゴールドキャメル、そして全体的にはシックなブラックカラーに、金具もゴールドなのでラグジュアリーな印象に仕上がります。ショップではあまり目にすることのない希少なモデルなので、見つけられたら運命かもしれません。
カーフやキャンバスなど、ダッフルの素材ラインナップ
長く使えるクラシカルなデザインのダッフルは、素材にもこだわりたいところです。軽くてやわらかなレザーをはじめ、アイコニックなモノグラムがプリントされているキャンバスやスタッズが散りばめられているものまで、素材バリエーションは実に豊富です。人気ラインナップをピックアップしてご紹介していきます。
●定番のやわらかく手触りのいいカーフレザー
上質なカーフを使っているので、見た目より軽いことで評判です。手触りもやわらかくて上品な印象です。カーフがダッフルのなかで主流の素材となります。長く使うことができる耐久性のよさも嬉しいですね。
●軽くて使いやすいプリントキャンバス&レザー
ハンドル部分やストラップはレザー、そしてフロントやサイドなどにはプリントキャンバスが施されたモデルです。48や24などの大きなサイズでも、軽くて使いやすいことが魅力です。カーフに比べ水濡れを気にしなくていいので、気軽に持つことができます。
●スパイシーな印象のスタッズ・ダッフル
スタッズ・ダッフルは2013-2014秋冬に発表されたモデルです。カーフレザーのボディ全体に細かなスタッズが散りばめられていて、カラーはレッドとブラックの2色展開です。サンローランらしいスパイシーで個性的な着こなしを可能にします。
まとめ
サンローランのアイコンバッグであるダッフルは、サンローランらしい上品なデザインでどこかクラシカルです。そして見た目より軽くて、収納力が抜群のボストンバッグは、一度使ったら手放せません。ちょっとしたお出かけをはじめ、日帰り旅行からビジネスシーンまで、世界中のファッショニスタを虜にする、タイムレスなデザインのダッフルとともに、素敵な時間を重ねてみませんか。