見積とは？

査定額、見積額、買取価格、入金額。どれも同じに見えるが、これらは微妙にニュアンスがちがうものだということをご存知ですか？

■査定額とは

買取査定を依頼しているのだから、提示される金額はすべて査定額だと勘違いしやすいです。確かに査定額は、買取業者から提示される金額のことである。しかし、これは「この場限りの金額」であるということを忘れないようにしましょう。「今買取を承認してくれるのならこの金額で買い取ります」という意味があります。

つまり、他の買取業者の買取価格を知りたいからこの場での取引は保留にしたいといった場合、結局その業者に買取を依頼する場合はまた買取金額が下がっている可能性があります。書籍やCDなどは発売日から日にちが経てば買取金額は下がるし、衣類も季節やトレンドによって買取金額は上下しまう。海外のブランド品などは為替も影響してきます。

査定額は日々変動しているので、必ずしもいつもこの価格を提示してもらえるというわけではないということを覚えておいてください。特に貴金属などはその日の相場でしか出せない金額となりますので1日日付が変わるだけで金額が大きく変わってしまう場合があります。

■見積もり金額とは

見積もり金額は査定を受ける前に提示される金額、または査定額に条件が加わった場合の金額となります。実際に査定をしてもらったわけではなく、現在の売りたいものの条件などを買取業者に伝えて「おおよそこれくらいの買取金額になる」と言われるのが見積もり金額。さらに業者から「今日中ならこの金額で買い取れる」と条件を提示されるケースもあります。こちらについても実際の商品をしっかり見ないとしっかりとした金額は出ませんのであくまで「目安」と考えた方が良いと思います。

見積もりは、買取業者によっては見積書を出してくれることもあります。この見積書があれば、他店との交渉の際にも有利になる。書類ではなくメールなどでもいいので、見積書を出してもらうようにしても良いかもしれません。

口頭だけでは証拠を残すことができず、不透明な取引を行うことになってしまいます。とはいえ、査定額よりは精度の上がる金額です。見積書を必ず出す業者や、頼まれれば出してくれる買取業者もいます。そのため、本当に買取金額に近い金額を知ることができるでしょう。

しかし条件に満たない場合は簡単に下げられてしまう金額でもあり、実際に商品を見てから傷、汚れ、付属品の有無などあれこれと理由をつけて減額される可能性もあるので注意が必要です。状態をお伝えの際は「良いところ」だけではなく「悪いところ」も確実に共有したほうが実際の査定の時に大きな差が生まれない！

■買取価格とは

買取金額は、査定を行った買取業者が実際に買取を行う際の金額です。査定額、見積もり金額、そして最後に提示されるのが買取金額。依頼者と交渉し、双方が納得して取引を行う際の金額であり、契約書にもこの買取価格が記載されます。

■買取業者選びの際に注目すべきポイント

では、買取業者を選ぶ際は査定額・見積もり金額・買取価格・入金額のどの部分に注目すればいいのだろうか。また、確認すべき点はどこにあるのだろうか。

買取業者選びの際にチェックポイントをご紹介！

その１：手数料の確認

その買取業者のホームページなどを確認し、何に対して手数料がかかるのかを確認しましょう。送料、出張料、査定料、返却料、キャンセル料、メンテナンス料、振込手数料などなど、買取には様々な手数料がかけられることが多いですが、買取大吉は無料で承ります！買取金額が高い、買取リスト、実績に高い金額が掲載されていても、このような手数料を差し引くことで結局他の業者と同じような金額になるということもよくあります。

その２：保証の確認

買取業者の中には、買取金額を保証してくれる業者もあります。最低金額を保証してくれる業者を選べば、買取金額が低くてもそれ以上下がることはありません。しかし、商品の状態によってはまだまだ減額される可能性があるので注意が必要です。見積もり金額の段階でよくあるのが「最高でこれくらいの価格で買い取ります」という金額を出されることがあります。実際には状態等によってこれ以下の価格になることもありますのでご注意下さい。

また、あまりにも価格相場の変動が激しいアイテムを売りたい場合は、買取金額をキープする保証がある買取業者もあるようです。ネットで申し込み、期日までに商品を買取に出すことで、サイトに掲載されている金額で買い取ることが可能になります。

その３：見積書をもらう

見積もり金額を出されたら、必ずその見積書を受け取るようにしましょう。ネットの事前査定などならメールで見積もり金額が送られてくるので、そのメール内容を削除せずに保存しておくことが大切です。実際にその買取業者に買取を依頼して、見積もり金額と大きな差があった場合はこの見積書を提出してどのような点が減額対象となったのか質問することができます。

また、他社にも査定を依頼している場合は、この見積書を提示することでより高い金額で買い取ってくれることも。有効な証明となるケースが多いため、価格交渉のためにも見積書は大切です。

その４：買取業者を比較する

買取金額が高くても手数料を差し引かれる業者、買取金額は低いものの手数料は不要となる業者など、買取業者によって買取金額、手数料は様々です。買取大吉は業界最大級のお取り扱い商材と査定などには一切の手数料をいただかないサービスを取っております。

買取業者と電話で連絡が取れる、対面で交渉をしている場合は、「最終的にこちらに支払われるのはいくらですか」と聞き、はっきりとした返答をもらうようにしましょう。この金額を確認することで、他店との価格を比較しやすくなります。