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世界一希少な宝石は? 珍しい宝石ランキング10選と世界の希少石一覧

世界一希少な宝石は? 珍しい宝石ランキング10選と世界の希少石一覧
今泉沙希(いまいずみ さき)
記事の監修者
査定歴13年
今泉沙希(いまいずみ さき)

ブランドやジュエリーを専門とする査定士。
数千点以上の査定実績を持ち、専門知識と丁寧なヒアリングをもとに“正確で公正な査定”を行っています。
コラム監修では、現場経験を活かし市場の動向や査定のポイントをわかりやすく解説しています。

世界中には色とりどりの美しい宝石が見つかっていますが、その中でも市場で滅多に流通されない「希少石」というものが存在します。今回は、世界に眠っている希少価値の高い珍しい宝石をご紹介します。お気に入りをぜひ見つけてみてください。

希少石とは

「希少石」と呼ばれる石は「限られた地域で採掘できる石」や「原石の絶対数が少ない石」といわれています。市場でお目にかかること自体が珍しく、時にはダイヤモンド以上の価値をもつ場合もあります。中でも有名な希少石は、以下の宝石です。

世界三大希少石とアメリカ三大希少石

希少石の中でも有名な宝石は、世界三大希少石とアメリカ三大希少石に分類されるものです。どれも産出量が極めて少ない宝石で、鮮明な色合いや独特な変色効果を持ち、資産価値も高いです。

コレクターの間でも人気が非常に高く、コレクションとして手元に収めておきたい逸品として注目されています。

世界三大希少石 アメリカ三大希少石
パライバトルマリン レッドベリル
パパラチアサファイア ベニトアイト
アレキサンドライト ロードクロサイト

世界の珍しい宝石ランキング10選

それでは、世界に眠る珍しい宝石を10種類ご紹介します。どの宝石も採掘できる地域や産出量が限られており、鮮やかな輝きを放ちます。

パライバトルマリン

パライバトルマリンは、1980年代にブラジル・パライバ州で発見された、ネオンブルーの宝石です。

光源の違いによって輝き方が変わるという特徴があり、自然光ではネオンブルーが鮮やかに輝き、LED照明ではより青みが強調された輝きを放ちます。銅とマンガンを含有することで独自のネオンカラーを発色し、ブルーが濃いほど評価が高いようです。

歴史は比較的浅いですが、その美しさと輝きから「世界三大希少石」の一つに数えられています。

アレキサンドライト

アレキサンドライトは昼と夜で表情が変わる、世界三大希少石の一つです。

日中は太陽などの自然光を浴びると青緑色、夜は白熱灯などの人工光の下でルビーのような赤へと劇的に変化します。「昼のエメラルド、夜のルビー」ともいわれ、この変色性がなければアレキサンドライトと認められないため、産出量は非常に少ないです。

19世紀にロシアで発見され、当時のロシア皇室に献上されたことから「宝石の王様」と称されています。

パパラチアサファイア

サファイアは青い色合いが一般的ですが、こちらのパパラチアサファイアは、夕日のようなピンクオレンジのカラーが特徴的です。「蓮(はす)」を連想させる色合いから、スリランカの言葉で「蓮の花」を意味するパパラチアが由来となっています。

ピンクとオレンジの中間色でなければならないため、産出量が限られており、特に天然のパパラチアサファイアは非常に高価です。この希少性から「サファイアの王」と称されています。

グランディディエライト

グランディディエライトは、2014年にマダガスカルで宝石品質の原石が発見されたことで注目を浴びました。

マダガスカル政府が「国の宝」として海外への輸出規制を行っており、流通量自体が制限されています。その希少性の高さから、アメリカの経済誌『Forbes(フォーブス)』で「世界で3番目に高価な宝石」と紹介されたこともありました。

多色性をもち、角度を変えることで黄色や青紫色など異なる色相を楽しめます。

タンザナイト

ブルーやバイオレットのような色合いをもつタンザナイトは、産出国であるタンザニアが由来となった宝石です。タンザニアにある「メレラニ鉱山」で唯一、採掘できます。

鉱物名では「ゾイサイト」と呼ばれ、バナジウムが含まれることにより神秘的で美しい青紫色へと発色します。多色性があり、その輝きはタンザニアの夕暮れの空を映し出しているかのようです。

1960年代に発見された比較的新しい宝石ですが、近年は産出量が減少傾向にあり、人気の高さから価格が高騰しています。

ベニトアイト

アメリカの三大希少石の一つであるベニトアイトは、サファイアのような透明感のある青色をもつ宝石です。

虹色の強い輝きを放つという特徴があり、その光はダイヤモンドに匹敵します。宝石の内部にある内包物(インクルージョン)がないほどその輝きは強く、かつ透明度が高いものほど希少性が高いです。1カラット100万円以上の価格となる場合もあります。

主要な採掘場所であったアメリカのカリフォルニア州にあるディアブロ鉱山が閉山されているため、今後は希少価値がさらに高くなると見られています。

レッドベリル

ブルーやイエローなどさまざまなカラーが存在するベリルですが、その中でもレッドベリルは産出量が極めて少ないレアストーンです。

アメリカのユタ州周辺のみで産出され、含まれるマンガンの量によって色の濃淡が決まります。内包物が入りやすいという特徴があるため、透明度の高いものは特に希少です。

コレクターたちの中でも高い人気を誇り、小さな原石でも状態がよければ高値で取引される傾向となっています。

ロードクロサイト

ロードクロサイトは、主にアメリカのコロラド州で産出される宝石です。赤く発色するものが多いですが、ピンクやオレンジ、イエローなどカラーバリエーションが豊富にあります。

透明度が高く赤色が濃いもの、猫の目のような縦縞模様のキャッツアイ効果が見られるものは宝飾品としての希少価値があり、高い評価を受けやすいです。

ギリシャ語では「バラ色の宝石」という意味があり、『インカローズ』という名称で、パワーストーンとして販売されることもあります。

ノンオイルエメラルド

世界四大宝石の一つであるエメラルドの中でも、内包物や傷が目立たないナチュラルなものは、ノンオイルエメラルドと呼ばれています。

一般的なエメラルドは、内包物や亀裂が目立つため、「オイル処理」を行ったうえで市場に流通しています。この加工処理を行っていない天然のエメラルドは非常に稀で、特にコロンビア産のものは品質がよいといわれています。

そのため、ノンオイルエメラルドを購入する際は、鑑別書を確認するのがおすすめです。「透明剤の含浸の痕跡は認められません」や「None」などの記載がないかよく見てください。

ピジョンブラッドルビー

ピジョンブラッドルビーは「最高品質のルビー」といわれています。鳩の血のように極めて鮮やかで深い赤色をもち、内部からの輝きが強いです。

一定の濃さがないと認められないため、熱処理によって赤色を引き出していることが多いです。しかし、稀に「非加熱ピジョンブラッドルビー」という希少価値の高いものが流通することがあります。

小さいものが多いため、1カラット以上あれば価格が跳ね上がることもあるようです。

世界の希少石一覧

世間にあまり知られていないレアな宝石は、世界中に数多く眠っています。五十音順にまとめましたので、一挙ご紹介します。

【ア行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
アウイナイト 19世紀にドイツで発見された、ネオンブルーの宝石。和名では「藍宝石(らんぽうせき)」と呼ばれる。ブラックライトで照らすと、オレンジ色に蛍光する個体もある
アズライト 銅を主成分とする炭酸塩鉱物の一つ。深海のような鮮やかなブルーは神秘的で、美しい。「喋る石」という異名をもつ
アナテース 強い光の分散による輝きを放つ、チタンの酸化鉱物。青や黄色、赤褐色などカラーが豊富。両端が尖った八面体に近い結晶形をもち、1cmを超える大きさのものは希少といわれている
アホイトインクォーツ 透明なクォーツに「アホイト」と呼ばれる鉱物が内包された石。「パライバブルー」と称される美しい色合いで、インクォーツ系の中でも人気が高いといわれている
アポフィライト 欧米では「フィッシュアイ・ストーン」、和名では「魚眼石」と呼ばれている。一般的にはカラーレスで、魚の眼のようにギラリと輝く。原石のまま流通していることが多い
アラゴナイト フォスフォレッセンス 不透明なものが多いアラゴナイトの中でも「フォスフォレッセンス」という光学効果をもつ、希少な個体。紫外線ライトを当てると蛍光し、消してもしばらく発光する
アングレサイト 鉛や亜鉛の鉱床で形成された鉱石。紫外線ライトを当てるとオレンジ色に蛍光するものがある。重晶石グループに属し、ずっしりとした重みがある
アントヒルガーネット 深紅ともいえる色合いをもつガーネット。クロムを含むことで鮮やかな赤へと発色。アメリカ・アリゾナ州で蟻塚付近から発見されたことが由来。希少価値が高い
アンブリゴナイト/モンテブラサイト 「双子」のような鉱物。どちらもリチウムが含まれており、よく似た成分で形成されているため、併記されることが多い。ガラス光沢をもち、シャープな印象を与える
イエローダイオプサイド ダイオプサイドの中でも希少カラーといわれているレアストーン。複屈折によって内部が2重に見える「ダブリング」効果をもつ
インディゴライト トルマリンの一種で、藍色に発色したものを指す。産出量が少なく、色が濃いものほど希少価値が高いといわれている
ウィレマイト オランダ初代国王ウィレム1世に敬意を表して命名された鉱石。紫外線を当てるとネオングリーンに蛍光する特徴をもつ
ヴェイリネナイト 鮮やかなオレンジやピンクの色合いが印象的な希少石。0.1~0.5カラット程度のサイズで流通することが多い。透明度が高いほど希少価値が高い
ウルツァイト スファレライトと同じ、硫化亜鉛からなる鉱物。スファレライトよりも高温の条件下で形成されるため、産出量は極めて少ない。赤みのあるオレンジが特徴
ウルフェナイト ビビットなオレンジカラーが特徴的で、角度を変えると美しい光沢を放つ。カット可能な原石がほとんど採れないといわれている
エオスフォライト ギリシャ語で夜明けを意味する「エオスフォーロス」が由来。チルドレナイトに含まれる鉄がマンガンに置き換わることで形成された。ピンクやオレンジ、ブラウン、無色などの色合いをもつ
エカナイト 微量のウランとトリウムを含む、天然の放射性鉱物。1953年にスリランカで発見された。スター効果やキャッツアイ効果などの光学効果を見せるものがあるが、取り扱いには注意が必要
エデナイト/パーガサイト オレンジやイエロー、グリーンなどの色合いをもつ、ガラス光沢が美しい宝石。両者が混ざり合った状態での産出が確認されており、中間の成分と判断した場合は、鑑別上名前が併記される
エピスティルバイト スティルバイトに似た放射状・束状の結晶が特徴。非常に割れやすく、ルースカットできる原石が見つかりにくい。エピとはギリシャ語で「近似」という意味
オージェライト アルミニウムを含むリン酸塩鉱物。純粋なものは無色だが、鉄分が含まれると黄色や黄緑色に発色する。カット可能な結晶を見つけること自体が非常に困難な希少石
オージャイト 主に深みのある緑や黒色の色合いをもつ宝石。硬度が低く割れやすいため、装飾品よりもコレクション向けに適している。和名では「普通輝石」と呼ばれる
オレンジゾイサイト 鮮やかなオレンジ色のゾイサイト。ゾイサイトは加熱処理によって色調を変化させることが多く、天然のオレンジカラーは希少価値が非常に高い

【カ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
ガスペイト 最初の発見地である、カナダのケベック州にあるガスペ半島から名づけられた鉱物。ニッケルを多量に含むことから、明るい緑色の色合いとなっている
カタプレイアイト ジルコニウムを含む希少石。宝石品質を満たす原石はカナダのケベック州のみで採掘されるため、市場への流通は滅多にない。強い複屈折性をもち、やわらかな光を放つ
カメレオンダイヤモンド 明所や暗所、加熱や当たっている光の種類によってさまざまな色へと変化するダイヤモンド。水素の含有率が高く、その影響で変色現象が出ていると考えられている
カルサイト フォスフォレッセンス 「フォスフォレッセンス」という光学効果をもつカルサイト。対象物に紫外線ライトを当てると蛍光するという特徴がある。ライトを外しても、しばらくの間は光り続ける
キャシテライト 青銅器時代から使われていたといわれる鉱物。宝石品質のものは多色性をもつ、透明度の高い赤みのあるライトブラウンが産出されるが、採掘量は少ない
キュープライト 色の濃いガーネットのような見た目をした赤い宝石。銅を多く含んでおり、ダイヤモンドのようなギラギラとした強い輝きを放つ
クリノヒューマイト 主にタジギスタンやタンザニアで採掘されるハチミツ色の宝石。結晶が小さいものが多く、1カラット以上で産出されるものは珍しいといわれている。内包物が入りやすいという特徴がある
グリーン スファレライト ダイヤモンドのように七色の輝きを放つ宝石。スファレライトはオレンジや赤褐色が多く、グリーンは希少価値が高いカラーといわれている
グリーンダイヤモンド ダイヤモンドの結晶が地下深くで自然界の放射線の影響を受けて変色したもの。人工的に製造することも可能なため、無処理のものは希少価値が高い
コバルトスピネル 鮮やかで濃いブルーが特徴的なスピネル。鉄とコバルトが含まれることで青く発色するが、こちらはコバルトの成分が多い
ゴールデンアイオライト 名前のように黄金色のような温かみのある色合いをしたアイオライト。一般的な青や紫色のアイオライトよりも希少価値が高い
コールマナイト 無色また白い色合いをもつホウ酸塩鉱物の宝石。熱や酸、衝撃に弱いため、ルースにカットされることは極めて稀なレアストーン
コーンフラワーブルーサファイア コーンフラワーは和名で「矢車菊」という意味。歴史的にもヨーロッパの王室や貴族に愛されたブルーサファイアだが、現在は市場でも滅多に見かけないため、「幻のサファイア」と呼ばれている
コンドロダイト ギリシャ語で「粒状」という意味の宝石。マグネシウムの含有量が多く、比較的脆い性質をもつ。そのため、宝石質のものはほとんど流通しない

【サ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
サニディン ドイツ・アイフェル地方で産出される。火山由来の宝石で、生成環境の影響で内包物を含みやすい特徴がある。宝石品質の個体が流通するのが稀な希少石
ジェムシリカ 鮮やかな青緑色が印象的な宝石。艶のある上品な色合いは、コアなコレクターから人気がある。「シリシファイド・クリソコラ」と呼ばれることもある
ジェレメジェバイト 透明感と艶やかさが魅力的な宝石。白やカラーレスのものが多いが、中には黄色や青の色合いもある。市場ではナミビア産のものが大半を占める
シナバー 「血のような赤」ともいわれる独特な色合いの宝石。屈折率がダイヤモンド以上で、キラキラと輝く。古代中国やインドでは、不老長寿の薬として愛用していたといわれている
シリマナイト シルクの輝きが特徴的な宝石。見る角度によって色が異なる多色性をもつ。繊維状の結晶集合が含まれておりキャッツアイ効果を確認できる場合がある
シーライト 黄色や褐色系の色合いをもつ。大粒になるほど透明度が低い性質のため、宝石品質のものは小さいサイズが多い。ダイヤモンドに似た輝きを放つといわれている
ジンカイト スファレライトなどの亜鉛鉱物の仲間で、和名では「紅亜鉛鉱(こうあえんこう)」と呼ぶ。亜鉛の精錬過程で偶然生成されたものが主に流通しているため、天然のジンカイトは希少価値が非常に高い
シンハライト 20世紀に発見された三大宝石の一つ。一般的に灰色や淡黄色の色合いが流通しており、スリランカやミャンマー、タンザニアで主に産出されている
スターペリドット 石の表面に交差した光の筋が星の模様にみえるペリドット。主にオリーブグリーンの色合いで、オイル感のある艶感が魅力的。市場に出回ることがほとんどない希少石
スティビオタンタライト ネオンのような鮮やかなイエローが目を引く宝石。ブラックライトや紫外線などに当てると色が濃くなる「テネブレッセンス効果」をもつ
ストロンチアナイト 蛍光と燐光の両方の特性をもつ。ジェムカットできるような原石が少なく、宝石として出回ることが珍しい希少石
スミソナイト 翡翠のような色合いをした半透明の宝石。含有成分によって、ピンク、イエロー、オレンジなど、明るいパステルカラーに発色する
スピネル式双晶 八面体結晶の双晶によって三角形の板状結晶を形成するスピネル。おにぎりのようなかたちが特徴的
スファレライト ダイヤモンドのような、まばゆい輝きが特徴の宝石。硬度が低くジュエリー向きではないが、その美しい輝きからコレクターを中心に注目されている
スフェーン 黄緑をはじめとしたバリエーション豊かなカラーが魅力。強い複屈折により「ダブリング」と呼ばれる現象が見られ、柔らかく優美な輝きを放つ
セルサイト 鉛を主成分とした炭酸鉛鉱物の一種。太陽光に当てると七色の輝きを放つ。硬度が低いため、ジュエリーとしての使用は不向き
セレンディバイト 黒に近いブラウンの色合いが特徴。2015年のフォーブス誌では『世界で4番目に高価な宝石』として紹介された。光に透かすと多色性を見せることがある

【タ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
ターフェアイト 1980年代までに50石ほどしか採掘されていないといわれる、産出量が極めて少ないレアストーン。淡い紫色が特徴的で、濃いほど希少性が高い
ダイオプテーズ 青みのあるグリーンが美しい宝石。発見当初はエメラルドと間違えたという逸話があるほど、深みのある色合いがエメラルドに似ている。硬度が低く、加工が難しい
ダトーライト 結晶の形がいくつもある宝石で、柱状や粒状、ぶどう状などがある。カラーレスをはじめ黄緑や緑色などバリエーションが豊富
ツグツパイト 紫外線に当たると色が変わる「テネブレッセンス効果」をもつ。濃いピンク色と変色し、遮光してもしばらくはその色が持続するという特徴がある
デマントイドガーネット ダイヤモンドのような強い輝きを放つ、緑色のガーネット。結晶内部に「ホーステール(馬の尻尾)」と呼ばれる内包物があるものは、価値が高いといわれている
デュモルチェライト単結晶 鮮やかな青色が特徴的な宝石。デュモルチェライトは、一般的に繊維状や微針状結晶の集合体として産出されるため、単結晶のものは希少価値が高い
ドラゴンガーネット 紫外線を当てると真紅のように強く蛍光する、新種のガーネット。タンザニア産やケニア産のものに多く見られる

【ナ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
ナトロライト ゼオライトに属する鉱物の一つ。透明でガラスのような美しい光沢をもつが、熱に弱く溶けやすいため、加工が難しい
ノンオイルエメラルド エメラルドの中でもオイル含浸処理を行っていない天然のエメラルド。色が濃く、鮮やかさが際立つ

【ハ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
ハイアロフェン オーソクレースとセルシアンの中間的な組成をもつ宝石。主に無色や白、淡い黄色の色合いで、ガラス光沢をもつ
バイアナイト 名前はブラジルのバイーア州で発見されたことが由来。現在もこの地域のみで見つかっているが、ほとんどが小さな粒状結晶。研磨が難しいため、ルースカットされないことが多い
バイカラートルマリン 1つの結晶で2色のカラーが楽しめるトルマリン。ピンクとグリーンの2色が多く、はっきりとしたコントラストが特徴。ほかにはピンクとブルー、グリーンとカラーレスなどの組み合わせがある
パウエライト シーライトに含まれるタングステンがモリブデンに置き換わって形成される希少石。紫外線に当てると蛍光する性質をもつ
バスタマイト ウォラストナイトに含まれているカルシウムの一部がマンガンに置き換わった鉱物。褐色がかったピンクの色合いが美しく、海外では「ピンクジェムシリカ」と呼ばれることもある
バライト バリウムを主成分とする宝石。和名では「重晶石(じゅうしょうせき)」と呼ばれ、宝石の中でも重たい性質をもつ。白、青、黄色などバリエーションが豊富
パラサイト隕石 鉄ニッケル合金の基質にペリドット(かんらん石)の結晶が含まれた美しい隕石。光に透かすと、模様がステンドグラスや万華鏡のようにみえる。宇宙のみで生み出されるという、奇跡のレアストーン
パーガサイト フィンランドのパーガスという地域で発見された宝石。結晶が小さく亀裂が入りやすい性質のため、宝石として加工できるものは希少。クロムが含まれるとエメラルドのような緑色に発色する
バーバンカイト ストロンチウムやセリウムなどの希土類元素を含む炭酸塩鉱物。ネオンのようなイエローカラーに発色する。微量の放射性元素を含むことがあり、取り扱いには注意が必要
ピジョンブラッドルビー 鮮やかで深い赤色をもつ最上品質のルビー。加熱処理で赤い色合いを引き出すことが一般的なため、非加熱のものは希少価値が非常に高いといわれている
ピンクグロッシュラーガーネット カルシウムの一部がマンガンに置き換わったことで、赤みを帯びたピンク色へと発色したグロッシュラーガーネット。別名「ラズベリーガーネット」とも呼ばれる希少カラー
ピンクスギライト マンガンによって紫色に発色したスギライトの中でも、アルミニウムが多く含まれることで鮮やかなピンクの色合いを示すもの。希少価値が高い
ピンクゾイサイト ゾイサイトの中でも産出量が少ない希少石。桜の花びらのような美しい色合いが魅力で、コレクター人気も高い。「ピンクタンザナイト」として販売される場合がある
ピンクベニトアイト 無色のベニトアイトを加熱すると、稀にピンクの色合いへと変わる。天然のものはほとんど確認されていない希少カラー
フォスゲナイト 鉛が含まれている炭酸塩鉱物。紫外線に当てると蛍光する性質をもつ。主に淡いピンクやイエロー、無色の結晶として産出するが、割れやすいためカットは困難
フォスフォフィライト ボリビアで最初に発見された、透明感のあるブルーグリーンが美しい宝石。宝石品質の結晶が非常に少なく、割れやすい。コレクター向けの希少なレアストーン
フォルステライト ペリドットと同じオリビングループの宝石。マグネシウムを含むケイ酸塩鉱物で、鉄がほとんど含まれていない点がペリドットと異なる。カラーレスのものが産出される
ペイナイト 1950年代にミャンマーで発見された希少石。『世界で最も希少な宝石』として、ギネスブックに掲載されている。赤褐色や暗褐色などの色合いをもつ
ベキリーブルーガーネット 1990年代後半にマダガスカルのベキリー地区で発見されたガーネット。それまで発見されていなかった青色をもつことから、希少性があり、コレクター人気も高い。アレキサンドライトのように光源によってカラーチェンジする
ヘミモルファイト 南国の海のような鮮やかなブルーが印象的な宝石。青以外にも黄色や緑、茶色などカラーバリエーションが豊富。主に葡萄状の集合体として産出される
ベリロナイト ナトリウムとベリリウムのリン酸塩鉱物で、透明度の高いものはガラス光沢をもつ。最初に発見されたのは1886年だが、新鉱物とは認識されず、2年後に特定された
ヘルデライト 宝石への加工が難しいレアストーンの一つ。大きな原石がほとんど見つからない。色は産地によってさまざまだが、中でもブラジル産のゴールデンブラウンの色合いが人気
ポードレッタイト ピンク系の宝石の中でも希少中の希少といわれている。市場に出回るほとんどが1カラット未満で、インクルージョンのない結晶は稀。多色性をもつ
北海道石 北海道でのみ見つかっている2023年に発見された新鉱物。オレンジの色合いが多く、紫外線ライトを当てるとネオングリーンに蛍光する
ポルサイト セシウムを含むゼオライトグループの一つ。白濁した個体が多く、無色のものは希少価値が高い。オイル感のある光沢が特徴
ボレアイト メキシコのボレオ地区で発見されたことが由来。インディゴブルーのような深い色合いで、ガラス光沢がある。光を通すと、青緑色に見えることがある

【マ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
マイクロライト レアメタルの『タンタル』が含まれている宝石。八面体の結晶で産出されることが多く、オレンジ、イエロー、グリーンカラーのものが見つかっている
マグネサイト カルサイトに含まれているカルシウムがマグネシウムに置き換わった鉱石。結晶化自体が稀な希少石で、パワーストーンとして販売されることが多い
マグネタイト 磁石にくっつくほどの強い磁力をもつ、鉄の酸化鉱物。ブラックベリーのような濃い黒の色合いが特徴
マンガノコロンバイト マンガン成分が多く含まれる希少なレアメタル鉱石。マンガンの割合が多いほど褐色から赤に発色し、透明度の高い宝石質の結晶となる
マスグラバイト 淡いピンクからパープルの色合いをもつ宝石。ターフェアイトを詳細に鑑別する中で見つかるため、希少価値が非常に高い。カラーレスの場合もある
マンガノタンタライト 宝石品質の結晶として見つかることは非常に稀な宝石。タンタライトにマンガンが含まれたことで、黒から赤へと変色。屈折率がダイヤモンドに匹敵するほど高い
マンガンアキシナイト アキシナイトの一種。マンガンが含まれたことで、ブラウンやすみれ色、青色などに変色する。ルース(裸石)としての流通は極めて稀
メライト 紫外線に当てると青く蛍光する、有機鉱物。ミツバチの巣から採取される蜜蝋に似た色合いが多く、別名「ハニーストーン」と呼ばれている
マグネシオアキシナイト マグネシウムを主成分とするアキシナイト。アキシナイトの中では希少性が最も高いといわれる。柔らかい紫色の色調であることが多く、紫外線に当てると赤やオレンジなどに蛍光する
モルダバイト およそ1,500万年前の隕石落下によって形成された鉱物。隕石が飛散した範囲がモルダウ川周辺に集中していたことが由来とされている

【ヤ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
ユークレース 発見当初、アクアマリンと勘違いされた宝石。ガラスのように透き通っており、美しい輝きを放つ
ユーディアライト グリーンランドで発見された宝石。ルビーにも似たワインレッドの鮮やかな色合いが美しい

【ラ行】世界の希少石一覧

宝石名 特徴
ラズライト(天藍石) 藍色や青色、青緑など青系統のバリエーションが豊富な宝石。青色が濃く、サイズが大きいものほど希少価値が高い
ラタナキリブルージルコン カンボジアのラタナキリ州で産出されるブルージルコン。ネオンブルーが美しく、ダイヤモンドのような強い輝きを放つ
リチオフィライト トリフィライトに含まれる鉄成分がマンガンに置き換わったことで、オレンジ色に変色した鉱物。ガラス光沢をもち、夕暮れの日差しのような光を放つ
リバースカラーチェンジジルコン 一般的に、光を当てると寒色系から暖色系にカラーチェンジするが、このジルコンは逆の変化が見られる。自然光や蛍光灯下では青系統、白熱灯では緑系統に変化する
リビアングラス リビア砂漠で採取される天然ガラス。ツタンカーメン王墓から出土した装飾品に使用されている。「リビアンデザートグラス」とも呼ばれている
リューサイト 和名では「白榴石」と呼ばれる宝石。原石の産出量は多いが、宝石品質のものがほとんど採れないため、希少性が高い。光の当て方によって虹色のような色彩に変化するという遊色効果をもつ
レインボーラティスサンストーン 虹色の光の格子が浮かび上がる宝石。石の表面が砂金のように輝く「アベンチュレッセンス」と、青色や白色の光が石の表面に浮き出る「アデュラレッセンス」という光学効果を併せもつ
レッドベリル コレクターの間で人気が高いといわれる宝石。産出量はごくわずかで、アメリカのユタ州周辺でしか採れない。過去に「レッドエメラルド」という名前で展開されたことがある
ローディザイト/ロンドナイト 1999年以前は「ローディザイト」と統一されていた宝石。カリウムが多く含まれた場合は「ローディザイト」、セシウムが多ければ「ロンドナイト」と分類される
ローレントーマサイト 2019年にマダガスカルで発見された、青緑の新鉱物。角度を変えるとブルーやイエローに見える強い2色性をもつ。グランディディエライトと間違えられやすい

希少石に関するよくあるQ&A

最後に、希少石に関するよくある質問と回答を2つご紹介します。どちらも希少石が欲しい方には気になる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

世界一希少な宝石は?

世界一を一概に決めることは難しいですが、少なくとも本記事で紹介した希少石のなかでは、ギネスで「最も希少な宝石」として登録されたことがあるペイナイトが有力と思われます。

1950年代にミャンマーで発見されて以来、カット可能な宝石品質のペイナイトは数が少ない状況で、コレクターからの注目度も高いです。

ほかには、レッドベリルやポードレッタイトのような市場流通が非常に少なく、産出量も極端に少ないものは希少性が高い宝石といえます。

希少石を高く売るためのコツはありますか?

買取業者などへ希少石を高く売却するためには、やはり宝石の「外観品質」と「知名度」がポイントになります。

一般的に、透明度、色味、大きさ、輝きの質がよければ、買取額も高くなると考えられています。特に希少石は、大きさが1カラット未満のものが流通していることが多いため、大きいものほど高い評価を受けやすいでしょう。

また、希少石は市場での知名度や人気によって買取額が大きく変動しやすいです。世界三大希少石であるアレキサンドライトのように需要の高い宝石ほど高値が付きやすい傾向があります。

まとめ

世界には多くの希少石が眠っています。もはや自然が生み出した奇跡といえるもので、コレクションとして収集したくなるほどの存在感があります。もし、興味のある宝石がありましたら、専門店や通販サイトを中心に探してみましょう。貴重な宝石との出会いが、人生をより豊かにするきっかけになるかもしれません。

今泉沙希(いまいずみ さき)
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査定歴13年
今泉沙希(いまいずみ さき)

ブランドやジュエリーを専門とする査定士。
数千点以上の査定実績を持ち、専門知識と丁寧なヒアリングをもとに“正確で公正な査定”を行っています。
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