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エルメスのリュック

1889_エルメス リュック

バッグの頂点といっても過言ではない、エルメス(HERMES)。バーキンやケリーなどはよく知られていますが、リュックスタイルのバッグは意外と語られることが少ない印象があります。そこで、ここではエルメスのリュックについて紹介します。

エルメスの歴史

1837年、ティエリ・エルメスがパリに馬具工房を開いたのがブランドの始まりです。ティエリの馬具は堅牢性とデザイン性において非常に高品質でした。その評判から、王侯貴族からも愛され、1867年の万国博覧会に出展し受賞します。1892年に馬乗りがスマートに馬具やブーツを収納できるようにとデザインされたのが「オータクロア」です。

時代は産業革命によって人々の生活ががらりと変わりました。移動手段も次第に馬車から、鉄道や自動車に代わろうとしている時代でした。そうした風向きの変化をエルメスは敏感に察知し、馬具製造のノウハウを活用してバッグや女性の服飾品を製作し始めました。長距離旅行をする人々がより簡単にかつ安全に鞄を開閉できるようにと、それまで車や馬車の幌に使われ始めていたファスナーを世界で初めて鞄に採用して,1923年に製作されたのが「ボリード」です。

ジェーンバーキンが働きながら子育てをする女性の声を当時のエルメス社長ジャン=ルイ・デュマに届けたことで、1984年に誕生した「バーキン」などはエルメスに脈々と受け継がれる、豊かな先見性と創造性の賜物と言えるでしょう。

手の届くエルメスリュック「エールライン アド」

圧倒的な素材のバラエティを誇るエルメスは馬具工房のルーツもありレザー素材がとくに有名です。このエールラインはちょっと異なり、ナイロン素材でできています。ナイロン素材は雨にも強いため天気を選ばず、頑丈なため機能的なバッグに採用されます。プラダのナイロンバッグなども有名ですね。

四角いシルエットで書類なども収まりがよく、ジオメトリックな模様はユニセックスで使えるデザインです。ベルトは幅広でH模様が織られているのがさりげないポイントになっています。今や廃番になってしまいましたが、使いやすいアイテムで人気があったため、中古市場でいまだに出回っているアイテムとなります。しかも3~5万円くらいで購入できる場合もあります。

パーツを組み替えられる「エールバッグ アド」

エールバッグはボディがキャンバス、フラップがレザーでできておりフラップの直線的デザインはケリーにつながるものがあります。非常にシンプルなデザインです。その特徴は「分解できる」バッグであるということ。つまり、フラップやベルト、ボディなどそれぞれのパーツに自分で分解できるので、自分好みにカスタマイズできるのです。こちらも人気のバッグでありながらも廃番になってしまいますが、「エールバッグ ジップ」というバージョンアップしたモデルが販売されました。

リュクスを背負う「シェルパ」

シェルパはエルメスの十八番ともいえる、上質なレザーの風合いを十二分に引き出すような、なだらかな曲線の一切の無駄を排したデザインです。エールラインやエールバッグが比較的カジュアルなデザインなのに対し、このシェルパはより洗練されたシルエットです。しかし究極的にシンプルなデザインはタウンユースにもってこいで、日常使うアイテム達を詰め込むには十分な容量も備えています。

ケリーのリュック「ケリー アド」

バーキンと並びエルメスバッグの一翼を担う「ケリー」。もともとオータクロアをロベール・デュマが再解釈してデザインしたハンドバッグでしたが、当時妊娠していたグレース・ケリーが膨らんだお腹をこのバッグで隠したことから注目を集めたため、「ケリー」の名を拝命することになりました。ケリーは洗練された台形のフォルムと、フラップを固定するクロアが上品な印象を演出します。

そんなケリーを背負えるようにしたのがこの「ケリー アド」です。ハンドバッグのケリーよりも横幅がキュッとなった文、オリジナルよりもころっとした可愛さが加わった印象がありますがケリーの風格はしっかりと受け継がれています。ケリー同様なかなか入手困難です。

エルメス流現代へのアイロニー?「アッカド」

今は、スマートフォン一つでなんでも済んでしまうと言っても過言ではありません。時代の流れを先回りして数々のマスターピースを生み出してきたエルメスが、これまた時代の香りを嗅ぎ取ったともいえるのがこのアッカドです。エルメス最初のバッグであるオータクロアを最小限に縮めたようなデザインは、今の時代これだけあれば十分でしょ?というエルメスのフレンチジョークが滲む気さえします。Hac à dosと表記されますが、これはフランス語のsac à dos(=リュック)をもじった言葉遊びで、これまたエルメスの遊び心が感じられますね。

まとめ

ここで紹介したアイテムはエルメスのバッグのほんの一部です。他にも複数ありますので興味を持たれた方は、ぜひオフィシャルサイトを覗いてみてください。

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