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Hermès バーキンの種類

1341_バーキン 種類 

高級バッグの最高峰ともいえるバーキン。1980年代の登場以来、機能性とデザイン性を兼ね備えたこのバッグの人気は、色褪せることを知りません。この記事ではそんなバーキンの様々な種類について紹介いたします。

エルメスというブランド

エルメスの歴史は、1837年にティエリー・エルメス(Thierry Hermès)がパリで創業した高級馬具工房に遡ります。そのため、エルメスのロゴには馬車が描かれているのです。ちなみにこの馬車はデュックという、自分自身で馬を操り走らせるタイプの馬車です。ここには「エルメスは最高の品物を用意しますが、それを使いこなすのはお客様自身です」というメッセージが込められています。

エルメス創業当時、フランス革命によって台頭したブルジョワジーが、ステータスシンボルとして馬車を所有していました。そのため、馬具は必需品であり、その上、彼の作る馬具は質が高く、品のあるデザインで、馬にも優しいと定評がありました。

その後、イギリスに端を発した産業革命によって、馬車に代わる自動車や鉄道などの新たな交通手段が発達すると、エルメスでは馬具製造技術を生かした様々な革製品が作られました。バッグもその一つで、エルメスが最初に手掛けたバッグは「オータクロア」でした。これはもともと鞍やブーツなどをスマートに持ち運べるようにと開発された、非常に容量のあるバッグで、旅行鞄としても便利でした。

その後、2代目のエミール・エルメスが、カナダで車の幌に使用されていたファスナーに着目し、旅行鞄に応用した「ボリード」を生み出します。これは世界で初めてジッパーを開閉機構に採用したバッグでした。エミールは商才に富んだ人物で、時代の欲求を汲み取る感覚に長けていました。彼によってエルメスは革製品にとどまらず、ベルトやブレスレッドなど、ライフスタイルに寄り添う様々な製品を販売するようになります。

その後、エミールの後を継いだロベール・デュマによって、エルメスのクリエーションはさらに発展していきます。ロベール・デュマの手掛けたプロダクトとして知られるのは、「ケリー」や「シェーヌダンクル」、シルクスカーフの「カレ」などです。

バーキンの歴史

バーキンはロベールの後継者、ジャン=ルイ・デュマとジェーン・バーキンの、偶然の出会いによって誕生したバッグです。ジェーン・バーキンはイギリスとフランスで活躍した歌手・モデルで、1960年代のファッションアイコンとしても有名です。また、夫のセルジュ・ゲーンズブールによるアイドル的なプロデュースでも人気が爆発し、その女性像は「フレンチロリータ」として当時の特徴的なスタイルとなりました。

二人はパリからロンドンに向かう飛行機の中で出会いました。機内で二人の席は近くで、ジェーン・バーキンは、持っていたかごバッグの中身をひっくり返してしまいます。近くにいたジャン=ルイ・デュマが「ポケットのあるハンドバッグが必要ですね」と冗談交じりに話すと、彼女は「エルメスが、仕事に子育て、動き回るお母さんが必要なものを、全て詰め込むことのできるバッグを作ってくれたら…」と答えたそうです。そうしたジェーン・バーキンの言葉をもとに、ジャン=ルイ・デュマがデザインとして1984年に完成させたのが「バーキン」です。

しっかりした二本のハンドルがあり、その広い空間のあるインサイドは、色々なものを無造作に突っ込んでも大丈夫な収納力で、カデナ(南京錠)によりフラップをロックできるため、セキュリティも確保されています。すっきりとしたフォルム、ミニマルなスタイル、カジュアルなエレガンスが、ジェーン・バーキンのパーソナリティを的確に捉えているとも言えます。一方でデザインのベースになっているのは、エルメス最初のバッグである「オータクロア」であり、エルメスの伝統も踏まえた作品になっています。

「バーキン」が誕生したとき、ジェーン・バーキンには40サイズのバーキンが贈られました。ちなみにこのジェーン・バーキンが使用したバーキンは、3.11東日本大震災の復興を支援するために、ジェーン・バーキンによってチャリティーオークションにかけられ、収益は日本赤十字社に寄付されました。

バーキンの種類

2010 So Black Birkin

当時エルメスのデザイナーであったジャン=ポール・ゴルチエによってデザインされた、真っ黒なバーキンです。ルテニウム素材のメタルパーツは黒くミステリアスな輝きをみせ、外箱や保存袋に至るまでも漆黒に染め上げられました。ボックスカーフとマットなアリゲーター素材で製作されました。ケリーも同様のモデルが用意されました。

2010 The Himalaya Birkin

ヒマラヤ山脈の連峰の雪と山影を彷彿させるような、白黒のグラデーションが美しいバーキンです。最上級のニロティカスクロコダイル(ナイルワニ)の傷のないウロコの揃った最上の部位を使い、極めて限られた最高レベルの上顧客にのみ販売された、ヒマラヤの名にふさわしい世界最高峰のバーキンです。ちなみにダイヤモンドがあしらわれたホワイトゴールドパーツの、ヒマラヤバーキンも存在します。バーキンのエベレストとでも言いましょうか…。

2012 Birkin Club

スポーティな印象のバーキンクラブは、三本の縦線状にレザーの切り替えが施されたデザインのバッグです。中央の切り替え部分がエキゾチックレザーのバージョンもあります。

2012 Birkin Ghillies

ギリーズバーキンは、スコットランドの伝統的な男性用シューズの特徴的な縁取りや、ブローギングという特徴的なパンチングに着想を得たデザインのバーキンです。ボディと縁取りの異素材や色違いの配色がチャーミングです。

2017 Birkin Touch

フラップやハンドル、ストラップ部分にエキゾチックレザー、ボディ部分にトゴなどのスムースな質感のレザーを使用した、エルメスの上質な革のコントラストを楽しめるバーキンです。コントラストの美的観点だけでなく、オールエキゾチックレザーのものよりも手軽に、エキゾチックレザーの魅力を味わえるというメリットもありました。

2018 Birkin Tressage

ボディのセンター部分に編み込みを施したバーキンです。さり気ない色の遊びが、確かな職人技と結びついた作品です。

2019 The Faubourg Birkin

エルメスのヘリテージと職人技の粋を集めて作り上げられたバーキンです。フォブール・サントノレ通り24番地にある朝・昼・夜の様々な表情のエルメスパリ本店をバーキンにした、遊び心のあるデザインです。石材とガラス窓、屋根などそれぞれのパーツが異なる素材で表現されているという手の込んだ逸品で、雨除けの付いた窓などディティールにまで妙技が光ります。

2020 The Sunrise Rainbow Birkin

日の出のような美しいグラデーションを革の切り替えで表現したバーキンです。

2020 Birkin Cargo

キャンバス素材をベースにレザーを組み合わせて5つもの大小さまざまなポケットが外側に取り付けられたミリタリーテイストのバーキンです。

2021 Birkin Picnic

バーキンのかごバッグです。晴れた休日の昼下がり、パンとワインとチーズとシャリュキュトリーを詰め込んだら完璧です。バーキンのミューズであるジェーン・バーキンが、かごバッグを愛用していたことへの、粋なオマージュでもあります。

2021 Birkin 3EN1

フラップ部分が取り外し可能なポーチになって、取り外したボディはハンドバッグとして機能するバーキンです。エルメスの遊び心が詰まっています!

2022 Birkin Rock

1930年代のライダースジャケットに着想を得たバーキンです。ジッパーポケットやチェーンとしてあしらわれたシェーヌダンクルが、エッヂイでロックな印象です。

まとめ

希少価値がどんどん高まっているバーキンは欲しくてもそう簡単に手に入るものではありません。しかし、40年ほどの歴史の中で様々なバリエーションが作られたバーキンは美術品のように見ているだけでも面白いです。

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