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【2026年最新】ロレックス「ミルガウス」の定価や価格推移を解説

【2026年最新】ロレックス「ミルガウス」の定価や価格推移を解説
石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴15年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

「ミルガウス」は、ここ数年で価格が大きく上昇しています。今回は、過去の定価および2025年現在の中古市場における価格推移について、詳しく解説していきます。

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ロレックスのミルガウスとは?

ミルガウスは、優れた耐磁性能を備えたモデルであり、独自性あふれる文字盤デザインと風防が特徴です。ここでは、その魅力と特徴を詳しく紹介します。

耐磁性に優れている

ミルガウスは、発電所や研究所など、強力な磁場が発生する環境で働く技術者や科学者のために開発されたモデルです。

名称の由来は、「ミル」がフランス語で「1,000」を意味し、「ガウス」が磁束密度の単位を表すことにあります。その名のとおり、ミルガウスは最大で1,000ガウス(約80,000 A/m)の磁場にも耐えられる設計です。

一般的な機械式腕時計では、50〜100ガウス程度の磁場でも精度に影響を受ける場合があります。それに比べて、1,000ガウスもの磁場に耐えられるミルガウスの性能は際立っています。

文字盤が個性的

現行のミルガウスは、3時・6時・9時位置のインデックスに配されたオレンジカラーが、黒文字盤に鮮やかに映えるデザインとなっています。

さらに、2014年に登場したZブルー文字盤は、ほかのどのモデルにも見られない独特の色合いを放ち、個性を際立たせています。

そして、初代モデルから受け継がれている稲妻型の秒針は、文字盤以上に印象的で、ミルガウスを象徴するデザイン要素と言えるでしょう。

「ほかの人と同じ時計は持ちたくない」「個性的なデザインを楽しみたい」という方にこそおすすめの一本です。

グリーンサファイア クリスタルが採用されている

ミルガウスの特徴のひとつに、「グリーンサファイアクリスタル」と呼ばれる風防の存在があります。

これは、緑色に着色されたサファイアガラスで、ミルガウスにのみ採用されている特別な仕様です。通常のサファイアクリスタルと比べても、その透明感と深みのある色合いが際立ちます。

また、型番末尾の「GV」はグリーンサファイアクリスタル仕様を示す略称で、一般には 「Glace Verte(フランス語で緑のガラス)」に由来すると言われています。

ロレックスのミルガウスの定価

ミルガウスは現行ラインナップから外れ、生産が終了したモデルです。ここでは参考として最終定価を掲載しています。現行では入手できないため、中古市場での取引が中心となります。

型番 最終定価
Ref.116400GV 1,109,900円

ミルガウスの定価改定の要因

ロレックスでは、過去に価格改定が行われた際、ミルガウスの定価も引き上げられたことがあります。

ここでは、こうした価格改定がなぜ実施されるのか、その主な理由として考えられる3つの要因を詳しく見ていきましょう。

原材料費が高騰しているため

ミルガウスが正規販売されていた当時も、ステンレス鋼などの素材価格の高騰に伴い、定価が見直されることがありました。

特に2022年には、ステンレス鋼の主原料であるクロムやニッケルの価格上昇が顕著でした。

こうした背景には、世界的な工業需要の拡大や地政学的リスク、円安の進行、インフレ懸念など、複数の要因が関係しています。

原材料価格の上昇は、時計業界全体での価格見直しにも影響を及ぼしており、ロレックスにおいても定価改定の一因となった可能性があります。

為替相場が変動するため

為替相場の変動も、ロレックスの価格改定に影響を与える重要な要因のひとつです。円安が進むと輸入コストが増加し、国内市場全体の価格も上昇する傾向があります。

特に並行輸入品は為替の影響を受けやすく、円安局面では価格が大幅に上昇する傾向があります。正規販売店においても国ごとの価格差が生じるため、定価の見直しが行われることがあるのです。

実際、2022年以降の円安進行や原材料費高騰の影響で、ロレックス全体の中古市場価格は上昇しました。

ミルガウスも当時は数十万円程度の値上がりが見られましたが、現在では生産終了の影響も重なり、モデルや状態によっては定価より100万円前後高く取引されるプレミア個体も存在します。

最新技術の採用により製造コストが上昇しているため

新型ムーブメントの開発や革新的な機能の導入により、製造コストが上昇し、価格改定の一因となっています。

例えばRef.116400GVには、耐磁性能に特化したムーブメント「Cal.3131」が搭載されており、磁気の影響を受けにくい構造が採用されています。

現在ではやや旧世代のムーブメントといえますが、当時としては非常に革新的で、耐磁性に優れたブルー・パラクロム・ヘアスプリングを採用していました。これはロレックスが独自に開発した合金素材で、特許技術を活用して製造されています。

こうした先進技術の採用により製造コストが押し上げられ、その結果、販売価格にも反映されているのです。

ミルガウスの中古価格推移

ミルガウスの中古相場はどの程度なのでしょうか。ここでは、「Ref.116400GV(Zブルー・黒文字盤)」と「Ref.116400(白・黒文字盤)」の価格推移について詳しく見ていきます。

Ref.116400GV

Zブルー文字盤 黒文字盤
2025年 約117~170万円 約145~170万円
2024年 約145~165万円 約140~165万円
2023年 約130~145万円 約138~165万円

※記載価格は国内中古販売店の掲載例をもとにした目安です。状態や付属品、年式によって変わる場合があります。

ミルガウスはかつてそれほど人気のあるモデルではありませんでしたが、廃盤となった現在では価格が高騰しています。

実際、Ref.116400GVの中古相場を見ると、正規販売時の定価よりも1.5倍以上で取引されるケースも珍しくありません。

生産終了となったモデルは、一般的に中古市場で価格が上昇する傾向があります。

Ref.116400

白文字盤 黒文字盤
2025年 約150~170万円 約120~140万円
2024年 約140~160万円 約140~165万円
2023年 約150~170万円 約155~170万円

※記載価格は国内中古販売店の掲載例をもとにした目安です。状態や付属品、年式によって変わる場合があります。

通常のサファイアクリスタル風防を搭載したRef.116400も、近年価格が高騰しています。

特に白文字盤は黒文字盤よりも高く、Ref.116400GVとほぼ同じ相場で取引されているのです。これは、グリーンサファイアモデルには存在しない白文字盤の希少性が、価格上昇に影響していると考えられます。

ミルガウスの価格に関するよくあるQ&A

ミルガウスに関してよく寄せられる質問として、「今後値上がりするのか」「定価で購入できるのか」といったものがあります。ここでは、この2つの疑問について詳しく解説していきます。

ミルガウスは今後値上がりする?

ミルガウスは今後、さらなる値上がりが期待されています。

理由は、生産終了による流通量の減少と、独自のデザイン性・技術的背景への再評価です。

個性的な秒針や耐磁構造を備え、コレクター人気が高まっています。新品入手が難しくなる中で、中古市場では希少性が上昇し、価格は安定的に上向く可能性が高いモデルといえるでしょう。

ミルガウスは定価で買えない?

先述のとおり、ミルガウスはすでに生産が終了しているため、正規定価での購入はできません。そのため、入手を検討する際は、信頼と実績のある中古時計専門店を利用することをおすすめします。

まとめ

2023年以降、ミルガウスはロレックスの公式ラインナップから姿を消し、事実上の生産終了と考えられています。その後も、新モデルの発表は一切ありません。

このことから、希少性が高まり、今後価値が上昇することが期待されます。ミルガウスを売却する場合は、取引実績が豊富な買取専門店に依頼しましょう。

石山真路(いしやま しんじ)
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査定歴15年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

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