全国1600店舗以上展開中!
信頼と実績の買取専門店「買取大吉」

店舗買取 出張買取

腕時計のリューズとは? 種類・役割・使い方・故障時の対処法を解説

腕時計のリューズとは? 種類・役割・使い方・故障時の対処法を解説
石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴15年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

時計を手に取ると、側面の小さな突起に目が留まります。これがリューズです。腕時計のリューズは、時刻調整やカレンダー操作に欠かせません。今回は、その特徴と注意点をまとめました。

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

腕時計のリューズとは

腕時計のリューズとは、時計のケース側面に設けられた小さな突起のことを指します。主に時刻合わせや日付調整、ゼンマイの巻き上げなどの役割を持っています。

一般的な設計では、右手で操作しやすいようケース右側に配置されますが、大型モデルでは手首への干渉を避けるため左側に設けられることもあります。

リューズの役割と由来

日本では「竜頭(りゅうず)」と呼ばれ、その名前は中国神話の「蒲牢(ほろう)」に由来します。蒲牢の吠え声が遠くまで響くことから、梵鐘に装飾されていました。

時計のリューズがこの名前で呼ばれるのは、懐中時計の紐を通す部分と梵鐘の綱を通す部分の形が似ていたことがきっかけです。

さらに、梵鐘に施された蒲牢の姿が竜に見えたことから、日本では竜頭と称されるようになったと伝えられています。

主な役割 時刻・日付の調整 / ゼンマイの巻き上げ

腕時計のリューズの種類

腕時計のリューズにはいくつかの種類があり、形状や操作方法によって扱い方が変わります。自分の時計に合ったリューズを理解して、日常の操作やお手入れを快適に行いましょう。

引き出し式

引き出し式のリューズは、つまんで引き出すだけで操作が行えるシンプルなタイプです。多くの腕時計で採用され、電池式や基本的な機械式時計でも見かけます。

リューズを引き出す段階に応じて機能が変わり、一段階で日付やカレンダーを調整し、二段階で時刻を合わせる仕組みです。直感的に操作できる構造となっています。

引き出し式リューズ 引き出して時間や日付を調整する、操作が簡単

ねじ込み式

ねじ込み式リューズは、ケース内部にしっかり固定されたリューズで、水やほこりの侵入を防ぎます。操作する際は、リューズを反時計回りに回して緩め、引き出して時刻や日付を調整します。

ダイバーズウォッチや高級スポーツウォッチに多く採用され、使用後は再びねじ込むことで内部を密閉できます。リューズが固くて動かしにくいときも、仕組みを把握すれば無理なく扱えるでしょう。

ねじ込み式リューズ ねじって固定することで防水性を高める

腕時計のリューズの役割

腕時計のリューズは小さな部品ながら、時刻調整や日付変更などの操作を支える重要な存在です。では、リューズはどのような役割を果たしているのでしょうか。

時刻の調整

時計の針を合わせるとき、リューズは欠かせない操作部です。最大まで引き出すと時針と分針を動かせ、正確な時刻に調整できます。

クォーツ式でも機械式でも同様の操作が可能で、機械式では秒針が止まるハック機能により精密な設定が行えます。海外旅行や日常の時間ズレに備え、操作方法を確認しておくと安心です。

カレンダーの調整

カレンダー機能付きなら、リューズを1段階引き出すことで日付や曜日を調整できます。多くのモデルは右に回すと日付が進みますが、左回しで操作するタイプも存在します。

複雑なカレンダー機能を備えた時計では、月や年、閏年の設定も可能です。なお、日付変更の前後数時間は針の操作を避けると内部機構への負担を抑えられ、より安心して調整できます。

ゼンマイを巻く

機械式は、ゼンマイを巻き上げることで動力を得ています。手巻き式では、リューズを引き出さずに右回しでゼンマイを巻き上げるのが基本です。

自動巻き式でも、腕の動きだけで不十分なら、手動で回して補うことができます。巻き上げ回数の目安は40~50回で、正常に作動すれば「ジージー」という巻き上げ音が耳に届きます。

防水機能の強化

高い防水性能を備えた腕時計では、リューズをねじ込む構造が採用されます。リューズをケースにしっかりねじ込むことで、内部に水やほこりが入りにくくなり、時計を安全に保護できます。

特にダイバーズウォッチでは欠かせない仕様で、リューズを確実に締めるとケース内部が密閉されます。この構造により、水中や湿気の多い環境でも内部機構を守れます。

腕時計のリューズの使い方

操作方法は腕時計の種類によって異なりますが、基本は共通しています。手巻き式では、リューズを通常の位置で回すとゼンマイを巻き上げられます。

自動巻き式でも、長期間使用しなかった際はリューズで補助的に巻くことが可能です。日付や時刻の調整はリューズを引き出して行います。

1段階引くとカレンダー、2段階引くと時刻を設定でき、操作後は元の位置に戻すことが必要です。

手巻き補助 自動巻きでもリューズでゼンマイを巻ける
引き出し段階 1段階でカレンダー、2段階で時刻を調整
操作の方向 右回しで時間や日付が進む

腕時計のリューズ取り扱い時の注意点

リューズは小さな部品であるため繊細で、操作方法を誤ると不具合の原因になります。日常の扱い方やちょっとした力加減に注意して、故障を防ぎ、時計の精度や耐久性を保ちましょう。

日付変更禁止時間に操作しない

腕時計のカレンダー機能には、操作してはいけない時間帯があります。多くは夜20時から朝4時頃で、この間にリューズを操作すると「日送り車」に負荷がかかり、故障の原因になることがあります。

どうしても操作する場合は、まず時刻を禁止時間外に調整してから日付を合わせましょう。

近年は、時間を気にせずカレンダー操作ができるモデルもあり、こまめに日付を調整する場合はそのようなモデルを選ぶと扱いやすくなります。

日送り車 カレンダーを自動で切り替える歯車

反時計回りに回さない

リューズは通常、右回り(時計回り)で回すことで針やカレンダーの調整が行われます。反時計回りに回すと、歯車の一部が逆方向に回転するため、機構の構造上、動作が正確に伝わらない場合があります。

一方で、近年の一部モデルでは、左回転でも問題なく針を進められる設計が取り入れられています。操作の柔軟性は向上しており、時間合わせの手順も簡略化されています。

ゼンマイを巻きすぎない

機械式時計のゼンマイは、時計を動かす原動力となります。リューズで巻き上げる際、途中で抵抗を感じたら無理に回さず操作を止めることが望ましいです。

巻きすぎると内部の歯車や軸に負荷がかかり、故障につながります。巻き上げ回数を把握しておくと安全に扱えます。

また、ゼンマイは消耗品であるため、定期的なオーバーホールで安定した動作を維持しましょう。

強い力で回さない

リューズは精密に設計されており、強く回すと内部の歯車や軸に負荷がかかります。回す際に引っかかりや抵抗を感じたら、無理に続けず一度手を止めましょう。

ゼンマイが巻き切った状態で回し続けると部品を痛めるため、軽い手応えを目安に操作をやめることを心がけてください。

水分や湿気が多い場所で操作しない

お風呂やプール、海など湿度や水気の多い環境でリューズを操作するのは避けましょう。リューズを引き出したままにすると、時計内部に水が入りやすくなります。

たとえ高い防水性能を備えたダイバーズウォッチでも、リューズを開けた状態では防水力が大きく低下します。

水や湿気のある場所では操作を控え、ねじ込み式リューズは確実に締めておきましょう。

腕時計のリューズのよくある故障と対処法

リューズの小さなトラブルが、時計全体の不具合につながることがあります。軽い場合は自分で対処できますが、状態によっては専門店での処置が必要です。そこで、起こりやすい故障と対処法を整理しました。

リューズが回せない

長期間使用していなかったり、湿気の多い場所で保管していたりすると、リューズが回りにくくなることがあります。内部の潤滑油が固まったり、ホコリが入り込むことが原因です。

まずはやわらかい布で外側の汚れを拭き取り、それでも改善しない場合は無理に回さず、時計修理店で点検してもらいましょう。定期的なオーバーホールも、トラブルを防ぐ助けになります。

リューズが外れる

腕時計のリューズが外れてしまう原因は、オシドリや巻き芯の摩耗、ネジの緩みなどさまざまです。オシドリはリューズを固定する部品で、操作するたびに負荷がかかります。

巻き芯はリューズと内部機構をつなぐ棒で、摩耗や錆によって破損することがあります。外れた場合は無理に戻そうとせず、必ず時計修理店で点検してもらうことを心がけましょう。

オシドリ クラウンホイールの切替レバー

リューズを引き出せない

リューズを引き出せない場合、ねじ込み式リューズが採用されていることがあります。この場合、まずリューズを反時計回りに回して緩めます。軽く押しながら回すとリューズがせり出してきます。

そこから引き出すことで、時刻やカレンダーの調整が可能です。操作後はリューズを押し込みながら時計回りに回し、無理のない操作で時計を守りましょう。

腕時計のリューズに関するよくあるQ&A

腕時計のリューズは日常的に触れる部分ですが、操作や手入れで迷うことも少なくありません。そこで、よくある疑問を整理し、安心して扱えるポイントをまとめました。

腕時計のリューズとはどこの部分?

腕時計のリューズは、ケース側面に配された小さなパーツです。時刻や日付を整える操作部でありながら、時計全体の上品さを際立たせるデザイン要素でもあります。

ブランドロゴが刻まれている場合もあり、手元にさりげない存在感を添えます。手巻き時計ではゼンマイを巻く機能も持ち、操作のひとときに高級感を感じられます。

腕時計のリューズが引き出せないのは故障?

腕時計のリューズが引き出せない場合でも、必ずしも故障とは限りません。ねじ込み式リューズは防水性を保つため、しっかりねじ込まれていると引き出せない構造です。

まずは軽く回してねじを緩める必要があります。それでも動かない場合は、内部の機構に問題がある可能性があります。無理に引き出そうとすると部品を傷めるため、専門の時計修理店で点検してもらうことをおすすめします。

まとめ

リューズは腕時計の機能を支える重要な部品です。種類や役割だけでなく、扱い方やトラブル時の対処法も理解すれば、長く愛用することができるでしょう。

石山真路(いしやま しんじ)
記事の監修者
査定歴15年
石山真路(いしやま しんじ)

貴金属・ブランド品・時計など多彩な商材を長年取り扱い、市場動向や真贋判定に深い知見を持つ査定士。
豊富な経験に基づく正確な査定と丁寧な対応で信頼を得ています。最新の市場情報にも精通し、コラム監修では実践的な知識を発信しています。

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。

この記事をシェアする

タグ一覧

買取品目のコラムカテゴリー

ブランドのコラム

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。