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Color（＝色）については、ホワイトダイヤモンドは無色透明に近いほど高い価値となります。4Cが定められるまで様々な色の格付け表記が存在し、それらが誤解を生むという懸念を解消する形で、DからZ までアルファベット順にその段階でグレーディングする格付け方法が確立されました。D に近いほど無色透明ということになります。

Clarity（＝透明度）はインクルージョン（内包物）とブレミッシュ（表面上の汚れ）における程度の低さ・少なさを表します。最も不純物の少ない「フローレス（FL）」から容易に不純物が確認できる「インクル―デッド（I1、I2、I3）」までの６つにカテゴライズされ、そこから細分化されるものも含めて11等級にランク付けされます。

Cut（＝研磨技術）については、ダイヤモンドカットの王道といえる「ラウンドブリリアントダイヤモンド」におけるファセット（カット面）の割合を計算し、輝度（明るさ）、ファイアー（白色光が虹色に分散する程度）、シンチレーション（輝きの生成量）の具合を総合的に見極めます。

Carat（＝重量）とはダイヤモンドの重さの単位で、1カラットは0.2g。かつて重さがほぼ 0.2gであったことから宝石の計量に使われた「イナゴ豆（carob）」が語源と言われます。カラット以外の条件が同じダイヤは、カラット数が大きければサイズが大きいということになり、価値が高くなります。