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掛け軸の保存方法:古い書画の劣化を防ぐためのポイント | 函館山の手店

2025年01月27日

掛け軸は日本の伝統的な装飾品であり、書画や絵画などが和紙や絹に描かれ、季節ごとの飾りや鑑賞に用いられてきました。しかし、掛け軸は湿気や直射日光、温度変化に弱く、適切な保存方法を取らないと劣化が進んでしまいます。ここでは、古い書画の掛け軸を美しい状態で長く保つための保存方法について解説します。

1. 適切な保管場所の選び方

  • 湿度管理が重要:掛け軸は湿気に弱いため、湿度が高い場所は避け、湿度40〜60%の環境で保管するのが理想です。除湿機や乾燥剤を活用して湿度管理を行いましょう。
  • 直射日光を避ける:直射日光は、紙や絹の退色や劣化の原因になります。暗所やカーテン越しの光が入る程度の場所が適しています。
  • 風通しの良い場所:カビや虫害を防ぐためにも、風通しの良い場所で保管します。ただし、冷暖房の風が直接当たらないように注意します。

2. 正しい巻き方と収納方法

  • 丁寧に巻く:掛け軸は、紙や絹を傷めないように緩やかに巻きます。巻く際にシワが寄らないよう注意し、芯棒(軸木)に沿ってまっすぐ巻くことが重要です。
  • 和紙で包む:巻いた掛け軸は、和紙で包んで保護します。ビニールやプラスチック素材は通気性が悪いため、和紙や布で包むことが推奨されます。
  • 桐箱に収納する:防湿性と防虫性に優れた桐箱に収納することで、湿気や虫害から掛け軸を守ることができます。

3. 定期的な点検とメンテナンス

  • 季節の変わり目に点検:湿度の変化が激しい季節には、掛け軸の状態を確認します。カビや虫食いがないか、変色やシミがないかを丁寧にチェックします。
  • 陰干しで湿気対策:湿気が気になる場合は、風通しの良い日陰で陰干しを行い、湿気を取り除きます。ただし、長時間の陰干しは避けましょう。
  • 専門家への相談:シミや破損が見つかった場合は、自分で処置せずに専門の修復業者に相談するのが安全です。

4. 防虫・防カビ対策

  • 防虫香を使用する:掛け軸の収納時には、防虫香(天然成分のもの)を入れることで虫害を防げます。化学薬品は紙や絹を傷める恐れがあるため避けましょう。
  • 乾燥剤の活用:桐箱の中に乾燥剤を入れることで、湿気によるカビの発生を抑えます。定期的に乾燥剤を交換することが重要です。

まとめ

掛け軸は繊細で、適切な保存と取り扱いが不可欠です。湿度や光、虫害に注意し、丁寧に保管・管理することで、長く美しい状態を保つことができます。大切な掛け軸を次の世代へと受け継ぐためにも、日々のメンテナンスと適切な環境作りを心がけましょう。

 

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