金歯だけじゃない歯科用貴金属の査定|銀色の金属にも価値がある? | 千本丸太町店
「金歯なら売れるのは知っているけれど、銀色の物は関係ないですよね?」
歯科用金属についてご相談を受けると、こんなイメージを持たれている方がいます。
確かに、見た目が金色なら「金が入っていそう」と想像しやすいものです。一方、銀色の被せ物や小さな金属片になると、そのまま処分してしまう方もいるかもしれません。
ところが、歯科用金属は見た目だけでは中身を判断できません。
金、銀、パラジウム、白金など、複数の金属を組み合わせた「合金」が使われることがあるからです。
今回は、金歯だけではない歯科用貴金属について、どのような点を確認して査定するのかをご紹介します。
歯科用金属=純金ではありません
まず知っておきたいのが、歯科治療に使われる金属にはさまざまな種類があることです。
たとえば、PMDAが公開している歯科鋳造用金合金の製品資料には、
金 71%
白金 2%
パラジウム 3%
銀 8%
銅 15%
その他の金属
という組成の製品例があります。
これは歯科用修復物や補綴物などに使用される金合金です。
一方で、歯科用合金の原料として使用する純金製品も存在します。PMDA公開資料では、金100%、純度99.99%の歯科用金地金も確認できます。
ここで重要なのは、すべての歯科用金属がこの配合という意味ではないこと。
製品や用途によって組成は異なります。
つまり、
金色だから純金。
銀色だから銀だけ。
そんな単純な判断はできないということです。
「金パラ」という歯科用合金もあります
歯科用金属について調べると、「金パラ」という言葉を見かけることがあります。
これは一般に、歯科用の金銀パラジウム合金を指して使われる呼び方です。
厚生労働省の資料でも、歯科用金銀パラジウム合金などの歯科用金属について成分規格が設けられていることが確認できます。
名前の通り、一つの金属だけで作られているわけではありません。
金、銀、パラジウムなど複数の金属を含む材料があります。
そのため、撤去された歯科金属を見て、
「白っぽいから金ではない」
と判断してしまうと、中に含まれている貴金属を見落とす可能性があります。
反対に、黄色味が強いからといって高純度の金だとも限りません。
だからこそ、歯科用金属は見た目よりも成分の確認が重要になります。
どんな形の歯科用金属がある?
歯科用金属というと、まず思い浮かぶのは被せ物かもしれません。
実際には、さまざまな形があります。
たとえば、歯全体を覆うクラウン。
歯の一部へ入れるインレー。
複数の歯をつなぐブリッジ。
部分入れ歯を支えるクラスプなどです。
PMDA公開資料でも、歯科用金合金の使用用途としてクラウン、ブリッジ、クラスプ、アタッチメントなどが挙げられています。
撤去後は、小さく変形していたり、歯やセメントのような物が付着していたりする場合があります。
ジュエリーのように「K18」と分かりやすい刻印が見つかるとは限りません。
そこが、指輪やネックレスの査定との大きな違いです。
刻印がなくても、すぐに捨てないでください
一般的な貴金属製品なら、
「K18」
「750」
「Pt900」
「SILVER」
などの刻印が素材確認の手掛かりになります。
ところが、一度歯科補綴物として加工された物では、こうした刻印から素材を判断できないことがあります。
そのため、
「何も書いていないから金ではない」
とは判断できません。
歯科用金属の場合は、外観、重量、状態などを確認し、必要に応じて素材分析を行って判断することになります。
特に複数の金属が混ざった合金では、単純に色だけを見ても成分比率までは分かりません。
歯科用金属の査定で確認する5つのポイント
1.金属の成分
最も重要なのは、どの金属がどの程度含まれている可能性があるかです。
金だけを見るのではなく、銀、パラジウム、白金なども確認対象になる場合があります。
査定方法は品物の状態によって異なるため、外観だけで成分を断定することはありません。
2.金属部分の重量
貴金属が含まれている場合、重量は査定を考えるうえで重要な情報です。
ただし、歯科用金属には歯質、セメント、樹脂などが付着している場合があります。
そのため、全体重量にその日の金相場を掛ければ査定額になる、という計算はできません。
3.付着物
撤去されたクラウンやブリッジには、金属以外の物が残っていることがあります。
付着しているから査定できない、とご自身で判断する必要はありません。
金属部分を確認したうえで判断します。
4.一つの素材か、複数素材か
同じ歯科金属に見えても、すべてが同じ合金とは限りません。
複数個を一緒に保管している場合、それぞれ異なる材料が使われている可能性もあります。
色が似ているからと一つの種類にまとめて考えず、そのままお持ちいただく方が確認しやすくなります。
5.現在の貴金属相場
金だけでなく、銀やパラジウム、白金にもそれぞれ市場価格があります。
相場は変動するため、歯科用金属の査定額も固定ではありません。
ただし、地金相場と実際の歯科金属の査定額は同じではありません。
含有率、分析結果、付着物、精製・流通条件などを考慮して判断します。
歯が付いたままでも、自分で削らないでください
歯科用金属を見つけた際、
「金属だけにした方が査定しやすいのでは」
と思うかもしれません。
ですが、自分で金属を削ったり、ペンチなどで無理に外したりする必要はありません。
ましてや、加熱したり薬品を使ったりするのは避けてください。
歯科用合金は複数の金属を含む場合があり、PMDAの歯科用金合金の資料でも、溶解・加熱・切削・研磨時には粉じんや蒸気、眼への影響を避けるための設備や保護具が必要とされています。
ご家庭で処理するものではありません。
付着物が残っている場合も、まずはその状態でご相談ください。
口の中にある金属を自分で外すのはNGです
今回お伝えしているのは、すでに歯科医院などで撤去され、手元にある歯科用金属についてです。
現在口の中に入っているクラウンやブリッジなどを、売却目的で自分で外すことは絶対にしないでください。
治療中の補綴物について気になることがある場合は、まず歯科医師へ相談してください。
買取のために歯科治療の必要性を判断することはできません。
銀色だから価値がない、とは限りません
歯科用金属の面白いところは、見た目だけでは中身が分かりにくいことです。
黄色いから高純度の金とは限らない。
白っぽいから価値がないとも限らない。
小さな金属片でも、使用されている合金によって含まれる貴金属は異なります。
だからこそ、処分する前の価値確認が大切です。
昔の治療で取り外して保管していた物や、ご家族の整理で見つかった歯科用金属があれば、何の金属か分からない状態でも構いません。
歯科用金属の査定は無料です
買取大吉 千本丸太町店では、歯科用金属の査定相談を受け付けています。
「金歯なのか分からない」
「銀色だから価値がないと思っていた」
「歯が少し付いた状態で残っている」
「複数の金属が混ざっている」
「何年前の物か分からない」
そのような状態でも、まずはご相談ください。
すべての歯科用金属に買取価格が付くわけではありませんが、素材や状態を確認したうえで査定します。
買取大吉 千本丸太町店
京都府京都市上京区千本通下立売上る稲葉町469
千本下立売通交差点北西、東寿司様向かい
査定・ご相談は無料です。
金歯だけでなく、何の素材か分からない歯科用金属も、処分する前にお気軽にお持ちください。
金歯だけが価値のある歯科用金属ではありません。金銀パラジウム合金や歯科用金合金など、金・銀・パラジウム・白金を含む可能性のある歯科用金属について、査定時の確認ポイントを解説。素材不明でも無料査定受付中です。
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