【梅屋敷駅前店】旧100円エラー紙幣 | 梅屋敷駅前店
2026年07月16日
今回は、通称**「福耳エラー」**と呼ばれる大変珍しい紙幣を査定・買取させていただきました。

お持ち込みいただいたのは、聖徳太子100円札。現在ではすでに流通が終了している旧紙幣ですが、その中でもさらに希少性の高いエラー紙幣ということで、査定担当も思わず見入ってしまいました。実は私自身、このタイプを実際に査定するのは今回が初めて。それほど市場でも流通量が少ないお品物です。
「福耳エラー」とは、紙幣を裁断する工程でズレが生じ、本来切り落とされる余白部分が耳のように残った状態の紙幣を指します。見た目が耳たぶのように見えることから、コレクターの間では「福耳」と呼ばれています。単なる折れや破れとは異なり、製造工程で発生した真正のエラーであることが重要なポイントです。
日本銀行券は印刷後、裁断・検査・包装といった複数の工程を経て市場へ送り出されます。その過程では、人の目だけでなく機械による厳格な検査も行われており、寸法や印刷位置、汚れなど細かな基準をクリアしたものだけが流通します。そのため、このような製造エラーが市場へ出回ること自体が極めて稀です。
さらに、製造工程でエラーが見つかった紙幣は通常その場で回収・廃棄されるため、実際に一般へ流通するには、検査をすり抜けるという偶然と、その後誰にも交換されず現在まで残されるという偶然が重なる必要があります。まさに「奇跡的に残った紙幣」と言っても過言ではありません。
今回のお品物は、それだけではありませんでした。
紙幣そのものが聖徳太子100円札という現在では発行終了している旧紙幣であり、さらに保存状態も非常に良好。折れやシミ、汚れがほとんど見受けられず、長年大切に保管されていたことが伝わる極上コンディションでした。
エラー紙幣の査定では、「エラーだから高い」という単純なものではありません。エラーの種類や大きさ、真正性、紙幣自体の発行年代、保存状態、そして現在のコレクター市場での需要まで総合的に判断する必要があります。特に福耳エラーは、余白の残り方や位置によっても評価が変わるため、一枚一枚が異なる査定となります。
近年は古銭市場だけでなく、エラーコインやエラー紙幣の人気も高まっており、専門コレクターによる需要は安定しています。そのため、「古いお札だから額面しか価値がない」と思って銀行で交換してしまうのは非常にもったいないケースもあります。
当店では、このようなエラー紙幣や古紙幣はもちろん、近代貨幣の査定にも力を入れています。特に鳳凰100円銀貨・稲100円銀貨・東京オリンピック1000円銀貨などの近代銀貨は、額面ではなく銀相場やコレクター需要も含めて査定しております。年号や保存状態によってはプレミア価格となるものも少なくありません。
「昔のお金が出てきた」「価値があるかわからない」「銀行へ持っていく前に見てほしい」そんなお品物がございましたら、ぜひ一度当店へご相談ください。
今回のような福耳エラー紙幣に出会える機会は本当に稀ですが、お客様が気付いていない価値あるお品物が、ご自宅に眠っている可能性は十分あります。
一点一点丁寧に拝見し、本来の価値を見極めたうえで査定いたします。古銭・旧紙幣・エラー紙幣のご相談も、ぜひ当店へお任せください。

















