世界最大のタンザナイト発見。重さ9キロ、デカイ～｜パークプレイス大分店

2022年08月15日

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2020年6月、タンザニアの鉱山からおよそ9.2kgと5.8kgのタンザナイト原石が採掘されたそうです。

タンザニアがどこにあるかご存知ですか？店長は知らないでーす。

少し調べてみると、正式名称【タンザニア連合共和国】東アフリカに位置しイギリス連邦加盟国だそうです。気になる方はリンク先へどうぞ~

写真の彼は鉱山のオーナー様だそうです。ドヤ顔してますが、掘り当てたのは労働者（作業員）であって彼ではないですよね（笑）

世界最大のタンザナイト発見

この大きな原石はタンザニア政府がおよそ3億6千万円で買い取ったそうです。

タンザナイトとは

1967年、タンザニアに暮らしていた金採掘人がメレラニ鉱山で見慣れない鮮やかな青色をした透明なかけらを発見、後にゾイサイトの一種であることが判明し、新種の鉱物であることが確認されました。当初は「ブルーゾイサイト」というネーミングだったが、宝石商のティファニーさんがこの鉱物に目をつけ、名前を「タンザナイト」と改めました。「ゾイサイト」という音が、英語で「自殺」を意味する「スワサイド」（suicide）に似ているため嫌忌されたという逸話も残っているそうです。ティファニーさんあなたってスゴイですね！

【特徴】

①見る角度によって青色や紫色が強く、同時に青と紫、紫と赤に見えます。また自然光の下では透明感に満ちた美しい群青色に、夜のライトや白熱灯の下では高貴な紫色に、蛍光灯の下では青色に輝く変化も見えます。

この特長のため、ブルーサファイアとの鑑別が容易です。以前はタンザナイトがブルーサファイアに似ていたことで、多色性が少なく、青味が強いもののほうが高い評価を受けていたこともありました。

しかし、タンザナイトはサファイアとは全く違う評価に変化し、現在では多色性の強いものほど高い評価を得ています。色に関しては濃い紫、濃い青が出るものほど財産的価値は上昇し、反対に色が薄くなればなるほど価値は下がります。

※一般的に多色性が強く、濃い紫、濃い青出るものほど宝石としての価値が上がります。

②インクルージョン（内包物）が多く、青色の透明色を出すために原石を加熱加工することがあります。原石の状態では赤茶色をしているため、宝石用加熱器で加熱することで、特徴的なブルー系統の色を出します。

※ほとんどのタンザナイトが熱処理を受けているため、人工処理が価格に影響を及ぼすことはありません。

③モース硬度が低く、宝石の中でもかなり傷がつきやすい部類に入ります。しかも、へき開（劈開）性という衝撃に対してもろい性質も持つため、扱いに注意しないと割れてしまったり、欠けてしまうこともあります。

※超音波洗浄器は厳禁です。

tanzanite

今回はタンザナイトのご紹介でした。

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