使わない指輪の話
2026年03月04日
今日、1個の指輪がつぶやきました。「やっと、また誰かに会えるのかな。」本日お持ち込みいただいた金の指輪。長い間、引き出しの奥で眠っていたそうです。持ち主の方は、こうおっしゃいました。「もう使わないけど、なんだか捨てられなくて。」――わかります。モノには、思い出が染み込んでいます。僕たちの仕事は、“値段をつけること”ではありません。もちろん査定はします。相場も確認します。1円でも高くご提示したい。でも本当は、その品物の“次の居場所”を見つける仕事だ...
















