【イトーヨーカドー洋光台店】刻印不明アクセサリー | イトーヨーカドー洋光台店
2026年03月26日
今回は、刻印がほとんど読めないダイヤリングをお持ち込みいただき、その場で査定・買取させていただいた事例をご紹介します。
古いジュエリーの査定でよくあるのが、「刻印が潰れている」「素材が分からない」「表記が現在と違う」といったケースです。今回のお品物もまさにその一例で、ぱっと見では刻印が判別しづらく、一見すると素材不明のリングでした。

ですが、こういう時こそしっかり観察することが重要です。ルーペで角度を変えながら確認していくと、うっすらと「Pm」の文字が見えてきました。この「Pm」という刻印、あまり馴染みがない方も多いと思いますが、実は現在主流の「Pt(プラチナ)」表記になる前に使われていたものです。
ここで少し刻印の話を。現在のプラチナ製品は「Pt900」や「Pt850」といったように、Pt+品位(純度)で表記されるのが一般的です。一方で、昔の製品では「Pm」や「Pm850」などの刻印が使われていました。Pmは「Platinum」の略として使われていたとされており、時代背景的には昭和中期頃までのジュエリーに見られることが多いです。
ただし注意点として、Pm刻印は現在のように厳密な品位表示とセットになっていないケースもあり、刻印だけで純度を断定するのが難しい場合もあります。そのため、今回も刻印の確認に加えて専用機械でしっかりと成分検査を行いました。その結果、間違いなくプラチナ製品であることが判明しています。
また、ダイヤモンドのカラット数についても刻印が潰れていて読み取れない状態でしたが、石の大きさやセッティングのバランスから総合的に判断し、しっかりと製品として査定額をご提示させていただきました。
ちなみに今回のお品物、お客様は他店で「メッキではないか」と言われ、不安になって当店へお持ち込みくださいました。実はこういったケースは珍しくなく、刻印の読み違いや知識の差によって評価が大きく変わってしまうこともあります。特にPmのような少し古い表記は見落とされがちです。
そのため、「これ本物かな?」と少しでも不安に感じた場合は、複数のお店で査定してもらうのも一つの方法です。お店によって見方や得意分野が違うため、より正確な判断につながることもあります。
当店では、お客様の目の前で一点一点しっかり確認しながら査定を行っておりますので、その場でのご質問も大歓迎です。刻印の意味や素材の違いなど、気になる点は遠慮なくお聞きください。
ご自宅に眠っているジュエリーの中にも、今回のように「実は価値があるもの」が紛れているかもしれません。刻印が読めない、古くて分からないといったお品物でも、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

















