衣替えで見つけたブランドコート|外側より先に見る4か所 | 千本丸太町店
衣替えでクローゼットを整理していると、しばらく着ていなかったブランドコートが出てくることがあります。
久しぶりに広げたとき、最初に気になるのは表面の汚れや袖口の擦れではないでしょうか。
もちろん外側の状態も確認したいところですが、ブランド名や素材、補修の有無などを調べるには、内側にも目を向ける必要があります。
今回は、コートを整理するときに確認したい「内タグ」「裏地」「ボタン・留め具」「ネーム刺繍」の4か所をご紹介します。
無理にきれいにしようとする前に、まずは現在の状態をそのまま確認してみましょう。
1.内タグでブランド名・素材・表示を確認する
最初に確認したいのが、襟元や脇、内ポケット付近に付いているタグです。
ブランドロゴが入ったタグだけでなく、品質表示タグも探してみてください。
品質表示タグには、製品によって次のような情報が記載されています。
- 素材の種類と割合
- サイズ
- 原産国
- 製造元や販売元
- 品番や型番
- 洗濯やクリーニングに関する表示
ブランド名が分かっていても、同じブランドのコートには複数の素材やモデルがあります。タグに記載された品番や型番が、製品を確認する手掛かりになる場合もあります。
タグが薄くなっている、文字が読みにくい、縫い付けが外れかけている場合でも、無理に剥がしたり切ったりせず、そのまま残しておきましょう。
また、査定前に自宅で洗おうと考えた場合は、洗濯表示を先に確認する必要があります。洗濯、漂白、乾燥、アイロン、クリーニングには、それぞれ異なる表示があります。
表示の意味が分からない場合は、消費者庁の洗濯表示に関する案内も確認できます。
ただし、洗濯表示が読めても、長期間保管していた衣類は素材が変化している可能性があります。査定のためだけに、慣れない洗濯や染み抜きを急いで行う必要はありません。
2.裏地は明るい場所で広げて見る
次に、コートの前を開き、裏地全体を確認します。
表側がきれいでも、裏地には保管中に気づきにくい変化が出ていることがあります。
特に見ておきたいのは、次の部分です。
- 脇や背中の縫い目
- 袖を通す部分
- 裾の内側
- 内ポケットの周辺
- ブランドタグの縫い付け部分
破れ、ほつれ、変色、擦れ、補修した跡などがないか、明るい場所でゆっくり確認します。
裏地の小さなほつれを見つけても、慌てて接着剤やテープで固定するのは避けた方がよいでしょう。素材によっては接着剤が染み込み、跡が残る可能性があります。
以前に仕立て直しや補修をした記憶がある場合は、そのことも査定時に伝えると、状態の確認がスムーズです。
3.ボタン・ファスナー・ベルトなどの留め具
コート本体だけでなく、ボタンやファスナーなどの付属部分も確認します。
- ボタンの欠損や緩み
- ファスナーの開閉
- スナップボタンの留まり具合
- ベルトやバックルの有無
- フードやライナーの有無
- 予備ボタンの有無
ブランド名やロゴが入ったボタンが使われている製品もあります。別のボタンへ付け替えた記憶がある場合は、元のボタンが保管されていないか探してみましょう。
着脱式のベルト、フード、ライナーなどを別の場所に保管していることもあります。コートと一緒に購入した付属品が見つかった場合は、処分せずにまとめておくと確認しやすくなります。
付属品が見つからないからといって、すぐに相談できなくなるとは限りません。何が残っているかを確認したうえで、現在の状態をお伝えください。
4.ネーム刺繍は切り取らず、そのまま確認する
オーダー品や贈答品のコートでは、内側に名前やイニシャルが刺繍されていることがあります。
名前が入っていると、「先に外した方がよいのでは」と考える方もいるかもしれません。
しかし、自分で刺繍を切り取ると、裏地を傷つけたり、針穴や切り跡が残ったりする可能性があります。裏地そのものを切ってしまうこともあるため、査定前に無理な処置をするのは避けましょう。
ネーム刺繍がある場合も、そのままの状態で相談してください。
刺繍の有無だけで取扱可否や査定結果が決まるわけではありません。ブランド、モデル、素材、年式、全体の状態などを含め、現物を確認して判断します。
査定前に避けたい自己処置
長期間収納していたコートは、においやしわが気になることがあります。
それでも、査定直前に香水や強い香りの消臭剤を大量に使用するのはおすすめできません。元のにおいや素材の状態が分かりにくくなるだけでなく、使用した香りが残る可能性があります。
次のような処置も、慎重に判断してください。
- 洗濯表示を確認せずに自宅で洗う
- 強い染み抜き剤を使用する
- 高温のアイロンを直接当てる
- 毛羽立ちを刃物で深く削る
- ほつれを接着剤で固める
- ネーム刺繍やタグを切り取る
表面のほこりを柔らかいブラシで軽く払う程度にとどめ、素材を傷める可能性がある処置は行わず、そのまま相談する方法もあります。
クリーニングに出せば必ず査定結果が上がるとは限りません。費用や素材への影響もあるため、査定のためだけに急いで依頼する必要があるかは慎重に考えましょう。
「また着るか」ではなく、最後に着た時期から考える
ブランドコートは価格が高かったことや、思い出があることから、残すか手放すか迷いやすい品物です。
「いつか着るかもしれない」だけでは決めにくい場合は、最後に着た時期を思い出してみてください。
次の項目を順番に考えると、今後も残すべきか整理しやすくなります。
- 最後に着たのはいつか
- 今のサイズに合っているか
- 現在の服装や生活に合っているか
- 今後、着て行きたい場所があるか
- 同じ用途のコートをほかに持っていないか
- 次の冬まで保管したいと思えるか
前回着た季節や今後着たい場面を整理すると、残す理由と手放す理由を分けて考えやすくなります。
判断に迷う場合は、以前の記事「使わなくなった日はいつ?手放すか迷う物の判断基準」も参考にしてください。
査定を受けることと、必ず売却することは同じではありません。現在の状態や説明を確認したうえで、いったん持ち帰って考えることもできます。
査定前にできる5分間の確認
ブランドコートを相談する前に、時間をかけて手入れをする必要はありません。
まずは、次の順番で分かる範囲を確認してみてください。
- 内タグでブランド名・素材・品番を確認する
- 裏地に破れや補修跡がないか見る
- ボタンやファスナーを無理のない範囲で動かす
- ベルト・フード・ライナー・替えボタンを探す
- ネーム刺繍やタグを切り取らず、そのままにする
購入時期や着用回数を正確に覚えていなくても問題ありません。
「数年前まで冬に着ていた」「長期間クローゼットに保管していた」「クリーニング後、そのまま着ていない」など、分かる範囲で使用状況を整理しておくと、状態の確認がスムーズです。
保存袋やブランド名の入ったハンガーが残っている場合は、コートと一緒にまとめておきましょう。
ただし、付属品が見つからないからといって、すぐに取扱対象外になるとは限りません。最終的な取扱可否や評価は、実際のお品物を確認したうえで判断します。
保管状態も一緒に振り返る
コートの状態を見るときは、どのような場所で保管していたかも思い出してみましょう。
例えば、次のような違いがあります。
- クローゼット内でハンガーに掛けていた
- 衣装ケースへ畳んで入れていた
- クリーニング後のカバーを掛けたままだった
- 長期間、押し入れや物置に置いていた
- 防虫剤や除湿剤と一緒に保管していた
同じ年数保管していても、湿気、直射日光、衣類同士の接触などによって状態は変わります。
収納方法を正確に説明できなくても、「長期間確認していなかった」「引っ越し後から箱に入れたままだった」など、覚えている範囲で伝えれば十分です。
保管状態だけで査定結果を決めることはできませんが、においや変色、しわなどの原因を確認する手掛かりになります。
ブランドコートに関するよくある質問
クリーニングに出してから持ち込んだ方がよいですか?
査定のためだけに、必ずクリーニングへ出す必要があるとは限りません。
素材や保管状態によっては、慣れない洗濯や染み抜きで風合いが変わる可能性もあります。クリーニング費用をかける前に、現在の状態のまま相談する方法もあります。
表面に付いたほこりを柔らかいブラシで軽く払う程度にとどめ、香水や強い香りの消臭剤を大量に使用するのは避けましょう。
汚れや裏地の破れがあっても相談できますか?
汚れや破れがあることだけで、取扱可否を一律に判断することはできません。
ブランド、モデル、素材、傷みの場所や程度などによって確認内容が異なります。自分で縫ったり接着剤を使ったりせず、現在の状態が分かるようにしてお持ちください。
ベルトや替えボタンが見つからない場合はどうすればよいですか?
まずは、クローゼットの棚、衣類用ケース、購入時の保存袋などを確認してみてください。
見つからない場合でも、本体だけで相談できる可能性があります。付属品がないことを隠さず、分かる範囲で伝えてください。
ブランド名の入ったハンガーも持って行くべきですか?
コートと一緒に購入したハンガーや保存袋が残っている場合は、まとめてお持ちいただくと確認しやすくなります。
ただし、ハンガーや保存袋がないことだけで取扱可否が決まるわけではありません。本体のブランド、モデル、素材、状態などを含めて確認します。
古いコートでも相談できますか?
購入から年数が経過していることだけで、一律に取扱可否を判断することはできません。
ブランド、モデル、素材、保管状態、需要など、確認する内容はお品物によって異なります。購入時期が分からない場合も、タグやデザインなどから確認できる情報があります。
査定を受けたら、その場で売らなければなりませんか?
査定内容と価格の説明を確認したあと、その場で売却せずに持ち帰って検討することもできます。
思い出のあるコートや、今後着る可能性が残っているコートは、すぐに結論を出さず、現在の状態や価値を確認してから判断してもよいでしょう。
ブランドコートは内側も確認してから相談を
衣替えでブランドコートを見つけたら、表面の汚れだけで判断せず、次の4か所を確認してみてください。
- 内タグ
- 裏地
- ボタンや留め具
- ネーム刺繍
箱、保存袋、替えボタン、ベルトなどが残っている場合は、コートと一緒にまとめておきましょう。
買取大吉 千本丸太町店では、ブランドコートを含む服の査定相談を承っています。
取扱可否や評価は、ブランド名やタグだけでは決められません。モデル、素材、付属品、保管状態などを含め、実際のお品物を確認したうえでご案内します。
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